西部邁
生誕 |
1939年3月15日 日本、北海道長万部町 |
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死没 |
2018年1月21日(78歳没) 日本、東京都大田区 |
時代 |
20世紀 21世紀 |
学派 |
保守思想 実存思想 実践思想 解釈学 |
研究分野 |
社会経済学 西欧思想史 |
主な概念 | 伝統 |
西部 邁(にしべ すすむ、1939年(昭和14年)3月15日[1] - 2018年(平成30年)1月21日[2])は日本の保守派の評論家、元経済学者、雑誌『表現者』顧問、元東京大学教養学部教授。
Contents
経歴
北海道の南部に位置する山越郡長万部町に生まれる[3]。父は夕張郡長沼町[4]の浄土真宗派の末寺の末男で農協職員。札幌郡厚別の信濃小学校、札幌市立柏中学校、北海道札幌南高等学校に進学。高校卒業まではマルクスもレーニンもスターリンも毛沢東も知らぬノンポリであった[5]。18歳まで重症の吃音であり、ほとんど何も喋らずに生きていた[6]。1957年、東京大学を受験するが不合格となり、一年間の浪人生活を送る[7]。
1958年4月、東京大学に入学、三鷹寮に入寮。同年6月、和歌山の被差別部落に入って子供たちに勉強を教える[8][9]。同年12月に結成された共産主義者同盟(ブント)に加盟。1959年から同大学教養学部で自治会委員長を務める。同委員長の選挙のとき、西部はブントのメンバーたちとともに投票用紙を偽造してすり替え、共産党員の候補を落選させた[10]。全学連の中央執行委員も務め、60年安保闘争に参加[11]。
1961年3月、左翼過激派と訣別。1964年3月、東京大学経済学部卒業。当時、ブントの活動家であった青木昌彦の勧めにより、東京大学大学院に進学、経済学を専攻。指導教官は嘉治元郎。1971年3月、東京大学大学院経済学研究科理論経済学専攻修士課程修了。経済学修士。1972年、連合赤軍による群馬県榛名山での集団リンチ殺人事件(山岳ベース事件)の報道を目にして、多少とも左翼に共感していたことへの道徳的反省をせざるをえなくなる[12][13]。
横浜国立大学経済学部助教授、東京大学教養学部助教授を歴任。1975年出版の処女作『ソシオ・エコノミックス』では社会学などの方法論を導入して旧来の経済学を批判。その後渡米しカリフォルニア大学バークレー校に在籍。引き続き渡英しケンブリッジ大学に在籍。米英滞在記『蜃気楼の中へ』を発表。帰国後、1980年代から大衆社会批判を主軸とした保守論者として活動を始める。高度大衆社会・アメリカニズム批判と西欧流保守思想の擁護とを基軸にした評論活動を活発に行う。サントリー学芸賞選考委員を務める。1986年、東京大学教養学部教授(社会経済学専攻)に就任。放送大学客員教授も務める。
ケインズとヴェブレンを取り上げた『経済倫理学序説』で1983年に吉野作造賞を受賞。社会思想についてのエッセーを集めた『生まじめな戯れ』で1984年にサントリー学芸賞を受賞。
東大辞職
1988年、中沢新一(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助手)を東京大学教養学部助教授に推薦。委員会では通ったが教授会の採決で否決される。これに抗議して同年3月、東京大学を辞任(東大駒場騒動)。西部曰く「東大の馬鹿騒ぎ」。西部支持に回ったのは、蓮實重彦、佐藤誠三郎、公文俊平、村上泰亮、村上陽一郎、芳賀徹、平川祐弘、鳥海靖、舛添要一、松原隆一郎、大森彌などである。逆に反対した教官は、船曳建夫、谷嶋喬四郎、折原浩、見田宗介。
東大辞職後
東大辞職後は評論活動を続けるとともに鈴鹿国際大学客員教授、2009年3月まで秀明大学教授・学頭を歴任。テレビ朝日系列の討論番組、「朝まで生テレビ」に出演し[14]、保守派論客として知られている[14]。1994年から2005年3月まで、真正保守思想を標榜する言論月刊誌『発言者』を刊行していたが、財政上の理由で廃刊。後継の隔月刊誌『表現者』の顧問を務めていた。
新しい歴史教科書をつくる会に参加し理事の任を引き受けたものの、当初から会の運動とは一定の距離を置いており理事会などへは出席しなかった[15]。
2001年8月、船橋市立西図書館のある司書が同館所蔵の西部らの多数の著書を廃棄基準に該当しないにもかかわらず除籍・廃棄した(船橋市西図書館蔵書破棄事件)。
2002年、小林よしのりとともに「つくる会」を脱退。同年、西部は東京西麻布の裏通りにある土地の所有者となり、イタリアンレストラン「ゼフィーロ」という店名で長男の西部一明をオーナー兼支配人として経営させた[16]。同店は2007年4月に営業終了。
雑誌『WiLL』の2011年4月号では大相撲の八百長を擁護した[17]。
2013年3月1日、佐伯啓思・西田昌司・富岡幸一郎との座談会で「自分の咽頭部に癌ができていると最近知った」と述べた[18]。同年4月22日、首相公邸で内閣総理大臣の安倍晋三、参議院議員の西田昌司、評論家の西村幸祐と会食をした[19]。
2017年11月、『表現者』の顧問を退き、執筆活動から引退。西部の執筆活動の実務を担当していた実の長女も引退した。『表現者』は2018年1月号(2017年12月発売)をもって「第一期」を終了。2018年3月号(2018年2月発売)より「第二期」『表現者』として『表現者criterion』に改題・新創刊するとともに編集体制を変更。藤井聡内閣官房参与・京都大学大学院教授が新編集長に就任した[22]。
死去
