大船渡線
停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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大船渡線(おおふなとせん)は、岩手県一関市の一ノ関駅から宮城県気仙沼市、岩手県陸前高田市を経由して岩手県大船渡市の盛駅を結ぶ、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(地方交通線)である。その線形を竜に見立てて「ドラゴンレール大船渡線」という愛称が付けられた。
気仙沼駅 - 盛駅間は、気仙沼線・三陸鉄道南リアス線・山田線・三陸鉄道北リアス線・八戸線と共に三陸海岸沿岸部を走行するが、2011年(平成23年)3月に発生した東日本大震災以降は不通となっており、2013年3月2日からBRT(バス高速輸送システム)が運行されている[1]。なお、大船渡線および気仙沼線のBRTは2016年のグッドデザイン賞(グッドデザイン金賞)を受賞した[2]。
Contents
路線データ
- 管轄(事業種別):東日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
- 区間(営業キロ):一ノ関駅 - 盛駅間 105.7 km
- 駅数:33(起点駅およびBRT区間に新設した8駅含む)
- 軌間:1067 mm
- 全線単線
- 全線非電化
- 閉塞方式:特殊自動閉塞式(電子符号照査式)
- 運転指令所:一ノ関運行センター(一ノ関CTC)
- 最高速度:85 km/h
- 平均通過人員(2017年度)[5]
- 一ノ関駅 - 気仙沼駅間:836人/日
- 気仙沼駅 - 盛駅間:254人/日
全区間が盛岡支社の管轄である。
運行形態
列車は一ノ関駅 - 気仙沼駅間で運行されている。1992年(平成4年)3月14日からワンマン運転を行っている。2013年(平成25年)3月16日のダイヤ改正で快速「スーパードラゴン」が廃止されて定期列車はすべて各駅停車となり、大半がワンマン列車となった。
2011年(平成23年)3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で全線が不通となり、同年4月1日には一ノ関駅 - 気仙沼駅間で運転を再開したが、気仙沼駅 - 盛駅間は不通のままである。震災前には、気仙沼駅 - 盛駅間で観光シーズンなどに三陸海岸に沿って仙台駅 - 八戸駅間を縦貫する臨時列車「リアス・シーライナー」が気仙沼線・三陸鉄道南リアス線方面から直通運転されていたが、一部の区間が震災のため不通となっており、これらの路線との直通列車は運転できなくなっている。
2012年(平成24年)12月22日から一ノ関駅 - 気仙沼駅間で、キハ100形気動車2両を改造して内外装にポケットモンスターのキャラクターを装飾したPOKÉMON with YOUトレインによる臨時快速「ポケモントレイン気仙沼号」が土休日や春・夏休みなどを中心に運行されている[6][7]。
使用車両
車種は特記なければ気動車
現在の使用車両
鉄道区間
- JR East KiHa 100-37.JPG
鉄道区間用のキハ100形
(気仙沼駅にて) - JR-East "Pokemon With You Train" Kiha100.jpg
POKÉMON with YOUトレイン
(気仙沼駅にて)
BRT区間
車両(上鹿折発着をのぞく)はハイブリッド・ノンステップバス(日野・ブルーリボンシティハイブリッド、いすゞ・エルガハイブリッド)が主体になっている。BRT開業時には日野のハイブリッド車と、気仙沼線BRTの暫定開業時に導入されていた中古車の一部を転用した車両を配置した。その後、中古車を置き換える形で日野車の追加に加え、いすゞのハイブリッド車を新たに投入した。車体は赤色をベースに沿線のキャラクターがラッピングされている。前述の中古車を改造した観光型は三陸の海をイメージした青色主体のデザインとなっている。車両はJR東日本所有で、ジェイアールバス東北同様の車両称号が付いている。運行に関する業務は岩手県交通(大船渡営業所、高田支所)に委託されている。
