西日本旅客鉄道京都支社
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西日本旅客鉄道京都支社(にしにほんりょかくてつどうきょうとししゃ)は、京都市南区西九条にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の支社の一つである。
概要
発足当初は神戸支社とともに国鉄時代の大阪鉄道管理局の流れを汲み、大阪府北部、京都府南部および滋賀県の大半を管轄していた。2010年12月1日に近畿統括本部発足後はその下部組織に改組され、関係する駅・乗務員区の業務支援や運輸・技術系統間の鉄道オペレーションに係る業務の連携推進のほか、該当エリアの対外的な窓口としての機能を担うとされている[1]。
福岡支社と同様、支社管轄の鉄道部が一度も設置されたことがない。
管轄対象となる駅
京都支社が管轄する駅は次の通り(複数の路線が乗り入れる駅は所属線区を優先し、重複は計上しない)。
- 東海道本線(琵琶湖線・JR京都線):米原駅 - 吹田駅間(新幹線の米原駅と京都駅は東海旅客鉄道関西支社の管轄)
- 湖西線:全駅
- 北陸本線:坂田駅 - 近江塩津駅間
- 山陰本線(嵯峨野線):丹波口駅 - 園部駅間
- 草津線:油日駅 - 手原駅間
- 奈良線:東福寺駅 - 上狛駅間
管理駅
JR西日本では、主要駅に駅長を配置してその駅を管理駅とし、更にその中の拠点駅にも駅長を配置して地区駅として管理業務を分担している。京都支社管内の管理駅とその管轄範囲( )は次の通り。
- 京都駅(京都駅・山科駅)
- 長岡京駅(西大路駅 - 山崎駅間)
- 高槻駅(島本駅 - 吹田駅間)
- 大津駅(瀬田駅 - 大津駅間)
- 草津駅(野洲駅 - 南草津駅間、油日駅 - 手原駅間)
- 彦根駅(彦根駅 - 篠原駅間)
- 米原駅(米原駅 - 近江塩津駅間)
- 亀岡駅(丹波口駅 - 園部駅間)
- 宇治駅(東福寺駅 - 上狛駅間)
- 堅田駅(大津京駅 - 永原駅間)
乗務員区所
沿革
- 1993年(平成5年)6月1日:京都支社が発足。
- 1994年(平成6年)9月4日:東海道本線(琵琶湖線)に南草津駅が開業。山陰本線(嵯峨野線)の嵯峨駅を嵯峨嵐山駅に、湖西線の叡山駅を比叡山坂本駅に改称。
- 1995年(平成7年)9月1日:東海道本線(JR京都線)の神足駅を長岡京駅に改称。
- 1997年(平成9年)3月8日:奈良線にJR藤森駅が開業。
- 2000年(平成12年)9月23日:山陰本線(嵯峨野線)に円町駅が開業[2]。
- 2001年(平成13年)3月3日:奈良線の部分複線化完成。同時にJR小倉駅が開業[3]。
- 2006年(平成18年)9月24日:北陸本線長浜駅 - 敦賀駅間と湖西線永原駅 - 近江塩津駅間の直流化完成。10月21日より新快速の乗り入れ開始[4]。
- 2008年(平成20年)
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)2月14日:滋賀県との包括的連携協定を締結[8]。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 組織改正などについて(インターネットアーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年11月16日
- ↑ 平成12年秋のダイヤ改正について(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2000年7月3日
- ↑ 奈良線部分複線化及び新駅開業について(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2000年10月17日
- ↑ 北陸線・湖西線直流化開業に伴うダイヤ改正(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2006年8月23日
- ↑ 5.0 5.1 新駅の駅名および駅名改称について(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2007年9月19日
- ↑ JR京都線 新駅名称などについて(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2008年10月18日
- ↑ 「ひと目でわかる電化と複線区間」『JTB時刻表』2010年3月号 JTBパブリッシング p.22
- ↑ 〜滋賀県と西日本旅客鉄道株式会社〜『包括的連携協定』を締結/滋賀県 - 滋賀県 2011年12月24日