PlayStation 2
220px PlayStation 2の本体とコントローラ (左はSCPH-30000、右はSCPH-70000) | |
メーカー | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
---|---|
種別 | 据置型ゲーム機 |
世代 | 第6世代 |
発売日 |
2000年3月4日 2000年10月26日 2000年11月24日 2000年11月30日 2002年1月24日 2002年2月22日 2004年1月1日 2009年11月18日[1][2] |
CPU | Emotion Engine |
GPU | Graphics Synthesizer |
対応メディア |
CD DVD |
対応ストレージ |
メモリーカード(MagicGate対応) ハードディスクドライブ[補足 1] |
コントローラ入力 |
プレイステーションコントローラ アナログコントローラ(デュアルショック) DUALSHOCK DUALSHOCK 2 |
外部接続 |
USB 1.1 IEEE 1394[補足 2] PCカードスロット[補足 3] イーサネット(100BASE-TX)[補足 4] |
オンラインサービス | PlayStation BB |
売上台数 |
2,198万台[3] 1億5,768万台[4] |
最高売上ソフト |
ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 /370万本[5][6] グランド・セフト・オート・サンアンドレアス /2,081万本[5] |
互換ハードウェア | PSX |
後方互換 | PlayStation |
前世代ハードウェア | PlayStation |
次世代ハードウェア | PlayStation 3 |
PlayStation 2(プレイステーションツー、略称: PS2)は、2000年3月4日に発売された家庭用ゲーム機。発売元はソニー・コンピュータエンタテインメント(略: SCE、現: ソニー・インタラクティブエンタテインメント)。
全ての機能が活用された訳ではないが、最先端の仕様(DVDを主要なメディアとして採用・サラウンド環境に対応・インターネットに接続できる・ハードディスクを搭載可能等)を集約し、極端にマルチメディア化を推し進め、1990年代までの家庭用ゲーム機の枠を打ち破った上、21世紀に出現するマルチメディア・プラットフォームとしてのゲーム機のプロトタイプとなった。発売前から、アーケードゲーム並のグラフィックの美しさと、当時は高価な専用プレーヤーが必要とされたDVD再生機能の搭載に関して、全世界的に大きな注目を集めており、更なる次世代ゲーム機が登場した2000年代中盤までは世界1位の人気を誇っていた。
概要
PlayStation (PS) の次世代機として開発された。1999年9月13日にSCEが発売日と写真、39800円の標準価格を決定させ、9月14日の朝日新聞に掲載された。日本では日付の語呂にあわせて2000年(平成12年)3月4日に発売開始となり、発売から3日で98万台の販売台数を記録した[7]。また、2001年10月には全世界累計出荷台数が2000万台を突破、2005年11月には全世界で1億台の生産出荷台数を記録している。なお、使用部品の性能の高さと安価性から「兵器転用の恐れがある」としてワッセナー・アレンジメントで輸出規制の対象となり、発売当初に話題となった。PSと同様、「プレステ2」や「プレ2」などと略されることも多いが、CMや自社製品内での記載では一貫して「PS2(ピーエスツー)」としている。ソフトのパッケージはDVDのトールケースと似た形をしていてジャケット表面の上部にPlayStation2とロゴが入っている。またソフトが2枚組の物でも一つのトールケースに収められている物が多く連動していたソフトは単品でもプレイが可能だが別のソフトとして扱われている。例 :『ゼノサーガ』、『三國無双』、『モンスターハンター』等。またゲームショップの一部ではトールケースのジャケットに似たパンフレットやソフトの体験版なども期間限定ながら無料で配布していた。
デザイン
発売当初の外観は、PSの本体やコントローラのデザイン・VAIOシリーズのネーミング・ロゴデザイン・一部本体デザインなどを手掛けた後藤禎祐[8]により「地球から宇宙へのメッセージを発信する黒い箱」(モノリス)をイメージして作られている。極めて直線的な形によって、従来の家庭用ゲーム機に多い「横置き」と、発売時点では他にはPC-FXくらいしか例がない「縦置き」が出来るようになっている。発売前のCMには「水泳をしている少年同士が、PS2を縦置きと横置きのどちらで設置するか話し合う」というものも存在した[9]。なお、縦置きの際には転倒防止のため専用スタンド(別売)を併用することが推奨されている。
起動画面は、青い煙の上に透明の立方体と緑・赤・桃・青の光(コントローラの△□○×の色でもある)が浮かび「Sony Computer Entertainment」と表示され、画面が回転しながら煙の中に入っていくというもの。ゲームを起動するたびにメモリーカードに起動回数が記録されるようになっており、回数に応じて青い煙の中に立つ柱の数が増加するようになっている。PS3の画面のインターフェースを担当した平松修治によると、一般家庭の使用状況下においてPS3の発売時期に画面いっぱいに柱が立つようになっているとのこと[10]。
性能
1990年代のグラフィック・ワークステーション並の性能を備えたため、CG映画には遥かに劣るが、ゲームとしては見応えのある写実的な表現が可能になった。ムービー詐欺などとまで呼ばれていた、ムービーとゲーム中のグラフィックの格差も格段に減った。PlayStation 2以後、アーケードゲームから家庭用ゲームへとグラフィックの進化の主役が移って行った。
DVD-ROMドライブを搭載し、USBやIEEE 1394 (i.LINK) 端子といったパソコンと同じインターフェースも備える。USB端子はキーボードやUSBマイクを利用したゲームなどに使用された。逆にUSB端子以外の使用頻度が低い端子は、本体の型番が上がるにつれて削除される傾向があった(#バリエーションを参照)。Graphics Synthesizerは4MBのDRAMをチップ内に形成している。従来は論理LSIとDRAMを同一チップ上に形成するのは製造プロセスの違いから難しいとされており、当時としては大容量のDRAMを用いたDRAM混載LSIの先駆け的存在となった。VRAM(混載DRAM)のバス幅を2560bitにすることで、48GB/sという発売時期からすれば常軌を逸したメモリ帯域を実現している。コントローラーは振動が伝わる機能に加え、ボタンを押す加減で微妙なコントロールができる。
VRAMの帯域は次世代機のPlayStation 3 (PS3) と比較しても約2倍広く(PS3のVRAMのバス幅は128 bitで、メモリ帯域は22.4GB/s)、アルファブレンドのようなVRAM上の大量のピクセルの値を変更する処理においてはPS3よりも優れている。GPUにプログラマブルシェーダが搭載されていないため、非常に高速なVRAMの速度を活用し、半透明テクスチャを大量に重ね描きすることにより個性的なシェーダや特殊効果を実装するメーカーが多かった(但し、依然として固定機能シェーダーだったため、独自作成のエフェクト処理1つに多数のポリゴンを使用することになり、スペックと比較してモデリングに用いられるポリゴン表示数は大幅に減少した。対して、後に現れるプログラマブルシェーダーでは1ポリゴンのみで独自作成のエフェクトを掛けられる。)。このようなハードウェアの特異な構成により、ハードウェアの研究とソフトウェアの工夫によっては他社製のハードウェアでは実現できない特殊な処理が可能となった[11]。その反面、特異なハードウェアを活かすために常にソフトウェア側に工夫が必要とされるため、開発が全体的に難しくなり、ソフトウェアの移植性に劣り、開発で得たノウハウが直接他のハードウェアで使えないという欠点があった。
上位互換性
