会津鉄道会津線

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会津線(あいづせん)は、福島県会津若松市西若松駅と福島県南会津郡南会津町会津高原尾瀬口駅を結ぶ会津鉄道が運営する鉄道路線である。特定地方交通線に指定された東日本旅客鉄道(JR東日本)会津線を引き継いだものである。

路線データ

  • 管轄(事業種別):会津鉄道(第一種鉄道事業者
  • 区間(営業キロ):西若松 - 会津高原尾瀬口 57.4km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:21駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:なし(全線単線)
  • 電化区間:会津田島 - 会津高原尾瀬口 15.4km(直流1500V
  • 非電化区間:西若松 - 会津田島 42.0km
  • 閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)[1]

運行形態

全線全時間帯を通して運転間隔はほぼ1時間に1本である。ダイヤは、主にJR只見線会津若松駅 - 会津田島駅間を結ぶ普通列車と、東武鉄道鬼怒川温泉方面と会津田島駅間を結ぶ普通列車により構成され、ほかに全区間通し運転される普通列車・快速列車および区間運転の普通列車が設定されている。

東武鉄道東武日光駅および鬼怒川温泉駅と会津若松駅間には、東武鉄道の日光線鬼怒川線野岩鉄道会津鬼怒川線および当線を直通運転する快速列車が「AIZUマウントエクスプレス」として毎日3往復設定されており、うち2往復が東武日光駅まで、他の1往復が鬼怒川温泉駅まで運転される。また土休日には1往復がJR磐越西線喜多方駅まで運転される。

会津田島駅 - 会津若松駅間の非電化区間(会津高原尾瀬口駅・鬼怒川温泉駅・東武日光駅発着列車も含む)および電化区間内ながら会津高原尾瀬口駅 - 会津田島駅間のみで運転される列車は会津鉄道の気動車が使用され、東武鉄道の日光線・鬼怒川線と野岩鉄道会津鬼怒川線から会津高原尾瀬口駅 - 会津田島駅間に直通する列車は会津田島駅からさらに会津若松方面へ直通する列車をのぞき、東武鉄道・野岩鉄道・会津鉄道いずれかが保有する電車で運転されている。

前述のとおり、当線は南端部の会津高原尾瀬口駅 - 会津田島駅間と中北部区間の会津田島駅 - 西若松駅間で運転系統がほぼ分割されているが、これは、当線の会津田島駅より南側が東京浅草駅から東武鉄道の伊勢崎線・日光線・鬼怒川線と野岩鉄道会津鬼怒川線を経て続く電化区間の最北部区間であることから、この区間のみ東武鉄道・野岩鉄道と一体となった電車による直通運転が行われているためであり、東武鉄道・野岩鉄道の列車が、鬼怒川温泉駅、会津高原尾瀬口駅または会津田島駅で当線経由の会津若松駅発着列車と接続するダイヤとなっている。

列車番号

現在は浅草駅など東京方面から会津地方に下る主要経路上の一区間にあたる当線ではあるが、既存の国鉄会津線(西若松駅 - 会津田島駅間)を引き継いだ経緯から、会津若松方面から南下する列車を下り列車、会津若松駅に向かって北上する列車を上り列車として扱い、列車番号も基本的に会津若松方面から下る列車に奇数番号を、会津田島方面から上る列車に偶数番号を与えている。一方、野岩鉄道・東武鉄道の電車(東武500系電車東武6050系電車・野岩鉄道6050系電車)で運行される列車については、逆に浅草・鬼怒川温泉方面から会津田島駅に北上する列車に奇数番号を、会津田島駅から鬼怒川温泉・浅草方面に上る列車に偶数番号を与え、さらに電車にはM、気動車にはDを列車番号の末尾に付している。

編成両数

電化区間(会津田島駅 - 会津高原尾瀬口駅間)では、変電所の容量が電動車2両分しかない。電化当初は同区間で1列車しか在線しないダイヤであったため、4両編成がほとんどであった。しかし、その後の東武線ダイヤ改正に伴う当線のダイヤ改正で、日中の直通列車が会津荒海駅ですれ違う2列車在線の形態となった。そのため、変電所への負担を軽減すべく、一部をのぞき2両編成とされた。

列車種別

おおむね、JR只見線会津若松駅を発着する快速列車(土休日の1往復はJR磐越西線喜多方駅まで延長運転)と普通列車東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)浅草駅や東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅を発着する特急列車・快速列車と普通列車から成る。このほか、線内区間列車(会津高原尾瀬口駅 - 会津田島駅間)やトロッコ列車も運転されている。

