山口祥義

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山口 祥義(やまぐち よしのり、1965年7月1日 - )は、日本政治家総務官僚佐賀県知事(公選第18代)。

概要

佐賀県出身の両親をもち、父親の転勤により埼玉県で幼少期を過ごす。(本籍地は佐賀県杵島郡白石町[1][2]。父は航空自衛官であり、山口が生まれた当時は航空自衛隊入間基地に勤務していた[1]ラ・サール高等学校東京大学法学部卒業[1]1989年平成元年)、自治省(現:総務省)に入省[2]。本省勤務の他、秋田県鳥取県消防庁内閣官房長崎県への出向も経験した。2011年平成23年)より総務省地域力創造グループ過疎対策室長[2]。同年10月、東京大学大学院総合文化研究科客員教授に着任[1]

官民交流により2013年平成25年)4月からJTB総合研究所へ出向。

2014年平成26年11月25日、佐賀県知事の古川康第47回衆議院議員総選挙に出馬するため任期途中で辞職[3]。同年12月15日、古川の辞職に伴う佐賀県知事選挙に立候補する意向を表明し、総務省に対し辞表を提出した[4]

2015年平成27年1月11日に行われた佐賀県知事選挙に、佐賀県農業協同組合(JAさが)自由民主党所属の衆議院議員今村雅弘[5]と地方議員の約半数、佐賀市秀島敏行[6]多久市横尾俊彦[7]ら保守層だけでなく、連合佐賀や、民主党、社民党の県連など幅広い支援を受けて無所属で出馬。自由民主党本部(自民党は分裂選挙となった)・公明党が推薦する前武雄市長樋渡啓祐を約4万票差で破り、初当選した[8]1月14日に当選が確定し[9]、同日佐賀県庁に初登庁して正式に佐賀県知事に就任した[10]。就任後の記者会見で、前知事の古川康が容認姿勢を示していた陸上自衛隊の新型輸送機オスプレイ佐賀空港への受け入れについて、古川の方針を継承せず白紙に戻した上で、佐賀空港への配備計画の内容や住民への影響を再検証した上で判断する考えを表明した[11]

年譜

著書

  • 図解わかりやすい固定資産税(2003年、ぎょうせい)ISBN 978-4324070970

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 山口よしのりプロフィール - 山口よしのりオフィシャルサイト
  2. 2.0 2.1 2.2 地域活性化伝道師プロフィール - 山口祥義
  3. “佐賀県の古川康知事が辞職、衆院選出馬へ”. 読売新聞. (2014年11月26日). http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news1/20141126-OYT1T50007.html?from=yartcl_popin . 2014閲覧. 
  4. “総務省官僚・山口氏、知事選出馬へ”. 佐賀新聞. (2014年12月16日). http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/136418?area=ranking . 2015閲覧. 
  5. 佐賀県知事に山口氏が初当選 自民分裂の激戦制す-西日本新聞2015年01月12日
  6. “=保守分裂のあとに=(上) 「佐賀の乱」”. 佐賀新聞. (2015年1月13日). http://www.saga-s.co.jp/senkyo/governor/30302/144753 . 2015閲覧. 
  7. 多久での山口よしのり候補大会:多久市長・横尾俊彦のブログ
  8. “佐賀県知事選、山口祥義氏が初当選 前武雄市長を破る”. 朝日新聞. (2015年1月11日). http://www.asahi.com/articles/ASH197SP6H19TIPE03B.html . 2015閲覧. 
  9. 佐賀県ホームページ 佐賀県選挙管理委員会告示第2号(平成27年1月14日)
  10. “新佐賀知事に就任 山口氏が初登庁”. 西日本新聞. (2015年1月14日). http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150114-00010007-nishinp-pol . 2015閲覧. 
  11. “「私の県政は前県政の承継ではない」オスプレイ配備白紙 佐賀県知事が表明”. 西日本新聞. (2015年1月15日). http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150115-00010008-nishinp-pol . 2015閲覧. 

外部リンク


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