吉行和子
吉行 和子(よしゆき かずこ、本名 同じ、1935年8月9日 - )は、東京府(現:東京都)出身の女優、エッセイスト、俳人。
父は作家の吉行エイスケ、母は美容師の吉行あぐり。兄は作家の吉行淳之介、妹は詩人の吉行理恵。私生活では結婚・離婚を経験、子供はなし。
Contents
来歴
2歳で小児喘息を患い、病弱な子ども時代を過ごす。父が幼少時に死去し、母は美容師として働いていたため、ひどい喘息の発作が起こると、岡山の祖父の元に預けられていた。
1954年に女子学院高等学校を卒業する。在学中の同年に劇団民藝付属水品研究所に入所。体が弱かったこともあり、女優になるつもりはなく、衣装係にでもなれればと思って受験したところ、思いがけず女優候補として採用された。
1955年に初舞台を踏む。1957年には民藝所属となり、『アンネの日記』のアンネ・フランク役に抜擢され主役デビューする。しかしその後は、地味な「農民の娘」役ばかりであったという。
1969年に民藝を退団してフリーになり、1974年の舞台『蜜の味』は、紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞した。舞台女優としては、34年後の2008年、『アプサンス〜ある不在〜』を最後に舞台から引退することを表明したが、舞台が好評を博したため、2009年にアンコール公演が決まった。吉行自身はこのことに関して「女優って嘘つきですね」とコメントしている。一応、この作品のアンコール公演をもって舞台は引退するというが、その撤回も考えていると、2009年出演の『徹子の部屋』でその複雑な胸中を明らかにした。
一方、1955年に津島恵子主演の映画『由起子』で映画デビューする。1959年に日活と契約し、同年の『にあんちゃん』『才女気質』の演技で毎日映画コンクール女優助演賞を受賞する。1978年に性愛を大胆に扱った大島渚監督の『愛の亡霊』に主演して(40歳を過ぎての出演には周囲の反対があった[1])世間を驚かせ、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。
『折り梅』などで2002年毎日映画コンクール田中絹代賞を受賞した。
『おかあさんといっしょ』の「おはなしこんにちは」のコーナーでお話のお姉さんとしても活躍。
文筆の世界では、1983年にエッセイ集『どこまで演れば気がすむの』を出版し、1984年の第32回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した。2000年の母の日に贈った五行歌は「朝日新聞」で大きく紹介された。
エピソード
- 成年しても喘息は治らず、ずっと喘息の薬を飲んでいた。
- 実際の性格はお茶目で温厚である。『タモリのジャポニカロゴス』では演じ分けを行い、タモリから絶賛された。
- 1960年(昭和35年)6月22日、ベルリン国際映画祭に出席のため、日活の堀久作社長らと共にドイツのベルリンへ出発。同7月14日、日本に帰国。当時はまだ海外渡航自由化の前で、貴重なドイツ訪問となった。
- 女優の岸田今日子、冨士眞奈美と親しく[2]、しばしば3人で座談会やテレビに出演。2000年には共著『ここはどこ』『わたしはだれ?』を出した。タレントのピーコとも親交が深く、ピーコが癌で入院した時には、毎日お見舞いに行っていた。ピーコが家族以外に癌であることを真っ先に知らせた人物でもある。
- 家事が苦手であると告白している。笑っていいとも!のテレフォンショッキングや徹子の部屋にゲスト出演した際に「家にはやかんすらない」と語っていた。
受賞歴
- 第14回毎日映画コンクール・女優助演賞(『才女気質』『にあんちゃん』・1959年)
- 第8回紀伊國屋演劇賞・個人賞(1974年)
- 第2回日本アカデミー賞・優秀主演女優賞(『愛の亡霊』・1979年)
- 第32回日本エッセイストクラブ賞(「どこまで演れば気がすむの」・1984年)
- 第57回毎日映画コンクール・田中絹代賞(2002年)
