中山 (鹿児島市)
中山 | |
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— 町丁 — | |
座標: 東経130度30分25.6秒北緯31.539417度 東経130.507111度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 鹿児島市 |
地域 | 谷山地域 |
地区 | 谷山北部地区 |
人口 (2010年(平成22年)2月末現在) | |
- 計 | 9,650人 |
等時帯 | JST (UTC+9) |
郵便番号 | 891-0105(中山町) 891-0108(中山) |
中山(ちゅうざん Chūzan)は、鹿児島県鹿児島市の町名。旧谿山郡谷山郷中村、谿山郡谷山村大字中、鹿児島郡谷山町大字中、谷山市中町。中山一丁目、中山二丁目及び中山町があり、中山一丁目及び中山二丁目では住居表示を実施している。郵便番号は中山一丁目及び中山二丁目は891-0108、中山町は891-0105。人口は9,650人、世帯数は3,563世帯(2010年2月末現在)[1]。
中山町の町名の由来については「#町名の由来」を参照。
Contents
地理
鹿児島市の南部、永田川の中流域に位置している。町域の北方には山田町、南方には上福元町、西方には鹿児島市春山町、鹿児島市五ケ別府町、日置市吹上町与倉、東方には桜ケ丘、魚見町、自由ケ丘がそれぞれ接している。
町域の東部を南北に鹿児島県道210号小山田谷山線が通っており、中央部を指宿スカイライン(鹿児島県道17号指宿鹿児島インター線)が南北に通っている。教育機関は町域の中央部に鹿児島市立中山小学校がある。
河川
歴史
中村の成立と中世
中村という地名は南北朝期より見え、薩摩国谿山郡の村名であった。至徳4年の平忠信(知覧忠信)寄進状に「薩摩国谷山郡之内中村水田壱町」と見えるのが中村という地名の初見であると考えられている。また、この寄進状により山田村にあった皇徳寺に水田が寄進されている[2]。
近世の中村
江戸期には薩摩国谿山郡谷山郷(外城)のうちであった。詳細な年代は不明であるが、江戸初期頃は山田郷に属していたとされる[3]。
「三国名勝図会」や「薩摩国郷村石附帳」によると山田郷はその後伊佐智佐郷と合併し、谷山郷となった[4]。村高は「天保郷帳」では2,486石余、「旧高旧領」では2,467石余であった。
町村制施行以降
鹿児島市合併まで
1889年(明治22年)に町村制が施行したのに伴い、谷山郷の区域より谷山村が成立し、江戸期からの中村の区域は谷山村の大字「中」(なか)となった。その後1924年(大正13年)に谷山村が町制施行し谷山町中となる。1958年(昭和33年)には谷山町が市制施行し、谷山市の町名「中町」(なかまち)となった[2]。
鹿児島市合併以後
1967年(昭和42年)に谷山市が鹿児島市と合併し、それに伴い中から中山(ちゅうざん)と改められ、鹿児島市の町名「中山町」となった。
1976年(昭和51年)に中山町の一部が魚見町、1978年(昭和53年)には桜ケ丘一丁目から桜ケ丘七丁目に分割された[2]。
1997年(平成9年)2月17日には中山町の一部より東谷山七丁目に分割され[5]、同年11月17日には中山町及び山田町の一部で住居表示が実施されたのに伴い、中山一丁目及び中山二丁目が設置された[6]。2001年(平成13年)に中山町の一部が清和二丁目となり[7]、2017年(平成29年)2月6日には中山町の一部及び上福元町の一部の区域より、清和三丁目が設置された[8]。
町域の変遷
実施後 | 実施年 | 実施前 |
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魚見町の一部 | 1976年(昭和51年) | 中山町の一部 |
桜ケ丘一丁目から桜ケ丘七丁目までの一部 | 1978年(昭和53年) | |
東谷山七丁目 | 1997年(平成9年)2月17日 | |
中山一丁目及び中山二丁目 | 1997年(平成9年)11月17日 | 中山町及び山田町の各一部 |
清和二丁目 | 2001年(平成13年) | 中山町及び上福元町の各一部 |
清和三丁目 | 2017年(平成29年) | 中山町及び上福元町の一部 |
町名の由来
中山町は1967年の谷山市と鹿児島市の合併までは谷山市中町であったが、それまでの鹿児島市に中町が存在していることから、合併により同一市内に同一名称の町名が存在することを回避するために、現在の鹿児島市立中山小学校の校名から取り、合併と同時に中町から中山町(ちゅうざんちょう)に改称した。
中山小学校の名称の由来は1887年(明治20年)に中村に設置されていた辺田学館、白山小学校、山田村(現在の山田町)に設置されていた黒丸小学校を統合し、2つの村名から取り、中山小学校が中村に設置されたことに由来する[9]。
施設
- 公共
-
- 鹿児島ふれあいスポーツランド
- 新鹿児島変電所
- 谷山北公民館
- 教育
- 郵便局
-
- 鹿児島山田郵便局
- 大園簡易郵便局
- 商業
-
- タイヨー中山店
世帯数・人口
世帯数 | 人口 | |
---|---|---|
中山一丁目 | 475 | 1,247 |
中山二丁目 | 1,044 | 2,980 |
中山町 | 2,044 | 5,423 |
計 | 3,563 | 9,650 |
- ↑ 鹿児島市ホームページ 統計情報 2010年11月2日閲覧
小・中学校の学区
市立小・中学校の学区(校区)は以下の通りとなる[10]。
町丁 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
中山一丁目 | 全域 | 鹿児島市立中山小学校 | 鹿児島市立谷山北中学校 |
中山二丁目 | 全域 | ||
中山町 | 一部を除く全域 | ||
中山町 | 一部 | 鹿児島市立清和小学校 | 鹿児島市立東谷山中学校 |
中山町 | 一部 | 鹿児島市立西谷山小学校 | 鹿児島市立谷山中学校 |
中山町 | 一部 | 鹿児島市立宮川小学校 | 鹿児島市立皇徳寺中学校 |
交通
道路
脚注
- ↑ 統計情報 - 鹿児島市ホームページ
- ↑ 2.0 2.1 2.2 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』 角川書店 p.463
- ↑ 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.638
- ↑ 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.416
- ↑ かごしま市民のひろば 1997年 (平成9年2月号) 第357号 - 鹿児島市 2012年9月28日閲覧。
- ↑ かごしま市民のひろば 1997年 (平成9年11月号) 第366号 - 鹿児島市 2012年9月28日閲覧。
- ↑ 平成13年鹿児島県告示第912号(町の区域の設定及び変更、平成13年6月8日付鹿児島県公報第1684号の2所収)
- ↑ かごしま市民のひろば 平成29年1月号 (PDF) p.7 - 鹿児島市、2017年2月5日閲覧。
- ↑ 『南日本新聞』 2012年8月14日付 12面(373ワイドタウン 中山新聞)
- ↑ “小・中学校の校区表”. 鹿児島市役所. . 2010閲覧.
関連項目
- 九州地方の難読地名一覧
- 中山町 (曖昧さ回避)
- 中町(曖昧さ回避ページ)