2000年の発売開始当時、すでに世界での出荷台数の累計が7000万台を超えていたPS用のソフトウェアのほとんどをそのままプレイできるという上位互換性は、ゲーム機として画期的であった。PSのユーザーはPSのゲームソフト資産がそのまま引き継げること、新規ユーザーはPS2だけ購入すればPS用ソフトも購入して遊べること、ゲーム開発者はPS用ソフトを引き続き製作してもソフトウェアの売り上げに響かないなど、大きな利点があった。
ソフト開発が難しい仕様である上、当初は十分な開発ツールが提供されなかったため、良質なゲームソフトが出揃うまで時間がかかり、ここでも互換性は大きな意味を持った。この成功により、他社のゲーム機にも互換性が取り入れられるようになっていった(元々セガはSC-3000→セガ・マークIIIの時に上位互換性をとったが、当時の強者だった任天堂がファミリーコンピュータ→スーパーファミコンの時に上位互換性をとらなかったので、ゲーム機は上位互換性をとらないものという認識が一般化していた)。
また、PS用ソフトに対して、以下の2点でパフォーマンスを強化することが可能である。これらのモードを使用している場合はサポート対象外であり、動作に問題が生じる場合がある。本体の電源を切ったりリセットしたりするたび、設定の変更は解除されるようになっている。
- テクスチャマッピング(テクスチャの補間)
- 3DCGのテクスチャを多用したゲームで大きな効果があり、グラフィックが格段に滑らかになる。ただし、スプライト的に使用されているポリゴンのテクスチャまでも補間してしまうため、テクスチャの解像度によっては文字や静止画がぼやけるなど、必ずしも画質が向上するとは限らない場合もあった。
- CD-ROM高速読み込み
- PS2のCD-ROM(24倍速)と同じ速度で読み込む。低速でもロード時間を短くするよう工夫されたソフトも多いため、効果が薄い場合もある。PS2用ソフトと同等の速度として読み込むため、回転速度が上がりドライブの騒音もPS2用ソフトと同等に大きくなるといった弊害もある。一部のソフトにおいては、起動画面(PSのロゴ)までは表示されるが、タイトル画面が出ないこともある。また、ゲームによってはサウンドが音飛びを起こしたり、サウンドの再生が異常に速くなってしまったりするものがある(『ファイナルファンタジーIV』の戦闘音楽が頻繁に高速化する、『幻想水滸伝II』の一部のシーン、『サイレントヒル』でのポリゴンムービー、『メタルギアソリッド』でテクスチャの一部が点滅するなど)。
- 逆に最初から隠し機能として高速モードがあるソフト(『ときめきメモリアル』など)はコマンド入力無しに発動する恩恵もある。
メモリーカードスロットにも互換性があり、PS用メモリーカードを直接使用できる。PS2用メモリーカード (8MB) にもブラウザによってPS用のセーブデータをコピーすることができ、バックアップとして保存できる。ただしPS用ソフトを起動しているときにはPS2用メモリーカード (8MB) にはアクセスすることはできない。また、メモリーカードの読み書きを高速化する機能も案としてあったが(技術的には十分可能)、読み書き速度に依存したソフトが多いことを理由に採用されなかった。
ただし、正常に動作しないPS用ソフトもごく一部存在する[12]。
PS2をD端子ケーブルやコンポーネント端子ケーブルで接続した場合、PS用ソフトは一般的な映像フォーマットではない240p(解像度720*240プログレッシブ)で出力される為、接続したモニタによっては信号に対応せずゲーム画面が乱れたり、全く出力されなかったりする事がある。
DVDプレーヤー
上記の通り本機の光学ドライブはDVD-ROMにも対応しており、DVDビデオの再生機能が搭載されている。DVDビデオの普及期に単なるゲーム機ではなく、DVDプレーヤーとして活用できるゲーム機として登場したことは、DVDの普及に大きな弾みを付けることとなった。特に話題作『マトリックス』のDVDソフトは国内ではPS2と同時期に発売され、相乗効果となり普及に貢献した。また、発売当初の39,800円と言うメーカー希望小売価格は既存のDVDプレーヤーと比べて格段に安く(当時の標準的なDVDプレイヤーは10万円前後、格安モデルでも6万円程度)、DVDプレーヤーの低価格化の火付け役となった。
ゲームソフトにおいてはCD-ROMが採用されたのは初期のものが殆どであり、ゲームデータの複雑化・大容量化に伴って大多数のソフトがDVD-ROMでの供給となっている。また、片面1層のDVD-ROMでは間に合わず2層ディスクや複数枚のディスクを採用したソフトもある。
多くのDVDプレーヤーやDVDレコーダーが対応しているMP3には対応していない。
PS3発売以後のシェア
2006年11月に次世代機であるPS3が発売された後も、しばらくはテレビゲーム市場の一角を占めていた。例えば2007年の北米における年末商戦ではPS3が120万台・PS2が130万台を売り上げていた[13]。裕福層がPCゲームへと移行する中、比較的貧困層向けへのビデオゲームの売れ行きが良く、特に発売から年数が経過し購入しやすい価格となったPS2は人気であった。また、この頃よりゲームソフトのマルチプラットフォーム化が進んで、大手メーカーのソフトがPS2を含めた多機種で発売される場合もあった。
PS3の初期モデルには、PS2のプロセッサを内蔵するかたちでPS2互換機能が搭載されていたが、コストダウンを最優先する姿勢から2007年秋に発売された新型PS3からはPS2互換機能が廃止された。そのため、2009年頃までは多くのメーカーがPS2・PS3双方でソフトをリリースしていたが、映像出力等のパフォーマンスの違いを除けば、操作方法を含めて両者はほとんど同じソフトであった。ソフトによってはXbox 360やWii、PlayStation Portable (PSP) でも発売されるため、合計5ハードで一つのソフトが発売される事もあった。
2008年に入ると、次世代機であるPS3やWiiの普及、さらに日本の家庭用ゲーム市場が携帯ゲーム機中心にシフトした影響で、日本での全ゲームソフトに占めるPS2ソフトの販売割合は10%未満まで減少した。なお、SCEは同年7月発売の『ラチェット&クランク5 激突!ドデカ銀河のミリミリ軍団』(PSPからの移植)を最後に、新作PS2用ソフトを発売していない。PSNでもPS2向けの情報は基本的に配信されていない。
シェアの衰退に伴い新作ソフト数が減少する中、恋愛ゲームや萌えを意識した内容の作品はPS2に残留していたが、2009年には次世代ないし携帯ハードへの移行、もしくはマルチ展開を行うソフトが出始め、年内にほとんどのタイトルが移行した。女性向けの乙女ゲームは、2009年までPS2単独で展開するソフトがほとんどだったが、2010年に入ると次世代ないし携帯ハードやPCへの移行、もしくはマルチ展開を行うソフトが出始め、年内にほとんどのタイトルが移行した。
日本をはじめ、アメリカやヨーロッパなどの先進国ではPS3が主流となったが、ゲームが楽しめる上にDVDプレーヤーとしても使えること、DVDそのものが依然として主流であること、主要国ではそれらが“枯れた”規格としての手軽さなどから東南アジアや中東などの新興国で売り上げを伸ばしており、2011年1月には全世界での販売台数が1億5000万台を突破した[14]。現在、世界一売れたゲーム機である。
ヨーロッパでは2010年にPS2を内蔵したソニーの液晶テレビ「BRAVIA KDL22PX300」が販売されている。
出荷完了と終焉
日本では、2012年からPS2用ソフトは廉価版を含めて全く発売されなかった。そして、2012年12月28日をもって日本国内における本体(SCPH-90000)の出荷が完了したことがSCEJより発表された[15]。
海外市場でも完全に生産が終了したことが2013年1月4日に英紙the Guardianで報道された[16]。
2013年3月27日に、最後の新作ソフト『ファイナルファンタジーXI アドゥリンの魔境』(スクウェア・エニックス)が発売され、また2016年3月31日 23:00(JST)をもってFFXIのPS2でのサービスが終了した[17]。初代の『ファイナルファンタジーXI』と同日発売で同じくオンライン専用ソフトだった『信長の野望Online』も2014年でオンラインサービスを終了、PS3版及びPS4版に移行しているため、日本市場でのPS2は名実とも完全に歴史の幕を下ろすこととなった。新作ソフトの発売は2000年3月4日のPS2の発売から13年間も続き、家庭用ゲーム機ではネオジオ、ゲームボーイに次ぐ長寿ハードとなった。
2012年7月より、ゲームアーカイブスでPS2タイトルの配信が開始された。
なお、2014年3月31日には、SCPH-50000MB/NHおよび90000シリーズを除く機種で、2015年3月31日にはSCPH-50000MB/NHの修理等のアフターサービスの受付が終了し[18][19]、2018年8月31日には最終モデルであるSCPH-90000の修理の受付を終了することが決まりハードウェアの修理も困難になった。
仕様
- 外形寸法 (幅、高さ、奥行き)突起物含まず
- 重量
- サウンド
- メディア
- I/O プロセッサ
- CPUコア: MIPS R3000カスタム(33.8/37.5MHz)
- サブバス: 32 Bit
- PSのメインチップを流用したもので、PS用ソフトの動作にも用いられる
- インターフェース
沿革
- 1998年5月20日、翌日発売のVジャンプ7月号の創刊5周年記念のページにて堀井雄二のインタビューで次世代機の存在が明かされている[補足 5]。
- 1999年
- 2月17日 - 国際固体素子回路会議(en:International Solid-State Circuits Conference)におけるSCEと東芝の基調講演で、次世代ゲーム機向けの新型マイクロコントローラ(Graphics Synthesizer)の開発に成功したと発表。
- 3月2日 - 東京国際フォーラムで開催された「PlayStation Meeting 1999」において「次世代プレイステーション」として発表。製品発表会にはほとんど姿を出さない出井伸之ソニー社長(当時)が出席し「あまりにも素晴らしいものができたので応援に来た」と発言した[20]。基本仕様とSCEおよびサードパーティー(ナムコ、スクウェア)制作の性能デモが公開される[21]。花火やキャラクターの表情が動くなどの高度な3DCGは当時のゲーム機ではおよそ考えられないものであり、多大な衝撃と期待を集めた。
- 9月13日 - 正式名称「PlayStation 2」と日本市場での価格・発売日(2000年3月4日)を発表。全世界で150以上のソフトメーカーが参入を決めた。
- 2000年
- 2月 - SCEが自社直販のショッピングサイト「PlayStation.com」を立ち上げ、ユーザー登録を開始。2月18日午前0時から先行予約受付を開始した(AIBOと同じ手法であった)。しかし瞬く間にサイトが一時ダウン[22]するなど当初から注目を集めた。
- 3月2日 - PlayStation.comでの注文者の氏名・商品配送先が受注番号の入力だけで閲覧可能な状態となっており、第三者からの不正アクセスにより個人情報が流出したことが明らかとなる[23]。
- 3月4日 - 日本で発売開始(SCPH-10000)。一般マスメディアも大々的に報道し社会現象となった。SCEは98万台を出荷したと発表。
- 発売直後、DVDプレーヤー機能にリージョンチェックを回避できる不具合が発覚。当時プレーヤーソフトはメモリーカードに記録しバージョンアップできる仕様となっており、出荷した全ての本体を対象に『ユーティリティディスク』の交換による無償バージョンアップが行われた(ただし自発的な回収に応じたユーザーのみ)。
- 10月26日 - 北米発売開始(SCPH-30001)。
- 2001年
- 4月26日 - SCEがPS2をLinuxマシンとして利用可能とするPS2 Linuxを発売することを発表した。
- 本格的なソフトが出揃い始め、『鬼武者』(カプコン)が初のミリオンセラーに。7月には『ファイナルファンタジーX』(スクウェア)が200万枚以上を売り上げ、ソフト面でもPSからの本格的な世代交代を果たした。
- 2001年9月にニンテンドーゲームキューブ、2002年2月にXboxとライバル機が出現。これらはPS2を上回る性能とソフト開発の容易さをアピールしたが、PS2の牙城を崩すには至らなかった。2004年時点で日本の据置ゲーム機の8割に上るシェアを握った。日本以外では比較的競争が激しいものの、やはりシェアではトップを維持していた。
- 2004年11月 - 新型のSCPH-70000 CBで、従来機より体積比約4分の1(従来の23%)、重さ約半分(従来の45%)のコンパクトボディでネットワーク接続機能(100BASE-TX)標準装備したモデルを発売した。
- 2005年
- 2006年3月14日 - アメリカでのコントローラ振動技術の特許権をめぐる訴訟でSCEの再審請求を棄却。これにより、アメリカでPS/PS2が販売出来なくなる危機に陥る可能性があった。
- 2007年
- 2012年12月28日 - 日本国内における新品出荷を終了。
- 2014年3月31日 - PlayStation 2 SCPH-50000MB/NHおよび90000シリーズを除く機種で修理等のアフターサービス受付終了[24]。
- 2015年3月31日 - PlayStation 2 SCPH-50000MB/NHの修理等のアフターサービス受付終了。
- 2016年3月31日 - PlayStation BBのサービス提供終了。
- 2018年8月31日 - SCPH-90000の修理受付終了予定。
累計生産出荷台数
※SCEが発表時に用いる「台数」は小売店に引き渡された数字のため[14]、本項では登記上正統な「出荷台数」で表記する。
- 2000年3月4日 日本で発売開始
- 2001年3月23日 世界1,000万台
- 2001年10月10日 世界2,000万台
- 2002年5月 世界3,000万台
- 2002年7月 日本1,000万台
- 2002年9月19日 世界4,000万台
- 2003年1月15日 世界5,000万台
- 2003年9月6日 世界6,000万台
- 2004年1月13日 世界7,000万台
- 2004年12月31日 世界8,000万台
- 2005年6月2日 世界9,000万台
- 2005年11月29日 世界1億台
- 2007年3月末 世界1億1,700万台以上[25][26]
- 2011年2月14日 世界1億5,000万台[14]
バリエーション
SCPH-10000系
日本でのみ発売されたモデル。シリーズで唯一PCカードスロットが搭載されている。消費電力は約50W。
- SCPH-10000
- (2000年3月4日〜39800円)
- 最初に発売されたモデル。この機種とSCPH-15000にだけPS2用メモリーカードが同梱されている。
- DVD-Videoの再生にはDVD再生用プログラム(同梱の『ユーティリティディスク』などからインストール可能)を書き込んだメモリーカードを装着してから起動する必要がある。簡単な操作により日本以外のリージョンが設定されたDVDも再生できたが、再生ソフトのバージョンアップにより修正された。
- ディスクドライブに使用されているピックアップ「KHS-400A」の性能が悪く、片面二層式DVDの読み込みに失敗することがある。
- SCPH-15000
- (2000年6月15日〜39800円)
- 生産性向上、『ユーティリティディスク』1.00対策などのマイナーチェンジ。
- 設定ミスにより、メインメニュー上ではSCPH-10000と表示される。その旨を記載した注意書も同梱されている。
- SCPH-18000
- (2000年12月8日〜39800円)
- DVDプレーヤーを本体に内蔵し、リモコンとリモコン受光部が同梱。以降のモデルではDVD再生時にRGBケーブルの使用が制限され、PS2用メモリーカードは別売となった。ディスクドライブに使用されているピックアップがKHS-400Bに変更された。
SCPH-30000系
北米・欧州モデルに先行して搭載された拡張(エクスパンション)ベイを搭載し、世界統一仕様となったモデル。消費電力が39Wに低下し、EEとGSの0.18μmへのシュリンクと通気口の改善が行われたが、ファンの回転数は増え、騒音は増加した。内部的にもハードディスクの接続を見越した部分がある(ハードウェア側ではアクセスランプの内蔵、ソフトウェア側では拡張ベイ部分のドライバを内蔵しておりPlayStation BB Unit使用時にメモリーカードにドライバをインストールする必要がない)。この代から改造・分解防止の封印シールが張られるようになった。