特急列車

ファイル:Tobu railway 500 kei aizutajima station.jpg
会津田島駅停車中の特急「リバティ会津」 2017年5月

2017年(平成29年)4月21日から東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)浅草駅発着の特急列車「リバティ会津」の運行を開始した[2][広報 1]。東武鉄道の特急車両500系が充当される。当路線内では会津高原尾瀬口駅 - 会津田島駅間無停車の列車と各駅停車の列車がある。特急料金は300円となるが、当路線を含む下今市駅 - 会津田島駅相互間のみ乗車する場合、特急料金は不要となる[広報 2]

なお、当路線では2005年2月28日まで、東武伊勢崎線浅草駅発着の急行列車南会津」が、2013年4月30日より2016年12月29日までの特定日(主に行楽シーズンの金曜日)に東武伊勢崎線北千住駅発着(季節により上り列車は浅草駅着の場合もあり)の臨時特急「スカイツリートレイン南会津」が設定されていた。

快速列車

JR只見線会津若松駅(土休日の1往復はJR磐越西線喜多方駅まで延長運転)を発着し会津高原尾瀬口駅、さらに野岩鉄道会津鬼怒川線を経て東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅、そのうち2往復は下今市駅を経由して東武日光線東武日光駅まで結ぶ快速列車「AIZUマウントエクスプレス」が設定されている。東武線鬼怒川温泉駅で東武線特急と接続し、東京方面と会津地方を結ぶ連絡列車の役割も担っている。

野岩鉄道・東武鉄道に直通しない快速列車(会津若松駅 - 会津田島駅間、または会津若松駅 - 会津高原尾瀬口駅間運転の列車)については、最後に残った会津高原尾瀬口行き1本が2012年3月17日のダイヤ改正で一度廃止となった(実際にはこの列車は2011年3月13日の運転を最後に運休となっていた[3])が、2017年4月21日のダイヤ改正で設定された、先述の特急「リバティ会津」に接続するリレー列車4往復のうち1往復が快速列車となったため復活した。

AT-750形気動車(東武日光駅)
AT-650形気動車(鬼怒川公園駅)
AIZUマウントエクスプレスに使用される車両


トロッコ列車

会津田島駅 - 会津若松駅間でトロッコ車AT-351・お座敷車兼展望車AT-401から成る「お座トロ展望列車」によるトロッコ列車会津浪漫号」が設定されている。このほか、2012年3月からは特定日に臨時トロッコ列車「湯めぐり号」が東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅 - 会津若松駅間で運転されている。

普通列車

会津若松駅発着列車と線内区間列車

JR只見線会津若松駅を発着する普通列車は、主に会津田島駅(一部は会津高原尾瀬口駅)で折り返し、東武鬼怒川線・野岩鉄道会津鬼怒川線から会津田島駅まで直通運転する電車列車(普通列車または特急「リバティ会津」)と接続するダイヤとなっている。また、会津田島駅 - 会津高原尾瀬口駅間のみを区間運転する普通列車も少数ながら設定されており、会津高原尾瀬口駅で野岩鉄道会津鬼怒川線列車と、また会津田島駅で会津線列車と接続する。

会津田島駅で特急「リバティ会津」と接続する列車については「リレー○号」(○は接続する「リバティ会津」の号数)という列車名が付く。「リバティ会津」と同様に4往復設定され、先述の通り、うち1往復は快速列車である。

新栃木駅・下今市駅・新藤原駅発着列車
ファイル:AIZURAILWAY SERIES6050 62201F.JPG
東武線直通快速として運用される会津鉄道6050系200番台 2008年10月撮影

2017年4月21日のダイヤ改正以降は、東武鉄道・野岩鉄道から会津高原尾瀬口駅を介し当線に直通する普通列車は、東武鬼怒川線下今市駅または野岩鉄道会津鬼怒川線新藤原駅を発着するものとなり、東武日光線新栃木方面との普通列車の直通運転は、新栃木駅始発の会津田島行き普通列車1本のみとなっている。

