御代田町
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御代田町(みよたまち)は長野県北佐久郡の町。町の北部には浅間山の裾野が広がる。北海道北見市と並びカーリングで知られている。
Contents
人口
御代田町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
地理
長野県の中東部に位置し、しなの鉄道線が東西に横断し、並行して国道18号、南北に旧中山道が走る。上信越高原国立公園の区域に含まれる。
隣接する市町村
歴史
北部の小沼・塩野地域は『和名類聚抄』の小沼郷にあたる。町の南西部の小田井には、中世から小田井城があり、1547年(天文16年)には小田井原の戦いがあった。近世は、旧中山道の宿場町の小田井宿として栄えた。
沿革
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 御代田村・小沼村・伍賀村が合併して発足[1]。
- 1957年(昭和32年)2月1日 - 大字茂沢の一部が軽井沢町、大字御代田の一部(西屋敷・荒田・小田井下宿)が浅間町、大字塩野の一部(乗瀬・水出)が小諸市にそれぞれ編入。
- 1959年(昭和34年)4月1日 - 軽井沢町の一部(大字追分のうち西鰍沢)を編入。
行政
- 町長:茂木祐司(2007年2月28日就任・3期目・日本共産党)
- 町議会議長:古越 弘(2015年9月14日就任・無所属)
- 議員定数:14人
経済
気候風土に適した精密工業、食品工業が盛ん。高原野菜の産地としても知られる。近年は、西軽井沢高原御代田として、避暑地、別荘地化もめざましい。
産業
農業は、1960年頃より稲作からキャベツ、ハクサイへ、1965年頃からはレタス栽培が盛んとなった。工業は、1955年頃より工場誘致を行った。かつてはメルシャンが軽井沢ウイスキー蒸溜所を所有したことあったが、閉鎖された。
- ミネベアミツミ本社、軽井沢工場
- シチズンファインデバイス御代田事業所
- シチズンマシナリー本社工場
- 日穀製粉軽井沢工場
- 濱野皮革工藝(東京ブラウス)軽井沢工場
- レーマン製菓(ブルボン傘下)軽井沢工場
- 内堀製作所長野工場
地域
教育
- 御代田町立御代田中学校
- 御代田町立御代田北小学校
- 御代田町立御代田南小学校
交通
鉄道路線
路線バス
道路
- 一般国道
- 県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
出身有名人
その他
- 2002年7月、島谷ひとみによるカバーの影響で当時リバイバルヒットになっていた「亜麻色の髪の乙女」などで知られるグループサウンズバンド・ヴィレッジシンガーズのボーカリスト・清水道夫の名を騙った男(当時53歳)が、「信州御代田龍神まつり」主催者の同町駅前商店会から謝礼15万円をだまし取るなどの詐欺の疑いで長野県警佐久署に逮捕される事件が発生。犯人の男は、同年7月下旬に開催された前夜祭における「町民カラオケ大会」で審査委員長を務め、西軽井沢ケーブルテレビに生中継される中で、約820人もの観客の前で「亜麻色の髪の乙女」の歌唱も披露したが、その顔は清水本人とは似ても似つかず顔立ちだったため、清水の知人であった地元住民の報告を受けて、この事実が発覚した。ただし、事件の報道を受けて行われた取材の中で、ヴィレッジシンガーズのメンバーである林ゆたかは、犯人の歌声については「ギャラとるだけあってうまかった」と苦笑いを浮かべつつも高く評価していたという[2]。翌年、騒動の余波もあって再結成したヴィレッジシンガーズが、主催者の一人である西軽井沢ケーブルテレビの依頼で「信州御代田龍神まつり」の前夜祭にゲスト出演し、ライブを行った。その後、2016年に、この騒動の一部始終がナニコレ珍百景で取り上げられた[3]。
脚注
- ↑ 同日、総理府告示第609号「町村の廃置分合」
- ↑ Vシンガーズ偽者、歌唱力は上だった? : 産経デジタル、2002年8月12日
- ↑ ナニコレ珍百景 2016年2月3日放送分
参考文献
外部リンク
- 御代田町の公式ホームページ
- まちむらナガノ.jp : 長野県町村会
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