南小国町
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農林業を主産業とする。観光地として、黒川温泉などの温泉地や「熊本緑の百景」第1位に選ばれた瀬の本高原などがある。
Contents
地理
阿蘇北外輪山外側の標高430m~945mの高原地帯で、隣の小国町とともに小国郷と呼ばれる。東には九州本土の最高峰である大分県の九重山を望み、九州最大の河川・筑後川の源流域でもある。一部は阿蘇くじゅう国立公園に属する。
隣接する市町村
熊本県
地名
- 赤馬場
- 中原
- 満願寺
歴史
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により赤馬場村・満願寺村・中原村が合併し南小国村が発足。
- 1945年(昭和20年)5月5日 B29一機が空中戦で墜落。(NHK 市民たちの戦争 2010年8月)
- 1969年(昭和44年)11月1日 町制施行。南小国町となる。
行政
- 町長:髙橋 周二
(前町長:河津修司) (前々町長:橋本公)
経済
米・高冷地野菜・畜産などの農業および小国杉・ヒノキなどの林業、温泉・アウトドアなどの観光が主な産業。2004年(平成16年)度町内総生産170億円。
たかな漬け、しいたけ、まいたけ、ジャージー牛乳などが特産品。
姉妹都市・提携都市
国内
地域
人口
南小国町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
小中学校
- 町立
交通
道路
一般国道
主要地方道
一般県道
バス路線
- 産交バス - 隣の小国町と南小国町内各地を結ぶ路線や、南小国町を経由して阿蘇市と小国町を結ぶ路線がある。
- 小国郷循環バス - 小国町と共同で運行するコミュニティバス。ゆうステーションを起点に、小国町・南小国町の主要集落や温泉地を経由して一周する。実際の運行業務は産交バスに委託している。
- 高速バス福岡 - 黒川温泉線 - 福岡市と南小国町の中心部や主な温泉地を結ぶ。九州産交バス・日田バスが運行する。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
温泉
こわけランチ
飲食による観光振興を目的に南小国町の飲食店7店舗で始まった、訪問客に昼食を少しずつ食べ歩いてもらうという取り組み。こわけランチ手形を1500円で購入することで加盟店舗のうち任意に選んだ3件で、通常のメニューには無い「量が少なめ」なランチを食べることが出来る[1]。黒川温泉を有する南小国町が始めた。阿蘇のあか牛丼やそば街道の蕎麦といった郷土色豊かなものだけでなく、ラーメンや唐揚げと言った地元住民が通う店も参画している。また、2015年2月からは黒川温泉の飲食店もこの取組に参画し、店舗数が14店舗に拡大している。
あか牛丼
南小国町は、熊本県のブランド牛として知られるあか牛を使用した"あか牛丼"の普及に積極的である[2]。。
南小国町出身の著名人
- 北里俊夫 (1913-1980)- 劇作家、映画監督、脚本家、作詞家(『小国セレナーデ』作詞)
- 琴香 - プロレスラー
- 常田富士男 - 俳優、ナレーター(南小国町育ち)
- エスパー伊東 - お笑い芸人(本籍地が南小国町)
脚注
- ↑ “南小国のこわけランチ始まります!”. Walker47 (2014年8月26日). 2014年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2017閲覧.
- ↑ “熊本のご当地グルメ、阿蘇「あか牛丼」は絶品!”. 福岡ウォーカー (2014年10月23日). . 2017閲覧.
外部リンク
- 南小国町Webサイト(公式ウェブサイト)
- 南小国町観光協会
- 「南小国のこわけランチ」ホームページ
典拠レコード: