FNS26時間テレビ (2006年)
『FNS26時間テレビ 国民的なおもしろさ! 史上最大!! 真夏のクイズ祭り 26時間ぶっ通しスペシャル』(FNS26じかんテレビ こくみんてきなおもしろさ! しじょうさいだい!!まなつのクイズまつり 26じかんぶっとおしスペシャル)は、フジテレビ系列で2006年7月15日 19:00 - 7月16日 20:54(JST)に生放送された通算20回目の『FNS26時間テレビ』。
概要
この年も前年と同様、例年より短い放送時間となった(ただし前年より1時間拡大している)。そのため番組名は「FNS26時間テレビ」となっている。
テーマは「クイズ」で、これは第3回FNSの日「FNSスーパースペシャル 一億人のテレビ夢列島'89」と同じである。「総合司会のSMAP・中居正広が様々なクイズに挑戦する」というコンセプトで、各クイズコーナーに出演し、同局系の人気クイズ番組の司会者と共演した。
土曜夜は『クイズ$ミリオネア』、土曜深夜は『ネプリーグ』、日曜朝は『脳内エステ IQサプリ』、日曜昼は『クイズ!ヘキサゴンII』といった各クイズ番組のコーナーを特化した番組内容だった。
村上光一が製作総指揮を務めたのはこの年で最後となった(2007年6月の株主総会で社長を退任したため)。また、テレビ大分での放送は今回を最後に行われていない。
この年から挿入の番組提供クレジットに総合司会者(もしくは出演者)のイラスト入りのものになる。(2014年は除く)
主な出演者
総合司会
総合司会は、ナインティナインと共に担当した2004年以来2年ぶり5回目であり、北野武、明石家さんまと並び最多である。また、単独での総合司会は2000年以来6年ぶり4回目である。
進行
進行役は、2年連続3回目だが、単独での担当は初めて。
コーナー出演者
主要企画
同年春に放送され人気を博した「ブスの瞳に恋してる」(関西テレビ製作)にちなんだ企画。全国のブスな女性達がポジティブさと可愛さをアピールする。
FNS28局の中継企画として随時放送。中居に対し1問につき4局のお国自慢を紹介、そのうち全くの嘘である1局を当てる。解答の際には同時に挑戦する「お助け隊」の解答も参考にすることができる。26時間で7問出題され、3問以上不正解の場合、罰として中居1人でグランドフィナーレで「夜空ノムコウ」を歌わなければならない。
- VIPクイズ 日本一クイズバカ決定戦!!
視聴者向け通し企画。世界中のVIPが4択問題を出題。携帯電話・デジタル端末で誰でも参加・解答することができ、成績優秀者には100万円が贈られる。 出題者:石原慎太郎(東京都知事)、萩本欽一、北島三郎、松平健、古田敦也(当時東京ヤクルトスワローズ監督)、松たか子、柴咲コウ、蛯原友里、浅田真央、全日本女子バレーボールチーム(竹下佳江・高橋みゆき・菅山かおる・杉山祥子・宝来麻紀子・木村沙織・大山加奈そして柳本晶一監督<柳本監督は正解の時に出演>)、Def Tech、ミハエル・シューマッハ、ガチャピン&ムック。
ちなみに、答えを順番に並べると、BACABACABACADA(バカバカバカだ)となっていた為、実質上、コーナータイトルに似るという挑戦的な形であった。
- クイズ26(TWENTY SIX)
今回の番組通し企画。「日本一答えるのが難しいクイズ」として、チーフプロデューサー・クイズ王が操っているロボットから石原良純に対して早押し問題が出題。問題は「日本一高い山 富士山は何メートル?」という良純に対しては簡単な問題であるが、その解答ボタンがあるのは富士山の頂上。つまり、「26時間の番組生放送中で解答ボタンがある富士山の頂上まで登ってクイズに正解できるか?」というチャレンジ企画であった。
- (キャイ〜ン・よゐこの)日本全国クイズツアーズ
バラエティ番組『もしもツアーズ』のメンバーが、日本全国を駆け巡り、各地でクイズを出題するロケ企画。 もしもツアーズメンバー:キャイ〜ン、坂下千里子、KABA.ちゃん、三瓶 サポートメンバー:よゐこ 上記の全ての企画は、番組の随所でコーナーが転換する時に行われたり生中継されていた。
その他企画
- 出演:みのもんた
- 中居がミリオネアエキシビジョンに挑戦。初回は5問目不正解0円だったが、泣きの1回で14問目不正解となり100万円を獲得した。
- スーパードラマフェスティバル 真夏の祭典SP
- 「サプリ」 伊東美咲、瑛太、白石美帆、りょう、原口あきまさ、相島一之
- 「ダンドリ。〜Dance☆Drill〜」 榮倉奈々、加藤ローサ、森田彩華、西原亜希、悠城早矢、増田貴久(NEWS)、濱田マリ
- 「結婚できない男」 阿部寛、夏川結衣、国仲涼子、塚本高史、高島礼子
- 「不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜」 米倉涼子、松下由樹、杉田かおる、小泉孝太郎、石黒賢
- 「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」 大泉洋、広末涼子、佐藤隆太、山本圭壱[注釈 1]、蛭子能収
- 2006年1月から冬・夏クール放送のドラマで行われる「中居正広の(生)スーパードラマフェスティバル」の26時間テレビ版。PK対決や中居へのドッキリ企画、ワンピンボウリングで競った。
- すぽると!SP
