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| | * [[さいたま市]]（[[岩槻区]]を除く） | | * [[さいたま市]]（[[岩槻区]]を除く） |
| | * [[鴻巣市]]（大字荊原を除く[[元荒川]]以南） | | * [[鴻巣市]]（大字荊原を除く[[元荒川]]以南） |
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| − | == 歴史 ==
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| − | * 「足立」の由来は、もと[[万葉仮名]]で「阿太知」だった<ref>[http://base1.nijl.ac.jp/~kojiruien/tibu1/main/h000820.html 倭名類聚抄 五國郡]古事類苑 国文学研究資料館</ref>ものを諸国郡郷名著好字令により置き換えた<ref>[https://www.city.adachi.tokyo.jp/hakubutsukan/chiikibunka/hakubutsukan/manabu-chime.html 「足立」の地名由来]足立区</ref>とみられるほか、[[日本武尊]]（または[[坂上田村麻呂]]）が立てるようになったという伝説や「葦立ち」の転じたものとする説もある。
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| − | * 足立区の伊興遺跡ほかから、[[弥生時代]]末期から[[平安時代]]中期にかけての遺物が出土している。
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| − | * さいたま市の大久保領家遺跡や、氷川神社東遺跡の[[掘立柱建物]]<ref>{{cite web| url=http://www.city.saitama.jp/www/contents/1273971373448/index.html| title=遺跡から見る奈良・平安時代のさいたま－大久保領家遺跡と氷川神社東遺跡| publisher=さいたま市| archiveurl=http://web.archive.org/web/20120302041437/http://www.city.saitama.jp/www/contents/1273971373448/index.html| archivedate=2012-3-2| accessdate=2015-12-1}}</ref>は、平安時代中期（9 - 10世紀）に拡大したとみられる。
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| − | * [[735年]] - [[長屋王]]邸出土[[木簡]]に足立の文字。
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| − | * [[927年]] - [[延喜式神名帳]]に足立神社、氷川神社（武蔵国三宮、のち[[一宮]]））など。
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| − | * [[934年]] - [[和名類聚抄]]に武蔵国足立郡が記載。
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| − | * 明治初期の村誌（のち[[武蔵国郡村誌]]）には、5町（鳩ヶ谷・川口・大門・与野・原市）、7宿（草加・蕨・浦和・大宮・上尾・桶川・鴻巣）、306村、32新田が記載されている<ref>[https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/saitama/mokuji/gun/gun_01.html 武蔵国足立郡村誌]埼玉県立浦和図書館</ref>。
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| − | === 近代以降の沿革 ===
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| − | : ''所属町村の変遷は[[南足立郡#郡発足までの沿革]]、[[北足立郡#郡発足までの沿革]]をそれぞれ参照''
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| − | * 「[[旧高旧領取調帳]]」に記載されている[[明治]]初年時点での、当郡域3町9宿397村<ref>村数の数え方には諸説あり、「角川日本地名大辞典」の記述では「旧高旧領取調帳」では402村・14万5,869石とある。</ref>の支配は以下の通り。他にも[[寺社領]]、寺社除地が各村に散在。（3町9宿397村）
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| − | ** 後の'''南足立郡'''域（1町41村） - 幕府領（佐々井半十郎支配所）
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| − | ** 後の'''北足立郡'''域（2町9宿356村） - [[天領|幕府領]]（大竹左馬太郎支配所、佐々井半十郎支配所、松村忠四郎支配所、福田所左衛門支配所）、[[地方知行|旗本領]]、武蔵[[忍藩]]、武蔵[[岩槻藩]]
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| − | * [[慶応]]4年
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| − | ** [[6月19日 (旧暦)|6月19日]]（[[1868年]][[8月7日]]） - 忍藩士の山田政則が'''[[武蔵知県事]]'''に就任。後の北足立郡域の幕府領・旗本領の一部を管轄。
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| − | ** [[7月10日 (旧暦)|7月10日]]（1868年[[8月27日]]） - 旧幕府代官の桑山効が'''武蔵知県事'''に就任。後の北足立郡域の幕府領・旗本領の残部を管轄。
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| − | * 明治元年[[12月23日 (旧暦)|12月23日]]（[[1869年]][[2月4日]]） - 桑山効知県事が[[河瀬秀治]]に交代。
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| − | * 明治2年
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| − | ** [[1月10日 (旧暦)|1月10日]]（[[1869年]][[2月20日]]） - 山田政則知県事が[[宮原忠英]]に交代。
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| − | ** [[1月13日 (旧暦)|1月13日]]（1869年[[2月23日]]） - 武蔵知県事・宮原忠英、河瀬秀治の管轄区域にそれぞれ'''[[大宮県]]'''（県庁は[[東京府]][[日本橋馬喰町]]）、'''[[小菅県]]'''を設置。
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| − | ** [[9月29日 (旧暦)|9月29日]]（1869年[[11月2日]]） - 県庁が浦和に置かれ'''[[浦和県]]'''に改称。
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| − | * 明治4年
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| − | ** [[7月14日 (旧暦)|7月14日]]（[[1871年]][[8月29日]]） - [[廃藩置県]]により、藩領が'''[[忍県]]'''、'''[[岩槻県]]'''となる。
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| − | ** [[11月14日 (旧暦)|11月14日]]（1871年[[12月25日]]） - 第1次府県統合により、東京府に属する地域を除く全域が'''[[埼玉県]]'''の管轄となる。
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| − | ** [[11月28日 (旧暦)|11月28日]]（[[1872年]][[1月8日]]） - 小菅県・浦和県のうち後の南足立郡域が'''[[東京府]]'''（第2次）に移管。
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| − | * 明治11年（[[1878年]]）[[11月2日]] - [[郡区町村編制法]]の東京府での施行により、東京府足立郡に行政区画としての'''[[南足立郡]]'''が発足。埼玉県足立郡は存続。
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| − | * 明治12年（[[1879年]]）[[3月17日]] - 郡区町村編制法の埼玉県での施行により<ref>{{cite web| url=http://www.saimonjo.jp/09_tenji/052/shuzouten-190120-52-2.html| title=郡役所半世紀の光芒 郡長たちのアーカイブズ| publisher=埼玉県立文書館| archivedate=2007-11-11| archiveurl=http://web.archive.org/web/20071111080839/http://www.saimonjo.jp/09_tenji/052/shuzouten-190120-52-2.html| accessdate=2015-12-1}}</ref>、足立郡の区域をもって行政区画としての'''[[北足立郡]]'''が発足。同日足立郡消滅。
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| | == 脚注 == | | == 脚注 == |