- 第37回日本アカデミー賞・優秀主演女優賞(『東京家族』・2014年)[3]
出演
テレビドラマ
NHK
- 松本清張シリーズ・黒の組曲「白い闇」(1962年) - 小関信子
- 虹の設計(1964年 - 1966年)
- 古都憂愁(1970年) - 河井光子
- 千鳥 (テレビドラマ)(1970年) - 松山瑠璃子
- 大河ドラマ
- 松本清張シリーズ・遠い接近(1975年) - 山尾の妻
- 松本清張シリーズ・最後の自画像(1977年) - 福村よし子
- お入学(1987年)
- 連続テレビ小説
- 新宿鮫シリーズ(1998年)
- 氷壁(2006年) - 北沢秋子
- 柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い(2007年) - かつ
- 八日目の蝉(2010年) - 沢田昌江
- 四十九日のレシピ(2011年) - 桐野聡美
- 珈琲屋の人々(2014年) - 熊谷章枝
- スニッファー 嗅覚捜査官(2016年) - 小向昌子
日本テレビ系
- 彗星現る(1957年)
- 旗岡巡査(1958年)
- 美しい灯に(1958年)
- 雑草の歌 第73話「隣のおばさん」(1959年)
- スリラー劇場「埋葬」(1960年)
- ゴールド・ステージ「肘掛椅子」(1960年)
- ヤシカ ゴールデン劇場「当り屋新太物語」(1960年)
- 文芸アワー「尾行」(1961年)
- 日産スター劇場「堂々たる人生」(1963年)
- 剣
- 第23話「岡場所の女」(1967年)
- 第43話「鬼子母」(1968年)
- 右門捕物帖 第18話「いざよい河岸の女」(1969年)
- ゴールドアイ(1970年)
- 子連れ狼 第19話「半畳壱畳弐合半」(1973年)-刺野千恵
- 太陽にほえろ!
- 第33話「刑事の指に小鳥が…」(1973年) - 谷口澄江
- 第144話「タレ込み屋」(1975年) - 佳代
- 俺たちの勲章 最終回「わかれ」(1975年)
- 大追跡「悪女が躍る」(1978年) - 富川さなえ 役
- 新五捕物帳 第75話「女心みれん花」(1978年)
- 火曜サスペンス劇場
- 「松本清張の指」(1982年) - 細井ヨシ子
- 「松本清張の知られざる動機」(1983年) - 長野ヒサ
- 「蒼い愛の秘密」(1984年4月) - 和可子
- 「女検事・霞夕子5」(1988年) - 宮野雪
- 「松本清張スペシャル・喪失の儀礼」(1994年) - 萩原和枝
- 「警視庁鑑識課2」(1996年12月) - 永井和枝
- 「軽井沢ミステリー6」(2004年11月) - 石川和代
- 検事・若浦葉子(1991年) - 若浦志津江
- …ひとりでいいの(1992年) - 北川芳枝
- 同窓会(1993年) - 安藤風馬の母
- 日本一短い「母」への手紙2 第二話「大嫌いな母へ」(1995年)
- メッセージ〜言葉が裏切っていく〜(2003年)
- 有閑倶楽部(2007年) - 桜川きぬ
- 東京大空襲(2008年) - 中村友子
- 正義の味方(2008年) - 胡桃沢美恵子
- 3.11 その日、石巻で何が起きたのか〜6枚の壁新聞(2012年) - 平井静江
TBS系
- 東芝日曜劇場
- 夕やけ娘(1958年)
- 東京0時刻(1958年-1960年)
- おかあさんシリーズ
- 第1シリーズ(1958年)
- 第9話「柳暗花明」
- 第15話「信号機」
- 第2シリーズ
- 第15話「鏡の中の女」(1960年)
- 第25話「春愁」(1960年)
- 第76話「女の研究」(1961年)
- 第88話「姥捨」(1961年)
- 第141話「信子の場合」(1962年)
- 第165話「ふたりの季節 誕生その2」(1962年)
- 第207話「あかつきの橋を」(1963年、RKB毎日放送)
- 第266話「演歌二代」(1964年)
- 第374話「帰郷」(1967年)
