Jユースカップ
Jユースカップ Jリーグユース選手権大会 | |
---|---|
開始年 | 1993年 |
主催 | 日本サッカー協会、日本プロサッカーリーグ、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社 |
参加チーム数 | 56(2018年)[1] |
加盟国 | 日本 |
前回優勝 | 京都サンガF.C.U-18(2回目) |
最多優勝 | ガンバ大阪ユース(4回) |
Jユースカップ(ジェイユースカップ、J Youth Cup)/ Jリーグユース選手権大会(ジェイリーグユースせんしゅけんたいかい)は、1993年度から開催されている日本の第2種年代(高校生年代)によるサッカーのノックアウト方式トーナメントである。Jリーグ加盟クラブ(Jクラブ)および日本クラブユースサッカー連盟地域代表チームが参加する。日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会(クラ選)と並び、高校生年代のクラブユースチームの日本一を争う大会である。
Contents
概要
第1回は1993年度の大会扱いで1994年3月に開催。それ以後は2005年からは7月から12月に開催されたのを除き、毎年9-12月に実施されている。
2012年大会では初めてJリーグ正会員の全40クラブが参加した。それまではJ2の一部クラブ(初期の準会員・準加盟だったJFLのクラブも含む)はユースチームの整備が進んでいないなどから参加しないクラブもあった。
2018年大会はJ1所属の18チーム、J2所属の22チーム、J3所属の12チームおよび日本クラブユース連盟地域代表4チームが参加している。
主催・後援団体
冠スポンサー
スポンサー | 大会呼称 | 期間 |
---|---|---|
ハウス食品 | Jユース・ハウス食品カップ | 1993年度-1996年 |
タイガー魔法瓶 | Jユース・サハラカップ | 2005年-2007年 |
サンスター | Jユース・サンスタートニックカップ | 2009年 |
なし | Jユースカップ | 1997年-2004年、2008年、2010年-2013年※ |
※但し、2010年以降は冠が付いていないが日本旅行が協賛社となっている
開催方式
2014年までは、Jリーグのクラブユースチームとそれ以外のクラブユースチームでそれぞれ予選を行い、決勝トーナメントに進出するチームを決定していた。Jリーグのクラブユースチームについては総当たり方式で決勝トーナメントに進出するチームを決定し、それ以外のクラブユースチームについては地域ごとに枠が設けられており全4チームが決勝トーナメントに進出できた。
2015年はJリーグのクラブユースチームにおける総当たり方式が廃止され、Jリーグのクラブユースで出場を希望するチームすべてと、それ以外のクラブユースチームで予選を勝ち抜いた4チームがノックアウト方式の本戦に出場する(詳細は2015Jユースカップを参照)。
出場登録資格
- 大会開始当初は日本サッカー協会第2種チーム(高校生年代)登録選手のみであったが、現在はJリーグクラブの第3種チーム(中学生年代)に所属して事前にJリーグフットボール本部本部長の承諾を得た選手(10人まで)の登録が認められている[1]。
- 試合エントリーは1チームにつき18人(外国籍選手は3人まで)[1]。
- 累積警告(イエローカード)2枚で次回出場停止。但し予選リーグでの累積警告は決勝トーナメントには反映されない。(決勝トーナメントでは改めて0の段階からスタート。但し出場停止についてはそのまま引き継がれる)
試合方式
- 試合は90分間(前後半各45分)で、勝敗が決しない場合は20分(前後半各10分)の延長戦を行う。更に同点の場合はPK戦により勝敗を決める[1]。
結果
チーム別成績
チーム名 | 優 | 準 | 優勝年度 | 準優勝年度 |
---|---|---|---|---|
ガンバ大阪ユース | 4 | 4 | 1994, 2000, 2002, 2008 | 1996, 2012, 2014, 2017 |
サンフレッチェ広島ユース | 3 | 5 | 1995, 2003, 2006 | 1997, 2002, 2004, 2009, 2013, 2016 |
FC東京U-18 | 3 | 3 | 2007, 2009, 2016 | 2001, 2006, 2010 |
鹿島アントラーズユース | 3 | 0 | 1998, 2004, 2014 | |
東京ヴェルディユース | 2 | 2 | 1993, 1996 | 1994, 1995 |
清水エスパルスユース | 2 | 1 | 1997, 2005 | 2000 |
ヴィッセル神戸ユース | 2 | 1 | 1999, 2013 | 2005 |
京都サンガF.C.U-18 | 2 | 0 | 2001, 2017 | |
横浜F・マリノスユース | 1 | 2 | 2010 | 1993, 1999 |
名古屋グランパスU-18 | 1 | 1 | 2011 | 2015 |
北海道コンサドーレ札幌U-18 | 1 | 0 | 2012 | |
浦和レッズユース | 1 | 0 | 2015 | |
ジェフユナイテッド千葉U-18 | 0 | 2 | 1998, 2003 | |
セレッソ大阪U-18 | 0 | 2 | 2008, 2011 | |
柏レイソルU-18 | 0 | 1 | 2007 |
得点王
回 | 年度 | 選手 | 所属クラブ | 得点数 |
---|---|---|---|---|
11 | 2003年 | 前田俊介 | サンフレッチェ広島ユース | 9 |
12 | 2004年 | 川淵勇祐 | ジェフユナイテッド市原ユース | 13 |
13 | 2005年 | 長沢駿 | 清水エスパルスユース | 16 |
14 | 2006年 | 田中翔大 | 川崎フロンターレU-18 | 9 |
15 | 2007年 | 渡部大輔 | 大宮アルディージャユース | 13 |
16 | 2008年 | 岩渕良太 | FC東京U-18 | 19 |
17 | 2009年 | 三田尚央 | FC東京U-18 | 21 |
18 | 2010年 | 秋岡活哉 | FC東京U-18 | 13 |
松本翔 | 横浜Fマリノスユース | |||
19 | 2011年 | 南野拓実 | セレッソ大阪U-18 | 13 |
20 | 2012年 | 吉川修平 | 柏レイソルU-18 | 8 |
内田祐介 | ヴィッセル神戸ユース | |||
末廣浩暉 | サンフレッチェ広島ユース | |||
大谷真史 | ||||
21 | 2013年 | 中野誠也 | ジュビロ磐田U-18 | 12 |
22 | 2014年 | 和田昌士 | 横浜Fマリノスユース | 12 |
23 | 2015年 | 森晃太 | 名古屋グランパスU-18 | 5 |
深堀隼平 | ||||
24 | 2016年 | 山根永遠 | サンフレッチェ広島ユース | 9 |
25 | 2017年 | 藤原志龍 | 徳島ヴォルティスユース | 5 |
26 | 2018年 |
関連大会
出典
外部リンク
- テンプレート:日本のサッカー