かわさき市民放送
かわさき市民放送株式会社 | |
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愛称 |
FM K-City かわさきFM |
コールサイン | JOZZ3AK-FM |
周波数/送信出力 | 79.1 MHz/20 W |
本社・所在地 |
〒211-8566 |
設立日 | 1996年3月8日 |
開局日 | 1996年7月1日 |
演奏所 | 本社と同じ |
送信所 |
小杉送信所 神奈川県川崎市中原区小杉町1-403 武蔵小杉タワープレイス屋上 |
中継局 | なし |
放送区域 | 川崎市中原区の一部 |
公式サイト | http://www.kawasakifm.co.jp/ |
かわさき市民放送株式会社(かわさきしみんほうそう)は、神奈川県川崎市中原区の一部地域を放送区域として超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。 略称はかわさきFM、FM K-Cityの愛称でコミュニティ放送をしている。
概要
1996年(平成8年)開局。神奈川県で6番目、日本では34番目のコミュニティ放送局である。 川崎市が55%の出資をしており、マスメディア集中排除原則にいう支配関係[1]にある。
サービスエリアはほぼ川崎市全域 [2]、 「カーラジオなら川崎市内はもとより、隣接する東京都や横浜市の一部など、かなりの地域で聴くことができます。」 [3] としているが、川崎市は東京都と横浜市の間に細長く位置するという地勢により市内でも聴取困難な地域がある。 また周波数がK-MIX(静岡県、79.2MHz)、FM NACK5(埼玉県、79.5MHz)と近いため、場所によっては混信することもある。 これを解消すべくテレドームによるサービス(0180-994-791)を行っていた。 川崎までの通話料がかかるものの、電話により事実上、日本全国で聴取できた。 後にサイマルラジオに加盟し、インターネットで聴取可能となった。 サッカーJ1川崎フロンターレのホームゲーム中継は局公式サイトから別のサイマル放送サイトにアクセスして聴取できる。
- 沿革
1996年(平成8年)
- 3月8日 かわさき市民放送株式会社設立
- 6月25日 放送局(現特定地上基幹放送局)の免許取得
- 7月1日 開局
2000年(平成12年)
- 7月24日 空中線電力を20Wに増力[4]
2010年(平成22年)
- 8月1日 サイマルラジオに加盟
2012年(平成24年)
- 9月30日 テレドームサービス終了
放送番組
再放送は除く
- 川崎市民の歌
- 「好きです かわさき 愛の街」と言う曲が流れるのみ。
- 平日
- 08:30 アクセスかわさき・FM市政だより
- 09:30 アクセス930
- 11:30 アクセスかわさき
- 11:30 6ヶ国語情報(日本語・英語・韓国語・ポルトガル語・中国語・スペイン語)
- 11:45 FM市政だより
- 14:00 日替わり番組
- 月:岡村洋一のシネマストリート(120分)<岡村洋一&島岡美延>
- 火:~I LOVE RADIO~PENGUIN'S MUSIC CAFE(120分)<我妻広己>
- 水:ニーハオ!東京愛愛軒(60分)<光部愛>/Viva!スポルト~Weekly Sports & Music(60分)<染谷恵二&園田綾香>
- 木:兼田章のときめきジュークボックス(120分)<兼田章&エミィ松澤&金尾よしろう...ETC>
- 金:(USEN 60分)/お茶とラジオと朗読と(30分)<松井美紀&浅木勝>/エコでハピネス<庄司佳子>
- 16:00 かわさきFMインフォメーション
- 17:50 アキセスかわさき・FM市政だより
- 18:00 日替わり番組
- 月:PROJECT U Monday(30分)/明治大学 農学部 本所ゼミ(30分)
- 火:浅羽由紀フォーリーフクローバー(30分)<浅羽由紀>
- 水:Get The Countdown(30分)/羽純☆my little blossom(30分)<羽純>
- 木:Rose in many Colorsのかわさきナンバーワン!(60分)<Alpha&Ogasawara Shusaku>
- 金:Project U Friday(30分)/WEEKEND K SPORTS(30分)<佐藤哲也>
- 22:30 水:Music Bunker★β ふにゃっと。ふらっと。(30分)<azami&十空>
- 23:30 金:あくあ☆ぷろじぇくとの夢幻想夜(15分)
- 土曜
- 日曜
自主制作番組以外の時間帯はUSEN440を再送信している
- 随時
VAMOS!川崎フロンターレ
VAMOS!川崎フロンターレ(ヴァモス・かわさき・フロンターレ)は、かわさき市民放送「FM K-City」で放送されているJリーグ・川崎フロンターレ応援番組。
富士通川崎サッカー部のプロ化移行期にあたる1996年ごろ、午後12時台の番組「川崎タウン情報」で女優の阿部朋子が担当する毎週木曜日の1コーナー(20分間)として始まる。その後、富士通をスポンサーとしたミニ番組となりタイトルも正式に「VAMOS!川崎フロンターレ」と名づけられた。
のちに翌日の午後9時からの再放送も行われ、さらに2002年には「川崎タウン情報」の一部が午後6時台に再放送となった関係で、同じ内容を3回聞くことができるようになった。
同年10月、番組改編に伴い日曜日午前10時からの一時間番組に変更となり再放送はなくなった。またパーソナリティも当時、等々力陸上競技場でスタジアムDJをしていた山森貴司を起用。放送時間の拡大とイギリス留学の経験を持つパーソナリティで、番組はサッカーのほか洋楽を中心とした内容となった。また一時期、江藤礼子をリポーター兼アシスタントとして起用した。
2005年4月、山森貴司が群馬テレビにアナウンサーとして就職したことに伴い、久野喜民が3代目パーソナリティに就任。Jリーグ・浦和レッドダイヤモンズのホームスタジアムである駒場スタジアムで一時期、スタジアムDJを務めたことや、趣味でフットサルなどを行っているためサッカー経験を生かした発言が聞かれるようになり、Jポップなど各種の音楽も流されるようになった。また2006年から補佐役として富田玲奈によるレポートも始まった。
同年末、久野喜民が結婚などの理由により、この年をもって降板。翌2007年から、かつてSUKI!SUKI!フロンターレのナビゲーターを務め、「VAMOS!川崎フロンターレ」にも何度かゲスト出演したことのある岩澤昌美が4代目パーソナリティに就任した。
2012年4月からはパーソナリティが短期間で交代する状態が続いているが、フロンターレに関する情報とリスナーからのファックス、e-メールによるメッセージ紹介を基本とした番組スタイルは定着しており、また2013年4月からは川崎フロンターレ後援会の常務理事が月に1回ゲストとして登場するようになった。2014年4月から放送翌日の月曜22時から再放送が復活した一方、ストリーミングによるダイジェスト版の配信が廃止となった。
- 歴代パーソナリティ
脚注
- ↑ コミュニティ放送事業者 マスメディア集中排除原則について(総務省電波利用ホームページ)
- ↑ 会社概要 かわさきエフエム(Internet Archiveのアーカイブ:2005年11月26日収集)
- ↑ かわさきFMの聴きかた 同上(同上:2005年10月19日収集)
- ↑ かわさきFM(同上:2000年8月30日収集)