- SCPH-30000
- (2001年4月18日〜オープン価格、6月29日から35000円、11月29日から29800円、2002年5月16日から再びオープン価格)
- PCカードスロットを廃止し、拡張(エクスパンション)ベイを追加・EEとGSが0.18μmへのシュリンク・ファン騒音増加。リモコンとリモコン受光部別売。
- SCPH-30000 ヨーロピアン・オートモービル・カラーコレクション
- (2001年11月8日、受注販売のみ〜各色50000円 5色セット25万円)
- PS2の生産出荷台数累計2000万台を記念して発売された限定特別色モデル、本体と付属のコントローラー、縦置きスタンドが通常色とは異なるカラーで鏡面色塗装処理が施され通常別売のメモリーカードも本体に同封されている。実際の自動車用の塗料を用いて塗装されているが、自動車用の塗料は塗膜が柔らかくそのまま梱包すると塗面がへこんでしまうため、塗装後に堅い塗膜のトップコートが施されている[27]。
- 日本国内での販売はプレイステーションドットコムのみで単体販売600台、5色セットが66台の計666台。
- カラーはスーパーレッド、メタリックシルバー、アストラルブルー、スノーホワイト、ライトイエローの5色。
- SCPH-35000 GT
- (2001年6月8日〜39800円)
- 『グランツーリスモ3』を同梱したセット。基本的な仕様はSCPH-30000に準ずる。
- SCPH-37000 L
- (2002年7月19日〜30000円)
- 本体色は「OceanBlue」(青いスケルトン)。ヒートシンクなどに変更が見られる。縦置きスタンド・リモコン同梱。
- SCPH-37000 B
- (2002年8月1日〜30000円)
- 本体色は「Zen Black」(黒いスケルトン)。その他の特徴はSCPH-37000 Lと同じ。
- SCPH-39000
- (2002年11月21日〜オープン価格)
- コスト削減などのマイナーチェンジ。
- SCPH-39000RC
- (2002年12月3日〜26800円)
- 『ラチェット&クランク』同梱のアクションパック。
- SCPH-39000TB
- (2002年12月3日〜26799円)
- 本体色はトイザらス限定カラー「トイズ・ブルー」。上記「SCPH-39000RC」のトイザらス限定品。
- SCPH-39000 S
- (2003年2月13日〜25000円)
- 本体色はシルバー。PS2全世界5000万台出荷記念、2003年春季限定カラーモデル。
- SCPH-39000 SA
- (2003年2月20日〜25000円)
- 本体色は「SAKURA」(薄ピンク)。PS2全世界5000万台出荷記念、2003年春季限定カラーモデル。
- SCPH-39000 AQ
- (2003年2月20日〜25000円)
- 本体色は「AQUA」(薄めの青水色)。PS2全世界5000万台出荷記念、2003年春季限定カラーモデル。
- 5000番台でも同色が設定されたSAKURA、シルバーと違いAQUAは39000番のみの設定であった為、流通数が少ない。
SCPH-50000系
i.LINK端子が削除。これにより、『グランツーリスモ3 A-spec』などでi.LINK端子を使用することによってできた対戦が不可能となった。また、リモコン受光部が内蔵され、DVDプレーヤー機能が強化されている。新たに包装箱には、DVDドライブの対応メディア(50000系の場合はDVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RWに対応)が表記されるようになった。
- SCPH-50000
- (2003年5月15日〜25000円)
- i.LINK端子を削除、リモコン受光部を内蔵、30%の静音化。DVDドライブがDVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RWに対応。DVD再生時、プログレッシブ出力に対応。わずか半年後に後継のSCPH-50000 NBが発売となったため、非常に短命なモデルとなった。
- SCPH-50000 MB/NH
- (2003年6月12日〜35000円、2003年11月13日から29800円、2004年11月3日から24800円)
- 本体色はミッドナイト・ブルー。PlayStation 2 BB Pack。PlayStation BB Unitを標準装備したセット。同色の縦置きスタンドを同梱。
- SCPH-50000 NB
- (2003年11月13日〜19800円)
- 本体色がブラックからミッドナイト・ブラック(半透明黒)に変更。以降の基準モデルはSCPH-50000から本モデルに変更される。
- SCPH-50000 TSS
- (2003年11月19日〜19799円)
- 本体色はトイザらス限定カラー「サテン・シルバー」。トイザらス限定品。
- SCPH-50000 CW
- (2004年3月18日〜19800円)
- 本体色はセラミック・ホワイト。
- SCPH-50000 SA
- (2004年3月25日〜19800円)
- 本体色は「SAKURA」(薄ピンク、SCPH-39000でも発売された)。2004年春季限定カラーモデル。
- SCPH-50000 PW
- (2004年7月25日〜19800円)
- 本体色はパール・ホワイト。2004年夏季限定カラーモデル。
- SCPH-55000 GT
- (2003年12月4日〜22000円)
- 本体色はセラミック・ホワイト。『グランツーリスモ4"プロローグ"版』同梱。仕様はSCPH-50000 NBに準ずる。
- SCPH-55000 GU
- (2003年12月4日〜35000円)
- 本体色はゴールド。「機動戦士Ζガンダム百式ゴールド・パック」。『機動戦士Ζガンダム エゥーゴvs.ティターンズ』、大河原邦男デザインの特製縦置きスタンド等を同梱。仕様はSCPH-55000 GTに準ずる。
SCPH-70000系
本体が軽量化、薄型化(本体サイズ: 約301mm×78mm×182mm→約230×28×152mm〈幅×高さ×奥行き〉、重量: 約2.0kg→約900g)された。シリーズで唯一電源供給が内蔵ではなくACアダプター経由である。後期の型番のハードでは正常に動作しないPS/PS2用ソフトが存在するなどの問題点も存在した。
本体形状の変更により、SCPH-50000系以前に発売された周辺機器の一部は使用できなくなった。PlayStation BB Unitに非対応となり、イーサネット端子は内蔵されたが、HDDの搭載はできない。PlayStation BB対応ソフトのうち、アダプタのみを必要とするソフトは引き続き使用可能。
- SCPH-70000 CB
- (2004年11月3日〜オープン価格、実勢価格19800円)
- 本体色はチャコール・ブラック。従来機より体積比約4分の1(従来の23%)、重さ約半分(従来の45%)のコンパクトボディ。イーサネット(100BASE-TX)標準装備。HDD非対応。シェルトップローディング方式への変更。ただし、本体とは別に大型のACアダプターが必要となった。
- SCPH-70000 GT
- (2004年12月28日〜23800円)
- 本体色はチャコール・ブラック。『グランツーリスモ4』同梱のレーシングパック。
- SCPH-70000 CW
- (2005年5月26日〜オープン価格)
- 本体色はセラミック・ホワイト。
- SCPH-75000 SSS
- (2005年11月23日〜オープン価格)
- 本体色はサテン・シルバー。機能はSCPH-70000から変化はないが、これ以降の型番のハードでは正常に動作しないソフトが存在する。
- SCPH-75000 FF
- (2006年3月16日〜オープン価格)
- 本体色はチャコール・ブラック(FFXIIに登場するジャッジマスターの紋章がデザインされている)。「PlayStation 2 FINAL FANTASY XII Pack」。スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーXII』をセットにしたパッケージ。
