国道135号
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国道135号(こくどう135ごう)は、静岡県下田市から伊豆半島東海岸を経由して神奈川県小田原市に至る一般国道である。
Contents
概要
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
- 起点 : 下田市(中島橋交差点=国道136号・国道414号起点)
- 終点 : 小田原市(早川口交差点=国道1号交点)
- 重要な経過地 : 伊東市、熱海市、神奈川県足柄下郡真鶴町
- 総延長 : 104.5 km(神奈川県 19.6 km、静岡県 84.9 km)[2][注釈 2]
- 重用延長 : なし[2][注釈 2]
- 未供用延長 : なし[2][注釈 2]
- 実延長 : 104.5 km(神奈川県 19.6 km、静岡県 84.9 km)[2][注釈 2]
- 指定区間 : なし[3]
歴史
- 1953年(昭和28年)5月18日
- 1965年(昭和40年)4月1日
- 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道135号として指定施行[5]。
- 2008年(平成20年)9月4日
- 真鶴道路(旧道)が無料開放、国道135号(山側区間)が神奈川県道740号小田原湯河原線になる[6]。
路線状況
バイパス
- 東伊豆道路稲取区間・熱川区間(河津町 - 伊東市)
- 伊東バイパス(伊東市)
- 宇佐美-網代バイパス(伊東市 - 熱海市)
- 真鶴道路(湯河原町 - 真鶴町)
西湘バイパス石橋IC - 真鶴道路のバイパス整備
西湘バイパス石橋ICから真鶴道路までの区間はバイパス道路が整備されておらず、2005年度の道路交通センサスによれば休日は1時間平均で上下線合わせて2,000台以上が走行している。当該区間は地元住民の生活道路でもあるため、1981年より小田原市、真鶴町と湯河原町は協議会を設置して国や神奈川県へ西湘バイパスの延伸を申し立てた。しかし日本道路公団およびその業務を継承した中日本高速道路側に動きは見られないため、2008年2月8日に神奈川県は当初予算案の中で当該区間のバイパス道路整備計画を示した。
整備計画では当該区間を西湘バイパスの延伸ではなく、神奈川県が主体となり国道135号のバイパスを整備するものとなっている。2008年度に基礎調査を実施し、2009年度以降に設計、都市計画決定やルート選定を実施する。神奈川新聞によると静岡県熱海市もこの計画について歓迎の意向を示すコメントを出している[7]。
拡幅事業
静岡県熱海土木事務所では平成20年代後半の供用に向けて、伊東市吉田の三の原入口交差点〜同市川奈の殿山交差点において、4車線化拡幅事業中である[8]。
有料道路
- 真鶴道路(真鶴ブルーライン)
無料開放
道路施設
道の駅
交通量
道路交通センサスより
地名 | 2005年 | 2010年 | 2015年 |
---|---|---|---|
下田市外ヶ岡 | 17,262 | 16,494 | 16,705 |
河津町浜 | 8,973 | 8,352 | 8,850 |
東伊豆町稲取 | 10,867 | 11,095 | 11,825 |
伊東市赤沢 | 13,218 | 12,336 | 11,660 |
伊東市富戸 | 18,369 | 18,569 | 18,903 |
伊東市川奈 | 21,446 | 20,109 | 21,728 |
伊東市玖須美 | 13,369 | 13,016 | 13,542 |
伊東市東松原町 | 17,248 | 17,029 | 18,954 |
伊東市湯川 | 21,759 | 21,993 | 24,094 |
伊東市宇佐美 | 13,371 | 14,039 | 13,044 |
熱海市下多賀 | 19,225 | 19,594 | 19,809 |
熱海市熱海 | 19,734 | 19,181 | 20,420 |
熱海市東海岸町 | 17,381 | 18,031 | 18,670 |
熱海市泉 | 14,209 | 20,203 | 19,505 |
湯河原町吉浜 | 24,152 | 23,060 | 22,982 |
真鶴町岩 | 8,002 | 15,623 | 16,422 |
小田原市石橋 | 27,121 | 29,747 | 29,169 |
首都圏から伊豆半島に向かう主要道路であるため、観光シーズンには小田原市石橋や熱海市下多賀、伊東市八幡野といった交差点を先頭に激しい渋滞が発生する。
地理
通過する自治体
交差する道路
その他
- 2018年7月28日 - 小田原市江之浦付近で、折からの台風12号の接近に伴う波浪の影響により一般車両数台が動けなくなった。連絡を受けた神奈川県警察などが出動、ドライバーを救出して後部座席に乗せたところ高波にパトカーがさらわれて海へ流出する被害となった(全員脱出して無事)[9]。
脚注
注釈
出典
- ↑ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. . 2012閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2016. 国土交通省道路局. p. 7. . 2017閲覧.
- ↑ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. . 2012閲覧.
- ↑ ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令(昭和28年5月18日政令第96号)の原文があります。
- ↑ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)
- ↑ “国道135号と県道740号(小田原湯河原)について (PDF)”. 神奈川県小田原土木事務所. . 2013閲覧.
- ↑ “西湘バイパスを延伸/県主体で渋滞緩和目指す”. (2008年2月9日). オリジナルの2008年2月10日時点によるアーカイブ。 . 2008閲覧.
- ↑ “伊豆東海岸の道路を改良する事業を進めています。 (PDF)”. 静岡県. . 2015閲覧.
- ↑ “パトカー、高波で流される=国道冠水、救助活動中-神奈川・小田原”. 時事通信社 (2018年7月28日). . 2018閲覧.
関連項目
外部リンク
- 静岡県
- 神奈川県
- 県西土木事務所小田原土木センター:神奈川県内の区間を管理