上鹿折発着の便の車両はミヤコーバス鹿折金山線の一部区間をBRTとして運行するため、同社の従来の車両が用いられている。この路線のバス車体にはBRTであることを示すステッカーが貼られている。
- JR-East-Ofunato-line-BRT-1763.jpg
BRT区間用の日野・ブルーリボンシティハイブリッド
- JR-East-Ofunato-line-BRT-1824.jpg
BRT区間用のいすゞ・エルガハイブリッド
- Ofunato-stn-BRT02.jpg
BRT開業時に導入された中古車両
- JR Ofunato-Line(BRT) sightseeingtype"UMI".JPG
観光型BRT車両、三陸の「海」号
過去の使用車両
- 蒸気機関車
- 気動車
歴史
1918年(大正7年)に軽便鉄道法により一ノ関 - 気仙沼間が計画され、翌年に大船渡までが追加されたもので、1925年(大正14年)から1934年(昭和9年)にかけて全通した。大船渡駅 - 盛駅間は、改正鉄道敷設法別表第7号に規定する予定線の一部で、1935年(昭和10年)に開業した。この予定線の残りの区間の一部は1970年(昭和45年)に盛線として開業し、1984年(昭和59年)に三陸鉄道南リアス線として全通している。
陸中門崎(りくちゅうかんざき)駅 - 千廐(せんまや)駅間の線形から「鍋弦線」と揶揄され、いわゆる「我田引鉄」の代表例である。当初の計画では、門崎から真直ぐに千廐へ抜けることになっていたが、岩手県出身の原敬率いる立憲政友会の後押しで千廐の北にある摺沢(すりさわ)から立候補した佐藤良平が1920年の総選挙で当選したことで、摺沢を経由して千厩を通らずに直接大船渡へ向かうように計画が変更された[8]。千厩では憲政会に頼って誘致を展開し、1924年の総選挙で憲政会が勝利すると、摺沢から千厩へ抜けるように再び計画が変更され、現在の線形となった[8]。このように沿岸地域と一関地域を最短で結ぶという機能は果たせなかったものの、大船渡線沿線の旧東磐井地域の中でも最多人口である旧大東町、また石灰石資源があり日本百景選出観光地である猊鼻渓も有する旧東山町を経由することになり、必ずしもマイナス面ばかりではなかった。
国鉄時代は急行の設定があるなど、仙台 - 南三陸諸都市間を結ぶ路線であったが、前述のような線形の悪さが災いし、JR東日本発足後は気仙沼線や、沿線と一関や仙台を直接結ぶバス路線(仙台気仙沼線、南三陸仙台線、一関気仙沼線、大船渡一関線、大船渡仙台線)に、その機能を奪われつつある。
2009年(平成21年)のいわゆる平成の大合併により一関市の市域が広がり、路線の約半分強に当たる距離(一ノ関駅 - 新月駅間)が一関市内となった。
2011年(平成23年)の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では沿岸部で津波による大きな被害を受けた。駅舎は竹駒駅 - 細浦駅の各駅と大船渡駅が流失し、橋梁は陸前矢作駅 - 竹駒駅間の気仙川橋梁が橋脚から押し流されるなど3箇所が流失した[9]。下船渡駅 - 大船渡駅間や盛駅で列車が津波により冠水したが、乗客・乗務員は全員避難し無事だった。
不通区間の気仙沼駅 - 盛駅間では2013年3月よりBRTの運行を開始した[1]。JR東日本は不通区間の鉄路での復旧について、自社で負担する原状復旧費130億円、沿線自治体などの公的支援が必要な安全面やまちづくりにかかる270億円の総額400億円の費用や利用者数減少の見込みから断念する意向を示している[10][11]。
年表
- 1925年(大正14年)7月26日:一ノ関駅 - 摺沢駅間 (30.6 km) を大船渡線として新規開業。真滝駅・陸中門崎駅・陸中松川駅・摺沢駅を新設。
- 1927年(昭和2年)7月15日:摺沢駅 - 千厩駅間 (9.2 km) を延伸開業。千厩駅を新設。
- 1928年(昭和3年)9月2日:千厩駅 - 折壁駅間 (9.9 km) を延伸開業。小梨駅・矢越駅・折壁駅を新設。
