「甲信越地方」の版間の差分
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甲信越地方のデータ | |
---|---|
3県の合計 | |
国 | 日本 |
面積 | 30,611.01km2 |
推計人口 |
5,134,879人 (2018年4月1日) |
人口密度 |
167.7人/km2 (2018年4月1日) |
位置 | |
甲信越地方(こうしんえつちほう)は、山梨県、長野県、新潟県の3県の総称。それぞれの令制国名である、「甲斐」、「信濃」、「越後」の頭文字をとった名称。
概要
中部地方の内で「山梨県・長野県・新潟県」の3県を指して「甲信越地方」と呼ばれる。この地域内は、地方の区割り等に存在するだけで、交通インフラも含めた地域文化圏が形成されていない。似た様な地域構成である東海三県と比較した場合では、名古屋市に相当する交流が核となる行政や経済の中心地(都市)が存在しない。唯一の政令指定都市である新潟市が本来その役目となる存在であるものの、山梨県や長野県から遠い東北地方寄りの市域になり、関わり合いが薄い。地下鉄等の鉄道網や都市高速道路の整備も遅れており、文化的な結び付きが殆ど無い。
各々の県庁所在地が、東京を中心とする関東地方に新幹線や高速道路等の交通インフラで繋がっている。甲信越地方その他の地域は、地方都市特有の小規模経済圏として、独自に機能している。甲信越地方の多くは、関東地方と併称(関東甲信越地方)される標記が多く、特に中央省庁の地方支分部局やNHK等がそれに該当し、民間企業でも関東地方と一体の枠組みに定められている場合が多い。一方3県がバラバラになる区分もある。
例:
- 都道府県間流動
- ※交通機関別都道府県間流動表(年間)(全交通機関、平日・休日データ利用、幹線のみ)
- ※目的地上位10都県のみ記載(2005年)
- ※甲信越地方は「■」、甲信越以外の中部地方は「■」、関東地方は白地、東北地方の構成県は「■」。
- 出発地:新潟県
順 | 目的地 | 万人/年 |
1 | 東京都 | 297.5 |
2 | 長野県 | 284.3 |
3 | 群馬県 | 139.2 |
4 | 埼玉県 | 132.0 |
5 | 山形県 | 118.6 |
6 | 福島県 | 110.8 |
7 | 神奈川県 | 110.5 |
8 | 富山県 | 90.8 |
9 | 千葉県 | 67.1 |
10 | 栃木県 | 27.7 |
- 出発地:長野県
順 | 目的地 | 万人/年 |
1 | 東京都 | 496.6 |
2 | 愛知県 | 356.1 |
3 | 群馬県 | 315.6 |
4 | 新潟県 | 289.3 |
5 | 山梨県 | 235.8 |
6 | 神奈川県 | 207.2 |
7 | 埼玉県 | 197.8 |
8 | 岐阜県 | 186.6 |
9 | 千葉県 | 132.3 |
10 | 静岡県 | 118.1 |
- 出発地:山梨県
順 | 目的地 | 万人/年 |
1 | 東京都 | 648.6 |
2 | 静岡県 | 398.2 |
3 | 神奈川県 | 318.8 |
4 | 長野県 | 235.3 |
5 | 埼玉県 | 124.9 |
6 | 千葉県 | 83.7 |
7 | 愛知県 | 26.9 |
8 | 茨城県 | 21.6 |
9 | 栃木県 | 17.0 |
10 | 岐阜県 | 10.2 |
人口
ISO 3166-2 | 都道府県名 | 順位 | 人口 | 割合 |
---|---|---|---|---|
JP-15 | 新潟県 | 14 | 2,455,741 | 1.90% |
JP-19 | 山梨県 | 41 | 887,595 | 0.70% |
JP-20 | 長野県 | 16 | 2,214,757 | 1.70% |
5,558,093 | 4.30% |
※順位・人口・割合は2003年10月1日のデータによる。
年齢構成
次のグラフは新潟県・山梨県・長野県の人口を合計した。 テンプレート:甲信越地方/5歳階級別人口
主要都市圏
- 甲信越地方の主な都市圏(圏域人口10万人以上)
順位 | 都市雇用圏 | 人口 |
---|---|---|
16 | 新潟都市圏 | 107万1152 |
35 | 長野都市圏 | 60万2781 |
36 | 甲府都市圏 | 60万1592 |
47 | 松本都市圏 | 45万0869 |
55 | 長岡都市圏 | 36万8043 |
80 | 上越都市圏 | 23万9356 |
87 | 三条都市圏 | 22万2512 |
- 「■」:県庁所在地を中心とする都市圏