みろくの里
みろくの里(みろくのさと)は、広島県福山市藤江町(旧沼隈郡沼隈町[1])にある遊園地、テーマパーク、総合レジャー施設。映画の撮影現場として有名である。現時点では広島県内で唯一の遊園地である(マリーナホップ内にマリーナサーカスがあるが、アウトレットモール内なので遊園地ではない)。
ツネイシホールディングス傘下のツネイシLR株式会社が運営する。
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概要
福山市の南西部丘陵地の沼隈半島にある、ツネイシホールディングスが開発した広大な総合レジャーランド。20種類以上の遊具を備えた広島県内唯一の遊園地、昭和30年代の街並みを再現した「いつか来た道」、みろくの里神勝寺温泉、野球場、美術館などさまざまな施設がある。みろくの里セット村では座頭市などの映画が撮影された。
遊園地
1989年に開園。大観覧車(高56.0m、径50.0m)などがある。
- 大観覧車
- 透明ゴンドラ
- ヒマラヤコースター
- ゴーカート
- スリラーマンション
- 魔法の森
- 急流すべり
- スーパーバイキング
- ジャイアントハンマー
- ウェーブシャーク
- メリーゴーランド
- ハッピーバルーン
- トロッコアドベンチャー
- ガーデンゴルフ
- ファミリーバス(2018年4月15日営業終了)
- メルヘンカップ
- ウェーブスインガー
- アラビアンメリー
- ちびっこコースターいもむし君
- コンボイ
- クラシックカー
- ブロックボックス
- カード迷路ぐるり森大冒険
- ウォーターショット
- アスレチックパーク
- ダイナソーパーク
- レジャープール
- ふれあいランド(2018年3月18日オープン)
なお、冬季(おおむね1月中旬から3月上旬まで)の平日は、原則として遊具は動かない(後述の「いつか来た道」のみ営業)。25人以上の団体客が入ったときのみ動く。ただし、2016年からは「いつか来た道」を含め、この期間の火曜日が、2018年からは水曜日も休園となる。
いつか来た道
1998年開園。小学校や駄菓子屋、電話博物館、ラーメン屋、バーなど、昭和30年代の街並みを再現。
- 喫茶オードリー
- 教室
- トリスバー
- 電話博物館
- だがしや満月屋
- 大衆食堂
- 派出所
- パーラー白雪姫
- 麒麟麦酒
- 日劇ホール
- 郵便局
- ブロマイド
- はんか街
- たばこや
- いずみや
- お祭り広場
- 有楽町駅
- 東京衣装
- 日劇ステージ
- 数奇屋橋
- 小学校
- 夕焼け
- いつか通り
- 懐かし館
- 井上商店
- 昭和館
- 松風(団体会場)
- エルビース
- 思い出商店街
神勝寺温泉
みろくの里園内にある天然ラドン温泉。
ツネイシしまなみビレッジ
ツネイシしまなみビレッジはみろくの里敷地内にある宿泊施設・研修施設・スポーツ施設。3棟合計962名収容の宿泊施設と、17の会議室、2つのホールを備える。
スポーツ施設としては、サッカーグラウンド「ツネイシフィールド」(後述)、バレーボールコート2面が確保可能な体育館「ツネイシアリーナ」、クラブハウスを備える。
ツネイシフィールド
ツネイシフィールド (広島県フットボールセンター) | |
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施設情報 | |
所在地 | 広島県福山市沼隈町中山南26-1 |
位置 |
北緯34度25分14.1秒 東経133度18分21.4秒 |
開場 | 2013年7月19日 |
所有者 | ツネイシヒューマンサービス |
運用者 |
広島県サッカー協会 特定非営利活動法人ツネイシ・スポーツアクト |
グラウンド | 約4万平方メートル |
ピッチサイズ | 105m × 68m |
大型映像装置 | なし |
使用チーム、大会 | |
FCバイエルン・ツネイシ 中国サッカーリーグほか | |
収容能力 |
ツネイシフィールドは、広島県福山市沼隈町中山南の、みろくの里敷地内にある球技場。日本サッカー協会が2007年より推進する「都道府県フットボールセンター整備助成事業」の認定を受けて、「広島県フットボールセンター」として整備が行われ、2013年7月19日に開場した[2][3]。
住友ゴム工業のロングパイル人工芝「ハイブリッドターフ」による3面のグラウンドが確保されており、うち2面には夜間照明が備え付けられている。
グラウンドでは現在バイエルン・ミュンヘンの提携スクールの一つ、FCバイエルン・ツネイシ(ツネイシ・スポーツアクトが運営)の練習場として利用されているほか、2013年には地域リーグである中国サッカーリーグの集中開催会場としても使用されている。
ツネイシスタジアム
ツネイシスタジアム(旧称・みろくの里神勝寺球場)はみろくの里敷地内にある野球場。上記の「ツネイシしまなみビレッジ」とは別のエリアにある。
1995年までプロ野球・ウエスタン・リーグが開催され広島東洋カープ2軍の公式戦が行われていた。
みろくの里セット村
日本有数規模である、時代劇の撮影が可能な常設オープンセットがある。ただし一般公開はされていない為、一般人の立ち入りは禁止になっている。
もともとは「座頭市 (1989年の映画)」の宿場町シーンの撮影のために3億円を投じて作られた。撮影終了後は取り壊される予定だったが、テレビドラマの撮影にも使われるようになって規模が拡大され現在に至る。
- 座頭市
- 写楽
- 梟の城
- あずみ
- 助太刀屋助六
- スパイ・ゾルゲ
- どら平太
- 大帝の剣
- 鬼平犯科帳(フジテレビ版)
- 剣客商売
- はだしのゲン(フジテレビ版テレビドラマ)
- TAJOMARU(2009年)
- 龍馬伝(2010年 NHK大河ドラマ)
アクセス
- 車
- 福山東インターチェンジより約40分
- 福山西インターチェンジより約20分
- 公共交通
関連項目
脚注
- ↑ 公式の所在地は藤江町(旧松永市域)だが、敷地の大部分は沼隈町上山南に属する。
- ↑ “広島県福山市に「広島県フットボールセンター」がオープン”. 日本サッカー協会 (2013年7月27日). . 2013閲覧.
- ↑ “ツネイシしまなみビレッジいよいよ本格稼働 ツネイシフィールドが19日に完成” (プレスリリース), ツネイシホールディングス, (2013年7月14日), オリジナルの2013年7月31日時点によるアーカイブ。 . 2013閲覧.