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株式会社巴川製紙所(ともえがわせいししょ、英文社名 TOMOEGAWA CO., LTD.)は、プラスチック加工事業、製紙・塗工紙関連事業などを手がける企業である。
概要
かつては電気絶縁紙や電気通信紙などの特殊紙を得意とする製紙会社であったが、事業の主体を電子材料製造などのエレクトロニクス部門に移している。
沿革
- 1914年(大正3年)6月19日 - 井上源三郎により、現在の静岡県静岡市清水区に巴川製紙所を創設。
- 1917年(大正6年)8月15日 - 株式会社巴川製紙所設立。社名は清水工場付近を流れる巴川に因む。
- 1933年(昭和8年)11月 - 用宗工場(現・静岡事業所)操業開始。
- 1945年(昭和20年)8月 - 新宮木材パルプ株式会社を合併し、新宮工場を継承。
- 1949年(昭和24年)11月 - 製紙技術研究所を開設。
- 1961年(昭和36年)10月 - 東証1部・大証1部に株式上場。
- 1972年(昭和47年)3月 - 製紙技術研究所を技術研究所に改称。以降、製紙業外の新規事業に進出。
- 1978年(昭和53年)11月 - アメリカイリノイ州にTOMOEGAWA(U.S.A.)INC.を設立。
- 1984年(昭和59年)5月 - オランダアムステルダムにTomoegawa Europe B.V.を設立。
- 1995年(平成7年)6月 - パルプ事業から撤退、新宮工場(和歌山県新宮市)を閉鎖。
- 2004年(平成16年)9月 - 香港にTOMOEGAWA HONG KONG CO.,LIMITEDを設立。
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)10月2日 - 洋紙事業部を分社化、新巴川製紙株式会社を設立。通称社名を「TOMOEGAWA」とする。
- 2011年(平成23年)7月 - 中国江西省にトナーの製造・販売を行う日彩影像科技(九江)有限公司を設立。
- 2012年(平成24年)3月 - インドの電気絶縁紙メーカーであるAura Paper Industries(India) Pvt. Ltd.に出資。
- 2013年(平成25年)
製品
トモエリバー
薄くて軽く、裏抜けしにくいことが特徴である。
その特徴を活かして、一日一ページのスケジュール欄を特徴とする「ほぼ日手帳」のほか、 システム手帳用のリフィル用紙としてレイメイ藤井「Davinci」などにもトモエリバーが使われている。
主要事業所
- 本社 - 東京都中央区京橋一丁目7-1 TODA BUILDING 2F
- 静岡事業所 - 静岡県静岡市駿河区用宗巴町3-1
- 清水事業所 - 静岡県静岡市清水区入江1丁目3-6
- 大阪営業所 - 大阪府大阪市生野区桃谷1丁目3-23
事業部
- 機能紙事業部 - 特殊紙・機能紙製品、切符、プリペイドカード、ICカードなどの開発、製造、販売を担当
- 電子材料事業部 - 半導体用リードフレーム固定テープ、TABテープ、FPD向け光学粘着、光学フィルムなどの開発、製造、販売を担当
- 画像材料事業部 - プリンター用トナーの開発、製造、販売を担当
関係会社
- 新巴川加工株式会社
- 巴川物流サービス株式会社
- 三和紙工株式会社
- 日本理化製紙株式会社
- 昌栄印刷株式会社
- 日本カード株式会社
- 株式会社トッパンTOMOEGAWAオプティカルフィルム
- 株式会社巴川ホールディングス恵州
- 巴川香港有限公司 - 香港(九龍)
- 巴川影像科技(恵州)有限公司 - 中国恵州市
- 日彩影像科技(九江)有限公司 - 中国九江市
- 巴川コリア株式会社 - 韓国ソウル
- TOMOEGAWA (U.S.A.) INC. - アメリカ・ホイーリング
- Tomoegawa Europe B.V. - オランダ・アムステルダム
- Aura Paper Industries(India)Pvt.Ltd. - インド・ハイデラバード