上三依塩原温泉口駅
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上三依塩原温泉口駅(かみみよりしおばらおんせんぐちえき)は、栃木県日光市上三依にある野岩鉄道会津鬼怒川線の駅である。
歴史
野岩線建設段階での仮称駅名は「上三依駅」であったが、同線が接続する予定の国鉄会津線(現・会津鉄道会津線)に上三寄(かみみより)駅(現・芦ノ牧温泉駅)が存在したため、開業時の名称は下野上三依(しもつけかみみより)駅となった。その後、1988年には上三依地区より那須郡塩原町(現・那須塩原市)方面へ抜ける国道400号尾頭トンネルが開通し、塩原温泉郷と駅が結ばれたため、上三依塩原(かみみよりしおばら)駅に変更され、2006年3月のダイヤ改正時には同温泉郷へのアクセス駅であることを強調するため、上三依塩原温泉口駅に改称された。
年表
- 1986年(昭和61年)10月9日 - 下野上三依駅として開業。
- 1988年(昭和63年)10月19日 - 尾頭トンネル開通に合わせて上三依塩原駅に改称。
- 1998年(平成10年) - 関東の駅百選に選定される。選定理由は「山岳駅をイメージした一際目立つ洋風とんがり帽子の屋根の駅」。
- 2006年(平成18年)3月18日 - 上三依塩原温泉口駅に改称。
駅構造
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■会津鬼怒川線 | 下り | 会津高原尾瀬口・会津田島・会津若松方面 |
2 | 上り | 新藤原・鬼怒川温泉・とうきょうスカイツリー・浅草方面 |
利用状況
2015年度の乗車人員は8,150人である[1]。したがって、同年度の一日平均乗車人員は22人である。
近年の年度別乗車人員の推移は下表のとおりである。
年度 | 乗車人員 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年) | 11,749 | 32 |
2009年(平成21年) | 11,601 | 32 |
2010年(平成22年) | 9,053 | 25 |
2011年(平成23年) | 7,372 | 20 |
2012年(平成24年) | 9,116 | 25 |
2013年(平成25年) | 9,764 | 27 |
2014年(平成26年) | 8,481 | 23 |
2015年(平成27年) | 8,150 | 22 |
駅周辺
路線バス
乗り場 | 運行事業者 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
上三依塩原温泉口駅 | 那須塩原地域バス | ■塩原・上三依線 | 上塩原・元湯温泉口・塩原支所 | 塩原温泉バスターミナル | [2] |
その他
- 当駅は漢字のみの駅名では日本一長い(8字)。当駅より長い駅名である南阿蘇水の生まれる里白水高原駅(南阿蘇鉄道)や松江イングリッシュガーデン前駅(一畑電車)にはひらがなまたはカタカナを使用している。かつて万葉線新湊港線には当駅と同じ漢字8字の射水市新湊庁舎前駅が存在したが、2016年10月を以て西新湊駅に改称した。多摩都市モノレール線には中央大学・明星大学駅があり、こちらも漢字8字の駅名ではあるが、中黒が使われている。
隣の駅
- 野岩鉄道
- ■会津鬼怒川線
- ■特急「リバティ会津」停車駅
- □快速「AIZUマウントエクスプレス」
- ■普通
- 中三依温泉駅 - 上三依塩原温泉口駅 - 男鹿高原駅