長崎県立長崎工業高等学校
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長崎県立長崎工業高等学校 | |
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過去の名称 | 長崎県立長崎工業学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 長崎県 |
校訓 | 技術の真髄をつかめ |
設立年月日 | 1937年4月29日 |
創立記念日 | 4月30日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 |
全日制課程 定時制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
【全日制課程】 ・機械科 ・機械システム科 ・電気科 ・工業化学科 ・建築科 ・インテリア科 ・電子工学科 ・情報技術科 【定時制課程】 ・工業技術科 ・建築科 |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 42105H |
所在地 | 〒852-8052 |
長崎県長崎市岩屋町41-22 | |
外部リンク | 公式サイト |
長崎県立長崎工業高等学校(ながさきけんりつ ながさきこうぎょうこうとうがっこう, Nagasaki Prefectural Nagasaki Technical High School)は、長崎県長崎市岩屋町に所在する公立の工業高等学校。略称は「長工」(ちょうこう)。
Contents
概要
- 設置課程・学科
- 全日制課程 8学科(学年制)
- 機械科(M)
- 機械システム科(P) - 造船コース(旧 造船科)・電子機械コース (旧 電子機械科)
- 電気科(E)
- 工業化学科(C)
- 建築科(A)
- インテリア科(I)(旧 工芸科、木材工芸科)
- 電子工学科(D)
- 情報技術科(J)
- 定時制課程 2学科(夜間部、学年制、修業年限4年)
- 工業技術科 - 機械コース・電気コース
- 建築科
- 校訓
- 「技術の真髄をつかめ」
- 校章
- 羽を広げる「鶴」を背景に、「工」の文字に「高」の文字(俗字体のはしご高)を重ねている。鶴は「長崎港」がその形状から別名「鶴の港」と呼ばれることから、長崎の象徴として使われることが多く、複数の学校で、校名や校章の中に鶴が使われている。[1]
- 制服
- 全日制課程には制服があり、男子は濃紺の学生服(学ラン)、女子は紺のブレザー、ネクタイ(夏服はセーラー服)。またジャージおよび科称の色は学年(入学年度)によって異なり、赤・緑・青の3色がある。なお定時制課程に制服はない。
- 同窓会
- 「長崎工業高等学校同窓会」と称しており、関東・関西・北九州・大村に支部を置いている。
沿革
- 旧制・工業学校時代
- 1937年(昭和12年)4月29日 - 長崎市丸尾町水産試験場内元水産講習所(現長崎県立長崎鶴洋高等学校)跡を仮校舎に「長崎県立長崎工業学校」が開校。
- 1940年(昭和15年)4月1日 - 長崎市上野町(現長崎南山中学校・高等学校校地)に校舎を新築し、移転。
- 1942年(昭和17年)11月10日 - 長崎工業学校教諭 中原千秋が新しい一等星を発見。
- 1945年(昭和20年)
- 新制・工業高等学校
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革に伴い、「長崎県立長崎工業高等学校」(現校名)と改称。
- 設置学科 - 全日制課程6学科(機械科、造船科、電気科、工業化学科、建築科、木材工芸科)
- 1949年(昭和24年)
- 4月 - 新入生が長崎市立長崎商業高等学校校舎(油木町)一部を借用して授業を開始。
- 5月20日 - 定時制課程を設置。
- 設置課程 - 定時制3学科(機械科、電気科、工業化学科)
- 1950年(昭和25年)
- 1月 - 全学年が長崎大学医学部の病棟を借用して授業を開始。
- 2月11日 - 長崎復帰祝賀祭を挙行。
- 1952年(昭和27年)
- 1958年(昭和33年)4月1日 - 全日制課程に電子工学科を増設。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 全日制課程、電子工学科1学級増設し、募集を行う。定時制課程、電子工学科・建築科を増設。
- 1966年(昭和41年)4月1日 - 全日制課程、木材工芸科を工芸科と改称。
- 1971年(昭和46年)
- 1972年(昭和47年)4月1日 - 全日制課程、電子工学科1学級の募集を停止し、情報技術科1学級を新設。
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 全日制課程、工芸科をインテリア科と改称。
- 1979年(昭和54年)3月31日 - 定時制課程、工業化学科と電子工学科の募集を停止。