- 第1シリーズ(1958年)
- 日立劇場
- サンヨーテレビ劇場 「花のワルツ」(1960年)
- Q-ある奇妙な診断書-(1960年)
- 近鉄金曜劇場
- 「偸盗」(1962年)
- 「奇跡の女」(1963年)
- 「心に空を」(1964年)
- 「灯は消えず」(1966年、朝日放送)
- 「しあわせ」(1966年、朝日放送)
- 「わくらばの樹」(1966年、朝日放送)
- 「智恵の輪」(1966年、朝日放送)
- 水曜劇場 「純愛シリーズ 傷だらけの夜」(1962年)
- ザ・ガードマン 第19話「超特急西へ」(1965年)
- あなた事件よ!(1966年)
- 木下恵介劇場 「記念樹」(1966年)
- 泣いてたまるか 第41話「先生早とちりをする」(1967年)
- 日産火曜劇場・木下恵介アワー「もがり笛」(1967年)
- 平四郎危機一発 第14話(1968年)
- すし屋のケンちゃん(1971-1972年) - お母さん 役
- 喜びも悲しみも幾歳月(1972年) - きよ子 役
- 助け人走る 第8話「女心大着服」(1973年、ABC / 松竹) - おてい
- 白い滑走路(1974年) - 黒木早苗 役
- 寺内貫太郎一家(1974年) - 秋本幸子 役
- 夜明けの刑事 第18話「ウェディングドレスの秘密」(1975年)
- 影同心II 第1話「影の裁きは菊一輪」(1975年) - お久 役
- Gメン'75
- 第50話「湯の町午前0時の殺人」(1976年) - 新井千代
- 第115話「午前0時・女のミステリー」(1977年) - 稲葉春代
- 第164話「消えた乳母の赤ちゃん」(1978年) - 下村りつ
- 新選組始末記(1977年) - 沖田みつ 役
- 水中花(1979年) - 森下和江 役
- 大岡越前 第5部 第17話「帰って来た木鼠小僧」(1978年5月29日) - お富
- 3年B組金八先生シリーズ - 池内友子 役
- 第1シリーズ(1979年 - 1980年)
- 第2シリーズ(1980年 - 1981年)
- スペシャル1「贈る言葉」(1982年)
- スペシャル2「イレ墨をした生徒」(1983年)
- スペシャル6「新・十五歳の母」(1987年)
- 第4シリーズ(1995年)
- スペシャル9「子供を救え!大人達よ立ち上がれ」(1998年)
- 第5シリーズ第11話「金八涙の体罰…3B騒然辞表提出」(2000年)
- スペシャル10「お前死んだらオレ泣くぞ・3B一年ぶり大集合」(2001年)
- 第6シリーズ(2001年 - 2002年)
- 第7シリーズ第2話「3B VS.ヤヨの微笑」(2004年)
- ファイナル「最後の贈る言葉」(2011年)
- 赤い魂(1980年) - 苅田文江
- 野々村病院物語(1981年-1983年) - 久米雪子
- ちょっと神様(1982年)
- ふぞろいの林檎たち(1983年 - 1997年) - 西寺知子
- スチュワーデス物語(1983年-1984年) - 松本弓子
- 青が散る(1983-1984年) - 椎名静枝 役
- 恋物語(1986年)
- モナリザたちの冒険(1987年) ‐ 矢崎貴子
- 西田敏行の泣いてたまるか 最終話「大当たり・これっきり」(1987年)
- キツイ奴ら(1989年) - 川西のぶえ 役
- クリスマス・イブ(1990年) - 河合香代子 役
- 天使のように生きてみたい(1992年) - 佐久間弥生 役
- お兄ちゃんの選択(1994年) - 松本早苗 役
- 愛していると言ってくれ(1995年) - 吉沢道子 役
- 仮面の女(1998年) - 秋川好子 役
- 早乙女千春の添乗報告書8(1999年) - 金子文代 役
- はいからさんが通る(2002年) - 伊集院蔦子 役
- 女三人乱れ咲き! 氷川きよし追っかけツアー殺人事件(2003年) - 桜井淑子 役
- エ・アロール それがどうしたの(2003年) - 岡本杏子 役
