八王子市

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八王子市(はちおうじし)は、東京都多摩地域南部にあるである。東京都唯一の中核市に指定されている。

概要

八王子市は、1868年(明治元年)-1943年(昭和18年)の東京府時代に東京市(現在の東京都区部)に次いで1917年(大正6年)に市制を施行した市である。人口は、日本の市町村の中で第24位、東京都内の市町村で第1位(東京23区を含む市区町村では第6位)、全国の政令指定都市を除くと市では船橋市鹿児島市川口市に次いで全国第4位[PR 1]2015年(平成27年)4月、東京都で初めての中核市となった多摩地域最大の都市である。加えて面積でも奥多摩町に続き、東京都の区市町村で2番目に広い行政面積を擁している。

1986年(昭和61年)に国土交通省より業務核都市と定められている。2007年(平成19年)4月に東京都で初めての保健所政令市に指定され、2015年(平成27年)4月1日には東京都で初めて中核市に移行した[1][PR 2]。八王子市は、その周辺部も含め23の大学等(大学短期大学高専)があり、外国人留学生約3,100人を含む約11万人の学生が学んでいる[* 1]全国有数の学園都市でもある。また、ベットタウンとしての面ももっている。

後北条氏および徳川氏から軍事拠点として位置づけられ、戦国時代には城下町江戸時代には宿場町八王子宿)として栄えた。明治時代には南多摩郡の郡役所所在地となり、多摩地域内で最も早く市制施行した。かつて絹織物産業・養蚕業が盛んであった為に「桑の都」及び「桑都(そうと)」という美称があり[PR 3]西行の歌と伝えられてきた「浅川を渡れば富士の影清く桑の都に青嵐吹く」という歌もある[2]

脚注

  1. 一部では学園都市と呼ばれることがある。

  1. “八王子市、15年4月から中核市に”. 日本経済新聞電子版. (2014年5月27日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASFB2700D_X20C14A5EAF000/ . 2014閲覧. 
  2. 根岸鎮衛「桑の都西行歌乃事」『耳囊』巻8、文化11年(1814年)。岩波文庫本巻下、119ページ。

外部リンク