- 1929年(昭和4年)7月31日:折壁駅 - 気仙沼駅間 (12.3 km) を延伸開業。新月駅・気仙沼駅を新設。
- 1932年(昭和7年)3月19日:気仙沼駅 - 上鹿折駅間 (7.5 km) を延伸開業。鹿折駅・上鹿折駅を新設。
- 1933年(昭和8年)
- 1934年(昭和9年)9月3日:細浦駅 - 大船渡駅間 (6.0 km) を延伸開業。下船渡駅・大船渡駅を新設。
- 1935年(昭和10年)9月29日:大船渡駅 - 盛駅間 (2.6 km) を延伸開業[12]。盛駅を新設。
- 1956年(昭和31年)4月11日:気仙沼駅 - 気仙沼港駅間の貨物支線を開業。
- 1957年(昭和32年)2月11日:気仙沼駅 - 気仙沼港駅間の貨物支線を大船渡線から分離して気仙沼線に編入。
- 1962年(昭和37年)5月15日:柴宿駅を新設。
- 1966年(昭和41年)12月1日:岩ノ下駅を新設。
- 1968年(昭和43年)3月19日:蒸気機関車(D50形・C58形)が廃止され、無煙化。
- 1983年(昭和58年)3月1日:大船渡駅 - 盛駅間の貨物営業を廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:陸中松川駅 - 大船渡駅間の貨物営業を廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日:猊鼻渓駅を新設。鹿折駅を鹿折唐桑駅に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化にともない、東日本旅客鉄道が一ノ関駅 - 盛駅間を第一種鉄道事業者として承継、日本貨物鉄道が一ノ関駅 - 陸中松川駅間の第二種鉄道事業者となる。
- 1990年(平成2年)3月10日:快速「南三陸」2・3号が大船渡線の盛駅までの直通運転を開始。
- 1992年(平成4年)3月15日:気仙沼駅に大船渡線営業所設置。
- 1993年(平成5年)3月18日:快速「むろね」を「スーパードラゴン」に改称。
- 1999年(平成11年)4月1日:日本貨物鉄道が一ノ関駅 - 陸中松川駅間の第二種鉄道事業を廃止。
- 2001年(平成13年)12月1日:快速「南三陸」2・3号の大船渡線の盛駅までの直通運転を廃止。
- 2005年(平成17年)9月23日:「大船渡線全通70周年号」運転。
- 2006年(平成18年)10月9日:「3鉄祭・さかり号」運転。
- 2007年(平成19年)
- 3月18日:一部の快速列車が停車していた陸中門崎駅・陸中松川駅にすべての快速列車が停車するようになる。
- 7月21日:北東北デスティネーションキャンペーンの一環で「レトロむろね号」運転。
- 2008年(平成20年)7月19日 - 21日:「風っこ大船渡線号」運転。
- 2011年(平成23年)
- 3月11日:東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により全線で不通。
- 4月1日:一ノ関駅 - 気仙沼駅間で運転を再開。
- 4月7日:東北地方太平洋沖地震の余震発生により全線にわたり再び不通。
- 4月18日:一ノ関駅 - 気仙沼駅間で運転を再開。
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)
- 2月1日:気仙沼線BRT営業所が大船渡線BRTの運営も担うため「気仙沼BRT営業所」に改称。これに合わせてJR東日本が岩手県バス協会に入会。
- 3月2日:気仙沼駅 - 盛駅間でBRTの運行を開始。大船渡 - 盛間でBRT専用道 (1.9km) の供用開始。長部駅(鹿折唐桑 - 陸前高田間)、高田病院駅(陸前高田 - 脇ノ沢間)を新設[1][13]。
- 3月16日:快速「スーパードラゴン」が廃止され、全定期列車が各駅停車に変更。
- 7月13日:臨時駅として、奇跡の一本松駅(長部 - 陸前高田間)を新設。
- 8月3日:上鹿折発着をのぞくBRT区間にBRT専用ICカード乗車券「odeca」(オデカ)を導入[14]。