- 奥さまは魔女(2004年) - 松井佐代 役
- ドールハウス(2004年) - 桜井雅子 役
- Mの悲劇(2005年) - 安藤礼子 役
- 特急田中3号(2007年) - 田中ハル 役
- 山田太郎ものがたり(2007年) - ウメおばさん 役
- 最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜(2012年) - 長田光江 役
- 月曜ゴールデン
- 「縁側刑事弐」(2015年) - 亀有治子 役
フジテレビ系
- これが真実だ(1960年)
- 戦争 第2話「鼠」(1960年)
- 軍歌 第7話「指」(1960年、関西テレビ)
- 娘ありて(1962年)
- シャープ火曜劇場「あの島はもうない」(1962年)
- わんぱく同盟(1963年)
- 三匹の侍
- 第1シリーズ 第13話「生々流転」(1964年)
- 第5シリーズ 第25話「愛憎三猿」(1968年) - 綾乃 役
- 松本清張シリーズ「或る「小倉日記」伝」(1965年) - てる 役
- 若者たち 第10話「千葉のおばさん」(1966年)
- お手伝いさんの縁談(1967年)
- 良縁奇縁「豆菊はんの初恋」(1968年)
- 大奥(1968年、関西テレビ) - 理子 役
- 銭形平次
- 第180話「狂った竜」(1969年) - お夏 役
- 第359話「平次御用」(1973年) - おゆう 役
- 雪之丞変化(1970年)
- 散りぬるを(1971年、東海テレビ)
- ジキルとハイド(1973年) - 本間やすこ 役
- ぶらり信兵衛 道場破り 第32話「おりんと村次」(1974年) - おりん 役
- 八州犯科帳 第8話「色地蔵に濡れた女」(1974年) - おとよ 役
- 新宿警察 第10話「一発の銃弾」(1975年)
- 江戸の旋風 (1975年、CX)
- いつか見た青空(1977年、東海テレビ)
- 松本清張の蒼い描点(1983年) - 村谷阿沙子 役
- 青い瞳の聖ライフ(1984年)
- ヤヌスの鏡(1985年 - 1986年) - 河本美穂子
- サザエさん(1992年) - 磯野フネ
- 本陣殺人事件(1992年) - 秋子
- この世の果て(1994年) - 砂田夕子
- 29歳のクリスマス(1994年) - 矢吹美和
- お仕事です!(1998年)
- ナースのお仕事(1996 - 2014年) - 根本雅子
- ほんとにあった怖い話 「夏の訪問者」(1999年) ‐ 森井笙子の母
- 世にも奇妙な物語
- 「バーゲンハンター」(2000年) - 白石多恵子(初代バーゲンハンター)
- 「ボディレンタル」(2008年) - 遠藤容子
- 金曜エンタテイメント
- 「えなりかずきの少年探偵 事件でござる」(2003年) - 観世理絵
- 女の一代記(2007年) - 内藤ミツ
- 不毛地帯(2009年) - ハル江
- ゴーイング マイ ホーム(2012年) - 坪井敏子
- スターマン・この星の恋(2013年) - 柏原美代
- 金曜プレステージ 「警視庁三ツ星刑事 佐々木丈太郎」(2009年 - ) - 佐々木春代
- 赤と黒のゲキジョー 「黒い看護婦」(2015年) - 小田美津
テレビ朝日系
- 藍染めて(1961年)
- 空白(1962年)
- 日本映画名作ドラマ
- 判決 第1シリーズ 第55話「北僻の人」(1963年)
- 素浪人 月影兵庫第1シリーズ 第15話「法華太鼓が響いていた」(1966年)
- ナショナルゴールデン劇場 「いまに陽が昇る」(1967年)
- 鬼平犯科帳
- 第1シリーズ 第32話「まじめの新助」(1970年、NET / 東宝) - お才 役
- 第2シリーズ 第21話「あいびき」(1972年) - お徳 役
- 遠山の金さん捕物帳 第145話「金さんを殺した女」(1973年) - 乱れ菊のお銀 役
- 江戸川乱歩の美女シリーズ
- 荒野の素浪人(1974年)
- 必殺シリーズ(ABC / 松竹)
