名古屋鉄道

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名古屋鉄道株式会社(なごやてつどう、英称Nagoya Railroad Co.,Ltd.)は、愛知県岐阜県を基盤とする大手私鉄である。通称、名鉄(めいてつ、英称:Meitetsu)。民営鉄道としては日本で3番目の歴史を持つ老舗企業である。本社は愛知県名古屋市中村区名駅1丁目2番4号、近鉄名古屋駅に隣接する名鉄名古屋駅上に設けた名鉄バスターミナルビル名鉄百貨店本店メンズ館ビル)内に置いている。

概要

本業の鉄道業では、愛知・岐阜両県に総営業距離では近鉄東武に次いで日本の私鉄第3位(JRを除く)の444.2kmにもおよぶ路線網、275駅を擁する[1](詳細は「路線」節を参照)。年間利用人員は、のべ3億6148万9000人(2014年3月31日時点)[2]、旅客車両数は1,064両(2014年3月31日時点)[3] である。

コーポレート・スローガンは「ココロをつなぐ、あしたへはこぶ。」。

名古屋鉄道は東海銀行(現:三菱UFJ銀行)・中部電力東邦瓦斯(東邦ガス)・松坂屋(現:大丸松坂屋百貨店)と共に名古屋経済界の中核名門企業、旧「名古屋五摂家」の1社に数えられ[4]中部地方を中心に数多くの不動産を所有する企業であり、これらの「開発事業」も経営の重要な柱となっている。レジャー流通産業など関連事業を中心に多角的な企業展開を行っており、連結決算の対象・非対象併せて200社以上のグループ企業がある。

2005年(平成17年)に開港した中部国際空港空港連絡鉄道として乗り入れる唯一の鉄道会社である。

脚注


  1. 名鉄120年史編纂委員会事務局(編) 『名鉄120年:近20年のあゆみ』 名古屋鉄道、2014年。
  2. 平成26年3月期 決算説明資料 (PDF) - 名古屋鉄道、2014年5月9日
  3. 加盟会社紹介 名古屋鉄道株式会社 - 日本民営鉄道協会
  4. 日本記者クラブ

外部リンク