拓殖大学北海道短期大学
提供: miniwiki
拓殖大学北海道短期大学 | |
---|---|
大学設置/創立 | 1966年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人拓殖大学 |
本部所在地 | 北海道深川市メム4558 |
学部 |
農学ビジネス学科 保育学科 |
ウェブサイト | 拓殖大学北海道短期大学公式サイト |
拓殖大学北海道短期大学(たくしょくだいがくほっかいどうたんきだいがく、英語: Takushoku University Hokkaido Junior College)
Contents
概観
大学全体
建学の精神(校訓・理念・学是)
- 拓殖大学北海道短期大学における建学の精神は「拓殖大学の伝統である開拓者精神を継承し、実践的な知識や技術と豊かな人間性を兼ね備えた、広く社会の発展に貢献できる有為な人材を育成することを目的とする」となっている。
教育および研究
- 保育学科では、学習の一環としてミュージカルが取り入れられている。これは企画から構成、実際の運営までを学生主体で行うもので、20年以上の歴史を持つ現在では、ミュージカル公演は広く市民にも受け入れられ、ミュージカルを目的に入学する学生もいるほどである。
学風および特色
- 拓殖大学北海道短期大学は開学以来、地域の農業後継者の育成に実績を上げており、後継者不足に悩む日本の農業事情にあって多くの若手農業家を輩出している。
沿革
- 1966年 - 深川市納内町に北海道拓殖短期大学(ほっかいどうたくしょくたんきだいがく)として開学。
- 農業経済科およびⅡ部[1]
- 1967年 - 第2部水田経営コース、畑作園芸コース開設(1973年より第2群と改称)、第1回農業セミナー開催
- 1969年 - 拓殖保育専門学校を設置。
- 1980年 - 拓殖保育専門学校を保育科に移行[2]。
- 1984年 - 保育科に幼児教育・社会福祉・幼児音楽コースを開設
- 1985年 - 第1回ミュージカル上演。
- 1990年 - 拓殖大学北海道短期大学に改称。
- 1992年 - キャンパスを移転。旧敷地と建物は譲渡され、クラーク記念国際高等学校が置かれている。
- 1995年 - 第1回保育セミナー開催。
- 1997年 - 農業経済科協同組合コースを情報・流通コースに名称変更。
- 2000年 - 農業経済科を改組して以下の学科が設置される。
- 経営経済科
- 環境農学科
- 2001年 - 農業経済科を廃止。
- 2002年 - 経営経済科を政経コース、情報ネットワークコース、地域デザインコースの3コース体制とする。
- 2003年 - 環境農学科を環境農学コース、新規就農コースに変更する。
- 2004年 - 保育科社会福祉コース学生募集停止、表現教育コースを開設,経営経済科地域デザインコースをアウトドアビジネスコースに名称変更。
- 2009年 - 環境農学科「花園芸コース」新設。
- 2014年 - 農学ビジネス学科新設。保育科を保育学科に改称。環境農学科、経営経済科を募集停止した。
基礎データ
所在地
- 北海道深川市メム4558
交通アクセス
バス
- 空知中央バス「深川西高前」停留所で下車、徒歩約5分。
タクシー
象徴
- 拓殖大学北海道短期大学のカレッジマークは拓殖大学と同じものを使用している。
- 「人種の色と地の境、我が立つ前に差別なし」拓殖大学、第一高等学校と同じ校歌。
教育および研究
組織
学科
- 農業ビジネス学科
- 環境農学コース
- 地域振興ビジネスコース
- 保育学科
- 造形表現コース
- 身体表現コース
- 幼児音楽教育コース
過去にあった学科
- 農業経済科[3]
- 環境農学科
- 経営経済科
専攻科
- なし
別科
- なし
取得資格について
附属機関
- 新規就農サポートセンター
教育
- 現代的教育ニーズ取組支援プログラム
- 新規就農支援による地域の活性化:2004年度採択
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
- 拓殖大学北海道短期大学のクラブ活動
学園祭
- 拓殖大学北海道短期大学の学園祭は「黎明祭」と呼ばれ、毎年7月上旬の週末に開催されている。学生による模擬店などのほか、プチ・ミュージカルや最終日の花火大会など、地方の短期大学の学園祭としては、活気ある内容となっている。
スポーツ
- カーリングが4部リーグに所属。
- 硬式野球部が、全道大会に出場している。
- サッカー部が、春季社会人Ⅰ部で優勝している。
- バスケットボール部が、「全国私立短期大学大会」で準優勝している。
- スキー部が、かつてインカレ4部で優勝している。2003年より3部へ昇格。
大学関係者と組織
大学関係者一覧
大学関係者
- 田辺勝正:初代学長
- 和田敏雄:2代学長
- 中島英信:3代学長
- 伊東敬:4代学長
- 田口啓作:5代学長
- 寺井久元:6代学長
- 岡村俊民:7代学長
- 細貝大次郎:8代学長
- 小林末男:9代学長
- 石川武:10代学長
- 草原克豪:元学長
- 篠塚徹:現学長
- 相馬暁 - 元農業学科長、教授、農学博士
出身者
施設
キャンパス
- キャンパスの総面積は約160,000m2で、この広さは東京ドームのグラウンド凡そ12個分の広さに相当する。学内にある諸施設を一部紹介する。
- 学内農場:校舎に隣接する敷地、約4ヘクタールを学生の実習用農地として持つ。
- ログハウス:キャンパス内に大学OBの寄付によるログハウスが建つ。主に学生の研修、交流施設として使用されている。
- スノークリスタルホール:雪の結晶をモチーフに造られた大講義室となっており、主として講演会場として利用される。
- 図書館:所蔵資料数はおよそ85,000冊となっている。
寮
- 拓殖大学北海道短期大学には、指定学生寮は特になく、アパートの斡旋がある。
対外関係
系列校
社会との関わり
- 高大連携教育協定を次の3校と結んでいる。
卒業後の進路について
就職について
- 経営経済科:大学への編入学希望者が大半を占めているので、就職希望者は少ない傾向にあった。
- 環境農学科:自営農業に従事する人が最も多い傾向にあった。北海中央クボタ・北海道クボタ建機・田園倶楽部奥出雲など農業関連企業に従事している人もいた。
- 保育学科科:保育所への就職者が最も多い傾向にある。それに次いで幼稚園・児童福祉施設となっている。ヤマト運輸・共育舎・ハスコム・東北医療器械・北海道新聞社など一般企業への就職者も見られる。
編入学・進学実績
- 系列の拓殖大学以外では以下の実績がある。
脚注
参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『拓殖大学北海道短期大学』入学案内小冊子
関連項目
公式サイト