- 破れ傘刀舟 悪人狩り
- 第39話「どぶ木戸の詩」(1975年) - 綾 役
- 第79話「生き胴斬り千両」(1976年) - 浪江 役
- 非情のライセンス
- 新幹線公安官 第1シリーズ 第1話「ひかり3号の復讐」(1977年)
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍 第97話「おっ母ぁなんか要らねえや!」 - 滋野
- 虹子の冒険(1980年)
- ザ・ハングマン 第16話「ドーベルマンを飼う悪女」(1981年、ABC) - 南雲松代
- 鬼平犯科帳 第2シリーズ 第12話「網虫のお吉」(1981年、東宝) - 網虫のお吉
- 松本清張の黒革の手帖(1982年) - 島崎すみ江 役
- 西部警察シリーズ - 上村七重
- 西部警察 PART-II(1982年 - 1983年)
- 西部警察 PART-III(1983年)
- ニュードキュメンタリードラマ昭和 松本清張事件にせまる 第1回「昭和20年8月15日 終戦日の荷風と潤一郎」(1984年) - 谷崎松子 役
- 女ふたり捜査官 第1話(1986年、朝日放送)
- 土曜ワイド劇場
- 「松本清張の小さな旅館」(1981年)
- 「女主人殺し」(1982年)
- 「松本清張の駅路」(1982年)
- 「露天風呂連続殺人」(1982年、朝日放送) - 宗形八重子 役
- 「松本清張の熱い空気 家政婦は見た! 夫婦の秘密「焦げた」」(1983年) - 稲村春子 役
- 「密会の宿殺人事件」(1983年)
- 「探偵・神津恭介の殺人推理」(1985年)
- 「黒い仮面の美女 江戸川乱歩の「凶器」」(1987年) - 青木志津子 役
- 「ダイエット三姉妹の旅情事件簿」(2001年) - 静江 役
- 「再捜査刑事・片岡悠介」(2010年 - ) - 片岡美知恵 役
- 「アナザーフェイス〜刑事総務課・大友鉄〜」(2012年) - 矢島聖子 役
- 名探偵保健室のオバさん(1997年) - 恩田百合子 役
- '98新春ドラマスペシャル 味いちもんめ「幻の名料亭VS料理の達人 雪の函館旅情編」(1998年) - 若林早苗 役
- 女教師(1998年) - 桂木真由美 役
- 下北サンデーズ(2006年) - サンボ現の母 役
- 菊次郎とさき3(2007年) - 北野うし 役
- 二十四の瞳(2013年) - 大石ヨネ 役
- 時は立ちどまらない(2014年) - 西郷奈美 役
- 死神くん(2014年) - 佐藤民江 役
- ゴールドウーマン(2016年) - 三田村房江 役
- 科捜研の女(2017年) ‐ 武井美代子
テレビ東京系
- プレイガール(1970年)
- 第59話「妻は外で何をしていた?」
- 第84話「新幹線殺人事件」
- 大江戸捜査網
- 第130話「美女群盗伝」(1976年) - お駒 役
- 第175話「必殺剣! 辻斬りの恐怖」(1977年) - さわ 役
- 新・木枯し紋次郎 第18話「砕けた波に影一つ」(1978年) - お甲
- 雁(1993年)
- クリスマスキス〜イブに逢いましょう(1995年) - 長島佐和子 役
- 水曜ミステリー9「街占師 〜北白川晶子の事件占い〜」(2008年 - ) - 飛騨紫絵 役
- 親父がくれた秘密〜下荒井5兄弟の帰郷〜(2012年9月12日) - 立花紀子 役
- ぱじ〜ジイジと孫娘の愛情物語(2013年3月27日) - 青木ハル 役
- 松本清張特別企画 喪失の儀礼(2016年3月30日) - 萩原和枝 役[4]
WOWOW
映画
- にあんちゃん(1959年) - 堀かな子
- 地図のない町 (1960年、日活)
- この若さある限り(1961年、日活) - 河合のぶ子
- あいつと私(1961年、日活)
- キューポラのある街(1962年、日活)
- 黒い海峡(1964年) - 香山知佐子
- こころの山脈(1966年) - 坂井安子
- 旅路(1967年) - 弘子
