野岩鉄道会津鬼怒川線
停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
会津鬼怒川線(あいづきぬがわせん)は、栃木県日光市にある新藤原駅と福島県南会津郡南会津町にある会津高原尾瀬口駅を結ぶ野岩鉄道(やがんてつどう)が経営する鉄道路線である。愛称は「ほっとスパ・ライン」で、路線名と併せて同社の広報で使用されている。
Contents
概要
東武鉄道鬼怒川線と会津鉄道会津線のそれぞれ終点をつなぎ、東京と福島県会津地方を短絡するルート[1]の一部を構成し[2]、浅草駅と会津田島駅を結ぶ特急列車「リバティ会津」や東武日光駅・鬼怒川温泉駅と会津若松駅・喜多方駅を結ぶ快速列車「AIZUマウントエクスプレス」を始めとして東京(浅草)・日光・鬼怒川温泉方面、会津田島・会津若松・喜多方方面からの直通列車が通り抜ける。
栃木県と福島県の県境にある急峻な山間部を通っており、起点新藤原駅の標高は425.3m、終点会津高原尾瀬口駅の標高は722.5m、駅ではもっとも高い位置にある男鹿高原駅の標高は約765mとなっている。日本鉄道建設公団により高規格な路線として建設されたため、単線30.7kmのほとんどがトンネル、高架・橋梁による直線区間で構成されており、全駅停車の列車でも全線の所要時間は約35分・表定速度は約50km/hとなっており、平地の鉄道と変わらない高速運行が可能となっている。トンネルは18、橋梁64か所ある。
川治湯元駅以北の本路線沿線には民家がほとんど無いなど、沿線の人口は希薄で、定期利用者は極度に少なく、利用客の大多数が観光・保養客など沿線外からの中距離を移動する定期外利用で占められている。
沿線の駅のうち、最北端の会津高原尾瀬口駅のみが福島県南会津町内にあり、栃木県側にある残りの駅は2006年の(新)日光市発足により全て日光市内に所在する。沿線・周辺地域に鬼怒川、川治、湯西川、塩原、奥鬼怒、湯ノ花など多くの温泉地があることを広くPRするため、2006年3月のダイヤ改正にあわせて路線愛称「ほっとスパ・ライン」の使用を開始した。
路線データ
- Yagan Railway Line Ojika-Kōgen.JPG
会津鬼怒川線の男鹿高原駅付近を走る電車。
(2011年12月21日) - Tobu 6050 series EMU 012.JPG
川治湯元駅 - 川治温泉駅間の橋梁を渡る電車。
(2010年5月5日) - Yunishigawa-onsen Station 025.JPG
トンネル内にある湯西川温泉駅。
(2010年5月7日)
運転
以下の列車種別が設定されている。あるいは設定されていた。先述の路線性格から、東武鉄道伊勢崎線・日光線・鬼怒川線および会津鉄道会津線との直通運転が基本で、中距離輸送(あるいはその連絡)を主体としている。
なお、直通先の会津鉄道では、電車列車を運転に必要な甲種電気車運転免許の所持者が在籍していないため、野岩鉄道の運転士・車掌は新藤原駅から会津田島駅まで通し乗務している。一方で、野岩鉄道には甲種内燃車運転免許所持者が在籍していないため、線内の気動車列車の運転業務は会津鉄道に委託されている(東武鉄道線内も同様)。
列車種別
- 特急「リバティ会津」
- "「けごん (列車)#野岩鉄道・会津鉄道接続列車」"
- 2017年4月21日より運行を開始した特急列車。当路線を介し、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)浅草駅 - 会津線会津田島駅を結ぶ。当路線内では原則として各駅に停車する(一部列車は男鹿高原駅を通過)[3]。東武鉄道所有の500系電車が充当される。
- 当路線内での特急料金は370円(2014年4月1日改定)であるが、会津鬼怒川線内を含む下今市駅 - 会津田島駅間のみを、座席の指定を行わず乗車する場合は、特急料金は不要となる[4]。
- 快速「AIZUマウントエクスプレス」
- "「AIZUマウントエクスプレス」"
- 2005年3月1日より運行を開始した。当線を介し東武日光線東武日光駅・鬼怒川線鬼怒川温泉駅 - JR只見線会津若松駅間を直通運転する列車種別である。当線内では男鹿高原駅以外の各駅に停車。鬼怒川温泉駅で、新宿・浅草方面発着の特急「(スペーシア)きぬがわ」・「きぬ」と連絡している。
- 会津鉄道所有の会津鉄道AT-700・750形気動車(車両愛称「AIZUマウントエクスプレス」)と、会津鉄道AT-600・650形気動車(車両愛称「AIZU尾瀬エクスプレス」)が充当される。
