佐賀県立佐賀商業高等学校
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佐賀県立佐賀商業高等学校 | |
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過去の名称 |
佐賀市立佐賀商業学校 佐賀県立佐賀商業学校 佐賀県立栄城工業学校 佐賀県立佐賀商業学校(再) |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 佐賀県 |
学区 | 佐賀県全域 |
校訓 | 誠実 努力 |
設立年月日 | 1907年(明治40年) |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 |
全日制課程 定時制課程 |
単位制・学年制 |
学年制(全日制) 単位制(定時制) |
設置学科 |
(全日制) 商業科 情報処理科 (定時制) 総合文化科 |
高校コード | 41130C |
所在地 | 〒840-0804 |
佐賀県佐賀市神野東4丁目12-40 北緯33度16分16.2秒東経130度17分47.9秒 | |
外部リンク | 公式サイト |
佐賀県立佐賀商業高等学校(さがけんりつさがしょうぎょうこうとうがっこう)は、佐賀県佐賀市に所在する公立の商業高等学校。佐商の通称で呼ばれている。
概要
- 歴史
- 1907年(明治40年)に「佐賀市立佐賀商業学校」として開校。太平洋戦争中の1944年(昭和19年)には工業学校への転換を余儀なくされたが、終戦後の1946年(昭和21年)には商業学校に戻る。1948年(昭和23年)の学制改革により、新制高等学校となった。2017年(平成29年)には創立110周年を迎える。
- 校訓
- 「誠実 努力」
- 校歌
- 作詞は石橋達三、作曲は永井幸次による。歌詞は3番まであり、歌詞中に校名の「佐賀商業」が登場する。
- 姉妹校
沿革
- 1906年(明治39年)8月21日 - 佐賀市会(佐賀市議会の前身)において市立商業学校の設立が決議される。
- 1907年(明治40年)
- 1911年(明治44年)3月 - 新校舎が完成。
- 1920年(大正11年)4月1日 - 県立移管により「佐賀県立佐賀商業学校」に改称。
- 1931年(昭和6年)11月3日 - 校旗を制定。
- 1940年(昭和15年)4月1日 - 夜間部を設置。
- 1944年(昭和19年)1月6日 - 教育ニ関スル戦時非常措置方策により、「佐賀県立栄城工業学校」に転換。
- 佐賀市内の工業学校が佐賀県立佐賀工業学校、佐賀県立第二工業学校、そして佐賀県立栄城工業学校の3校となる。
- そのまま商業課程で学ぶ学年と、商業課程から工業課程に転換を余儀なくされる学年があった。この年の4月の入学生は全員工業課程で学ぶこととなる。
- 1946年(昭和21年)3月31日 - 終戦により「佐賀県立佐賀商業学校」に戻る。修業年限を5年とする(ただし4年修了時点で卒業することもできた)。
- 希望により、商業課程に復学(転科)する生徒と、佐賀工業学校に編入して工業課程を学ぶ生徒がいた。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革が行われる。
- 旧制商業学校としての募集を停止。
- 新制の中学校を併設(以下・併設中学校)し、商業学校1・2年修了者を新制中学校2・3年生として収容。
- 併設中学校は経過措置としてあくまで暫定的に設置されたため、新たに生徒募集は行われず、在校生が2・3年生のみの中学校であった。
- 商業学校3・4年修了者はそのまま商業学校4・5年生として在籍(ただし4年修了時点で卒業することもできた)。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革により、旧制商業学校が廃止され、新制高等学校「佐賀県立佐賀商業高等学校」(現校名)が発足。
- 商業学校卒業者(5年修了者)を新制高校3年生、商業学校4年修了者を新制高校2年生、併設中学校卒業者(3年修了者)を新制高校1年生として収容。
- 併設中学校は継承され、1946年(昭和21年)に商業学校へ最後に入学した3年生のみとなる。
- 1949年(昭和24年)3月31日 - 併設中学校を廃止。旧制商業学校から新制商業高等学校への移行が完了。
- 1959年(昭和34年)9月1日 - 佐賀県立武雄高等学校から大町分校が、佐賀県立白石高等学校から江北分校が移管される。
- 移管により両分校はそれぞれ杵島分校大町校舎、杵島分校江北校舎に改称。
- 1960年(昭和35年)
- 4月 - 杵島分校統合新校舎が完成したため、大町校舎と江北校舎を廃止。
- 11月 - 佐賀市高木瀬町35番地に新校舎が完成し、移転を完了。
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 杵島分校が分離の上、佐賀県立杵島商業高等学校として独立。
- 1972年(昭和47年)4月1日 - 全日制課程に情報処理科を設置(2学科体制となる)。
- 1973年(昭和48年)3月 - 電算機を設置。
- 1989年(平成元年)4月1日 - 全日制課程に国際経済科を設置(3学科体制となる)。
- 1994年(平成6年)8月21日 - 野球部、第76回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園大会)に出場し、優勝。
- 2001年(平成13年)12月 - 商業科棟の大規模改造工事が完了。
- 2004年(平成16年)1月 - 情報処理科棟の大規模改造工事が完了。
- 2007年(平成19年)11月 - 創立100周年記念式典を挙行。
- 2011年(平成23年)4月1日 - 国際経済科の募集を停止。
- 2013年(平成25年)3月31日 - 国際経済科を廃止(2学科体制に戻る)。
部活動
部活動が盛んであり、野球、水泳、卓球、柔道、剣道、バレー、サッカーなどの運動部や吹奏楽部、簿記、情報処理、OAインストラクターなどの文化部が県大会・九州大会で上位入賞、全国大会に出場している。野球部は1994年(平成6年)に全国高等学校野球選手権大会優勝を成し遂げている。
- 定時制課程
-
- 運動部
- 陸上部
- 卓球部
- バレーボール部(女子)
- バスケットボール部
- 文化部
- ワープロ部
- 健康科学部
- 放送同好会
著名な出身者
- 大川栄策(演歌歌手)
- 副島博志(元サッカー選手)
- 井原康秀(元サッカー選手)
- 片渕浩一郎(元サッカー選手)
- 佐藤真一(元サッカー選手)
- 三原廣樹(元サッカー選手)
- 三井所尊春(競艇選手)
- 大野瑠衣(タレント)※中退
- メタルラック(福岡よしもと所属のお笑いコンビ)
野球
- 石丸藤吉(元プロ野球選手)
- 松尾五郎(元プロ野球選手)
- 中島喬(元プロ野球選手)
- 宮崎要(元プロ野球選手)
- 前田登志雄(元プロ野球選手)
- 後藤宏之(元プロ野球選手)
- 石丸進一(元プロ野球選手)
- 島田恒幸(元プロ野球選手)
- 杉尾富美雄(元プロ野球選手)
- 橋本敬包(元プロ野球選手)
- 中山実(元プロ野球選手)
- 新谷博(元プロ野球選手)
- 田中孝尚(元プロ野球選手)
- 香田誉士史(元駒澤大学附属苫小牧高等学校監督 - 鶴見大学コーチ - 西部ガス野球部コーチ)
- 於保浩己(元プロ野球選手)
- 兵動秀治(元プロ野球選手、競輪選手)
- 鬼崎智史(元市民球団かずさマジック外野手)
- 田中豊樹(プロ野球選手、北海道日本ハムファイターズ)
交通
- 最寄りの鉄道駅
- 最寄りのバス停留所
- 佐賀市営バス 「商業高校前」バス停
- 最寄りの幹線道路