- 修羅雪姫(1973年) - 徳永あや
- 遺書 白い少女(1975年) - 野田婦長
- 愛の亡霊(1978年) - せき
- 密約―外務省機密漏洩事件(1978年) - 筈見絹子
- 神様のくれた赤ん坊 (1979年、松竹) - 高田まさ
- 飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ(1982年) - 鈴木房子
- 天城越え(1983年) - 小野寺建造の母
- 十階のモスキート(1983年) - TOSHIE
- 彩り河(1984年) - 山口和子
- 愛・旅立ち(1985年) - 北野君代
- 犬死にせしもの(1986年) - たえ
- 野ゆき山ゆき海べゆき(1986年) - サキの母
- メイク・アップ(1987年) - 晴美
- ふたり(1991年) - 前野万里子の母
- 私を抱いてそしてキスして(1992年) - 佐々木佳子
- ひめゆりの塔(1995年) - 西銘カナ
- お日柄もよくご愁傷さま(1996年) - 田中佳菜子
- 不機嫌な果実(1997年) - 水越しず子
- 流れ板七人(1997年) - 日陰祥子
- 菊次郎の夏(1999年) - 正男の祖母
- 御法度(1999年) - おまつ
- 百合祭(2001年) - 宮野理恵
- 折り梅(2002年) - 菅野政子
- 雪国(2002年) - 菊江
- ナースのお仕事(2002年) - 根本雅子
- 透光の樹(2004年) - 松子
- 帰郷(2004年) - 晴男の母
- 釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?(2004年) - 福本信子
- 予言(2004年) - 御子柴聡子
- この胸いっぱいの愛を(2005年) - 鈴谷椿
- ZOO(2005年) - スズキさん
- 佐賀のがばいばあちゃん(2006年) - ばあちゃん(徳永サノ)
- 地下鉄に乗って(2006年) - 長谷部民枝
- 舞妓Haaaan!!!(2007年) - さつき
- 監督・ばんざい!(2007年)
- おくりびと(2008年) - 山下ツヤ子
- 僕の彼女はサイボーグ(2008年) - 北村ジローの祖母
- 20世紀少年(2008年) - 諸星の母
- いけちゃんとぼく(2009年) - 池子
- BABY BABY BABY! -ベイビィ ベイビィ ベイビィ-(2009年) - 平塚サエ
- レオニー(2010年) - キク
- 恋谷橋 La Vallee de l’amour(2011年)
- 百合子、ダスヴィダーニヤ (2011年) - 中條葭江
- シェアハウス(2011年) - 有希子
- RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ(2011年) - 井上信子
- 人生、いろどり(2012年) - 徳本薫
- 東京家族(2013年) - 平山とみこ
- ひまわりと子犬の7日間(2013年) - 神崎琴江
- 燦燦 さんさん(2013年)
- 御手洗薫の愛と死(2014年) - 御手洗薫
- 小さいおうち(2014年) - 小中夫人
- 三里塚に生きる(2014年) - 朗読
- 家族はつらいよ(2016年) - 平田富子
- 夏美のホタル(2016年) - ヤスエ[6]
- 海すずめ(2016年) - 三好トメ[7][8]
- 家族はつらいよ2(2017年) - 平田富子
- 春なれや(2017年) - 三浦小春
- ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年) - 田村秀代
- 亜人(2017年) - 山中
- DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年) - 瀬戸優子
- 妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII(2018年) - 平田富子
