「岐南町」の版間の差分
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国道21号、国道22号、国道156号が交差する岐南インターチェンジは県内最大の交通量があり、隣接する愛知県との重要な玄関口である。近年国道沿いを中心に民間の経済活動が活発している。目立った産業は特にない。
2006年度から2009年の間には地方交付税不交付団体であった[1]。
Contents
地理
濃尾平野の北部に位置し、町内に起伏はほとんど無く平坦である。県下の市町村では、北方町に次ぎ2番目に面積が小さい。県内でも南部に位置するため、冬の降雪量も少なく、温暖な気候である。
隣接している自治体
- 町南西部の飛び地(薬師寺9丁目)に県境がある
歴史
戦国時代末期まで現在の境川が木曽川であり、当時の木曽川より南側であった現在の岐南町域は尾張国葉栗郡であった。 しかし(1585年)木曽川は大洪水を起こして流れが変わり、現在の境川の場所を流れていた木曽川は南方へ移動してしまった。豊臣秀吉は新たな流れを美濃尾張の境とし、尾張の葉栗郡と中島郡の一部を美濃に編入した。(美濃の羽島郡というのは、尾張の葉栗郡と中島郡の一部が美濃へ移った地域である)
沿革
わずか数日の村
昭和の大合併では、当初は、笠松町、下羽栗村、上羽栗村、八剣村、柳津村との合併が考えられていたが頓挫。岐阜市との合併も考えられていたが岐阜市の都合で白紙になっている。最終的には、下羽栗村、上羽栗村、八剣村の合併が考えられたが、下羽栗村は笠松町との合併を選択したため、のこりの2村での合併に決定、岐阜市の南部に位置する事から、岐南村という名称に決定する。岐阜県告示第405号で、1956年(昭和31年)9月26日に岐南村となることが告示された。
岐阜県告示第405号が告示された後、町としての要件がそろったため、急遽町制を施行さることになった。しかし岐南村としての合併が告示されたこともあり、後岐阜県告示第468号で町制施行を追加。町制施行を同年10月1日とした。つまり、岐南村が存在したのは、9月26日から9月30日のわずか5日間である。
岐南村成立時の特別な行事は行われず、同年11月3日に岐南町の町制施行記念祝典が行われている。
人口
岐南町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
行政
- 町長:松原秀安(2008年11月〜)
平成の大合併
当初、羽島郡4町での合併を目指していたが、柳津町の反対で頓挫。その為、川島町と同様、各務原市との合併協議に参加したが、住民投票で岐阜市との合併協議に変更。しかし、岐阜市椿洞で発生した産廃不法投棄問題、及び、同じ岐阜市との合併協議に参加していた、羽島市、笠松町、北方町の住民投票による離脱の影響で、合併を断念した。
産業
近郊栽培の徳田ねぎが特産物であるが、近年は中京圏の物流エリアとして物流施設や各種工場の設備投資が多く発展が著しい。
本社を置く企業
学校
高等学校
- 私立岐阜女子高等学校
中学校
小学校
交通
鉄道
バス路線
- 岐阜バス
- 岐南町線(町内の「岐南町三宅」からJR岐阜駅・名鉄岐阜駅・長良北町・岐阜大学方面への路線。)
- 松籟加納線(町内の「岐南営業所」からJR岐阜駅・名鉄岐阜駅・長良北町方面への路線。岐南駅東経由と岐南中学校経由の2系統がある)
- 岐阜川島線(各務原市の「川島松倉」から町内を経由し、JR岐阜駅・名鉄岐阜駅への路線。)
- 岐阜市コミュニティバス
- 厚見・茜部ぐるりふれあいバス(岐阜駅を起点に厚見・茜部地区を巡回する路線。町内には「厚八グランド北」バス停がある。2015年までは町内の岐南駅を起点としていた。)
かつては名鉄バス(国道21号(岐大バイパス)・国道22号(名岐バイパス)経由で新一宮と新岐阜を結ぶ路線。1980年代後半に廃止)、岐南町巡回バス(愛称:にじバス。2009年9月30日に廃止)が存在した。
道路
高速道路
- 東海北陸自動車道(通過のみ。最寄は岐阜各務原IC)
一般国道
主要地方道
一般県道
公共施設
公民館
- 中央公民館
- 東町民センター
- 北町民センター
- 西町民センター
- 南町民センター
- 徳田町民センター(くつろぎ苑)
- 平島町民センター
- 三宅町民センター
運動施設
- 岐南町総合体育館
- スポーツセンター
福祉施設
- ほほえみ会館
- やすらぎ苑
- くつろぎ苑
- 老人福祉センター
警察署
- 岐阜羽島警察署(岐阜市柳津町)
図書館
- 図書館・歴史民俗資料館
文化施設
- 伏屋獅子舞会館
その他
- 防災コミュニティーセンター
集客施設
名所・旧所・行事
- 松原家長屋門
- 豊松清十朗の墓
- ふれあい遊歩道
- 岐南町歴史民俗資料館
- 旧宮川家住宅
- 伏屋城趾
- ぎなんふれあいお祭り広場
- 伏屋獅子芝居
- 大松美術館
- 石作神社
- 八剣神社
主な出身者
脚注
外部リンク