帯広畜産大学
提供: miniwiki
帯広畜産大学 | |
---|---|
大学設置 | 1949年 |
創立 | 1941年 |
学校種別 | 国立 |
設置者 | 国立大学法人帯広畜産大学 |
本部所在地 |
北海道帯広市稲田町西2線11番地 東経143度10分23.46秒北緯42.8759917度 東経143.1731833度 |
学部 | 畜産学部 |
研究科 | 畜産学研究科 |
ウェブサイト | 帯広畜産大学公式サイト |
帯広畜産大学(おびひろちくさんだいがく、英語: Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine)
北海道帯広市稲田町西2線11番地に本部を置く日本の国立大学。
1949年に設置。大学の略称は帯畜(おびちく)、地元では畜大。
Contents
概要
帯広畜産大学は国立唯一の畜産系単科として、1941年に設置された帯広高等獣医学校を起源として開学。日本を代表する食料生産基地である北海道十勝地方に立地し、これまで獣医畜産を中心とする食料生産・流通の幅広い領域に多くの有為な専門職業人を送り出してきた。
教育面では、小規模大学の特性を生かした「教員と学生の距離が近い教育」とともに、 広大な「畜産フィールド科学センター」(旧附属農場)の設備や地域の食料生産環境に立脚した、現場重視、実習中心の職業人教育を特色としている。また、JICAと連携した国際協力教育の取組は2005年度(平成17年)「現代GP」に採択されている。
研究面では、牛海綿状脳症(BSE)の国内発生時に当時国内唯一の検査研究機関であった。
沿革
年 | 沿革 |
---|---|
1941 | 帯広高等獣医学校設置。 |
1944 | 帯広獣医畜産専門学校に改称。 |
1946 | 帯広農業専門学校に改称。 |
1949 | 新制帯広畜産大学(畜産学部獣医学科、酪農学科)に移行。 |
1953 | 畜産学部に総合農学科増設。 |
1961 | 畜産学部に農産化学科増設。 |
1963 | 畜産学部に農業工学科増設。 |
1964 | 畜産学部に草地学科増設。 |
1966 | 畜産学部 総合農学科廃止。 |
1967 | 大学院修士課程開設(畜産学研究科獣医学専攻、酪農学専攻、農産化学専攻)。 |
1969 | 大学院修士課程 畜産学研究科に草地学専攻、農業工学専攻増設。 |
1972 | 畜産学部に畜産経営学科増設。 |
1974 | 畜産学部に畜産環境学科増設。 |
1976 | 大学院修士課程 畜産学研究科に畜産経営学専攻増設。 |
1978 | 大学院修士課程 畜産学研究科に畜産環境学専攻増設。畜産学部 酪農学科を畜産学部 家畜生産科学科に改組。 |
1982 | 大学院修士課程 畜産学研究科酪農学専攻を家畜生産科学専攻に改組。 |
1990 | 岐阜大学大学院連合獣医学研究科に構成大学として参加。畜産学研究科 獣医学専攻廃止。獣医学科を除く畜産学部 全学科を畜産管理学科、畜産環境科学科、生物資源化学科の三学科に改組。 |
1994 | 岩手大学大学院連合農学研究科に構成大学として参加。大学院修士課程 畜産学研究科 全専攻を畜産管理学専攻、畜産環境科学専攻、生物資源化学専攻の三専攻に改組。 |
1997 | 畜産学部 生物資源化学科を生物資源科学科に改組。 |
2000 | 全国共同利用施設原虫病研究センターを設置。 |
2001 | 大学院修士課程生物資源化学専攻を生物資源科学専攻に。 |
2002 | 獣医学科を除く畜産学部 全学科を畜産科学科に改組。大動物特殊疾病研究センターを設置。 |
2004 | 国立大学法人帯広畜産大学の設置。大学院修士課程 畜産学研究科に畜産衛生学独立専攻を設置。 |
2006 | 大学院博士課程畜産衛生学専攻を設置。修士課程畜産衛生学専攻は博士前期課程に。 |
2008 | 畜産学部 獣医学科を獣医学課程、畜産科学科を畜産科学課程に改編。 |
学部
畜産学部
- 共同獣医学課程
- 獣医学ユニット
- 畜産科学課程
- 学生は基盤教育、共通教育を受けた後に各ユニットに所属して展開教育を受ける。
- 生命科学ユニット
- 家畜生産科学ユニット
- 食品科学ユニット
- 環境農学ユニット
- 農業経済学ユニット
- 畜産国際協力ユニット(サブユニット)
- 動物医療センター(旧附属家畜病院)
別科
- 草地畜産専修
農業経営を志す者に対して2年間畜産学の基礎教育を行い、農業後継者を育成する。なお、別科学生は畜産学部への編入を認められていない。
大学院
- 畜産学研究科
- 畜産衛生学専攻(博士前期課程、博士後期課程)
- 畜産生命科学学専攻(修士課程)
- 食品科学専攻(修士課程)
- 資源環境農学専攻(修士課程)
- 岐阜大学大学院連合獣医学研究科博士課程構成校
- 岩手大学大学院連合農学研究科博士課程構成校
教育研究組織
教員は研究域の各部門、または共同施設に所属する。
研究域
- 畜産衛生学研究部門
- 動物医科学分野
- 食品衛生学分野
- 環境衛生学分野
- 臨床獣医学研究部門
- 診断治療学分野
- 予防獣医学分野
- 基礎獣医学研究部門
- 形態機能学分野
- 病態予防学分野
- 畜産生命科学研究部門
- 家畜生産科学分野
- 環境生態学分野
- 食品科学研究部門
- 加工・利用学分野
- 機能科学分野
- 地域環境学研究部門
- 農業経済学分野
- 地域環境工学分野
- 植物生産学分野
- 人間科学研究部門
- 人文社会・体育学分野
- 言語科学分野
全国共同利用施設
- 原虫病研究センター(旧原虫病分子免疫研究センター)
学内共同教育研究施設
- 地域連携推進センター(旧地域共同研究センター)
- 畜産フィールド科学センター(旧附属農場)
- 動物・食品衛生研究センター(旧大動物特殊疾病研究センター)
教育研究支援組織
- 附属図書館
- 保健管理センター
- 大学教育センター(旧学部教育センター)
- 放射性同位元素(RI)実験室
- イングリッシュ・リソース・センター
- 情報処理センター
以下すべて2011年12月撮影。
- Library of Obihiro Univ of Agri and Veterinary Med 01.JPG
附属図書館
- Animal Medical Center of Obihiro Univ of Agri01.JPG
動物医療センター
- Center for Regional Collaboration in Res and edu of Obihiro Univ of Agri01.JPG
地域連携推進センター
- Administration Building of Obihiro Univ of Agri01.JPG
本部棟
学生生活
教育および研究プロジェクト
研究
21世紀COEプログラム
- 2002年
- 生命科学
- 動物性蛋白質資源の生産向上と食の安全確保(特に原虫病研究を中心として)
グローバルCOEプログラム
- 2008年
- 学際、複合、新領域
- 「アニマル・グローバル・ヘルス」開拓拠点
教育
特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)
- 2006年
- 「全学農畜産実習」を通じた総合的導入教育
質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)
- 2008年
- 大動物総合臨床獣医学教育プログラム
大学関係者
関連項目
脚注
外部リンク
典拠レコード: