上勝町
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上勝町(かみかつちょう)とは、徳島県の中部に位置する町である。
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概要
- 勝浦川の上流に位置する町であり、雲早山を町内最高峰として、全体として山岳地帯である。また、四国の町の中では最も人口が少ない。[1][2]
- 近年、ゴミゼロ運動や第三セクター企業「いろどり」の「葉っぱビジネス」、樫原の棚田、山びこポイントなどがテレビ番組によく取り上げられる。特に2003年9月に出されたゼロ・ウェイスト宣言(ゴミゼロ運動)[3]と「いろどり」については日本全国から取材にくるほどになっている。また、住民参加型のバイオマス利活用にも取組んでいる。
- その他、I/Uターン者が増加したことや、廃校利用、住民参画型まちづくり「1Q(いっきゅう)運動会」も脚光を浴びている。
- ゼロ・ウェイスト活動の活性化のため、県内企業家が世界初の量売り百貨店「上勝百貨店」(現在のRISE&WIN Brewing .co BBQ&General store)を開設させるなどしたこともある。
- 町内ではゴミの回収を行っておらず、町民が自ら処分場へゴミを持ち込む。ゴミの持ち込みが難しい高齢者には2ヶ月に1度ゴミの回収を行っている。ゴミは45種類に分別し、まだ使える不用品は処分場に申請し引き取ってもらい、引き取った不用品は申請すれば町民以外も無料で持ち帰ることができる。
- 現在では多くの大学や企業、自治体が調査・研究で上勝町を訪れるようになり、2014年度には年間2,213人が視察に訪れている。
- 棚田オーナー制度や徳島大学とともに企画した棚田ライトアップ、空き家を改修した施設の増加により、徳島市や京阪神エリアから手頃に来ることのできる田舎としても注目されている。
地理
人口
- 人口は県内の町の中、かつ、四国内でも少なく、2000人を切っている。[2]
上勝町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
面積
- 109.68㎢[1]
広袤(こうぼう)
国土地理院地理情報によると上勝町の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは約19km、南北の長さは約12kmである。[1] 隣接自治体歴史沿革地域大字
警察・消防町内にはないが、小松島市にある小松島警察署・小松島市消防本部が管轄している。 図書館なし 郵便局
行政役場
町長
副町長
助役
友好都市
教育高校
中学校小学校幼稚園
特産品
交通路線バス
かつては県道16号沿いの田野々までは徳島バス勝浦線が運行していたが、現在は先に移管された末端区間も含め、町営バスにより一体運行されている。勝浦町内の横瀬西バス停で乗換えとなる。 鉄道路線町内に鉄道路線なし。かつて四国中央鉄道の敷設免許が下りた頃、この路線を当町を経由し、土佐山田駅まで延伸させる計画があった。[5] 道路上勝町内を通る県道はこの1路線のみ。ひとつの自治体内を通る国道または県道が1路線のみなのは徳島県では上勝町が唯一である。 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
上勝町が舞台の作品
脚注参考文献
関連項目外部リンク
典拠レコード:
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