2018年1月21日未明、西部が自宅にいないことに西部の長男が気付き、捜し歩いていたところ、東京都大田区内の多摩川で両手を白いロープで縛られ、また身体に工事現場用の安全帯(ハーネス)を装着、腰付近にロープを巻き、それが川岸の樹木に括り付けられて水の中に浸かっている状態の西部が発見された。川の中で身体が水に流されることを防ぎ、見つかりやすくしようとしたのではないかと見られている。また顔を鳥や魚につつかれないようにするためか、ヘアバンドを用いてタオルや毛糸のネックウォーマーで眼と口のまわりを覆い、口内には小さな瓶を含んでいた[23]。同日午前6時40分頃「父親が川に飛び込んだ」と長男から110番通報があり、駆けつけた田園調布警察署の警察官が救出したが既に意識はなく、同日午前8時37分に搬送先の東京都内の病院で死去した。78歳没[24][25][26][27][28]。現場の河川敷にワープロ打ちの遺書らしきメモが残されていたという[24]。通夜・葬儀・告別式は行われなかった[29]。西部は死去前日の1月20日夜、新宿の行きつけの文壇バーに長女とともに来店し、酒を飲んでいた[30]。1月20日23時頃、長女を帰宅させ、その後自身もバーを出たが、その後の足取りは不明という。死因は水死の疑いで目立った外傷はなく、生前の言動や遺書などから当初単独で自殺を実行したものと見られていた。しかし警視庁刑事部捜査1課は、西部発見時の状況に不可解な点があり、西部の死に第三者が関与した可能性があるとして事件性を疑い、間もなく再捜査に入った。同年2月10日、上述の多摩川での発見時の西部の様子についてチャンネル桜で放送された追悼番組「追悼・西部邁と日本」内で一部出演者より言及があったが、晩年手が不自由になり両手に白い手袋を装着して公の場に出ていたほか、日常生活においても周囲の助けが必要であった西部1人では実行し得ないと思われる不自然な状態であったことから、幇助者がいたことが想定された。同年3月1日発売の月刊『正論』2018年4月号には『表現者criterion』編集委員の浜崎洋介による「西部邁最後の夜 あの衝撃の死の謎」が掲載された。浜崎によると1月20日夜、バーで酒を飲んだ後西部は長女に「これから会う人がいるから、先に帰りなさい」と言い残し別れた。日付が変わった1月21日深夜2時すぎに長女の携帯電話に西部から着信があったが、メッセージが残されていなかった。普段西部は携帯電話を使っていなかった上、メッセージもなかったことから不審に思った長女が警察に通報したという。浜崎は「生前ワープロを使わなかった先生が、どうやってワープロで遺書を用意したのか」「ハーネスやロープと遺書を先生がどこに隠し、それらをどう運び、さらに、あまり自由の利かない手で、どうやって木にロープを括りつけたのか」と公に疑義を呈した[31][32]。3月15日、マスコミ各社は西部の死について警察が再捜査している事実を一斉に報道した。警視庁はロープを結ぶ等について西部が1人で実行した可能性は低いと見ており、西部と交友のあった関係者から事情を聴取するなど、氏名不詳者による自殺幇助の容疑で当時の状況を調べた[33][34][35][36]。警視庁捜査1課は同年4月5日、TOKYO MX『西部邁ゼミナール』の最後の対談相手であった塾頭のA[37]と同番組の編集担当プロデューサーだったMXエンターテインメント株式会社社員B[38]を自殺幇助の容疑で逮捕した[39][40]。両名とも容疑を認めており、Bは「西部先生の死生観を尊重して力になりたかった[41]」「自殺に使用した道具は事前に用意した」、Aは「20年以上お世話になった先生のためにやらなくてはならないと思った」と供述している[42]。長女と別れた後、両名が西部を自殺現場まで車で連れて行き、ロープや安全帯などを装着させたという[43]。また1月21日未明に大田区内の防犯カメラに西部とBが一緒に歩いている姿が映っていた[44]。両名の逮捕について長女は「父が頼んだことなので断って下さったらよかった。2人に申し訳ないことをした」と話している[45]。
人物
- 西部は自分の好き嫌いについて次のように述べている[46]。
- 西部が高く評価している日本人は山本常朝、福澤諭吉、中江兆民、夏目漱石、田中美知太郎、坂口安吾、秋野不矩、秦野章、福田恆存、三島由紀夫、色川武大、立川談志、唐牛健太郎、などである[47][48]。
- 姜尚中や佐高信と対談したり『週刊金曜日』の取材に応じたりと、立場の違う人物とも積極的に対話を行う[49]。特に、佐高とはともに映画ファンという共通点があることから、雑誌上で映画についての対談も行っている(後述)。
主張
- 経済論
以下の主張を核とする正統派経済学に対して批判的である。
- 1、人々は合理的な存在である。
- 2、市場は効率的な資源の配分を行う自律的なシステムである。
西部にとっての人間の社会的行動とは、合理的な面と不合理的な面の二重性を本質的に保持し、この不安定な二重性を均衡させる力を、西部は「慣習」または「伝統」と名付けた。例えば、賃金が「慣習」で決定されることで、経済の安定と不安定との平衡化を実現するのである。企業の投資は将来の不確実性を常にはらむが、これに対抗するために企業は労使間の軋轢を最小化する道を選択する。労使間の対立は7企業の不確実性を増長するためだが、このことが経営者側が長期雇用契約を選択する動機になっており、労働者側としても将来の生活安定を考えたとき長期雇用契約を受け入れる。このような力学が日本企業の採る長期雇用関係を「慣習」や「伝統」として日本経済全体の仲にも組み込んでゆくと考えた。また貨幣が社会的価値を交換可能にすることが社会の安定化に寄与する反面、強い不確実性ショックに直面した際には、貨幣がむしろ社会の平衡を危機にさらす可能性を指摘した。例えば、強いデフレが貨幣価値の急騰を引き起こした場合、人々は消費や投資、さらには教育や雇用といった人間そのものへの投資すら控え、貨幣を貯蓄することに向かう。西部はインフレのほうがデフレよりも社会を不安定にさせると考えたが、デフレ(=貨幣バブル)の再均衡化のためには「貨幣=慣習」の価値を微調整すべきという政策論を持っていた[50]。
- イラク戦争
2003年にアメリカがバグダッドを攻撃した時、木村三浩(一水会代表)とともに「これはアメリカの間違いである」、「アメリカのアグレッション、侵略である」、「国際法なんて大したもんじゃないんだけれども、まがりなりにもあるルールをアメリカのように極めて意図的に策略的に踏みにじって、国連決議までも蹂躙しながら行くというのは、どういうことなのか」、「こういう侵略を許すわけにはいかない」と声をあげた[51]。また木村とともに論文集『鬼畜米英 : がんばれサダム・フセインふざけんなアメリカ!!』(鹿砦社、2003年)を出した。『産経新聞』、『正論』、『諸君!』などを中心とする日本の親米保守の知識人たちと一線を画し彼らを批判した[52]。
- 皇位継承
皇室の皇位継承について、日本国家を統合するための象徴機能は皇室において、つまり「血」統よりも「家」系を重視する方向において、よりよく維持されると思われるということを理由に、「女系」にも「女子」にも皇位継承が可能なように(皇室典範第二条の)「継承の順位」を変更したほうがよいと述べた[53]。これに対し、一部から「左に回帰した」との反発が起こった。西部は天皇についてたびたび論じている[54][55][56][57][58][59][60][61][62][63][64][65][66][67]。
- 国防
国家の自立と自尊の確保を目指す立場から[68]日本の核武装、徴兵制の導入、防衛費の倍増、尖閣諸島の実効支配強化を主張している。
- 消費税
- 応益説と能力説について、次のように解説している。「なんらかの公共支出にたいする負担を論じる場合、その公共施策から利益を得る者がそれを負担せよといういわゆる応益説に対し、それを負担する能力のある者が支払えといういわゆる能力説が依然として人々に訴求する力をもっている」[69]
- その上で、税制における能力説(累進課税)と応益説(消費税など)との併用を主張している。この点について次のように述べている。「社会は「共同の企て」と「個別の企て」の二重的構成になっている。現実の公共施設・サービスはそれら両層に及ぶであろうから、実際の税制にあっては能力説と応益説とを併用するほかない。」[70]
- 能力説と応益説の考え方の原則については次のように述べている。「私のいいたいのは「共同の企て」に深くかかわる公共支出を目的にするときには、能力説にもとづいて累進課税を手段としたらどうか、そして、人々の「個別の企て」において発生するものとしての「市場の失敗」を矯正するための公共支出を目的とする場合には、人頭税なり応益税なりを手段とすべきではないか、というものである。…もちろん、これは考え方の原則であって、実際の税制を(税収の支出先を特定したものとしての)目的税にせよということではない。そんなことをすれば税制の伸縮性が損われてしまう」[71]
- 1989年4月1日、消費税導入を決断した竹下登とは親交があり、決断前夜、「竹下さんは地獄を見た方だから、消費税導入はできる。むしろ彼でなければできないでしょう」、「腹をくくれ」と迫り、それを聞いた竹下は「くくった」と呼応し、消費税導入に至った[72]。
- 民主党への対応
民主党政権ができる前から「必ずや日本を解体に導きます」と述べていた[73]。しかし雑誌『時局』2006年6月号では民主党へのかすかな期待について論じた[74]。尖閣諸島情勢が緊迫化するのにともない、中国で不買運動や工場の破壊がおきると以前から予測していた。その後、結果的にその通りの事態が生じている[75]。
受賞
- 1983年 『経済倫理学序説』により吉野作造賞を受賞[76]
- 1984年 『生まじめな戯れ』によりサントリー学芸賞を受賞[77]
- 1992年 評論活動により第8回正論大賞を受賞[78]
- 2010年 『サンチョ・キホーテの旅』により芸術選奨文部科学大臣賞を受賞[79]
連載
新聞
- 2006年4月5日から2007年3月28日まで、『産経新聞』に「保守再考」(全44回)を連載した。
- 2010年4月21日から2013年3月6日まで、『毎日新聞』の「異論反論」欄を他の3名の寄稿者との持ち回りで担当した。
雑誌
- 『VERDAD』(ベストブック)に1999年8月号から「流言流行への一撃」を連載している。
- 『時局』(時局社)に1994年4月号から2014年10月号まで「平成哲学指南」を連載した。
- 『表現者』(MXエンターテインメント)
- 「憶い出の人々」を連載していた。その後、連載が終了。
- 「巻末オピニオン」を連載している。
- 『言志』(ブクログ)に2012年8月の創刊号から「今号のコラム」を連載している。
- 『映画芸術』(編集プロダクション映芸)で441号(2012年10月30日発売)以降、佐高信と映画について語る対談「連続斗論」を連載している。司会は寺脇研が務めている。
- 『まこも草子NEO』(企画制作 : デラフィック)に123号(2015年7月発行)から「マコモ党宣言」を連載している。
雑誌の刊行
- 1994年4月、真正保守思想を標榜する月刊誌『発言者』(西部邁事務所、秀明出版会)を創刊し主幹を務めていたが2005年3月、財政上の理由により廃刊。
- 1997年の創刊から1998年の休刊まで英文雑誌『JAPAN CURRENTS』(日本国民文化研究所)の総合監修を務める。
- 2003年7月、『北の発言』を創刊するがその後財政上の理由により廃刊。
- 2005年6月より『発言者』の後継誌『表現者』(MXエンターテインメント)を刊行。西部はその顧問を務めた。
出演
TV
- レギュラー
- 『談志・陳平の言いたい放だい』(TOKYO MX、2004年12月 - 2008年8月30日)
- 2008年10月、『談志・陳平の言いたい放だい』の後番組として『続・言いたい放だい』を開始し司会を務める。2009年1月より番組名を『西部邁ゼミナール〜戦後タブーをけっとばせ〜』と改題。過去の放送分も公式サイトから視聴できる。
- 『西部邁・佐高信の学問のすゝめ』(2009年4月4日 - 2010年4月2日、朝日ニュースター)
- 『西部邁・佐高信の学問のすゝめII』(2010年4月3日 - 2011年)
- 『西部邁・佐高信の学問のすゝめIII』(2011年 - 2012年3月)
- ゲスト出演
- 一時期は準レギュラーでもあった。
- 2008年以降頻繁に出演。
- 『日本よ、今...「闘論! 倒論! 討論!」』(日本文化チャンネル桜)
- 日本文化チャンネル桜開局以降不定期出演。
映画
タイトル 監督 公開年 LEFT ALONE 井土紀州 2005年 ベオグラード1999 金子遊 2009年
著書
単著
- 『ソシオ・エコノミックス 集団の経済行動』 中央公論社、1975年。
- 『ソシオ・エコノミックス』 イプシロン出版企画、2006年4月。ISBN 4-903145-03-4。
- 『蜃気楼の中へ 遅ればせのアメリカ体験』 日本評論社、1979年6月。
- 『蜃気楼の中へ 遅ればせのアメリカ体験』 中央公論社〈中公文庫〉、1985年8月。ISBN 4-12-201246-5。改版2015年3月
- 『経済倫理学序説』 中央公論社、1983年3月。
- 『経済倫理学序説』 中央公論社〈中公文庫〉、1991年11月。ISBN 4-12-201854-4。改版2014年7月
- 『ケインズ』 岩波書店〈20世紀思想家文庫 7〉、1983年4月。
- 『ケインズ』 イプシロン出版企画 (発売)、2005年7月。ISBN 4-903145-02-6。
- 『大衆への反逆』 文藝春秋、1983年7月。
- 『大衆への反逆』 PHP研究所〈PHP文庫〉、1991年4月。ISBN 4-569-56349-X。