- なお、2006年3月18日から2013年3月15日までは、AT-600・650形気動車使用の1往復(鬼怒川温泉駅 - 会津若松駅間運転)は「AIZU尾瀬エクスプレス」の列車名で運転されていた。
- トロッコ列車「湯めぐり号」
- "「会津浪漫号」"
- 2012年3月25日より特定日に運行されている。当線を介し東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅 - JR只見線会津若松駅を直通運転する列車種別である。会津若松方面のみの運転であり、鬼怒川温泉方面は運転されない。当路線内では新藤原、竜王峡、川治湯元、湯西川温泉、上三依塩原温泉口、会津高原尾瀬口に停車する。
- 乗車にはトロッコ整理券が必要である。
- 会津鉄道所有の「お座トロ展望列車」編成(トロッコ車AT-351・お座敷/展望車AT-401の2両編成)が使用される。「AIZUマウントエクスプレス」と同様に、会津鉄道に運転業務を委託し、同社の運転士・車掌が乗務する。
- 普通
- 早朝昼間帯を除いて東武鬼怒川線からの列車が直通(または新藤原駅で接続)し、さらに会津高原尾瀬口駅から会津線会津田島駅まで直通する。車両はこれら3社が所有する6050系電車(東武・南栗橋車両管区新栃木出張所所属)が共通運用される。
- 線内では原則2両編成で運転され、東武鉄道と直通する列車は新藤原や鬼怒川公園などで解増結が行われる。臨時夜行列車「尾瀬夜行」「スノーパル」浅草駅出発日の翌日の1往復に限り4両編成での運転がある。その場合、車両運用の関係で350系で運転されることがある。
- 臨時夜行列車「尾瀬夜行」「スノーパル」
- 東武鉄道から直通運転される夜行列車で、シーズンの週末・土曜を中心に下り列車のみ設定される。詳細は「東武鉄道夜行列車」を参照。
過去の列車種別
- 特急「スカイツリートレイン南会津号」
- "「スカイツリートレイン」"
- 2013年4月30日より2016年12月29日までの特定日(主に行楽シーズンの金曜日)に運行した。当路線を介し、東武伊勢崎線北千住駅 - 会津線会津田島駅を結んだ。当路線内では新藤原、川治湯元、湯西川温泉、上三依塩原温泉口、会津高原尾瀬口に停車する。
- 東武鉄道所有の東武634型電車(車両愛称「「スカイツリートレイン」)が充当される。
- 快速急行・急行
- かつては浅草駅 - 会津高原駅(新設当時。会津鉄道一部電化後は会津田島駅)間で快速急行「おじか」、後に浅草駅 - 会津田島駅間で急行「南会津」などの座席指定制列車が運転されていた。快速急行は6050系、急行は東武鉄道350系4両編成で運転。AIZUマウントエクスプレスの運転開始と共に、当線への直通運転は廃止となった。
- 区間急行
- 2006年3月18日改正で設定された種別で当線内は各駅に停車。当線内では上り最終の区間快速の後に会津田島発が1本運転されていた。2009年6月6日改正により新栃木駅で系統が分離され、当線内での運転は廃止された。
- 快速・区間快速
- 早朝夜間を除いて東武鬼怒川線からの列車が直通(または新藤原駅で接続)し、さらに会津高原尾瀬口駅から会津線会津田島駅まで直通していた。両種別とも、当線内はすべて各駅に停車していた。かつては東武鉄道所有の3扉・4扉通勤電車(東武8000系・5050系・3070系等)も使用されていたが、後にすべて6050系で運転されるようになった。2017年4月20日限りで快速・区間快速は廃止され、乗車券のみ・乗り換えなしで東京へ直結する列車は廃止となった。
利用状況
輸送実績
会津鬼怒川線の輸送実績を下表に記す。 表中、輸送人員の単位は万人。輸送人員は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別輸送実績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
年 度 | 輸送実績(乗車人員):万人/年度 | 輸送密度 人/1日 |
特 記 事 項 | |||
通勤定期 | 通学定期 | 定 期 外 | 合 計 | |||
1986年(昭和61年) | 0.6 | 2.0 | 58.5 | 61.1 | 2,268 | 開業 |
1987年(昭和62年) | 1.4 | 4.9 | 106.0 | 112.3 | 1,930 | |
1988年(昭和63年) | 1.9 | 3.9 | 91.0 | 96.8 | 1,654 | |
1989年(平成元年) | 1.8 | 3.9 | 99.1 | 104.8 | 1,752 | |
1990年(平成2年) | 2.4 | 2.8 | 107.0 | 112.2 | 1,887 | 会津鉄道会津線と直通運転開始 |