- 羊と鋼の森(2018年) - 外村キヨ[9]
劇場アニメ
バラエティ
- ダウンタウンのごっつええ感じ - 岸田今日子とともに「ラブラブファイヤー」レギュラー
- 親の顔が見てみたい?(ナレーター)
- マダムんむん(TBS) - 不定期出演
教養番組
- おかあさんといっしょ(初代おはなしのおねえさん)
- てれび絵本(朗読)
- からだ研究所〜いつまでも輝く人生を送りたい〜(BSフジ) - ナレーター
- ヨーロッパ水風景 スペイン マドリッド〜トレドの旅(2014年1月5日、BSジャパン) - 旅人
ラジオ
朗読
CM
著書
- どこまで演れば気がすむの (潮出版社、1983年11月/潮文庫、1985年)
- 気分は夕焼け色 (潮出版社、1986年4月)
- 男はみんなハムレット (文藝春秋、1989年6月)
- 兄・淳之介と私 (潮出版社、1995年7月)
- 楽園幻想 (堀文子画、講談社、1997年5月)
- 老嬢は今日も上機嫌 (新潮社、2008年6月)
- ひとり語り 女優というものは (文藝春秋、2010年5月)
共編著
- 吉行エイスケとその時代 モダン都市の光と影 (齋藤愼爾と責任編集、東京四季出版、1997年7月)
- ここはどこ 時に空飛ぶ三人組 (岸田今日子、冨士眞奈美共著、文春文庫、2000年5月)
- わたしはだれ? 櫻となって踊りけり (岸田今日子、冨士眞奈美共著、集英社、2000年6月)
- 東京俳句散歩 (冨士眞奈美共著、光文社知恵の森文庫、2004年5月)
- あぐり白寿の旅 (吉行あぐり共著、集英社、2006年6月/集英社文庫、2009年)
脚注
- ↑ 週刊アサヒ芸能 2012年6月28日特大号 熟裸身を堪能する映画ベスト10
- ↑ 岸田とは二度続けて清水邦夫の芝居に一緒に出た後、1984年暮れから1985年初にかけて一緒にインド旅行をして以来の親友。そのインド旅行は、案内人の山際素男が著した本『脳みそカレー味』に描かれている。その頃、冨士は結婚して家庭に入っていたが、後に離婚して、一緒に句会に参加して仲良くなった。
- ↑ “第37回日本アカデミー賞優秀作品発表!”. 日本アカデミー賞公式サイト. . 2014閲覧.
- ↑ “石黒賢&吉行和子&金子昇ら追加キャストが決定!「喪失の儀礼」”. CinemaCafe.net (2016年3月3日). . 2016閲覧.
- ↑ “市原隼人、“幻影”が見える男に! WOWOWシナリオ大賞ドラマ化に主演「双葉荘の友人」”. CinemaCafe.net (2016年1月18日). . 2016閲覧.
- ↑ “有村架純×廣木隆一「夏美のホタル」6月公開、豊かな自然を映した特報も解禁”. 映画ナタリー (2016年3月14日). . 2016閲覧.
- ↑ “武田梨奈&小林豊らがクランクインを前に意気込み語る、「海すずめ」製作発表”. 映画ナタリー (2015年9月17日). . 2016閲覧.
- ↑ “武田梨奈×小林豊「海すずめ」ポスター解禁、宇和島の自然を背に自転車で駆ける”. 映画ナタリー. (2016年4月25日) . 2016閲覧.
- ↑ “山崎賢人主演「羊と鋼の森」に鈴木亮平、仲里依紗、城田優、森永悠希、佐野勇斗ら出演”. 映画ナタリー. (2017年12月4日) . 2017閲覧.
外部リンク
- [1] - allcinema
- | sub | s=0000000949097 | -7 }}/ Kazuko Yoshiyuki - インターネット・ムービー・データベース(英語)
- 吉行和子 Movie Walker
- 吉行和子 - テレビドラマデータベース* “ひとりごと 吉行和子”. Zakzak (2006年6月3日). . 2017閲覧.
- 吉行家系図
- どらく-ひとインタビュー 『家族が亡くなっていき ひとりになることと向き合う』
- 特集 あの人のとっておきセレクション 吉行和子さん NHKアーカイブス