- 『大衆への反逆』 文藝春秋〈文春学藝ライブラリー〉、2014年8月。ISBN 4-16-813023-1。
- 『生まじめな戯れ 価値相対主義との闘い』 筑摩書房、1984年7月。
- 『生まじめな戯れ 価値相対主義との闘い』 筑摩書房〈ちくま文庫〉、1992年1月。ISBN 4-480-02594-4。
- 『論士歴問――大衆社会をこえていく綱渡り』 プレジデント社、1984年10月。ISBN 4-8334-1238-1。 - 吉本隆明・富岡多恵子・鶴見俊輔・長谷川慶太郎・二階堂進・松本健一・井尻千男・村上陽一郎・山崎正和・江藤淳との対談が収録されている。
- 『幻像の保守へ』 文藝春秋、1985年7月。
- 『大衆社会のゆくえ』 日本放送協会編、日本放送出版協会〈NHK市民大学〉、1986年7月。
- 『六〇年安保 センチメンタル・ジャーニー』 文藝春秋、1986年10月。ISBN 4-16-340990-4。
- 『六〇年安保 センチメンタル・ジャーニー』 洋泉社〈MC新書 17〉、2007年6月。ISBN 978-4-86248-149-8。
- 『大衆の病理 袋小路にたちすくむ戦後日本』 日本放送出版協会〈NHKブックス 518〉、1987年1月。ISBN 4-14-001518-7。
- 『近代経済思想』 放送大学教育振興会〈放送大学教材〉、1987年3月。ISBN 978-4-14-531941-8。
- 『西部邁の経済思想入門』 左右社〈放送大学叢書019〉、2012年6月。ISBN 978-4-903500-77-5。 - 『近代経済思想』に加筆・訂正を行ったもの。
- 『批評する精神』 PHP研究所、1987年6月。ISBN 4-569-22038-X。
- 『批評する精神』続、PHP研究所、1989年8月。ISBN 4-569-52542-3。
- 『批評する精神』3、PHP研究所、1992年1月。ISBN 4-569-53524-0。
- 『批評する精神』4、PHP研究所、1993年2月。ISBN 4-569-53894-0。
- 『貧困なる過剰 ビジネス文明を撃つ』 日本経済新聞社、1987年9月。ISBN 4-532-09450-X。
- 『貧困なる過剰 ビジネス文明を撃つ』 PHP研究所〈PHP文庫〉、1991年12月。ISBN 4-569-56435-6。
- 『大錯覚時代』 新潮社、1987年10月。ISBN 4-10-367501-2。
- 『剥がされた仮面 東大駒場騒動記』 文藝春秋、1988年7月。ISBN 4-16-342480-6。
- 『大衆民主主義を疑う』 自由民主党調査局政治資料研究会議〈情報資料 368号〉、1988年11月。
- 『新・学問論』 講談社現代新書、1989年2月。ISBN 4-06-148936-4。
- 『学者この喜劇的なるもの』 草思社、1989年6月。ISBN 4-7942-0345-4。
- 『サンチョ・キホーテの眼』 文藝春秋、1989年6月。ISBN 4-16-343340-6。
- 『ニヒリズムを超えて』 日本文芸社、1989年10月。ISBN 4-537-04986-3。
- 『ニヒリズムを超えて』 佐伯啓思 解説、角川春樹事務所〈ハルキ文庫〉、1997年11月。ISBN 4-89456-362-2。
- 『マスコミ亡国論 日本はなぜ“卑しい国”になったのか』 光文社〈カッパ・ブックス〉、1990年4月。ISBN 4-334-00494-6。
- 『白昼への意志 現代民主政治論』 中央公論社、1991年1月。ISBN 4-12-001988-8。
- 『マスメディアを撃て』 PHP研究所、1991年2月。ISBN 4-569-52976-3。
- 『戦争論 絶対平和主義批判』 日本文芸社、1991年6月。ISBN 4-537-05003-9。
- 『戦争論 暴力と道徳のあいだ』 角川春樹事務所〈ハルキ文庫〉、2002年2月。ISBN 4-89456-957-4。
- 『思想史の相貌 近代日本の思想家たち』 世界文化社、1991年6月。ISBN 4-418-91511-7。
- 『思想史の相貌』 徳間書店〈徳間文庫〉、1997年12月。ISBN 4-19-890809-5。
- 『日本の保守思想』 角川春樹事務所〈ハルキ文庫〉、2012年5月。ISBN 978-4-7584-3662-5。 - 『思想史の相貌』を改題したもの。
- 『私の憲法論 日本国憲法改正試案』 徳間書店、1991年6月。ISBN 4-19-554590-0。
- 『私の憲法論 真正保守による改正試案』 徳間書店〈徳間文庫〉、1999年5月。ISBN 4-19-891110-X。
- 『わが憲法改正案 「大切な心」を忘れた日本人』 ビジネス社、2004年4月。ISBN 4-8284-1115-1。 - 『私の憲法論』の改訂版。追加の文章が随処に挿入されている。
- 『人間論』 日本文芸社、1992年4月。ISBN 4-537-05012-8。
- 『人間論』 PHP研究所〈PHP文庫〉、1996年3月。ISBN 4-569-56837-8。
- 『「成熟」とは何か 新政経学のすすめ』 講談社、1993年4月。ISBN 4-06-206429-4。
- 『リベラルマインド 歴史の知恵に学び、時代の危機に耐える思想』 学習研究社、1993年7月。ISBN 4-05-105638-4。
- 『歴史感覚 何が保守政治の神髄か』 PHP研究所、1994年6月。ISBN 4-569-54318-9。
- 『歴史の復権 「文明」と「成熟」の構図』 東洋経済新報社〈日本を考える〉、1994年7月。ISBN 4-492-08554-8。
- 『死生論』 日本文芸社、1994年11月。ISBN 4-537-05035-7。
- 『死生論』 角川春樹事務所〈ハルキ文庫〉、1997年5月。ISBN 4-89456-311-8。
- 『世人に言上したきことあり』 新潮社、1996年1月。ISBN 4-10-367502-0。
- 『現在への証言 平成の世と切り結ぶ』 広済堂出版、1996年2月。ISBN 4-331-50519-7。
- 『破壊主義者の群れ その蛮行から日本をいかに守るか』 PHP研究所、1996年3月。ISBN 4-569-54969-1。
- 『思想の英雄たち 保守の源流をたずねて』 文藝春秋、1996年4月。ISBN 4-16-350900-3。