- SCPH-77000 CB
- (2006年9月15日〜16000円)
- 本体価格を下げたモデル。機能はSCPH-75000から変化はないが、同シリーズ以降から続く正常に動作しないソフトの一部に互換性の確保がされた。2006年11月22日には、サテン・シルバー (SS) が定番色に加わるとともに、限定色としてピンクが発売。
- SCPH-79000 CB
- (2007年7月1日〜16000円)
- 本体の軽量化(約900g (SCPH-77000) から約600g (SCPH-79000))とACアダプターの軽量化(約350g (SCPH-77000) から約250g (SCPH-79000))が行われた。外観・性能等に大きな変化はない。EE+GSとメインメモリがワンパッケージ化されている。わずか5ヵ月後に後継のSCPH-90000が発売となったため、非常に短命なモデルとなった。
SCPH-90000系
機能はSCPH-70000系とほぼ同じで、周辺機器も同じものが使用できる。消費電力は約35W。本体のサイズはSCPH-70000系とほぼ同じだが、PS2のデザイン上の特徴であった凸凹状の溝が無くなり、シンプルな外装となった。
- SCPH-90000 CB/CW/SS
- (2007年11月22日〜16000円)
- ACアダプター部分を内蔵し、SCPH-50000系以前と同様に通常の電源ケーブルのみで使用できるように。重量は約720gで、SCPH-79000の本体とACアダプターを合わせた重量(600g+250g)よりも軽い。
- 本体色はチャコール・ブラック (CB) 、セラミック・ホワイト (CW) 、サテン・シルバー (SS) の3色が同時発売。
- 2009年3月をもって、セラミック・ホワイトとサテン・シルバーが生産終了。コントローラ、メモリーカードもブラック以外の色がすべて生産終了し店頭在庫限りの販売となる。
- SCPH-90000 CR
- (2008年7月3日〜16000円)
- 本体色はシナバー・レッド。この色がPS2最後の追加色であった。
開発向け機器
- 本項目にて述べる機器は一般向けには販売が行われておらず、ゲーム開発会社、流通、出版社などの業務上必要と認められた一部の会社に販売された「開発・検証機」となる。正式名称は「PlayStation2 Debugging Station」。主な仕様の違いとしては「バックアップCD、DVDの起動」、「本来設定不可能な設定の変更」、「本体ロゴの違い」(ロゴがTESTと表記されている)となる。また初代Playstationの開発機に存在したNTSC/PAL規格の切り替え機能は搭載されておらず、本体色についても一般販売向けと同一となった。
- なお、当然ではあるが転売などは一切認められておらず、万が一の流出時には本体のシリアル番号から流出元が特定できる仕組みとなっている(実際には会社自体の倒産や盗難等によって中古市場に流通し、オークションサイト等で販売されている場合がある。[28])。
- DTL-H10000
- SCPH-10000系に該当。基本機能は市販モデルと変化が少なく、市販品と比べてもコントローラーの○×ボタンによる決定/キャンセルの切り替え有無、バックアップ起動可否の違い程度しか存在しない。
- DTL-H30000
- SCPH-30000系に該当。本型番よりDVD再生機能が削除され、より開発機寄りとなった。(正確にはDVD再生チップが非搭載のため再生自体が行えない)
- DTL-H50000
- SCPH-50000系に該当。DTL-H10000にて開発されたゲームの一部において、SCPH-30000以降の型番プレイした際に正常に動作しない場合がある不具合が発覚。以降のゲームは本機器による動作確認が必須となった。
- DTL-H70000
- SCPH-70000系に該当。本型番より開発機も薄型モデルへと変更されたが、それ以前の型番と仕様自体に違いが無く、またPlayStation3の登場も目前に迫っていた時期であり、流通は非常に少ない。
本体機能
SCPH- | 10000系 | 30000系 | 50000系 | 70000系 | 90000系 | |
---|---|---|---|---|---|---|
i.LINK | 搭載 | なし | ||||
ディスクトレイ | 電動 | シェルトップ | ||||
電源 | 内蔵 | 外付 | 内蔵 | |||
PlayStation BB | HDD接続 | 対応 (外付型) |
対応 (内蔵型) |
非対応 | ||
イーサネット | ○ (別売) |
内蔵 | ||||
DVD | リモコン受光部 | 外付 (別売) |
内蔵 | |||
DVDプレーヤー | ※[注 1] | ○ | ||||
プログレッシブ出力 | 非対応 | ○ | ||||
-R, -RW読込 | △[注 2] | |||||
+R, +RW読込 |
- ゲームのプログレッシブ出力には全モデルで対応している。プログレッシブ出力対応ソフトでゲーム内のオプション設定、もしくはゲーム起動時に隠しコマンドの入力[補足 6]をすることで、プログレッシブ出力設定をする必要がある。インターレース出力のみに対応するソフトもある。
システムバージョン
SCPH- | 10000 | 15000 | 18000 | 30000 | 37000 | 39000 | 50000 | 55000 | 70000 | 75000 | 90000 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブラウザ | 1.00 (2.00[注 3]) |
1.20 (2.00[注 3]) |
1.40 (2.00[注 3]) |
1.40 | |||||||
CDプレーヤー | 1.00 (1.30[注 3]) |
1.20 (1.30[注 3]) |
2.00 (1.30[注 3]) |
2.00 | |||||||
PlayStationドライバー | 1.00 | 1.01 | 1.02 | 2.00 | |||||||
DVDプレーヤー (本体内蔵バージョン) |
(1.00, 1.01[注 4])[注 5] | (1.01)[注 5] | 2.00 | 2.02 | 2.12 | 2.14 | 3.00 | 3.02 | 3.10 | 3.11 |
- PlayStationドライバー以外はアップデート用のディスクが用意されている。
- ブラウザ・CDプレーヤーのアップデート
PlayStation BB Unit発売前のHDDユニット(2001年7月19日発売)に同梱された『HDDユーティリティディスク』を使うことで、ブラウザ:2.00、CDプレーヤー:1.30にアップデートすることができる。
- バージョン一覧の下にMACアドレスの項目が追加
- ブラウザにCD/DVDとメモリーカードに加え「HDD」が表示されるようになる
などの変更点がある。
ただし『HDDユーティリティディスク』は後継の『PlayStation BB Navigator』の展開に伴い販売が停止されたうえ、ブラウザのバージョンが1.xx台で上がっているPS2自体の新モデルが発売されているため、バージョンの数字の大きさと新旧関係は一致しない。
- DVDプレーヤーについて
- SCPH-10000/15000では、同梱の『ユーティリティディスク』からDVDプレーヤーを同梱のメモリーカードに導入することでDVD再生機能を提供していた(同梱されたメモリーカードとは別のものにインストールすることもできる)。
- DVDリモコンなどに同梱されたり、単体で販売されている『DVDプレーヤー』、『HDDユーティリティディスク』[29]、『PlayStation BB Navigator』[30]などを用いて、本体内蔵のものより新しいバージョンにアップデートすることができる。
- バージョン3.00以上のDVDプレーヤーが収録された『DVDプレーヤー』の単体販売が行われている[31]。
周辺機器
SCE純正、ソニーグループより発売
型番 | 名称 | 発売日 | 備考 |
---|---|---|---|
SCPH-10000 | PlayStation 2 | 2000年3月4日 | 本体。 "「PlayStation 2#バリエーション」"
|
SCPH-10010 | アナログコントローラ DUALSHOCK 2 | 見かけはDUALSHOCKとあまり変わりはないが、ボタンにもアナログ入力機能があり、押す際の圧力を感知して入力具合を検知する機能を搭載しているのが最大の相違点。PS2用ソフトの大半がDUALSHOCK 2専用なので基本的に常用となるが、旧PSのゲームをプレイする際に不具合が発生するものもある。DUALSHOCKとの外見上の違いは、本体上部にDUALSHOCK2と青色で記してあるかである。本体に1つ同梱。 | |
SCPH-10020 | メモリーカード (8MB) | PS2用。PS用メモリーカードとの大きさ、形状はほぼ同一であるが、PS用メモリーカードの方がやや丸い。ただし、PS用メモリーカードとの差別化のため、「PlayStation 2 8MB」のプリントがされている。見た目はほぼ同じだが、メモリーカードの挿入側の切り欠き部分が異なっていて、PS本体のメモリーカードスロットに物理的に挿入できない構造となっており、PS用ソフトで用いることができない(切り欠きのおかげで、PS2でPS用のソフトをプレイしてもPS2のメモリーカードの挿入を検出できないようになっている)。
PS用メモリーカードと比べて、ブロック制の廃止、大容量化、メモリーカードの読み書きの高速化、ソニーの著作権保護技術であるマジックゲートの搭載といった特徴を持つ。PS用ソフトのセーブデータをバックアップなどのためにコピーすることは可能。セーブデータ自体にコピーを制限するフラグを付加できるようになっている(移動は可能)。 | |
SCPH-10030 | AVケーブル 2.5m | 音声・映像を出力するためのケーブル。コンポジット映像端子付きのテレビで利用できる。 本体に同梱。PSと共用。 後継はSCPH-10500。 | |
SCPH-10040 | 縦置きスタンド | SCPH-10000/30000/50000シリーズ用。 本体を縦置きにする際に載せるための台。本体を縦置きにした際の安定性を向上させることができる。 | |
SCPH-10050 | 電源コード | 本体に同梱。 2Pメガネ型のコネクタが付いた電源ケーブル。 PSと共用。 | |
SCPH-10060 | S端子ケーブル 2.5m | 音声・映像を出力するためのケーブル。S端子付きのテレビで利用できる。 PSと共用。 | |
SCPH-10070 | RFUアダプターキット | SCPH-1120の改良型。 チャンネル切替スイッチがAVマルチ端子側からRF端子側へと改良されており、RF端子の形状も変えられている。 PSと共用。 | |
SCPH-10080 | AVアダプター | コンポジット映像端子とAVマルチ端子が付いたアダプタ。 後継はSCPH-10130。 | |
SCPH-10090 | マルチタップ | PlayStation 2規格ソフトを3人以上でプレイする際に使用する。PlayStation規格ソフトには使用できない。SCPH-10000/30000/50000シリーズ用。 SCPH-70000シリーズ以降では使用できないため、SCPH-70120が必要。 | |
SCPH-10100 | コンポーネントAVケーブル 2.5m | 音声・映像を出力するためのケーブル。コンポーネント入力端子付のテレビで利用できる。 | |
SCPH-10110 | 横置きスタンド | SCPH-10000/30000/50000シリーズ用。 本体を横置きにする際に載せるための台。縦置きスタンドと同様の意匠がほどこされているが、縦置きスタンドと違ってすでに横置きであるため安定性を向上させる効果はない。 | |
SCPH-10120 | AVマルチケーブル | 発売中止 | RGB接続用のケーブル。VMC-AVM250と同等品[32]。 |
SCPH-10130 | AVアダプター(S映像出力端子付き) | 2000年10月12日 | コンポジット映像端子とAVマルチ端子とS端子が付いたアダプタ。 SCPH-10080の後継。 |
SCPH-10142 | EURO-AV Cable | 2001年1月1日 | 音声・映像を出力するためのケーブル。SCART端子付きのテレビで利用できる。日本未発売。 |
SCPH-10150 | DVDリモートコントローラ | 2000年12月8日(SCPH-18000付属として) 2000年12月22日(SCPH-10170付属として) |
SCPH-10000/30000シリーズ用。 SCPH-50000以降のシリーズにはリモコン単体のSCPH-10420を使用する。 |
SCPH-10160 | IRレシーバー | SCPH-10000/30000シリーズ用。 SCPH-50000以降のシリーズにはリモコン受光部が内蔵されているため不要。 | |
SCPH-10170 | DVDリモートコントローラキット | 2000年12月22日 | DVDリモートコントローラ(SCPH-10150)とIRレシーバー(SCPH-10160)のセット。 SCPH-50000以降のシリーズにはリモコン単体のSCPH-10420を使用する。 |
SCPH-10180 | 携帯電話接続ケーブル | 2001年3月29日 | 本体とiモード携帯電話との接続に使用するケーブル。 |
SCPH-10190 | ネットワークアダプター(Ethernet) (PC CARDタイプ) |
2001年7月19日 | SCPH-10000シリーズ用。 SCPH-10210に同梱。 |
SCPH-10200 | 外付型ハードディスクドライブ用ACアダプタ | ||
SCPH-10210 | ハードディスクドライブユニット (外付型 40GB) |
SCPH-10000シリーズ用。 | |
SCPH-10220 | 縦置きスタンド (外付型ハードディスクドライブ対応) |
SCPH-10000/30000/50000シリーズ用。 本体を縦置きにする際に載せるための台。本体を縦置きにした際の安定性を向上させることができる。 SCPH-10040の後継であり、外付け型HDDユニットを本体の横に立てられるように横幅の調整が可能になっている。 | |
SCPH-10230 | USB マウス | 2001年9月20日 | PS2のロゴが入ったUSB接続のボール式3ボタンマウス。 |
SCPH-10240 | USB キーボード | PS2のロゴが入ったUSB接続のメンブレンキーボード。 | |
SCPH-10250 | ネットワークアダプター | SCPH-30000/50000シリーズ用。 SCPH-10350と内容は同じ。 | |
SCPH-10260 | ハードディスクドライブユニット (EXPANSION BAYタイプ 40GB) |
2001年7月19日 | SCPH-30000/50000シリーズ用。 |
SCPH-10270 | LinuxKit | 2001年5月9日 | "「PS2 Linux」"
|
SCPH-10320 | D-sub15ピン変換ケーブル | SCPH-10270に同梱。 | |
SCPH-10330 | D端子ケーブル 2.5m | 2002年7月25日 | 音声・映像を出力するためのケーブル。D端子付きのテレビで利用できる。 |
SCPH-10350 | ネットワークアダプター(Ethernet) (EXPANSION BAYタイプ) |
2003年6月12日 | SCPH-30000/50000シリーズ用。 SCPH-10250と内容は同じ。 |
SCPH-10390 | PlayStation BB Unit (外付型 40GB) |
2002年5月頃 | SCPH-10000シリーズ用。 2002年5月頃から提携のISPで販売を開始した。 |
SCPH-10400 | PlayStation BB Unit (EXPANSION BAYタイプ 40GB) |
2003年6月12日 | SCPH-30000/50000シリーズ用。 |
SCPH-10420 | DVDリモートコントローラ | 2003年5月15日 | SCPH-10150の後継品。ディスクトレイの開閉ボタンと電源ボタンが追加された。 |
SCPH-10480 | S端子ケーブル 3.0m | 2006年12月7日 | SCPH-10060の後継品。 |