1991年(平成3年) | 2.4 | 2.9 | 112.2 | 117.5 | 1,977 | |
1992年(平成4年) | 2.4 | 2.3 | 105.3 | 110.0 | 1,843 | |
1993年(平成5年) | 2.7 | 2.8 | 96.6 | 102.1 | 1,684 | |
1994年(平成6年) | 3.3 | 2.9 | 93.8 | 100.0 | 1,657 | |
1995年(平成7年) | 2.7 | 2.7 | 90.2 | 95.6 | 1,552 | |
1996年(平成8年) | 2.1 | 2.7 | 82.6 | 87.4 | 1,425 | |
1997年(平成9年) | 2.1 | 2.7 | 76.9 | 81.7 | 1,304 | |
1998年(平成10年) | 1.8 | 2.8 | 70.6 | 75.2 | 1,192 | |
1999年(平成11年) | 1.4 | 2.6; | 69.7 | 73.7 | 1,169 | |
2000年(平成12年) | 1.2 | 2.9 | 63.6 | 67.7 | 1,068 | |
2001年(平成13年) | 1.2 | 2.6 | 64.3 | 68.1 | 1,052 | |
2002年(平成14年) | 1.5 | 2.3 | 62.2 | 66.0 | 1,032 | |
2003年(平成15年) | 0.6 | 1.6 | 59.6 | 61.8 | 959 | |
2004年(平成16年) | 0.9 | 1.6 | 53.3 | 55.8 | 875 | |
2005年(平成17年) | 52.8 | 54.8 | ||||
2006年(平成18年) | 0.7 | 1.5 | 52.2 | 54.4 | 843 | |
2007年(平成19年) | 51.0 | 53.5 | ||||
2008年(平成20年) | 49.6 | 53.1 | ||||
2009年(平成21年) | 1.5 | 2.5 | 44.9 | 48.9 | 756 | |
2010年(平成22年) | 42.5 | 46.1 |
収入実績
会津鬼怒川線の収入実績を下表に記す。 表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別収入実績 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
年 度 | 旅客運賃収入:千円/年度 | 運輸雑収 千円/年度 |
総合計 千円/年度 | ||||
通勤定期 | 通学定期 | 定 期 外 | 手小荷物 | 合 計 | |||
1986年(昭和61年) | 3,957 | ←←←← | 343,104 | 0 | 347,061 | 692 | 347,753 |
1987年(昭和62年) | 3,763 | 6,122 | 572,684 | 0 | 582,569 | 24,868 | 607,437 |
1988年(昭和63年) | 4,797 | 5,464 | 487,986 | 0 | 498,247 | 32,652 | 530,899 |
1989年(平成元年) | 5,855 | 3,726 | 534,049 | 0 | 543,630 | 32,590 | 576,220 |
1990年(平成2年) | 4,012 | 5,400 | 571,506 | 0 | 580,918 | 33,601 | 614,519 |
1991年(平成3年) | 5,924 | 4,297 | 612,157 | 0 | 622,378 | 32,984 | 655,342 |
1992年(平成4年) | 6,321 | 3,527 | 599,457 | 0 | 599,457 | 33,506 | 642,811 |
1993年(平成5年) | 7,008 | 4,769 | 590,493 | 0 | 602,270 | 33,141 | 635,411 |
1994年(平成6年) | 8,699 | 4,365 | 580,292 | 0 | 593,356 | 30,130 | 623,486 |
1995年(平成7年) | 7,531 | 4,309 | 575,754 | 0 | 587,594 | 28,752 | 616,346 |
1996年(平成8年) | 6,625 | 4,959 | 544,105 | 0 | 555,689 | 35,189 | 590,878 |
