大豊町

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道の駅大杉と大杉地区

大豊町(おおとよちょう)は、高知県長岡郡にある
2009年平成21年)現在、四国地方で唯一65歳以上比率が50%を超える[1]限界自治体」である。2013年(平成25年)10月1日時点の老年人口割合は55.0%である。

地理

四国山地の中央部、吉野川中流域に位置している。町面積の約9割が森林である[2]

隣接している自治体

歴史

  • 1955年昭和30年)3月31日 - 東豊永村西豊永村大杉村天坪村が合併し大豊村が発足。大杉の「大」・豊永の「豊」をとって「大豊」と名付けられる。
  • 1956年(昭和31年)9月1日 - 旧天坪村の一部(大字上穴内・樫谷・繁藤・北滝本および角茂谷の一部)が土佐山田町(現: 香美市)に編入される。
  • 1972年(昭和47年)4月1日 - 町制が施行され、大豊町となる。
  • 2009年平成21年) - 大豊中学校と大杉中学校を統合し、大豊町中学校を大杉中学校の位置に新設[3]
  • 2013年(平成25年)4月1日 - 大杉小学校、大田口小学校、大豊小学校を統合し、おおとよ小学校が開校[4]

行政

経済

産業

地域

人口

大豊町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より
  • 将来推計人口で減少率は全国市区町村(2014年4月1日現在1741)中で5番目に大きいと予測されている[6]

健康

教育

中学校

小学校

平成25年4月1日、大杉小学校、大田口小学校、大豊小学校を統合。

交通

町は高知市から瀬戸内地方に抜ける途中に位置しており、鉄道幹線国道高速道路など主だった交通路が通っており、嶺北地域の玄関口となっている。

鉄道路線

路線バス

道路

高速道路

一般国道

県道

道の駅

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

名所・旧跡・観光スポット

  • 杉の大杉(推定樹齢3000年、国の特別天然記念物) - 日本一の大杉とされる。北側と南側にある二本杉であるが、根元が結合していることから「夫婦杉」と言われている。山下奉文は、この杉にちなんで自身の雅号を「巨杉」とした。また、少女時代の美空ひばり(当時・美空和枝)が1947年昭和22年)、高知市内に向かう途中に本町で交通事故に遭い大怪我をした。現地で療養後に再訪し、日本一の歌手になることを大杉に誓った。隣接地に生前の楽曲3曲が聞ける歌碑がある。
  • 梶ヶ森県立自然公園
  • 龍王の滝日本の滝百選) - 梶ヶ森への登山道中腹にあり、車で近くまでアクセス可能(駐車場あり、冬季は降雪のため見学不可の日もあり)。
  • 道の駅大杉 - 名産品販売と食堂が併設。そば粉100%の名物、「立川(たちかわ)そば」と「坦坦風立川そば」が食べられる。
  • ゆとりすとパークおおとよ - 温室ハーブ園、芝生広場、コテージ、オートキャンプ場などあり。
  • 旧立川番所書院(国の重要文化財) - 土佐藩主が参勤交代時に宿泊する宿所。現在、日曜・祝日のみ公開。
  • 大豊町立民俗資料館 - 「土佐豊永郷及び周辺地域の山村生産用具」(国の重要有形民俗文化財)を保管。定福寺の境内に所在するが現在改築のため閉館中。
  • ひばり食堂[7]
  • 仏岳山遍照院
  • 梶ヶ森キャンプ場
  • 梶ヶ森天文台

神社・寺院・仏閣

祭事・催事

  • 福寿草まつり

町内放送(音声)

古くから町内に有線が整備され町民間の連絡、役場などからの広報伝達放送が行われ「ゆとりすと放送」として愛されている。

  • 1991年平成3年) - 専用黒電話にて有線加入町民同士の通話、広報伝達放送。
  • 1991年(平成3年)〜2008年(平成20年) - 宅内接続装置による広報伝達放送、音楽、NHK第1・第2放送ラジオの再放送、火災などの緊急情報配信。
  • 2008年(平成20年)〜 - Symmetric DSLを用いた方式に更新され、加入者同士通話料無料のIP電話が付加。またオプションによりインターネット接続サービス開始。

出身有名人

ゆかりの著名人

郵便番号

郵便番号は以下の通りとなっている。

  • 大豊郵便局: 789-03xx、789-04xx、789-02xx、789-01xx、789-0392(役場専用番号)

なお、2006年平成18年)9月11日に大豊町の789-05xx(繁藤郵便局: 香美市)が789-03xx(大豊郵便局)に変更された。同時に繁藤郵便局は集配業務が廃止され、土佐山田郵便局(香美市)及び大豊郵便局に移管された。

出典

関連項目

外部リンク