SCPH-10490 | コンポーネントAVケーブル 3.0m | SCPH-10100の後継品。 | |
SCPH-10500 | AVケーブル 3.0m | SCPH-10030の後継品。 | |
SCPH-10510 | D端子ケーブル 3.0m | 2006年11月22日 | SCPH-10330の後継品。 |
SCPH-20400 | ハードディスクドライブ (外付型 40GB) |
2003年6月12日 | SCPH-10000シリーズ用 |
SCPH-20401 | ハードディスクドライブ (EXPANSION BAYタイプ 40GB) |
SCPH-30000/50000シリーズ用 | |
SCPH-30000 | PlayStation 2 | 2001年4月13日 | 本体。 "「PlayStation 2#バリエーション」"
|
SCPH-50000 | 2003年5月15日 | ||
SCPH-70000 | 2004年11月3日 | ||
SCPH-70100 | ACアダプター | SCPH-70000シリーズ用 | |
SCPH-70110 | 縦置きスタンド | SCPH-70000シリーズ用。 本体を縦置きにする際に載せるための台。本体を縦置きにした際の安定性を向上させることができる。 これまでの縦置きスタンドと違い、円形でネジ止めするようになっている。 | |
SCPH-70120 | マルチタップ | SCPH-70000/90000シリーズ用。 SCPH-10090から若干薄型化しているほか、PS用ソフトにも対応している。 SCPH-50000シリーズ以前では使用できない(SCPH-10090が必要)。 | |
SCPH-90000 | PlayStation 2 | 2007年11月22日 | 本体。 "「PlayStation 2#バリエーション」"
|
SCPH-90110 | 縦置きスタンド | SCPH-90000シリーズ用。 本体を縦置きにする際に載せるための台。本体を縦置きにした際の安定性を向上させることができる。 SCPH-70110とは違い、従来の差し込む形に戻された。 | |
SCJH-10001 | EyeToy | 2004年2月11日 | マイク付きWebカメラ。 "「EyeToy」"
|
SCPH-110 | アナログコントローラ DUALSHOCK | 2000年7月7日 | PS one付属のコントローラ。 基本のボディカラーは本体に合わせた白。コネクタ部分は丸みを帯びている。 |
SCPH-1010 | コントローラ | 1994年12月3日 | SCPH-1000/3000シリーズの本体に付属。デジタル入力のみのコントローラ。 |
SCPH-1020 | メモリーカード | PlayStationのゲームのセーブデータを保存しておくための補助記憶装置。記憶媒体として1Mbit(128KB)のフラッシュメモリを採用している。保存領域は15ブロックだが、PS2のメモリーカード管理画面では消費容量が1ブロック辺り8KBで表示されている。それによると8KB(1ブロック)が未使用になるが、これはメモリーカード自身のデータ管理用の領域で1ブロック消費されているためであり、それも含めて16ブロック、128KBの記録領域がある。 | |
SCPH-1070H | マルチタップ | 2000年9月14日 | PlayStation規格ソフトを3人以上でプレイする際に使用する。PlayStation 2規格ソフトには使用できない。SCPH-10000/30000/50000シリーズ用。 |
SCPH-1080 | コントローラ | 1996年4月2日 | SCPH-5000シリーズの本体に付属。SCPH-1010の改良版。コードが長くなり、ノイズフィルターがついた。 |
SCPH-1150 | アナログコントローラ | 1997年4月25日 | アナログスティック2本と、振動機能を搭載している。のちに発売された「デュアルショック」と形状はほぼ同じだが、コントローラの振動機能に強弱の区別がない。SCPH-1110の互換モードを持っている。 |
SCPH-1200 | アナログコントローラ DUALSHOCK | 1997年11月20日 | SCPH-7000/9000シリーズの本体に付属のコントローラ。SCPH-1150にあったSCPH-1110互換モードは省かれた。 |
- AVマルチケーブル
- 専用のAVマルチ端子を搭載した一部のWEGAに向け、信号劣化の少ない映像出力ができる。本来PS用の周辺機器だが、PS2でも使用可能。ただし、DVDプレーヤーのバージョン1.01以降ではコピーガード回避に使われるのを避けるためにRGB信号による再生ができず、強制的にコンポーネント出力になる(再生不可能になる訳ではないが、緑がかった画像となり正常な色で再生できない。使用するWEGAのAVマルチ端子がコンポーネント映像信号に対応していれば視聴可能)。
- RGBケーブル(RGB21ピン)
- PS用のケーブルを転用、AVマルチケーブルと同様の現象が起こることがある。
- popegg(ポップエッグ)
- ソニーマーケティングより発売のUSB接続プリンター。パソコン無しで印刷できる環境というのが売りだった。
- デジタルカメラ
- ソニーマーケティングよりサイバーショットシリーズとして発売。USBで接続してゲームキャラクターの顔にデジタルカメラで撮った自分の顔を貼るといった使い方が可能だが、こちらも対応ソフトはそれほど出ていない。
- ヘッドマウントディスプレイ[33]
- 型番PUD-J5A。ヘッドアクショントラッカー機能付きのHMD。PlayStation.comでのみ販売。対応ソフトは『エナジーエアフォース』『エナジーエアフォース aimStrike!』『エアフォースデルタ ブルーウィングナイツ』『SIDEWINDER V』。
他社発売
- beatmania IIDX専用コントローラ
- drummania専用コントローラ
- ポップンミュージック専用コントローラ
- ParaParaParadise専用コントローラ
- 電車でGO!コントローラTYPE2
- HORIフライトスティック/フライトスティック2
- ガンコン2
- ロジクール GT FORCE/GT FORCE PRO
- トランスバイブレーター …Rez参照のこと。
- びっくりマウス専用USBマウス
- キーボードマニア専用コントローラ - USB接続。PCに接続してもゲームパッドとして認識される。
- 他多数
- PlayStation2-DualShock2.png
DUALSHOCK2
- Memory Card for PlayStation 2.jpg
メモリーカード
- Playstation-composite-cables.jpg
AVケーブル
- Ps2 linux contents.jpg
PS2 Linuxキット
- Densya de GO! controller type2 JPN.jpg
電車でGO!コントローラTYPE2
不具合・互換性問題
シリーズ全体
- 正常に動作しないPS用ソフトがごく一部存在する[12]。
SCPH-10000
- 2000年3月25日までに製造された125万台に同梱された『ユーティリティディスク』 Version 1.00 のDVDプレーヤーのプログラムに、リージョンコードの制限を無視して他リージョンのDVDビデオを再生できる不具合が見つかった。結果としてSCEは対策と不具合の修正を行った新バージョン(Version 1.01)に無償で交換することを発表した。郵送による交換対応のほか、全国のセブン-イレブンの店舗(2000年4月7日 - 21日)でも交換対応することとなった[34]。
- SCPH-10000の発売後、同梱のPS2用メモリーカードのデータが壊れる不具合の報告が相次いだ。SCEはPS2用メモリーカードの不具合と発表し、無償交換に応じることとなった。その後発売されたSCPH-15000では、メモリーカードのリセット回路が改良されている。
SCPH-10000/15000
