MIOびわこ滋賀

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MIOびわこ滋賀
原語表記 MIOびわこ滋賀
呼称 MIOびわこ滋賀
クラブカラー     
創設年 2005年
所属リーグ 日本フットボールリーグ
クラブライセンス (未承認)
ホームタウン 滋賀県草津市東近江市[1]
ホームスタジアム 東近江市布引運動公園陸上競技場
216px甲賀市水口スポーツの森陸上競技場
収容人数 5,060(東近江)
3,000(甲賀)
運営法人 株式会社Mi-Oスポーツ
代表者 権田五仁
公式サイト 公式サイト
テンプレート

MIOびわこ滋賀(ミーオびわこしが、MIO Biwako Shiga )は、日本の滋賀県草津市東近江市をホームタウンとするサッカークラブ。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つである。

概要

草津市で活動していたジュニアユースクラブチーム『FC Mi-O キャットフィッシュ Kusatsu』を源流とする。当時関西サッカーリーグ1部に所属していた佐川急便京都サッカー部2006年に廃部になった際、その受け皿として社会人トップチームを設置し『FC Mi-O びわこ Kusatsu』と改名。その後2008年MIOびわこ草津2012年にはMIOびわこ滋賀へ改称している。運営会社は株式会社Mi-Oスポーツ。

ホームスタジアムは東近江市布引運動公園陸上競技場であり、2013年のJリーグ準加盟申請時にも同競技場をホームスタジアムとして申請している(詳細はホームスタジアムを参照)。

クラブ名の "MIO" とは近江の逆さ読みの意味と、イタリア語で“みんなの”、“愛すべき”という意味を持つ。チームカラーは自然をイメージしたグリーンと、“母なる湖”琵琶湖をイメージしたブルーの2色。チームエンブレムはチーム名の「MIO」の下に琵琶湖の特産でもあり、ジュニアユースクラブ時代にチーム愛称としていたナマズ(英語名:Catfish)を描き、上部には創設年の1995年を表している。チームマスコット・キャラクターはナマズをモチーフにした『キャッフィー』。

歴史

  • 2005年
    • 滋賀県草津市にジュニアユースクラブチームFC Mi-O キャットフィッシュ Kusatsu発足。
  • 2006年
    • 佐川急便のサッカー部再編に伴い廃部となる京都サッカー部を引き受け、本拠地を移転しFC Mi-O キャットフィッシュ KusatsuのTOPチームFC Mi-O びわこ Kusatsuとなる。
    • 第12回滋賀FAカップ ベスト4「天皇杯全日本サッカー選手権大会滋賀県予選」準決勝で滋賀FCに0-2で敗戦。
    • 関西サッカーリーグ1部 2位
      • 「全国地域リーグ決勝大会出場権獲得(滋賀県から初出場)」、予選ラウンド2位(2勝1敗)
    • 全国社会人サッカー大会関西予選「Dパート優勝」(関西代表として全国大会へ出場)、本選ベスト16
    • 国民体育大会 滋賀県成年チームに所属選手7名が初選出
  • 2007年
  • 2008年
    • MIOびわこ草津に改称
    • 昨シーズンまで15年間、Jリーグでプレイした平岡直起が監督に就任。
    • 第14回滋賀FAカップ 2位 決勝でSAGAWA SHIGA FCに0-2で敗戦。
    • 国民体育大会 滋賀県成年チームに所属12名が選出
    • JFL初参戦。序盤は上位にいたが、中盤の連敗が響き14位(全18チーム)。
    • JFL10周年記念して行われたタイ遠征にアランが参加。第2戦のムアンタンFC戦では先制ゴールを決める。
  • 2009年
    • ガンバ大阪元コーチの和田治雄が監督に就任。
    • 第14回滋賀FAカップ ベスト4 準決勝でびわこ成蹊スポーツ大学にPK戦の末敗退。
    • JFL8位(全18チーム)
  • 2010年
    • 草津線全線開通120周年、全線電化30周年が初の胸スポンサーに。
    • 第15回滋賀FAカップ 優勝 決勝戦で3-1でTOJITSU滋賀FCに勝利。
    • JFL11位(全18チーム)
  • 2011年
    • 第16回滋賀FAカップ 2位 決勝でSAGAWA SHIGA FCに0-1で敗戦。天皇杯出場ならず。
    • 東広樹が監督に就任。
    • JFL13位(全18チーム)
  • 2012年
    • MIOびわこ滋賀に改称
    • 第17回滋賀FAカップ 2位 決勝でSAGAWA SHIGA FCに0-3で敗戦。天皇杯出場ならず。
    • JFL8位(全17チーム)
  • 2013年
    • Jリーグ準加盟を申請した[2] が、継続審議となった[3]。しかし、その後準加盟申請に関するクラブからの公式発表はされていない。
  • 2014年
  • 2015年
    • 中尾幸太郎が監督に復帰。
  • 2016年