2017年4月21日のダイヤ改正より前は、東武鉄道伊勢崎線浅草駅を発着する東武日光線快速・区間快速列車の半数程度は、東武鬼怒川線・野岩鉄道会津鬼怒川線を経て会津高原尾瀬口駅を介し会津鉄道会津線会津田島駅まで直通運転を行っていた。東武鬼怒川線・野岩鉄道会津鬼怒川線・会津線内では普通列車として運行され、これらの各線内では各駅に停車していた。浅草駅 - 会津田島駅間直通列車の所要時間は快速で約3時間30分、区間快速で約4時間強、走行距離にして190.7kmであり、JR線以外の列車としては最長運転時間列車で、最長距離走行の特別料金不要列車であった[注釈 1]。このほか、東武日光線新栃木駅・東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅・野岩鉄道会津鬼怒川線新藤原駅を発着し会津田島駅まで乗り入れる直通普通列車もわずかではあるが設定されていた。かつては上り1本のみ会津田島発浅草行きの区間急行が設定されていた。

2003年(平成15年)3月19日より野岩鉄道会津鬼怒川線・東武鉄道直通列車の運転業務を野岩鉄道に委託し、同社の運転士・車掌が会津田島駅まで通し乗務をしている。

  • 電車と気動車(内燃動車)では運転免許(動力車操縦者運転免許)の種類が異なり、従前は直通電車運行のため会津鉄道の運転士(甲種内燃車免許取得者)の一部に甲種電気車免許を取得させていたが、乗務ダイヤ作成上の不都合が生じる等の理由により、電車の運転を運転士全員が甲種電気車免許を取得している野岩鉄道へ委託したものである。逆に、同様の理由から(野岩・東武では甲種内燃車免許を有する運転士がいない[注釈 2])、鬼怒川温泉駅・東武日光駅へ直通する会津鉄道の気動車列車の運転業務は、両社の委託を受け会津鉄道の運転士・車掌が鬼怒川温泉駅・東武日光駅まで通し乗務する。

使用車両

前述の「運行形態」の各節および「会津鉄道」の項も参照のこと。

会津線では全線で気動車が、電化区間(会津田島 - 会津高原尾瀬口間)で500系電車および6050系電車が運用される。気動車は全車とも会津田島車両基地に、電車は500系が東武鉄道南栗橋車両管区春日部支所、6050系が同新栃木出張所に配置されている。

利用状況

輸送実績

会津線の輸送実績を下表に記す。 表中、輸送人員の単位は万人。輸送人員は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

収入実績

会津線の収入実績を下表に記す。 表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色の枠で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

歴史

西若松 - 会津田島間は、現在のJR只見線会津若松 - 会津柳津間とともに軽便鉄道法により計画された区間である。この区間については、1927年(昭和2年)に上三寄(現在の芦ノ牧温泉)、1932年(昭和7年)に湯野上(現在の湯野上温泉)、1934年(昭和9年)に会津田島までが全通した。なお、1971年(昭和46年)に只見線が全通するまでは、只見線会津若松 - 只見間も会津線を名乗っており、現在の会津線は、現在の只見線の支線格であった。なお、会津若松 - 只見間については、「只見線」の項を参照されたい。

会津田島 - 会津高原尾瀬口間については、改正鉄道敷設法別表第33号前段に規定する予定線「栃木県今市ヨリ高徳をヲ経テ福島県田島ニ至ル鉄道」の一部である。開業は太平洋戦争後となり、1947年(昭和22年)に荒海(現在の会津荒海)、1953年(昭和28年)に会津滝ノ原(現在の会津高原尾瀬口)までが開通した。なお、それ以南は野岩鉄道会津鬼怒川線として1986年(昭和61年)に開業している。

会津線は、1980年(昭和55年)公布の国鉄再建法により第2次特定地方交通線に指定され、国鉄分割民営化後の1987年(昭和62年)7月に第三セクターの会津鉄道に転換された。転換後は、先に開業していた野岩鉄道を介して東武鉄道との関係が強まり、1990年(平成2年)10月の会津高原 - 会津田島間電化後は、東京と会津を結ぶ新たなルートを形成し、浅草 - 会津田島間の直通列車が運転されている。