- 読売ジャイアンツの大ファンである中居と元ジャイアンツ選手のデーブ・元木を迎え、ジャイアンツクイズで競った。
- さんま・中居の今夜も眠れない
- 毎年恒例のコーナー。詳細はリンク先を参照。
- ネプリーグSP
- 芸人チーム:ネプチューン、上島竜兵、ペナルティ、次長課長、品川庄司、レギュラー、安田大サーカス、青木さやか、長州小力
- アイドルチーム:杏さゆり、インリン・オブ・ジョイトイ、大沢あかね、中川翔子、夏川純、浜口順子、MEGUMI、森下千里、安めぐみ、若槻千夏
- 芸人チームとアイドルチームが同じ問題で「ファイブリーグ」に挑戦する特別編。中居はアイドルチームキャプテンとして参戦。先に間違えた方(同じ問題で間違えた場合は両チーム)はすべり台によって下の熱湯に落とされるという罰ゲーム付きで行われた。
- クイズ!深夜の反省会
- 中居と高島が休憩を兼ねつつ、視聴者から寄せられたクイズ付きFAXを紹介した。
- めざましテレビ クイズSP
- 中居もスペシャルキャスターとして出演。通常のニュースに加え中居にちなんだ「めざましどっち」を行った。
- 脳内エステ IQサプリSP
- 中居もサプリ会員(解答者)として参加。また、中居のパートナー解答者として細木数子も参戦した。
- 笑っていいとも!増刊号生SP
- 司会:タモリ
- 月曜レギュラー:香取慎吾、勝俣州和、ガレッジセール、黒田知永子
- 火曜レギュラー:久本雅美、山口智充、梨花、キングコング
- 水曜レギュラー:柴田理恵、品川庄司、小倉優子、爆笑問題
- 木曜レギュラー:ココリコ、おすぎ、青木さやか、三船美佳
- 金曜レギュラー:関根勤、草彅剛、ピーコ、さまぁ~ず、南海キャンディーズ
- FNSの日恒例となるいいとも増刊号SP。「ぴったり21」やレギュラーを対象とした「26分の1クイズ」を行った。
- クイズ!ヘキサゴンII 26時間テレビSP
- 司会:島田紳助、中村仁美アナ
- 男性チーム:香田晋、次長課長、アンガールズ、波田陽区
- 女性チーム:野沢直子、麻木久仁子、堀ちえみ、若槻千夏、大沢あかね、福田沙紀
- 中居チーム:江守徹、板東英二、円広志、間寛平、和田アキ子
- ヘキサゴン男性・女性チームと中居がキャプテンを務める中居チームの対決(ただし、中居は事前ペーパーテストを受ける時間が無かったため自動的に最下位扱いとなった)。「もちろんクイズ」と「行列早抜けリレークイズ」で争った。
- 緊急スターオーディション
- 進行:福井謙二アナ
- ゲスト:さまぁ~ず、麻木久仁子、勝俣州和、若槻千夏
- 緊急コーナーとして前半は矢沢永吉や中田英寿が登場(もちろんそっくりさん)。後半からはSMAPのそっくりさんという形で本物のSMAPメンバーが1人ずつ登場した。
- 競馬中継
- アイビスサマーダッシュを放送。レース部分は『BSフジ競馬中継』でも放送
- ちびまる子ちゃんSP・サザエさんSP
- ちびまる子ちゃんでは中居が作品内で登場したクイズ番組の司会「ミスターX」として出演した。
- 史上最大の○×クイズ
- 「ココリコミラクルタイプ」 ココリコ、八嶋智人、品川庄司
- 「くるくるドカン」 くりぃむしちゅー、青木さやか、アンガールズ
- 「おすピー&ロンブー」 おすぎとピーコ、ロンドンブーツ1号2号
- 「クイズツアーズ」
- 「ブスカワ&お国自慢」 久本雅美、柴田理恵、森三中、爆笑問題
- SMAP
- 最終コーナーとして各チームから代表者が○×クイズに挑戦、不正解の場合は粉まみれになった。途中からは実質的な進行としてタモリも出演。
- グランドフィナーレ
- ラストはSMAP1人ずつが〇×問題に挑戦。しかし、中居以外のメンバーには非常に簡単な問題だったのに対し、中居には超難問が出題され、粉まみれに。リベンジとして再度行うも今度はクリームまみれとなった。また、「お国自慢」不正解の罰ゲームである「1人で夜空ノムコウ」も出だしの部分で強制終了させられてしまった。
- これに納得がいかない中居はこれまでロボットを通して全ての指揮を執っていた総合プロデューサーの坪田を出演者全員で呼び出し問題に挑戦、1問目は正解したものの、最後は中居からけしかけられ自ら不正解に飛び込みクリームまみれとなったところで終了した。また、この際に坪田が制作から編成に異動する事が発表された。
- また、恒例となるフジテレビ新人アナウンサーの提供読みは秋元優里、小穴浩司、本田朋子、松尾翠が担当。立会人は堺正幸が行った。
スタッフ
- 構成:鈴木おさむほか
- アニメパート原作:さくらももこ、長谷川町子
- アニメパート制作:エイケン、日本アニメーション
- プロデューサー:黒木彰一
- 総合プロデューサー:坪田譲治
- ゼネラルプロデューサー:港浩一
- 総合演出:金子傑
- 制作代表:日枝久
- 製作総指揮:村上光一
- 制作協力:ジャニーズ事務所、さくらプロダクション、集英社『りぼん』編集部、長谷川町子美術館
- 制作著作:フジテレビ/フジネットワーク27社
注釈
- ↑ 直後の7月18日に発覚した自身の不祥事に伴い、差し替えのため本編には出演せず
関連項目
外部リンク
- 26時間テレビ公式サイト - 閉鎖。(2006年7月16日時点のアーカイブ)
- 国民的ブスカワちゃんを探せ! - 閉鎖。(2006年6月19日時点のアーカイブ)
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