- 『思想の英雄たち 保守の源流をたずねて』 角川春樹事務所〈ハルキ文庫〉、2012年1月。ISBN 978-4-7584-3629-8。
- 『知性の構造』 角川春樹事務所、1996年7月。ISBN 4-89456-025-9。
- 『知性の構造』 角川春樹事務所〈ハルキ文庫〉、2002年11月。ISBN 4-7584-3014-4。
- 『知識人の生態』 PHP研究所〈PHP新書〉、1996年11月。ISBN 4-569-55365-6。
- 『「国柄」の思想』 徳間書店、1997年1月。ISBN 4-19-860634-X。
- 『恐慌前夜の独り言』 新潮社、1998年2月。ISBN 4-10-367503-9。
- 『なぜ「日本売り」は起きたのか 愚かなるかな、改革論者よ』 PHP研究所、1998年3月。ISBN 4-569-55977-8。
- 『国家と歴史 状況の中で』 秀明出版会〈発言者双書 1〉、1998年4月。ISBN 4-915855-11-2。
- 『寓喩としての人生』 徳間書店、1998年6月。ISBN 4-19-860864-4。
- 『西部邁の論争の手引き』 日刊工業新聞社〈B&Tブックス〉、1998年9月。ISBN 4-526-04242-0。
- 『虚無の構造』 飛鳥新社、1999年4月。ISBN 4-87031-366-9。
- 『虚無の構造』 中央公論新社〈中公文庫〉、2013年8月。ISBN 978-4-12-205830-9。
- 『西部邁の論争ふたたび 対米属国からぬけでる方法』 日刊工業新聞社〈B&Tブックス〉、1999年11月。ISBN 4-526-04470-9。
- 『アメリカの大罪』 小学館〈小学館文庫〉、2003年7月。ISBN 4-09-405711-0。 - 『西部邁の論争ふたたび』(日刊工業新聞社、1999)から再編版。
- 『福澤諭吉 その武士道と愛国心』 文藝春秋、1999年12月。ISBN 4-16-355800-4。
- 『福澤諭吉 その報国心と武士道』 中野剛志 解説、中央公論新社〈中公文庫〉、2013年6月。ISBN 978-4-12-205799-9。
- 『国民の道徳』 新しい歴史教科書をつくる会 編、産経新聞ニュースサービス、2000年10月。ISBN 978-4-594-02937-1。
- 『ナショナリズムの仁・義』 PHP研究所、2000年12月。ISBN 4-569-61428-0。
- 『エコノミストの犯罪 「失われた10年」を招いたのは誰か』 PHP研究所、2002年4月。ISBN 4-569-62063-9。
- 『保守思想のための39章』 筑摩書房〈ちくま新書〉、2002年9月。ISBN 4-480-05966-0。
- 『保守思想のための39章』 柴山桂太 解説、中央公論新社〈中公文庫〉、2012年12月。ISBN 978-4-12-205735-7。
- 『人生の作法』 飛鳥新社、2002年10月。ISBN 4-87031-521-1。
- 『獅子たりえぬ超大国 なぜアメリカは強迫的に世界覇権を求めるのか』 日本実業出版社、2003年4月。ISBN 4-534-03569-1。
- 『学問』 講談社、2004年4月。ISBN 4-06-212369-X。
- 『人生読本』 ダイヤモンド社、2004年7月。ISBN 4-478-70311-6。
- 『友情 ある半チョッパリとの四十五年』 新潮社、2005年4月。ISBN 4-10-367504-7。
- 『友情 ある半チョッパリとの四十五年』 筑摩書房〈ちくま文庫〉、2011年5月。ISBN 978-4-480-42827-1。
- 『無念の戦後史』 講談社、2005年8月。ISBN 4-06-213057-2。
- 『核武装論 当たり前の話をしようではないか』 講談社現代新書、2007年3月。ISBN 978-4-06-149884-6。
- 『教育 不可能なれども』 ダイヤモンド社、2007年7月。ISBN 978-4-478-00200-1。
- 『「日本国憲法」を読む(上)』 イプシロン出版企画、2007年8月。ISBN 978-4-903145-20-4。
- 『「日本国憲法」を読む(下)』 柴山桂太 解説、イプシロン出版企画、2008年9月。ISBN 978-4-903145-21-1。
- 『妻と僕 寓話と化す我らの死』 飛鳥新社、2008年7月。ISBN 978-4-87031-851-9。
- 『サンチョ・キホーテの旅』 新潮社、2009年3月。ISBN 978-4-10-367505-1。
- 『サンチョ・キホーテの旅』全4巻、日本点字図書館〈視覚障害者向け資料〉、2011-03、点字版。
- 『陥没する世界のなかでの「しあわせ」論』 ジョルダン〈ジョルダンブックス〉、2009年1月。ISBN 978-4-915933-07-3。
- 『だからキミの悩みは黄金に輝く 西部邁の人生相談』 ジョルダン〈ジョルダンブックス〉、2009年4月。ISBN 978-4-915933-20-2。
- 『14歳からの戦争論』 ジョルダン〈ジョルダンブックス〉、2009年10月。ISBN 978-4-915933-25-7。
- 『昔、言葉は思想であった 語源からみた現代』 時事通信出版局、2009年11月。ISBN 978-4-7887-0974-4。
- 『焚書坑儒のすすめ エコノミストの恣意を思惟して』 ミネルヴァ書房、2009年11月。ISBN 978-4-623-05621-7。
- 『小沢一郎は背広を着たゴロツキである。 私の政治家見験録』 飛鳥新社、2010年7月。ISBN 978-4-86410-029-8。
- 『文明の敵・民主主義――危機の政治哲学』 時事通信出版局、2011年3月。ISBN 978-4-7887-1166-2。
- 『そろそろ子供と「本当の話」をしよう』 ベストブック〈Big birdのbest books〉、2012年8月。ISBN 978-4-8314-0176-2。
- 『「世論」の逆がおおむね正しい――西部邁ゼミナール』 産經新聞出版、2012年10月。ISBN 978-4-8191-1188-1。
- 『金銭(かね)の咄噺(はなし)』 NTT出版、2012年11月。ISBN 978-4-7571-5084-3。
- 『どんな左翼にもいささかも同意できない18の理由』 幻戯書房、2013年1月。ISBN 978-4-86488-012-1。
- 『実存と保守 危機が炙り出す「人と世」の真実』 角川春樹事務所、2013年4月。ISBN 978-4-7584-1216-2。
