石黒賢

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石黒 賢(いしぐろ けん、1966年1月31日 - )は、日本俳優タレント児童文学翻訳家。本名、同じ[1]。翻訳家名、イシグロ ケン

東京都出身。成城学園中学校高等学校成城大学経済学部卒業。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。父は元プロテニス選手の石黒修[2]

来歴・人物

父は日本人初のプロテニスプレーヤー・石黒修。賢自身も中学から大学までテニス部に在籍し、中学2年生の時には都大会で秋篠宮親王とも対戦[3]、現在もプレーを楽しむこともある。その為、テニス専門誌にコラムを書いたり[4]WOWOWのテニス中継(グランドスラム大会ジャパン・オープンテニスなど)では番組ナビケーターやゲストなどで出演することが多い[5]

「テニスの出来る男の子を捜している」と知人から聞きつけた父の「じゃあうちの子を」との推薦により、1983年、高校3年生の時にTBS系のテレビドラマ青が散る』に主演し俳優としてデビュー[3]。デビュー当時は「好青年」「善人」役を演じることが多かったが、90年代後半から徐々に「悪役」に挑戦する機会も得て、その演技の幅も広がった。

また、一女二男がおり、ニューヨークでたまたま手にした絵本『Scary』の翻訳をきっかけに[6]、「絵本パパこれ読んで!シリーズ」としてトランスワールドジャパンからイシグロ・ケン名義で6冊の絵本を出版したり[7]2008年よりWOWOW『ウィンブルドンテニス』のスペシャルナビゲーターを務めるなど、活動の場を広げている。

好きな音楽はヘヴィメタルが中心で、過去にガンズ・アンド・ローゼズ東京ドーム公演をポロシャツ姿で見に行ったことがあり「場違いだ」と思われたのか、他の客に睨まれたと音楽雑誌「炎」(シンコー・ミュージック)誌で語っていた。

振り返れば奴がいる』で共演した俳優・織田裕二とは親友。また高嶋政宏とは成城学園中学・高校・大学を通じた同級生で、『ツインズ教師』で初共演した[8]。妻も成城大学出身で、ミス・キャンパスとして語学雑誌の表紙を飾ったこともある[9]

出演

テレビドラマ

映画

舞台

  • がしんたれ(1994年7月・8月 / 芸術座 / 座長)
  • 恋忘れ草(1997年1月・2月 / 芸術座)
  • ラブハンドル(2006年2月4日 - / パルコ劇場 他)
  • 今の私をカバンにつめて(2010年9月25日 - ・2013年9月6日 - 16日 / こどもの城 青山円形劇場・2013年9月20日〜24日 / 大阪ビジネスパーク円形ホール)
  • 万葉ファンタジスタ 大伴家持(2013年10月5日・2014年9月14日 / 高岡市民会館)
  • YUMING×帝劇 あなたがいたから私がいた(2014年10月8日 - 31日 / 帝国劇場)
  • 音楽朗読劇『Homunculus~ホムンクルス~』(フェルナンド枢機卿[16]

バラエティ番組

スポーツ番組

  • ウィンブルドンテニス(WOWOW、2012年6月25日 - 7月8日・2014年6月23日 - 7月6日) スペシャルナビゲーター

WEBドラマ

ラジオ

CM

音楽活動

シングル

  1. 君にミステイク(作詞:庄野真代、作曲・編曲:小泉まさみ、1985年8月21日、ビクター
    • (c/w)SE TSU NAI季節(シーズン)(作詞:庄野真代、作曲・編曲:小泉まさみ)
  2. 青くなれ(作詞:さかたかずこ、作曲:円広志、編曲:川村栄二、1987年6月21日、ビクター)※映画『やるときゃやるぜ』主題歌

アルバム

  1. ISHIGURO(1988年6月21日、ビクター)

書籍

絵本翻訳

  • Scary もしこんなことになっちゃったら(2005年4月、トランスワールドジャパン、絵本 パパこれよんで!シリーズ、ISBN 9784925112352)
  • ティップトップとワニ これはティップトップとむしばのワニのおはなし(2005年4月、トランスワールドジャパン、絵本 パパこれよんで!シリーズ、ISBN 9784925112376)
  • ティップトップとゾウ これはティップトップとなきむしのゾウのおはなし(2005年4月、トランスワールドジャパン、絵本 パパこれよんで!シリーズ、ISBN 9784925112369)
  • マルタとじてんしゃ(2006年8月、トランスワールドジャパン、絵本 パパこれよんで!シリーズ、ISBN 9784925112826)
  • マルタとききゅう(2006年8月、トランスワールドジャパン、絵本 パパこれよんで!シリーズ、ISBN 9784925112833)
  • マルタとたこ(2006年8月、トランスワールドジャパン、絵本 パパこれよんで!シリーズ、ISBN 9784925112840)

脚注

  1. 石黒 賢”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. . 2016閲覧.
  2. 2016年11月9日逝去。
  3. 3.0 3.1 “石黒賢、秋篠宮様と中学時代にテニスで対戦『徹子の部屋』当時のエピソードを語る”. テレビドガッチ (プレゼントキャスト). (2015年10月9日). http://dogatch.jp/news/ex/35617 . 2016閲覧. 
  4. 『月刊テニスマガジン』"石黒賢のGo-Full-Out"(2012年5月号)より。ドラマ『青が散る』でもその腕前を披露している。
  5. 石黒賢 絵になるパパ 夕刊フジ「ぴいぷる」2008年6月19日付
  6. 東日本大震災 チャリティーオークション 商品紹介Sony Music Artists Inc.、2012/02/21
  7. イシグロ・ケン(いしぐろけん)絵本ナビ
  8. 1993年3月10日付読売新聞夕刊9面
  9. 私と成城大学信岡資生、成城大學經濟研究 (142), 301-308, 1998-10
  10. “「株価暴落」試写会で織田裕二の握手を瀬戸康史がスルー!?”. livedoorニュース. (2014年10月8日). http://news.livedoor.com/article/detail/9337289/ . 2014閲覧. 
  11. “榎木孝明、住友の初代総理事役に「現代人よりも腹が据わっている」”. SANSPO.COM (株式会社 産経デジタル). (2015年11月10日). http://www.sanspo.com/geino/news/20151110/geo15111005020009-n1.html . 2015閲覧. 
  12. “田辺誠一:WOWOWドラマWで主演 出世欲全開の元エリート警官に”. まんたんウェブ (株式会社毎日新聞デジタル). (2015年11月18日). http://mantan-web.jp/2015/11/18/20151117dog00m200026000c.html . 2015閲覧. 
  13. “石黒賢&吉行和子&金子昇ら追加キャストが決定!「喪失の儀礼」”. シネマカフェネット. (2016年3月3日). http://www.cinemacafe.net/article/2016/03/03/38429.html . 2016閲覧. 
  14. “松平健、初のダークヒーローで“攻めの演技”「自分から向かっていった」”. ORICON STYLE. (2016年5月17日). http://www.oricon.co.jp/news/2071799/full/ . 2016閲覧. 
  15. “織田裕二、主演ドラマで石黒賢と再び対峙「相手に不足なし」”. ORICON STYLE. (2016年9月21日). http://www.oricon.co.jp/news/2078728/full/ . 2016閲覧. 
  16. CAST”. 音楽朗読劇『Homunculus~ホムンクルス~』. . 2017閲覧.
  17. “小日向文世が“極道の神様”が乗り移った刑務官に!?”. ウォーカープラス. (2015年1月15日). http://news.walkerplus.com/article/54302/ . 2015閲覧. 

外部リンク


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