チーム成績・歴代監督

佐川急便京都サッカー部

年度 所属 順位 勝点 試合 監督
2005 関西2部 優勝 37 14 12 1 1 55 8 +47 中尾幸太郎

MIOびわこ草津・MIOびわこ滋賀

年度 所属 順位 勝点 試合 得点 失点 天皇杯 監督
2006 関西1部 2位 26 14 8 2 4 28 17 +11 - 中尾幸太郎
2007 2位 34 14 10 2 2 48 11 +37 2回戦敗退 中尾幸太郎/戸塚哲也
2008 JFL 14位 38 34 10 8 16 40 62 -22 - 平岡直起/東広樹
2009 8位 48 34 13 9 12 51 43 +8 - 和田治雄
2010 11位 46 34 13 7 14 51 56 -5 2回戦敗退
2011 13位 38 33 11 5 17 43 65 -22 - 和田治雄/東広樹
2012 8位 43 32 11 10 11 53 52 +1 - 東広樹
2013 16位 30 34 8 6 20 40 56 -16 1回戦敗退
2014 12位 22 26 6 4 16 24 50 -26 - 東広樹/川島弘治
2015 11位 34 30 9 7 14 36 41 -5 2回戦敗退 中尾幸太郎
2016 9位 40 30 11 7 12 38 45 -7 1回戦敗退 中口雅史
2017 13位 27 30 6 9 15 33 51 -18 -
2018 30 2回戦敗退

タイトル

カップ戦

ホームスタジアム

過去のホームゲーム開催スタジアムは下表の通りである。クラブ発祥地の草津市にはJFL・Jリーグが開催可能なスタジアムがないため、JFL加盟当初から周辺自治体の競技場を使用している。

年度別入場者数

年度 所属 合計
入場者数
最多入場者数 最少入場者数 平均
入場者数
試合数 ホームゲーム
開催スタジアム
入場者数 相手 会場 入場者数 相手 会場
2008 JFL 14,511 2,102 富山 湖南 307 ソニー 湖南 854 17 湖南17
2009 16,929 2,058 長崎 皇子山 338 FC琉球 上野競 996 17 湖南11、皇子山5、上野競1、鈴鹿1
2010 13,474 2,144 ジェフR 163 流通経済大 湖南 793 17 湖南9、皇子山5、東近江2、上野競1
2011 10,724 1,263 Honda 東近江 189 栃木U 671 17 東近江8、湖南7、皇子山1、甲賀1
2012 10,189 1,091 佐川印刷 224 ロック 637 16 東近江11、湖南4、甲賀1
2013 9,233 2,206 讃岐 208 Honda 東近江 543 17 東近江9、甲賀6、湖南2
2014 8,374 1,713 ソニー 224 横河 644 13 東近江9、甲賀4
2015                 15 東近江10、甲賀4、皇子山1
2016                 15 東近江9、甲賀6
2017                 15 東近江9、甲賀6
2018                 15 東近江9、甲賀6

ユニフォーム

ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st)
FP(2nd)
GK(1st)
GK(2nd)
FP 1st
FP 2nd
GK 1st
GK 2nd

チームカラー

  •     

ユニフォームスポンサー

掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考
東近江市 HIGASHIOHMI 2014年 - 2014年は「東近江市」表記
背中上部 黒田紙業 KURODA 2009年 - 2008年は袖
(2009年 - 2014年は「黒田紙業」表記)
背中下部 なし
なし
パンツ エールコーポレーション YELL 2008年 - 2007年は胸
(「エールコーポレーション」表記)

サプライヤー遍歴

歴代ユニフォームスポンサー年表

年度 背中上部 背中下部 パンツ サプライヤー
2007 エールコーポレーション - 解禁前 - - PUMA
2008 - 黒田紙業 YELL svolme
2009 黒田紙業 asuku KIKA
2010 草津線開通120周年
2011 滋賀県
2012 -
2013 - NIKE
2014 東近江市
2015 HIGASHIOHMI KURODA
2016 -
2017

スポンサー

レイジェンド滋賀との合併構想

現在滋賀県においてはJリーグの正会員、百年構想クラブ(準会員)が共に存在しない「Jリーグ空白県」となっている。MIOびわこ滋賀においても、Jリーグ加盟へ向けて百年構想クラブを申請しているが、現在も継続審議中であり、特にJリーグからは活動地域が、同じ滋賀県を拠点としているレイジェンド滋賀と、特に湖東・湖南地域での活動地域の重複を問題視している。また加えて、資金難であることや、滋賀県内においてJリーグクラブライセンス基準に充足した競技場(J3加盟の場合、最低でも原則として5000人程度収容の座席が必要)がないことも、Jリーグ加盟へ向けた課題となっている。

そこで、滋賀県サッカー協会が主導権を握り、MIOびわこ滋賀とレイジェンド滋賀を合併させてチームの一体運営へ向けて協議を進め、2015年4月に大筋合意したと京都新聞が取材・報道した。今後、まず2015年夏に新法人を設立、統合した新チームを2015年末の百年構想クラブの審査承認を経て、早ければ2017年のJ3リーグ参入を目指すとしていた[4] が、一部の報道[5] では2015年9月に合併が破談となったと報じられている。このため当初目標の2017年のJ3昇格は実現しなかった。

脚注

関連項目

外部リンク