国鉄会津線

  • 1927年昭和2年)11月1日 【開業】会津線 西若松 - 上三寄(10.5km) 【駅新設】門田、上三寄
  • 1932年(昭和7年)12月22日 【延伸開業】上三寄 - 湯野上 【駅新設】桑原、湯野上
  • 1934年(昭和9年)12月27日 【延伸開業】湯野上 - 会津田島 【駅新設】弥五島、楢原、会津長野、会津田島
  • 1947年(昭和22年)
    • 9月20日 【駅新設】会津落合
    • 12月12日 【延伸開業】会津田島 - 荒海 【駅新設】中荒井、荒海
  • 1951年(昭和26年)12月1日 【駅新設】田部原
  • 1953年(昭和28年)11月8日 【延伸開業・全通】荒海 - 会津滝ノ原 【駅新設】糸沢、会津滝ノ原
  • 1960年(昭和35年)4月29日 【仮乗降場新設】塔のへつり(行楽時期のみ開設)
  • 1965年(昭和40年)10月1日 仙台 - 福島 - 会津若松 - 会津田島間に準急「あいづ」運転開始
  • 1968年(昭和43年)10月1日 急行「あいづ」を急行「いなわしろ」に愛称変更
  • 1968年(昭和43年)10月17日 【仮乗降場新設】舟子
  • 1969年(昭和44年)11月17日 【仮乗降場廃止】塔のへつり
  • 1971年(昭和46年)8月29日 会津若松 - 只見を只見線に分離
  • 1972年(昭和47年)11月1日 【貨物営業廃止】会津田島 - 会津滝ノ原(-15.4km)
  • 1980年(昭和55年)12月1日 【経路変更】上三寄 - 湯野上(大川ダム建設のため)[4]
  • 1982年(昭和57年)
    • 8月1日 【貨物営業廃止】西若松 - 会津田島(-42.0km)
    • 11月15日 急行「いなわしろ」廃止
      • 会津線内廃止時停車駅:会津若松 - 西若松 - 上三寄(現・芦ノ牧温泉)- 湯野上(現・湯野上温泉) - 楢原(現・会津下郷) - 会津長野 - 会津田島
  • 1986年(昭和61年)10月9日 【駅名改称】会津滝ノ原→会津高原
  • 1987年(昭和62年)
    • 4月1日 【承継】東日本旅客鉄道(第1種・西若松 - 会津高原 57.4km) 【第二種鉄道事業開始】日本貨物鉄道(西若松 - 湯野上 22.7km) 【仮乗降場→駅】舟子
    • 7月16日 【第一種鉄道事業廃止】東日本旅客鉄道(西若松 - 会津高原 -57.4km)

会津鉄道会津線

  • 1987年(昭和62年)7月16日 【第一種鉄道事業開始】会津鉄道(西若松 - 会津高原 57.4km) 【駅名改称】上三寄→芦ノ牧温泉、舟子→大川ダム公園、桑原→芦ノ牧温泉南、湯野上→湯野上温泉、楢原→会津下郷、会津落合→養鱒公園、田部原→田島高校前、荒海→会津荒海、糸沢→七ヶ岳登山口
  • 1988年(昭和63年)4月27日 【駅新設】塔のへつり
  • 1990年平成2年)10月12日 【電化】会津田島 - 会津高原(直流1,500V) 東武鉄道・野岩鉄道と相互直通運転開始
  • 1995年(平成7年)8月10日 【駅新設】南若松
  • 1999年(平成11年)4月1日
    • 【第二種鉄道事業廃止】日本貨物鉄道(西若松 - 湯野上温泉 -22.7km)
    • 8月7日 【駅新設】あまや
  • 2001年(平成13年)7月18日 【駅新設】会津山村道場
  • 2002年(平成14年)
  • 2006年(平成18年)3月18日 【駅名改称】会津高原→会津高原尾瀬口
  • 2009年(平成21年)
    • 8月23日 【臨時駅新設】六地蔵尊(2009年8月23日・24日のみ営業)
    • 8月25日 【臨時駅廃止】六地蔵尊
  • 2010年(平成22年)8月23日 【臨時駅新設】一ノ堰六地蔵尊(2010年8月23日・24日のみ営業、以降も毎年8月23日・24日のみ営業)
  • 2011年(平成23年)
    • 3月11日 東北地方太平洋沖地震の影響によりJR只見線への乗り入れを休止[3]
    • 3月14日 東北地方太平洋沖地震による発電所の停止に伴う電力供給逼迫のため、東京電力輪番停電(計画停電)を実施。これに伴い、この日から東武鉄道・野岩鉄道との相互直通運転が休止。またこの日から、燃料事情等を理由に一部の列車が運休となる[3]。その後運転を再開したものと2012年のダイヤ改正で廃止されたものとが存在する。
    • 3月20日 東武鉄道・野岩鉄道との相互直通運転が再開
    • 3月23日 JR只見線への乗り入れを再開[3]
  • 2012年(平成24年)
    • 3月17日 「AIZUマウントエクスプレス」が東武日光線東武日光駅への直通運転を開始
    • 3月25日 「湯めぐり号」が東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅への乗り入れを開始
  • 2013年(平成25年)4月30日 臨時特急スカイツリートレイン南会津」の運転開始[広報 3]
  • 2016年(平成28年)12月29日 臨時特急「スカイツリートレイン南会津」の最終運転日
  • 2017年(平成29年)4月21日 特急「リバティ会津」が運転開始[2][広報 1][広報 2]