- 『保守の辞典』 幻戯書房、2013年5月。ISBN 978-4-86488-022-0。
- 『中江兆民 百年の誤解』 黒鉄ヒロシ 絵、時事通信出版局、2013-11-30。ISBN 978-4-7887-1310-9。
- 『生と死、その非凡なる平凡』 新潮社、2015年4月。ISBN 978-4-10-367506-8。
- 『ファシスタたらんとした者』 中央公論新社、2017年6月。ISBN 978-4-12-004986-6。
- 『保守の真髄――老酔狂で語る文明の紊乱』 講談社現代新書 2455、2017年12月。ISBN 978-4-06-288455-6。
- 『保守の遺言――JAP.COM衰滅の状況』 平凡社新書 872、2018年3月。ISBN 978-4-582-85872-3。
共著
- 富岡多恵子 『大衆論 対談』 草思社、1984年7月。
- 笠井潔・川村湊・小阪修平・竹田青嗣・長崎浩 『西部邁ビジネス文明批判 尾根道をたどりながら』 作品社〈<現在>との対話 6〉、1986年4月。ISBN 4-87893-606-1。
- 加藤尚武 『烈々豪々(Let's go!)人生学』 理想社、1988年11月。
- 石川好 『覚悟! 朝まで討論=<日本>』 弓立社、1989年5月。ISBN 4-89667-122-8。
- 栗本慎一郎 『立ち腐れる日本 その病毒は、どこから来たのか』 光文社〈カッパ・サイエンス〉、1991年9月。ISBN 4-334-06062-5。
- 新野哲也 『正気の保ち方 「繁栄の空虚」からいかに脱するか』 光文社〈カッパ・ビジネス〉、1992年5月。ISBN 4-334-01266-3。
- 新野哲也・渡辺一弘・東谷暁 『日本人の嘘 政治改革からマスコミ世論まで』 光人社、1993年12月。ISBN 4-7698-0669-8。
- 三田誠広 『息子の教育 闘論』 プレジデント社、1994年11月。ISBN 4-8334-1545-3。
- 秋山祐徳 『ポップコン宣言 偽りの戦後史を書き替える』 光文社〈カッパ・サイエンス〉、1995年5月。ISBN 4-334-06096-X。
- 『日本の自画像』vol.3、うら梅の郷会 編、葦書房、1995年6月。ISBN 4-7512-0600-1。
- 舛添要一・堺屋太一・深田祐介・大宅映子 『日本とは何か日本人とは何か 正統知識人の驚くべき先見力』第1巻、広済堂出版〈みんなに聞いて欲しい心の物語〉、1995年7月。ISBN 4-331-50490-5。
- 財政金融研究所・青木信治・藤川鉄馬ほか 『開発経済学研究派遣制度研究報告書』平成7年度-平成8年度、大蔵省財政金融研究所研究部、1997年。 - 西部邁「東南アジア諸国の経済発展」が収録されている。
- 小林よしのり・福田和也・佐伯啓思 『国家と戦争 徹底討議』 飛鳥新社、1999年6月。ISBN 4-87031-371-5。
- 榊原英資・飯田経夫 『大いなる説得 われらの子と孫への提言』 西部邁 責任編集、日刊工業新聞社〈B&Tブックス〉、2000年11月。ISBN 4-526-04674-4。
- 福田和也・佐伯啓思・絓秀実 『テロルと国家 徹底討議』 飛鳥新社、2002年4月。ISBN 4-87031-499-1。
- 中曾根康弘・松井孝典 『論争教育とは何か』 文藝春秋〈文春新書〉、2002年5月。ISBN 4-16-660249-7。
- 小林よしのり 『反米という作法』 小学館、2002年9月。ISBN 4-09-389053-6。
- 田原総一朗・姜尚中 『愛国心』 講談社、2003年6月。ISBN 4-06-211911-0。
- 田原総一朗・姜尚中 『愛国心』 講談社〈講談社+α文庫〉、2005年7月。ISBN 4-06-256952-3。
- 小林よしのり 『アホ腰抜けビョーキの親米保守』 飛鳥新社、2003年7月。ISBN 4-87031-564-5。
- 小林よしのり 『本日の雑談』1、飛鳥新社、2004年5月。ISBN 4-87031-608-0。
- 小林よしのり 『本日の雑談』2、飛鳥新社、2004年7月。ISBN 4-87031-623-4。
- 小林よしのり 『本日の雑談』3、飛鳥新社、2004年10月。ISBN 4-87031-640-4。
- 小林よしのり 『本日の雑談』4、飛鳥新社、2004年12月。ISBN 4-87031-648-X。
- 小林よしのり 『本日の雑談』5、飛鳥新社、2005年3月。ISBN 4-87031-659-5。
- 小林よしのり 『本日の雑談』6、飛鳥新社、2005年6月。ISBN 4-87031-675-7。
- 小林よしのり 『本日の雑談』7、飛鳥新社、2005年8月。ISBN 4-87031-689-7。
- 小林よしのり 『本日の雑談』8、飛鳥新社、2005年11月。ISBN 4-87031-697-8。
- 中曽根康弘・松本健一 『憲法改正大闘論 「国民憲法」はこうして創る』 ビジネス社、2004年9月。ISBN 4-8284-1144-5。
- 金子勝・姜尚中・金美齢・小林よしのり・高野孟・樋口恵子・森本敏 『「愛国心」「国益」とはなにか。 朝まで生テレビ!』 田原総一朗 責任編集、アスコム、2004年2月。ISBN 4-7762-0133-X。
- 中曾根康弘・松井孝典・松本健一 『「昭和80年」戦後の読み方』 文藝春秋〈文春新書〉、2005年8月。ISBN 4-16-660458-9。
- 弘兼憲史 『本日の雑談』9(第2期 1)、飛鳥新社、2006年6月。ISBN 4-87031-707-9。
- 弘兼憲史 『本日の雑談』10(第2期 2)、飛鳥新社、2006年10月。ISBN 4-87031-723-0。
- 鈴木宗男・宮崎学 『日本と戦う』 講談社、2006年8月。ISBN 4-06-213506-X。
- 辻惠 『道義あふれる国へ 「美しい国へ」の欺瞞を撃つ』 イプシロン出版企画、2007年2月。ISBN 978-4-903145-23-5。
- 中島岳志 『保守問答』 講談社、2008年1月。ISBN 978-4-06-214505-3。
- 中島岳志 『パール判決を問い直す 「日本無罪論」の真相』 講談社〈講談社現代新書〉、2008年7月。ISBN 978-4-06-287954-5。
- 佐高信 『思想放談』 朝日新聞出版、2009年10月。ISBN 978-4-02-250639-9。