1997年(平成9年) | 6,574 | 5,539 | 502,846 | 0 | 514,959 | 36,559 | 551,818 |
1998年(平成10年) | 5,237 | 5,350 | 460,970 | 0 | 471,557 | 37,883 | 509,440 |
1999年(平成11年) | 4,511 | 5,218 | 446,732 | 0 | 456,461 | 36,102 | 492,563 |
2000年(平成12年) | 4,102 | 5,760 | 407,383 | 0 | 417,245 | 28,644 | 445,889 |
2001年(平成13年) | 3,705 | 5,420 | 398,962 | 0 | 408,087 | 29,178 | 437,265 |
2002年(平成14年) | 4,141 | 5,021 | 387,771 | 0 | 396,933 | 31,678 | 428,611 |
2003年(平成15年) | 1,934 | 3,107 | 364,949 | 0 | 369,990 | 39,801 | 409,791 |
2004年(平成16年) | 2,503 | 2,597 | 330,270 | 0 | 335,370 | 43,928 | 379,298 |
2005年(平成17年) | |||||||
2006年(平成18年) | 1,949 | 2,720 | 298,954 | 0 | 303,623 | 47,854 | 351,477 |
2007年(平成19年) | |||||||
2008年(平成20年) | |||||||
2009年(平成21年) | 4,218 | 2,459 | 259,393 | 0 | 266,070 | 48,763 | 314,833 |
歴史
改正鉄道敷設法別表に掲げる予定線のうち第33号の「栃木県今市ヨリ高徳ヲ経テ福島県田島ニ至ル鉄道…(以下略)」の一部である[5]。北側では会津線・只見線・磐越西線を経て同表第26号の「山形県米沢ヨリ福島県喜多方ニ至ル鉄道」である日中線、南側では日光線を経て同表第35号の「栃木縣鹿沼ヨリ栃木ヲ經テ茨城縣古河ニ至ル鐡道」と結び、山形県米沢市と茨城県古河市[6]を結んで奥羽本線と東北本線とを短絡する野岩羽線構想の一部を形成していた[7]。
その後、日本鉄道建設公団建設線(野岩線)として建設が進み、予定線のうち東武鬼怒川線と並行する今市 - 藤原間を除き、橋梁、トンネルを含むほとんどの鉄道施設が完成していた[8]が、国鉄再建法により工事が凍結された。
しかし、鉄道の開通を目指す地元自治体などにより第三セクター方式での運営が決まり、設立された野岩鉄道が引き継いで開業した。この際、東武鬼怒川線新藤原駅に接続し直通運転を行うことが決まり、非電化で建設された路線を電化する工事を追加で実施している[5]。
年表
- 1966年(昭和41年)5月25日 - 滝ノ原 - 上三依(現・上三依塩原温泉口)間9.9kmの工事が認可[5]。
- 1969年(昭和44年)6月 - 上三依 - 中三依(現・中三依温泉)間5.1kmの工事が認可[5]。
- 1972年(昭和47年)8月 - 中三依 - 下野川治間11.3kmの工事が認可[5]。
- 1979年(昭和54年)年末 - 運輸省の予算編成で「国鉄地方線は原則として予算化しない」方針が打ち出される[5]。
- 1980年(昭和55年)9月20日 - 福島・栃木両県知事が運輸大臣に第三セクター方式による運営を要望[5]。
- 1980年(昭和55年)年末 - 下野川治 - 新藤原間の工事が認可[5]。
- 1981年(昭和56年)7月28日 - 野岩鉄道株式会社設立[5]。
- 1984年(昭和59年)5月 - 運輸省・大蔵省より電化が認められる[5]。
- 1986年(昭和61年)10月9日 - 新藤原 - 会津高原(現・会津高原尾瀬口)間 (30.7km) 開業[2]。東武鉄道との直通運転開始[2]。
- 1988年(昭和63年)10月19日 - 国道400号尾頭トンネルが開通し塩原温泉までバスにより20分で連絡可能となったため、下野上三依駅を上三依塩原駅に改称。同駅に行違い設備新設。座席指定制快速急行列車新設。
- 1990年(平成2年)10月12日 - 会津鉄道会津線会津高原 - 会津田島間電化にともない、同線との直通運転開始。
- 1991年(平成3年)7月21日 - 急行列車「南会津」新設。独自の急行料金を設定したため、従前運行されていた座席指定制快速急行列車の種別呼称を変更。
