正論大賞
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正論大賞 | |
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受賞対象 | 「自由と民主主義のために闘う正論路線」を発展させた個人 |
主催 | フジサンケイグループ |
国 | 日本国 |
初回 | 1985年 |
正論大賞(せいろんたいしょう)は、フジサンケイグループが主催する賞である。
「特筆すべき言論活動を行ったオピニオンリーダー」に贈られる。選考基準は、同グループの基本理念である「自由と民主主義のために闘う正論路線」を発展させた個人であること。
Contents
概要
1985年(昭和60年)に、時のグループ最高顧問・鹿内信隆の名を冠して「鹿内信隆正論大賞」として制定された(1996年以降は冠を外し「正論大賞」。鹿内の名が外されたことに関して正式な説明などは一切なかった)。毎年12月に発表されるが、上記選考基準のため、受賞者は産経新聞に毎日掲載されるオピニオン・コラム「正論」の執筆者(いわゆる“正論メンバー”)や、保守論壇で活躍する論客が殆どとなる。また、同グループの活動に顕著な貢献があった場合など、「正論大賞特別賞」が贈られる。
2000年(平成12年)からは、「21世紀の日本を担う新進気鋭の言論人を見いだして顕彰する」ため、「正論新風賞」が設けられている。
正論大賞は、御正進制作のブロンズ像「飛翔」と副賞100万円。正論新風賞は、小堤良一制作のブロンズ像「ソナチネ」と副賞50万円。贈呈式は2月開催。2011年まではグランドプリンスホテル赤坂で行われ、2012年はグランドプリンスホテル高輪で行われた。
歴代受賞者
- 第1回(1985年) - 渡部昇一
- 第2回(1986年) - 加藤寛
- 第3回(1987年) - 唐津一
- 第4回(1988年) - 曽野綾子
- 第5回(1989年) - 竹村健一
- 第6回(1990年) - 猪木正道
- 第7回(1991年) - 堺屋太一
- 第8回(1992年) - 西部邁
- 第9回(1993年) - 上坂冬子
- 第10回(1994年) - 西尾幹二
- 第11回(1995年) - 岡崎久彦
- 第12回(1996年) - 田久保忠衛
- 第13回(1997年) - 江藤淳
- 第14回(1998年) - 三浦朱門
- 第15回(1999年) - 石原慎太郎(特別賞 - 勝田吉太郎、桑原寿二、佐伯彰一、関嘉彦)
- 第16回(2000年) - 小堀桂一郎
- 第17回(2001年) - 屋山太郎(特別賞 - 亀井正夫)
- 第18回(2002年) - 中西輝政
- 第19回(2003年) - 中嶋嶺雄
- 第20回(2004年) - 森本敏
- 第21回(2005年) - 藤岡信勝
- 第22回(2006年) - 佐々淳行
- 第23回(2007年) - 佐伯啓思(特別賞 - 阿久悠)
- 第24回(2008年) - 加地伸行
- 第25回(2009年) - 佐瀬昌盛
- 第26回(2010年) - 櫻井よしこ
- 第27回(2011年) - 渡辺利夫
- 第28回(2012年) - 西原正(特別賞 - 中曽根康弘)
- 第29回(2013年) - 葛西敬之
- 第30回(2014年) - 秦郁彦・西岡力
- 第31回(2015年) - ジェームズ・アワー(外国人で初)
- 第32回(2016年) - 木村汎
- 第33回(2017年) - 新保祐司
「正論新風賞」歴代受賞者
- 第1回(2000年) - 櫻田淳
- 第2回(2001年) - 八木秀次
- 第3回(2002年) - 阿久悠
- 第4回(2003年) - 藤原正彦
- 第5回(2004年) - 和田秀樹
- 第6回(2005年) - (該当者なし)
- 第7回(2006年) - 古田博司
- 第8回(2007年) - 新保祐司
- 第9回(2008年) - 坂元一哉
- 第10回(2009年) - 遠藤浩一
- 第11回(2010年) - (該当者なし)
- 第12回(2011年) - 井上寿一
- 第13回(2012年) - (該当者なし)
- 第14回(2013年) - 吉崎達彦
- 第15回(2014年) - 山田吉彦
- 第16回(2015年) - (該当者なし)
- 第17回(2016年) - 井上和彦
- 第18回(2017年) - 小川榮太郎・三浦瑠麗