- SCPH-10000/15000において、PS用ソフトのメモリーカードのデータが壊れる不具合が発覚した。前世代機のPSにおいて、メモリーカードのデータが消えてしまう不具合は今まで報告されていなかったことから、SCPH-10000/15000に何らかの問題があると考えるのが妥当であったが、SCEはこの不具合をPS用メモリーカードの一部の不具合と発表して無償交換に応じた。SCEはこの不具合を回避するには、「電源投入前にメモリーカードを本体から外し、電源投入後にメモリーカードを本体に刺せば不具合が発生しない」とした。SCPH-15000の一部やPS one Booksには、その注意書きが同梱された(ただしPS one Booksにはデータが壊れるという記述はなく、回避方法が書かれているのみである)。SCPH-18000になるとPS用メモリーカードの不具合も発生しなくなったため、その注意書きも同梱されなくなった。
- 本体の型番がSCPH-10000系からSCPH-30000系に上がる際、動作仕様に変更があった。といっても、どちらも「仕様」通りに動作することには変わりがないが、10000系の本体には、一部仕様外の挙動をする箇所があった(バグ)。初期に開発された一部のゲームが、この仕様外の挙動に依存したプログラムになっていたため、10000系の本体では問題なく動作するのに、30000系以降では不具合が生じてしまうという結果を招いた。なお、SCPH-30000の発売後に発売されたにも関わらず、開発環境に10000系の本体を使用していたためか、10000系でのみ問題なく(制作側の意図したとおりに)動作し、その後の本体で不具合が生じるゲームがわずかに存在する(『メタルギアソリッド3』など)。
SCPH-50000以降
- i.LINK (IEEE 1394) 端子が削除されたため、『グランツーリスモ3 A-spec』などのi.LINK端子を使用する対戦モードのプレイが不可能になった。
SCPH-70000
- SCPH-70000 CBにおいて、過熱してしまう不良のあるACアダプターが見つかった。結果としてSCEは対策を行ったものに無償で交換することを発表した[35]。
SCPH-70000以降
- HDDが搭載できなくなったため『ファイナルファンタジーXI』『信長の野望Online』など、HDDにインストールする必要のあるゲームのプレイが不可能となった。
SCPH-75000以降
- SCPH-75000以降において、正常に動作しないPS/PS2用ソフトが一部存在することが発表された。2006年9月15日に発売されたSCPH-77000シリーズにおいて、正常に動作しなかった一部PS2用ソフトの正常動作が確認された[12]。
その他
- フランスの大手自動車会社のルノーの販売する小型車、ルノー・クリオのスポーツバージョンであるルノー・クリオ・ルノー・スポールの「PlayStation 2バージョン」が2004年にヨーロッパで限定発売された。シートに「PS2」のロゴが刺繍で入るほか、フロントサイド部分にもロゴが入る。
- 2014年9月、設計を手掛けた鳳康宏が明らかにしたところによれば、「スリム化」前のPS2の冷却ファンは通常のものとは回転方向が逆(吸い込み側から見て時計回り)である[27]。
脚注
補足
出典
- ↑ http://www.jeuxvideo.com/news/2009/00038727-sony-lance-la-ps2-au-bresil.htm
- ↑ http://www.gamers.fr/actus/2009/11/20/sortie-officielle-de-la-ps2-au-bresil
- ↑ 週刊ファミ通 2013年2月14日号(1月31日発売)17ページ、2013年1月20日現在。
- ↑ Game Platforms - VGChartz
- ↑ 5.0 5.1 http://www.vgchartz.com/platform/4/playstation-2/
- ↑ ドラクエ9:シリーズ最高400万本を出荷 発売2カ月、人気衰えず毎日新聞
- ↑ “「プレイステーション 2」初回販売台数98万台を達成”. SCEI プレスリリース (2007年3月6日). . 2008年8月13日閲覧.
- ↑ 後藤禎祐氏インタビュー(株式会社L'arcx -ラルクス-)
- ↑ http://www.noproblem.co.jp/works/koshimo/ps2.html
- ↑ PLAYSTATION 3 Desiginer Interviews - PLAYSTATION 3 User Interface、ソニー・コンピュータエンタテインメント
- ↑ http://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/20140220_635903.html
- ↑ 12.0 12.1 12.2 「プレイステーション 2」(SCPH-75000シリーズ、SCPH-77000シリーズ、SCPH-79000シリーズおよびSCPH-90000シリーズ)における「プレイステーション」および「プレイステーション 2」規格ソフトウェアの互換性についてのお知らせ
- ↑ SCEのニュースリリース 2008年1月7日
- ↑ 14.0 14.1 14.2 “「プレイステーション 2」全世界累計売上1億5000万台を達成” (日本語). 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (2011年2月14日). . 2011閲覧.
- ↑ “プレイステーション2の日本国内での出荷が本日(2012年12月28日)で完了” (日本語). ファミ通.com. (2012年12月28日) . 2012閲覧.
- ↑ “PlayStation 2 manufacture ends after 12 years” (英語). the Guardian. (2013年1月4日) . 2013-1-8閲覧.
- ↑ “【3月31日(木)23:00】に「ファイナルファンタジーXI」PlayStation®2版/Xbox 360®版のサービスを終了します。詳細は公式サイトをご確認ください。” (日本語). ファイナルファンタジーXI 日本語版公式Twitterアカウント(スクウェア・エニックス). (2016年2月25日) . 2016閲覧.
- ↑ PlayStation一部機種のアフターサービス受付終了のお知らせ
- ↑ PSシリーズサポート終了機種一覧
- ↑ 続報:次世代プレステの発表会で出井社長がコメント,「ソニー・グループ全社を挙げて応援する」 日経BP Tech-on 1999年3月2日
- ↑ 続報:次世代プレイステーション,精緻な描画能力を披露 日経BP Tech-on 1999年3月2日
- ↑ 速報:プレイステーション・ドットコム、1時半現在予約できず PC Watch 2000年2月18日
- ↑ 購入者の個人情報が流出 プレステ2予約販売サイトで2000年3月2日 日経BPnet 2000年3月2日
- ↑ PlayStation一部機種のアフターサービス受付終了のお知らせ
- ↑ ハードウェア累計生産出荷台数(2000〜2007年度)、SCE
- ↑ ハードウェア売上台数(2006年度以降)、SCE。従来の生産出荷台数から売上台数の公表に変更。
- ↑ 27.0 27.1 西川善司 (2014年9月6日). “[CEDEC 2014]PS4の作り方教えます。SCEのメカ設計担当者自らが内部構造を徹底解説”. 4Gamer.net. Aetas, Inc.. . 2014閲覧.
- ↑ PS2デバッギングステーション出品される
- ↑ [1]
- ↑ [2]
- ↑ PS2のDVDプレーヤーをバージョンアップするには? PlayStation.com
- ↑ [3]
- ↑ ゲーム内の仮想空間を全方位見渡せる"ヘッドマウントディスプレイ"発売
- ↑ SCEI、PS2の“ユーティリティディスク”を125万枚、回収へ
- ↑ お詫びとお願い 小型・薄型「プレイステーション 2」をご愛用のお客様へ
関連項目
- Category:PlayStation 2用ソフト - 日本語版ウィキペディアに記事の作成されているタイトルのリスト(タイトルでの五十音順)
- PlayStation 2のゲームタイトル一覧 - 日本で公式発売された全タイトルのリスト(発売日順)