駅一覧

ここでは、会津鉄道会津線が乗り入れるJR只見線 会津若松駅 - 西若松駅間も合わせて記載する。

  • 全駅福島県に所在。
  • *は会津鉄道転換以降の新設駅。
  • 停車駅
    • 快速:「AME」=「AIZUマウントエクスプレス」、「リレー」=「リレー号」
    • ●:全列車停車、◆・▲:一部停車(▲:上りのみ)、|・↓:全列車通過(↓:会津田島方面行きのみ運転)。
    • 普通列車は「リレー号」を含め全列車各駅停車
    • 特急「リバティ会津」および臨時列車の停車駅は列車記事を参照。
  • 線路 … ◇・∨・∧:交換可、|:交換不可、┤:会津田島方面発着列車同士の交換は不可
路線名 駅名 駅間営業キロ 西若松
からの

営業
キロ
快速 接続路線 線路 所在地
AME リレー
只見線 会津若松駅 - 3.1 東日本旅客鉄道:磐越西線 会津若松市
七日町駅 1.3 1.8  
西若松駅 1.8 0.0 東日本旅客鉄道:只見線小出方面)
会津鉄道会津線
*南若松駅 3.0 3.0  
*(臨)一ノ堰六地蔵尊駅 1.0 4.0  
門田駅 0.9 4.9  
*あまや駅 2.8 7.7  
芦ノ牧温泉駅 2.8 10.5  
大川ダム公園駅 5.7 16.2  
芦ノ牧温泉南駅 1.5 17.7  
湯野上温泉駅 5.0 22.7   南会津郡下郷町
*塔のへつり駅[注釈 3] 3.8 26.5  
弥五島駅 1.5 28.0  
会津下郷駅 3.1 31.1  
*ふるさと公園駅 1.4 32.5  
養鱒公園駅 2.6 35.1  
会津長野駅 2.2 37.3   南会津郡南会津町
田島高校前駅 2.2 39.5  
会津田島駅 2.5 42.0  
中荒井駅 3.8 45.8  
会津荒海駅 3.4 49.2  
*会津山村道場駅 0.9 50.1  
七ヶ岳登山口駅 3.0 53.1  
会津高原尾瀬口駅 4.3 57.4 野岩鉄道:会津鬼怒川線(直通)
  • 2009年8月23日および24日のみ、臨時駅として南若松駅と門田駅の間(南若松から1.0km、門田から0.9kmの地点)に六地蔵尊駅が設置され、普通および快速のうち一部の列車が停車した。
  • 2010年8月23日および24日にも、臨時駅として南若松駅と門田駅の間(2009年の六地蔵尊駅と同位置)に一ノ堰六地蔵尊駅が設置され、一部の列車が停車した[6]。2011年以降も同様に設置されていたが[広報 4][広報 5]、2014年以降は設置されていない。

脚注

注釈

  1. 国鉄時代の1960年から1969年まで塔のへつり仮乗降場として存在。会津鉄道転換時に正式な駅として開業[5]

出典

  1. 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「rj592」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  2. 2.0 2.1 “アーバンパークラインに近距離特急 東武、きょうから新ダイヤ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 埼玉版. (2017年4月21日) 
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 越前勤 『東日本大震災「復興」時刻表』 講談社、2012年、168-170。ISBN 978-4-06-217570-8。
  4. 石川尹巳「問題の野岩線の入口会津線の改良工事」、『鉄道ピクトリアル』第388号、電気車研究会、1981年4月、 80頁。
  5. 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』2号 東北、新潮社、2008年、p.27
  6. 今年も2日限りの臨時駅開設 - 鉄道ホビダス 鉄道ニュース 最新鉄道情報、2010年8月18日。

広報資料・プレスリリースなど一次資料

関連項目