日鉄住金ドラム
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日鉄住金ドラム株式会社(にってつすみきんドラム、英文社名 NIPPON STEEL & SUMIKIN DRUM CO.,LTD.)は、新日鐵住金グループのドラム缶メーカーである。
概要
大手鉄鋼メーカーの新日鐵住金が全額出資する子会社である。鋼製ドラム缶の製造を主体に、非鋼性容器(コンテナ)の製造、液体充填機・ドラム缶製造設備などの機械類の設計・製造を行う。かつて東証2部に上場していたが、2007年に株式交換によって新日鉄の完全子会社となり、上場廃止になった。
本社は東京都江東区亀戸一丁目にあり、大阪市と名古屋市に支店を構える。製造拠点は千葉工場(千葉県市原市)・相模原工場(神奈川県相模原市)・名古屋工場(愛知県東海市)・大阪工場(大阪府泉大津市)の4か所。
沿革
- 1934年(昭和9年)10月2日 - 株式会社日本ドラム罐製作所として設立。
- 1959年(昭和34年)4月 - 相模原工場新設。
- 1960年(昭和35年)6月 - 八幡製鐵(新日鉄の前身)が資本参加。
- 1964年(昭和39年)4月 - 日本ドラム罐製作所が八幡製鐵の子会社となる。東海ドラム株式会社設立。
- 1968年(昭和43年)4月 - 関西ドラム株式会社設立。
- 1968年(昭和43年)8月 - 東海ドラムに富士製鐵(新日鉄の前身)が資本参加。
- 1968年(昭和43年)10月 - 日本ドラム罐製作所、千葉工場新設。
- 1973年(昭和48年)4月 - 東海ドラムが関西ドラムを吸収合併し、製鐵ドラム株式会社に商号変更。
- 1974年(昭和49年)10月1日 - 日本ドラム罐製作所が製鐵ドラムを吸収合併し、日鐵ドラム株式會社に商号変更。
- 1995年(平成7年)9月25日 - 東京証券取引所第2部に上場。
- 1998年(平成10年)12月1日 - 日鉄ドラムテクノ(現・日鉄住金ドラムテクノ)を設立。
- 2007年(平成19年)7月25日 - 上場廃止。
- 2007年(平成19年)7月31日 - 株式交換により、新日鉄の完全子会社となる。
- 2012年(平成24年)10月1日 - 日鉄住金ドラム株式会社に社名変更。
子会社
- 山陽ドラム缶工業株式会社 - 岡山県倉敷市に拠点を置き、ドラム缶を製造する。100%出資の完全子会社。
- エヌデー企業株式会社 - 不動産事業(オフィスビルの賃貸など)や商事事業を担当。完全子会社。
- 日鉄住金ドラムテクノ株式会社 - 充填機やドラム缶製造設備の設計・製造を行う。