小諸市

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ファイル:Komoro city center area Aerial photograph.1975.jpg
小諸市中心部周辺の空中写真。1975年撮影の6枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

小諸市(こもろし)は、長野県東部に位置する小諸藩の城下町であった。

地理

環境

小諸駅前や北国街道沿いは、市街地となっており、かつて商都として栄えた面影が偲ばれる商家が立ち並ぶ。北陸新幹線開業後は佐久平駅に近い御影地区で住宅が増加している。

市内の広い範囲から南に蓼科山、北に浅間山が見え、空気の澄んだ日には遠く富士山をも望める[1]。市街地から千曲川までの高低差は100m程度ある。

千曲川が市の南部から西部を、流向を北から西へと大きく変えながら貫流する。千曲川は市を旧川辺村域とその他の地域とに分け、前者は洪積台地である御牧ヶ原台地、後者は1万年以上前にさかのぼる浅間山の活動による火砕流台地[2]からなっている。そのため、南東部では火砕流堆積物を河川が侵食した田切地形がみられ、谷底には水田が広がり、台地はモモやリンゴなどの果樹栽培に利用されている。

隣接する自治体

歴史

人口

小諸市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

行政

議会

  • 議長:林 稔(2017年2月から)
  • 副議長:田中寿光(2017年2月から)
  • 議員 19人(任期 2015年2月から、前期まで21人)
会派別議員数[3]
会派名 議席数
創正会 4
市誠会 4
日本共産党 3
新政会 3
公明党 2
改革の嵐 2
(無会派) 1

産業

小諸市に本社機能を置く主な企業

交通

鉄道

JR小海線
(佐久市) - 美里駅 - 三岡駅 - 乙女駅 - 東小諸駅 - 小諸駅
しなの鉄道しなの鉄道線
(北佐久郡御代田町) - 平原駅 - 小諸駅 - (東御市)
  • 中心となる駅:小諸駅
かつて存在した路線
布引電気鉄道
(北佐久郡北御牧村{現 東御市}) - 布引駅 - 押出駅 - 花川駅 - 小諸駅

高速バス

路線バス

道路

高速道路

(佐久市) - 佐久小諸ジャンクション - 小諸高原バスストップ - 小諸インターチェンジ - (東御市)
(佐久市) - 小諸御影料金所 - 佐久小諸ジャンクション

一般国道

かつては二級国道東京小諸線(国道254号、佐久市までの区間は現在の国道141号線と重複)が指定されていた。

県道

広域農道

市道

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

ファイル:Nunobiki-kannon Komoro Shinshu.jpg
信濃三十三観音霊場第二十六番札所天台宗布引山釈尊寺「布引観音」から浅間山・小諸市を望む。布引観音は「牛に引かれて善光寺参り」伝説発祥の地である。

公営施設・公園[4][5]

その他の名所・施設

寺院

  • 布引観音(釈尊寺
  • 海応院 (市花:コモロスミレ発見の地)

祭事・催事

姉妹都市

医療施設

郵便

教育

高等学校

中学校

小学校

  • 小諸市立東小学校
  • 小諸市立水明小学校
  • 小諸市立坂の上小学校
  • 小諸市立野岸小学校
  • 小諸市立千曲小学校
  • 小諸市立美南ガ丘小学校

特別支援学校

その他

特色

  • 小諸市の教育の理念として梅花教育が掲げられている。保育園、幼稚園での運動遊び事業導入、小学校低学年学習支援事業、梅花教育再構築事業(旧魅力ある指導者育成事業)、英語教育指導主事の配置とALT直接雇用による英語教育の導入、小諸義塾塾長木村熊二の縁を活かした、アメリカミシガン州ホープカレッジでの中学生海外(語学・文化)学習など特色ある教育が行われている。

ゆかりの著名人

(五十音順)

出身著名人

五十音順

小諸を舞台(モデル)とした作品

映画

漫画・アニメ

小説

随筆

民謡

ご当地ソング

注釈

  1. 常陸笠間藩牧野貞幹の次男として、江戸で出生。

脚注

外部リンク