- 1982年(昭和57年)3月31日 - 定時制課程、工業化学科と電子工学科を閉科。
- 1985年(昭和60年)3月18日 - 情報技術科の実習棟を増築。
- 1987年(昭和62年)
- 1992年(平成4年)4月1日 - 全日制課程、機械科1学級の募集を停止し、電子機械科1学級を新設。
- 1994年(平成6年)3月28日 - 電子機械科実習棟・家庭科室が完成。
- 1997年(平成9年)11月1日 - 創立60周年記念式典を挙行。
- 2004年(平成16年)
- 2006年(平成18年)3月31日 - 電子機械科・造船科を閉科し、機械システム科(造船コース、電子機械コース)として継承。
- 2007年(平成19年)11月4日 - 創立70周年記念式典を挙行。
- 創立記念事業の一環として、旧校地(上野町、現南山校地)にあった長崎工業学校の原爆犠牲者弔魂碑を現校地に移設。
- 2008年(平成20年)- 南山校地に「長崎県立長崎工業学校跡」の碑を建立。
学校行事
全日制課程
- 1学期
- 4月 - 始業式、入学式、対面式
- 5月 - 歓迎遠足(岩屋山)、生徒総会、育友会(PTA)総会、1学期中間考査
- 6月 - 県高総体、県ものづくりコンテスト
- 7月 - 校内競技大会(球技大会)、1学期期末考査、終業式
- 8月 - 平和学習(9日 長崎原爆の日)、オープンスクール、部活動合宿、インターンシップ(職業体験)、海外研修
- 2学期
- 9月 - 始業式、地域清掃
- 10月 - 2学期中間考査、体育祭
- 11月 - 芸術鑑賞会、文化祭、工業展
- 12月 - 2学期期末考査、生徒会役員選挙、終業式
- 3学期
- 1月 - 始業式、大学入試センター試験、課題研究発表会
- 2月 - 高校推薦入試、学年末考査、ひらめき大会、高2修学旅行、同窓会入会式
- 3月 - 卒業式、高校一般入試、校内競技大会(球技大会)、終業式(修了式)
定時制課程
- 1学期
- 4月 - 入学式、始業式、歓迎遠足
- 5月 - 1学期中間考査、育友会(PTA)総会、生徒総会、4年三者面談
- 6月 - 県定通体育大会[6]、校内生活体験発表大会、県ものづくりコンテスト
- 7月 - 期末考査、校内競技大会、地域清掃、終業式
- 8月 - 平和学習(9日 長崎原爆の日)
- 2学期
- 9月 - 始業式、生徒会役員選挙、二輪車安全運転講習会[7]、県定通生活体験発表大会
- 10月 - 中間考査
- 11月 - 防災避難訓練
- 12月 - 期末考査、交通安全教育、校内競技大会、文化鑑賞会、終業式
- 3学期
部活動
全日制課程
- 運動部
- 陸上部
- 水泳部
- 水球部
- 柔道部
- 野球部
- サッカー部
- ラグビー部
- バレーボール部
- バスケットボール部
- ソフトテニス部
- 卓球部
- 剣道部
- ハンドボール部
- バドミントン部
- フェンシング部
- ヨット部
- テニス(硬式)同好会
- 筋トレ[9]同好会
- 技術部
- 文化部
定時制課程
- 運動部
- バレーボール部
- バスケットボール部
- バドミントン部
- 卓球部
- 軟式野球部
- 柔道部
- 陸上競技同好会
- 文化部
- JRC同好会
著名な出身者
その他
全日制課程では、8つの学科をアルファベット1文字であらわしている。
- M - 機械科(Mechanics)
- P - 機械システム科(Production System)
- E - 電気科(Electricity)
- C - 工業化学科 (Industrial Chemistry)
- A - 建築科(Architecture)
- I - インテリア科(Interior)
- D - 電子工学科(Electronics, ローマ字のDenshiから)
- J - 情報技術科(Information Technology, ローマ字のJohoから)
アクセス
- 最寄駅
周辺
- 長崎市立岩屋中学校
- 長崎市立虹が丘小学校
- 虹ヶ丘病院
- 道ノ尾病院
脚注
- ↑ 校名であれば、「長崎鶴洋高等学校(旧 長崎水産高校)、鶴南特別支援学校、鶴鳴女子高等学校(現 長崎女子高等学校)など。校章では、前述の長崎鶴洋高校、鶴南特別支援学校、長崎東高等学校、長崎西高等学校(Wの文字)、長崎南高等学校、長崎市立桜町小学校などがある。
- ↑ 大村高校、長崎南高校、波佐見高校、大村城南高校、西彼農業高校、大村工業高校の校歌の作詞も行っている。
- ↑ 読み方は「おきふかし」。作詞の福田清人とともに、長崎南高校、大村城南高校、西彼農業高校、大村工業高校の校歌の作曲を行っている。
- ↑ 島原農業高校、平戸高校、五島南高校、佐世保東翔高校(旧 佐世保東商業高等学校)、旧高島高校の校歌の作曲も行っている。
- ↑ 当初長崎師範学校男子部(現長崎大学教育学部)が使用していたが、校地が長崎工業学校に譲られた。
- ↑ 定時制課程・通信制課程生徒の高総体
- ↑ 定時制課程では、職場から通う生徒が多いので、排気量制限付きのバイク通学を許可している。
- ↑ 卒業生を送る会
- ↑ 筋肉トレーニング