- 9月28日:BRTダイヤ改正により、国道45号経由便を廃止。竹駒駅付近および小友 - 大船渡間のBRT専用道が供用開始(専用道の距離が3.2kmから13.7kmに)。碁石海岸口駅(小友 - 細浦間)を新設[15]。
- 12月12日:陸前高田駅 - 高田病院駅間に冬季ルート開設[16]。
- 2014年(平成26年)10月1日:奇跡の一本松駅を常設化[17]。
- 2015年(平成27年)
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
駅一覧
- 線路(全線単線) … ◇・∨・∧:列車交換可、|:列車交換不可
- 下の表は気仙沼駅 - 盛駅間がBRT化される前のものである。同区間のBRT化後の表は「BRT区間」参照。駅名欄の背景色が■である駅(鹿折唐桑駅 - 大船渡駅)は東日本大震災により不通となり、BRTが運行されている区間の駅であることを示す。
駅名 | 駅間 営業 キロ |
累計 営業 キロ |
接続路線 | 線路 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|---|
一ノ関駅 | - | 0.0 | 東日本旅客鉄道: 東北新幹線・■東北本線 | ∨ | 岩手県 一関市 | |
真滝駅 | 5.7 | 5.7 | ◇ | |||
陸中門崎駅 | 8.0 | 13.7 | ◇ | |||
岩ノ下駅 | 3.8 | 17.5 | | | |||
陸中松川駅 | 3.8 | 21.3 | ◇ | |||
猊鼻渓駅 | 2.0 | 23.3 | | | |||
柴宿駅 | 2.8 | 26.1 | | | |||
摺沢駅 | 4.5 | 30.6 | ◇ | |||
千厩駅 | 9.2 | 39.8 | ◇ | |||
小梨駅 | 3.6 | 43.4 | | | |||
矢越駅 | 4.2 | 47.6 | | | |||
折壁駅 | 2.1 | 49.7 | ◇ | |||
新月駅 | 5.6 | 55.3 | | | |||
気仙沼駅 | 6.7 | 62.0 | 東日本旅客鉄道:■気仙沼線 | ◇ | 宮城県 気仙沼市 | |
鹿折唐桑駅 | 2.2 | 64.2 | | | |||
上鹿折駅 | 5.3 | 69.5 | ◇ | |||
陸前矢作駅 | 10.0 | 79.5 | ◇ | 岩手県 | 陸前高田市 | |
竹駒駅 | 3.0 | 82.5 | | | |||
陸前高田駅 | 2.9 | 85.4 | ◇ | |||
脇ノ沢駅 | 2.9 | 88.3 | | | |||
小友駅 | 4.5 | 92.8 | ◇ | |||
細浦駅 | 4.3 | 97.1 | | | 大船渡市 | ||
下船渡駅 | 3.1 | 100.2 | | | |||
大船渡駅 | 2.9 | 103.1 | | | |||
盛駅 | 2.6 | 105.7 | 三陸鉄道:■南リアス線 岩手開発鉄道:日頃市線・赤崎線(貨物線) |
∧ |
BRT区間
- 営業キロは一ノ関駅起点である。
気仙沼 - 盛
- 基本的にこの区間のすべての駅に停車するが、一部の便は▽印の駅を経由しない。
駅名 | 駅間 営業 キロ |
累計 営業 キロ |
接続路線・備考 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
気仙沼駅 | - | 62.0 | 東日本旅客鉄道:■大船渡線(一ノ関方面)、■気仙沼線 | 宮城県 気仙沼市 | ||
鹿折唐桑駅 | 2.2 | 64.2 | 上鹿折方面 | |||
八幡大橋(東陵高校)駅 | 1.1 | 65.3 | ||||
長部駅 | 12.5 | 77.8 | 岩手県 | 陸前高田市 | ||
奇跡の一本松駅 | 4.6 | 82.4 | ||||
陸前高田駅 | 3.0 | 85.4 | 陸前矢作方面(一部直通) | |||
高田高校前駅▽ | 0.8 | 86.2 | ||||
高田病院駅▽ | 1.4 | 87.6 | ||||
脇ノ沢駅 | 0.7 | 88.3 | ||||
小友駅 | 4.5 | 92.8 | ||||