- 宮崎正弘 『日米安保50年』 海竜社、2010年1月。ISBN 978-4-7593-1109-9。
- 波頭亮 『知識人の裏切り どこまで続く、平成日本の漂流』 筑摩書房〈ちくま文庫 に3-2〉、2010年3月。ISBN 978-4-480-42698-7。
- 西田昌司・佐伯啓思 『保守誕生 日本を陥没から救え』 ジョルダン〈ジョルダンブックス〉、2010年3月。ISBN 978-4-915933-32-5。
- 佐高信 『難局の思想』 角川書店〈角川oneテーマ21〉、2011年5月。ISBN 978-4-04-710286-6。
- 『危機の思想』 佐伯啓思 編、NTT出版、2011年8月。ISBN 978-4-7571-4276-3。
- 佐高信 『ベストセラー炎上――妙な本が売れる変な日本』 平凡社、2011年9月。ISBN 978-4-582-83540-3。
- 『「文明」の宿命』 佐伯啓思・富岡幸一郎 編、NTT出版、2012年1月。ISBN 978-4-7571-4288-6。
- 辻井喬・宮崎学・下村忠利 『あえて暴力団排除に反対する』 同時代社〈シリーズ おかしいぞ!暴力団対策【1】〉、2012年4月。ISBN 978-4-88683-717-2。
- なかにし礼・田中優子・黒鉄ヒロシ・加藤陽子・柴山桂太・中島岳志 『日本および日本人論』 佐高信 編、七つ森書館、2012年8月。ISBN 978-4-8228-1255-3。
- 佐高信 『西部邁と佐高信の快著快読』 光文社、2012年10月。ISBN 978-4-334-97716-0。
- 黒鉄ヒロシ 『もはや、これまで 経綸酔狂問答』 PHP研究所、2013-11-22。ISBN 978-4-569-81390-5。
一部執筆/インタビュー書籍
- 「技術進歩の諸問題」、『現代経済学の展開』 嘉治元郎・村上泰亮編、勁草書房、1971年。
- 「社会学的基礎 経済体制の原型を求めて」、『経済体制論』第2巻、東洋経済新報社、1978年3月。
- 「異端の経済学――ケインズとハイエク」、『1990年代の日本経済』 経済展望談話会 編、経済展望談話会〈経済展望談話会セミナー 第11集〉、1985年3月。ISBN 4-13-043026-2。
- 「知識人と大衆」、『NHK文化講演会』13、NHK編、日本放送出版協会、1986年2月。ISBN 4-14-008471-5。
- 『日本教育会叢書』第14集、日本教育会 編、日本教育会、1987年。
- 『ヘーゲル読本』 加藤尚武 編、法政大学出版局、1987年3月。
- 筑紫哲也・井上ひさしほか 『若者たちの大神 筑紫哲也対論集』 朝日新聞社、1987年8月。ISBN 4-02-255738-9。
- 赤瀬川原平・市川右近ほか 『百人力新発売 新しい「知」を担う百人一論 ネオ・インテリジェンス宣言』 文春ネスコ、1988年11月。ISBN 4-89036-752-7。
- 『時代を仕掛ける 田原総一朗と10人の男たち』 田原総一朗 編、フジテレビ出版、1989年9月。ISBN 4-594-00460-1。
- 岡崎久彦 『情報・戦略論ノートpart2 歴史と戦略について』 PHP研究所、1990年2月。ISBN 4-569-52678-0。
- 西部邁 ほか 『天下国家の語り方 日本と世界、政治と経済をめぐる「神話」の検証!』 JICC出版局〈別冊宝島115〉、1990年。
- 『知の位相空間 現代の知性13人へのインタビュー集』 井尻千男 編著、HBJ出版局、1991年3月。ISBN 4-8337-5063-5。
- 村上泰亮 『村上さんを偲んで』 出版社不明、1993年8月。
- 秦野章・平山郁夫 『秦野章の辛口モーニング 話題の対談番組再録』 テレビ東京 編、東急エージェンシー出版部、1994年2月。ISBN 4-88497-024-1。
- 田中美知太郎・山崎正和 ほか 『プラトンに学ぶ 田中美知太郎対話集』 日本文芸社、1994年7月。ISBN 4-537-05034-9。
- 『メディアの迷走 誇りなき報道が国を亡ぼす』 粕谷一希 編著、PHP研究所、1994年11月。ISBN 4-569-54504-1。
- 『勝田吉太郎著作集』第8巻、ミネルヴァ書房、1995年1月。ISBN 4-623-02475-X。
- 佐々木毅・吉本隆明 ほか 『日本の境位を探る』 四谷ラウンド、1995年10月。ISBN 4-946515-01-1。
- 小林よしのり 『新・ゴーマニズム宣言』1、小学館、1996年8月。ISBN 4-09-389001-3。
- 小林よしのり 『新ゴーマニズム宣言』1、小学館〈小学館文庫〉、2001年1月。ISBN 4-09-405141-4。
- 中上健次・柄谷行人 『中上健次発言集成』2、第三文明社、1995年12月。ISBN 4-476-03196-X。
- 草柳文恵・若杉敬明 ほか 『21世紀の郵便局サービスを考える 郵便局ビジョン2010』 アール・エフ・ラジオ日本編、透土社、1997年9月。ISBN 4-924828-52-1。
- 小林よしのり 『新・ゴーマニズム宣言』2、小学館、1997年3月。ISBN 4-09-389002-1。
- 小林よしのり 『新ゴーマニズム宣言』2、小学館〈小学館文庫〉、2001年1月。ISBN 4-09-405142-2。
- 谷沢永一・松下幸之助 『Voice主要論文集』 PHP研究所 編、PHP研究所、1997年12月。ISBN 4-569-55915-8。
- 大月隆寛・岡田斗司夫 『もの書きがTVに出るということ NHK「ナイト・ジャーナル」をくぐりぬけて』 新紀元社、1998年2月。ISBN 4-88317-688-6。
- 谷沢永一 『人さわがせ』 バンガード社〈本音を語る 2〉、1998年6月。ISBN 4-915599-13-2。
- 爆笑問題・宮本政於 ほか 『爆笑問題のピープル』 幻冬舎、1998年6月。ISBN 978-4-87728-233-2。
- 爆笑問題・宮本政於 ほか 『爆笑問題のピープル』 幻冬舎〈幻冬舎文庫〉、2001年8月。ISBN 4-344-40150-6。
- 岸本裕紀子 『日本の母』 廣済堂出版、1998年8月。ISBN 4-331-50646-0。
- 矢内裕幸・森毅 ほか 『怖いもんなし23人の喋るぞ! 闘う文化人のガクモンのすすめ』 旺文社、1999年4月。ISBN 4-01-055007-4。