- 2005年(平成17年)3月1日 - 急行列車廃止、快速「AIZUマウントエクスプレス」新設。
- 2006年(平成18年)3月18日 - 路線愛称「ほっとスパ・ライン」使用開始。中三依駅を中三依温泉駅、上三依塩原駅を上三依塩原温泉口駅、会津高原駅を会津高原尾瀬口駅に改称。「AIZU尾瀬エクスプレス」が直通運転開始。
- 2008年(平成20年)3月15日 - 「AIZUマウントエクスプレス」・「AIZU尾瀬エクスプレス」の停車駅に龍王峡駅・川治湯元駅・中三依温泉駅が追加される。
- 2011年(平成23年)3月14日 - 東北地方太平洋沖地震の発生に伴う計画停電の影響により、東武鉄道各線・会津鉄道会津線との相互直通運転が休止される(3月20日再開)。
- 2013年(平成25年)3月16日 - 「AIZU尾瀬エクスプレス」廃止。
- 2015年(平成27年)
- 2017年(平成29年)4月21日 特急「リバティ会津」が運転開始[3][4]
駅一覧
- 普通列車は全列車各駅停車
- 快速(=快速「AIZUマウントエクスプレス」)… ●:停車、|:通過
- 特急「リバティ会津」および臨時列車は各列車記事を参照
- 線路 … ◇・∨・∧:交換可、|:交換不可
駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | 快速 | 接続路線 | 線路 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|---|
東武鬼怒川線直通運転 | ||||||
新藤原駅 | - | 0.0 | ● | 東武鉄道: 鬼怒川線 | ∨ | 栃木県日光市 |
龍王峡駅 | 1.7 | 1.7 | ● | | | ||
川治温泉駅 | 3.1 | 4.8 | ● | ◇ | ||
川治湯元駅 | 1.2 | 6.0 | ● | | | ||
湯西川温泉駅 | 4.3 | 10.3 | ● | | | ||
中三依温泉駅 | 6.5 | 16.8 | ● | ◇ | ||
上三依塩原温泉口駅 | 4.2 | 21.0 | ● | ◇ | ||
男鹿高原駅 | 4.0 | 25.0 | | | | | ||
会津高原尾瀬口駅 | 5.7 | 30.7 | ● | 会津鉄道:会津線 | ∧ | 福島県南会津郡南会津町 |
会津鉄道会津線直通運転 |
脚注
- ↑ (東武伊勢崎線・日光線・鬼怒川線 - 本路線 - 会津鉄道会津線・JR只見線・磐越西線)
- ↑ 2.0 2.1 2.2 引用エラー: 無効な
<ref>
タグです。 「RJ241
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ 3.0 3.1 “2017年4月21日(金)ダイヤ改正を実施します!「 特急リバティ会津」運転概要”. 野岩鉄道株式会社 (2017年1月18日). . 2017閲覧.
- ↑ 4.0 4.1 “4月21日(金) ダイヤ改正を実施!東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・鬼怒川線など【特急列車以外の一般列車】 (PDF)”. 東武鉄道 (2017年2月28日). . 2017閲覧.
- ↑ 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 5.6 5.7 5.8 5.9 “森山欽司 ─反骨のヒューマニスト─ 第二十三章 (PDF)”. . 2013閲覧.
- ↑ 『山形県議会八十年史 2 大正篇』 山形県議会 1964年
- ↑ 野岩羽線
- ↑ 野岩羽鉄道
- ↑ 関東・東北で鉄道各線の運休続く…東武は橋りょう流出 - レスポンス、2015年9月11日
- ↑ “台風第18号及び第17号による大雨等に係る被害状況等について(第8報) (2015/09/11 12:00現在) (PDF)”. 国土交通省 (2015年9月11日). . 2015閲覧.
- ↑ 11.0 11.1 野岩鉄道の会津鬼怒川線、9月19日以降は一部気動車で全線再開 - レスポンス、2015年9月18日
- ↑ “暫定時刻表(修正版).pdf 会津鬼怒川線 9月19日(土)以降の運行計画について (PDF)”. 野岩鉄道 (2015年9月17日). . 2015閲覧.
- ↑ “野岩鉄道会津鬼怒川線直通列車の全面運転再開について”. 東武鉄道株式会社 (2015年12月11日). . 2015閲覧.
- ↑ 野岩鉄道会津鬼怒川線・会津鉄道会津線が全面復旧 - 鉄道ファン・railf.jp 鉄道ニュース、2015年12月12日