北野井子

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北野井子
別名 松田井子
生誕 (1982-10-05) 1982年10月5日(41歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
ジャンル J-POP
職業 歌手女優
担当楽器 ボーカル
活動期間 1997年 -
レーベル avex trax
事務所 ライジングプロダクション[1]
(1997 - 1999)

北野 井子(きたの しょうこ、1982年10月5日 - )は、日本歌手女優東京都出身。

父はタレントビートたけし、母は元漫才師北野幹子、父方の伯父は元会社役員の北野重一とその弟で元・明治大学教授でタレント北野大の2人、母方の叔父はレーシングドライバー松田秀士

略歴

1982年に誕生。名前の「井子」はたけしの知人の美人ホステスにちなんだとしている[2]。3歳からピアノを習う[3]。米国の高校を卒業。

1997年に父・たけしの映画HANA-BI』に出演して芸能界デビュー。当時の芸名は母・幹子の旧姓を名乗り、松田井子であった。父・たけしが同映画の製作発表記者会見で語ったところによると、井子が誕生した当時、たけし夫婦の仲は冷えており離婚を前提とした話し合いをしていたことに加え、父親がフライデー襲撃事件で前科がついたため、娘の成長に芳しくない環境になりうるであろうと判断し、母親の姓を名乗らせることにしたという。

1998年6月、本名の北野井子名義でX JAPANYOSHIKIプロデュース・楽曲提供により『Begin』で歌手デビュー。同曲は13万枚のスマッシュヒットとなり、大物タレントのビートたけしの娘のデビューということでも注目された。また、既に「世界のKITANO」と言われるようになった、父・たけしがプロモーションビデオを監督したことでも話題になった。しかし音楽番組などのメディアに積極的に出演することはなく、待望の2ndシングルも同年10月にリリースしたものの前作に比べ売り上げは大幅に落ち込んだ。その後、目立った動きはなく1999年1月に芸能活動を一時休業を宣言。同年中にアメリカ留学した。

2004年調理師男性結婚、妊娠6ヶ月であることも明らかになった。2005年3月9日、女児を出産[4]。しかし、後年、その男性とは離婚。長女は井子が引きとった(現在その長女はたけしと養子縁組をしている)。

2005年、映画『有限会社ひきもどし』(9月10日公開)で自身初となる主役を演じた。

ディスコグラフィ

シングル

  • Begin(1998年6月3日 AVDD-20251)
  • 薔薇と緑(1998年10月28日 AVDD-20263)

出演

テレビ

CM

映画

  • HANA-BI(1997年)
  • 有限会社ひきもどし(2005年)

脚注

  1. 日経BP刊『日経エンタテインメント!』1998年6月号より。
  2. 北野武編『新潮45別冊 コマネチ! ビートたけし全記録』新潮社、1998年、p306
  3. 『ARENA37℃』7月号、音楽専科社、1998年6月、 22頁。
  4. ZAKZAK (2004年10月21日). “たけしに初孫…長女・井子さんが来春出産”. . 2009閲覧.