- 加地伸行・小浜逸郎 『この思想家のどこを読むのか 福沢諭吉から丸山真男まで』 洋泉社〈新書y〉、2001年2月。ISBN 4-89691-518-6。
- 『新しい公民教科書 市販本』 扶桑社、2001年6月。ISBN 4-594-03156-0。
- 『JC発「教育改革」待ったなし』 日本青年会議所 編、ぱるす出版、2001年10月。ISBN 4-8276-0187-9。
- 『鬼畜米英 がんばれサダム・フセインふざけんなアメリカ!!』 木村三浩 責任編集、鹿砦社、2003年4月。ISBN 4-8463-0506-6。
- 『合意形成論 総論賛成・各論反対のジレンマ』 土木学会誌編集委員会 編、土木学会〈土木学会誌叢書 2〉、2004年3月。ISBN 4-8106-0469-1。
- 浜田卓二郎・松本健一 ほか 『ネバー・ギブ・アップ』 アートデイズ、2004年5月。ISBN 4-86119-028-2。
- 西部邁 述「世界の思想の連峰を眺めると、保守思想の尾根なのです」、『本の本音』 高橋誠・森恵子 編著、生活情報センター、2004年9月。ISBN 4-86126-139-2。
- 『憲法の論点 『正論』傑作選』 『正論』編集部編、産経新聞ニュースサービス、2004年10月。ISBN 4-594-04810-2。
- 絓秀実・井土紀州・松田政男・柄谷行人・津村喬・花咲政之輔・上野昂志・丹生谷貴志 『Left alone 持続するニューレフトの「68年革命」』 明石書店、2005年2月。ISBN 4-7503-2045-5。
- 阿川弘之・森達也 『男たちの大和 YAMATO』 イプシロン出版企画、2005年。 - 雑誌扱い。
- 関岡英之・佐藤優 ほか 『アメリカの日本改造計画 マスコミが書けない「日米論」』 関岡英之・イースト・プレス特別取材班 編、イースト・プレス〈East Press nonfiction 6〉、2006年12月。ISBN 4-87257-744-2。
- 平沼赳夫・正しい日本を創る会 『日本の正道 真の保守政治を確立するための政策提言』 PHP研究所、2007年7月。ISBN 978-4-569-69291-3。
- 「列島人の愚行、錯誤そして自殺」『「日米安保」とは何か』 藤原書店編集部 編、藤原書店、2010年8月。ISBN 978-4-89434-754-0。
翻訳
- ミルトン・フリードマン 『価格理論』 内田忠夫・深谷昌弘 訳、好学社、1972年。
- 『シュムペーターのヴィジョン 『資本主義・社会主義・民主主義』の現代的評価』 A・ヒアチェ 編、西部邁 他訳、HBJ出版局、1983年8月。ISBN 4-8337-5002-3。
- スティーヴン・ナッシュ 『日本人と武士道』 角川春樹事務所、1997年12月。ISBN 4-89456-045-3。
- スティーヴン・ナッシュ 『日本人と武士道』 角川春樹事務所〈ハルキ文庫〉、2004年5月。ISBN 4-7584-3104-3。
音声・動画作品
- 『真正保守思想を求めて』2、エピック・ソニー、1989年。
- 『西部邁の「反論を待つ」』2、エピック・ソニー、1990年。
- 『西部邁の「反論を待つ」』3、エピック・ソニー、1990年。
- 『メディアが世界を変える』第16巻、中京テレビ編、丸善。
脚注
- ↑ 『そろそろ子供と「本当の話」をしよう』ベストブック、2012年、46および103頁
- ↑ “評論家・西部邁さん死去、多摩川で自殺か 78歳”. 産経ニュース. (2018年1月21日) . 2018閲覧.
- ↑ 『妻と僕』(飛鳥新社、2008年)の巻末に西部の詳細な経歴が掲載されている。また西部は『寓喩としての人生』(徳間書店、1998年)という自伝を公表している。
- ↑ 『生まじめな戯れ 価値相対主義との闘い』筑摩書房、1984年7月
- ↑ 西部邁 『妻と僕』 飛鳥新社、2008年。
- ↑ 『どんな左翼にもいささかも同意できない18の理由』幻戯書房、2013年、108頁
- ↑ 『寓喩としての人生』
- ↑ 西部邁 『無念の戦後史』 講談社、2005年。
- ↑ 西部邁 『六〇年安保 センチメンタル・ジャーニー』 洋泉社〈MC新書 17〉、2007年、36-37。
- ↑ 西部邁 『六〇年安保 センチメンタル・ジャーニー』 文藝春秋、1986年、36-37。
- ↑ 『六〇年安保 センチメンタル・ジャーニー』
- ↑ 『寓喩としての人生』175 - 177頁。
- ↑ 『妻と僕』61 - 63頁。
- ↑ 14.0 14.1 西部邁さん死去 - 毎日新聞
- ↑ 『アホ腰抜けビョーキの親米保守』
- ↑ 西部邁「レストランの地主となって」『文藝春秋』平成14年6月号
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- ↑ 西部邁さん自殺、誰が手伝ったのか 精神科医「思想心理に価値観合う人物の可能性大きい」 (2/2ページ)2018年3月16日 ZAKZAK(夕刊フジ)
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- ↑ 西部邁さん自殺、第三者が幇助か 警視庁が捜査 両手縛られた状態2018年3月15日 産経新聞
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- ↑ 評論家 西部邁さん 自殺手助けの疑い 出演番組担当者ら逮捕2018年4月5日 NHK
- ↑ 西部邁さん自殺幇助の疑い MX子会社社員ら2人逮捕 警視庁2018年4月6日 産経新聞
- ↑ 「先生の死生観尊重」と供述 西部邁さん自殺幇助で逮捕のテレビ局子会社社員2018年4月6日 産経新聞
- ↑ 西部邁さんの自殺を手助けした疑い、知人の2人を逮捕2018年4月5日 朝日新聞
- ↑ 西部邁氏自殺ほう助容疑 東京MX子会社社員ら逮捕2018年4月6日 日本経済新聞
- ↑ 東京MX子会社社員ら逮捕 西部さん自殺ほう助疑い2018年4月6日 日刊スポーツ
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- ↑ 吉野作造賞受賞作品一覧
- ↑ サントリー学芸賞 1984年度 社会・風俗部門 西部邁 『生まじめな戯れ』を中心として 桐島洋子(評論家)評
- ↑ 正論大賞の歴史|Web「正論」|Seiron
- ↑ 平成21年度芸術選奨 受賞者及び贈賞理由 文化庁