碁石海岸口駅 | 2.6 | 95.4 | 大船渡市 | |||
細浦駅 | 1.7 | 97.1 | ||||
下船渡駅 | 3.1 | 100.2 | ||||
大船渡魚市場前駅 | 1.5 | 101.7 | ||||
大船渡駅 | 1.4 | 103.1 | ||||
盛駅 | 2.6 | 105.7 | 三陸鉄道:■南リアス線 岩手開発鉄道:日頃市線・赤崎線(貨物線) |
気仙沼 - 上鹿折
- 全便がこの区間のすべての駅に停車。
- ミヤコーバス鹿折金山線の気仙沼駅前 - 上鹿折駅前間をBRT区間として運行[27]。同路線のBRT区間内では中間バス停もJR運賃で乗車可能、区間外と連続して乗車する場合はミヤコーバス運賃が必要。
駅名 | 駅間 営業 キロ |
累計 営業 キロ |
接続路線 | 所在地 |
---|---|---|---|---|
気仙沼駅 | - | 62.0 | 東日本旅客鉄道:■気仙沼線 | 宮城県 気仙沼市 |
鹿折唐桑駅 | 2.2 | 64.2 | 盛方面 | |
上鹿折駅 | 5.3 | 69.5 |
陸前矢作 - 陸前高田
- 全便がこの区間のすべての駅に停車。
駅名 | 駅間 営業 キロ |
累計 営業 キロ |
接続路線・備考 | 所在地 |
---|---|---|---|---|
陸前矢作駅 | - | 79.5 | 岩手県 陸前高田市 | |
竹駒駅 | 3.0 | 82.5 | ||
栃ヶ沢公園駅 | 1.2 | 83.7 | ||
陸前高田駅 | 1.7 | 85.4 | 盛方面(一部直通)、気仙沼方面 |
廃駅
- まちなか陸前高田駅 : 営業キロの設定なし。陸前高田駅 - 高田高校前駅間のBRT区間に設置されていた。2018年4月1日廃止。
その他
大船渡線に並行する国道284号は、陸中門崎駅 - 千厩駅間を迂回せずに結んでおり、2006年に、朝日放送のテレビ番組『探偵!ナイトスクープ』に「千厩で列車に乗り遅れても国道284号を走っていけば陸中門崎で追いつくのではないかと思うが調べてほしい」という依頼により調査が行われている[28]。また、同様の企画が鉄道友の会の会員によって1982年頃に「RAILFAN」に投稿されているが、こちらはバスで連絡する試みであった。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 大船渡線におけるBRTの運行開始について (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース、2013年1月31日
- ↑ BRT(バス高速輸送システム) 気仙沼線/ 大船渡線BRT - 公益財団法人日本デザイン振興会、2016年10月28日
- ↑ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ↑ 第27期中間報告書の主要な事業内容(東日本旅客鉄道公式サイト)に2013年9月時点での各支社ごとの公称駅数が記載されているが、会社要覧の事業概要の駅数からの増減は只見線の田子倉駅のみであり、仙台・盛岡支社ともにBRT区間については転換前の駅数のままとなっている。
- ↑ 路線別ご利用状況(2013〜2017年度) (PDF) - 東日本旅客鉄道
- ↑ 「POKÉMON with YOU トレイン」にのろう! (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース、2012年11月13日
- ↑ 東北のこどもたちに笑顔を! 「POKÉMON with YOU トレイン」がデビューします! (PDF) - 東日本旅客鉄道プレスリリース、2012年10月12日
- ↑ 8.0 8.1 宮脇俊三・原田勝正(編) 『全線全駅鉄道の旅2 東北JR私鉄3000キロ』 小学館、1991年、pp. 166-168。
- ↑ 東日本大震災 JR大船渡線気仙沼 - 盛間 陸前高田など6駅が壊滅 - 東海新報、2011年5月12日
- ↑ JR大船渡・気仙沼線の鉄路復旧断念を正式表明 - 読売新聞、2015年7月24日
- ↑ 大船渡線復旧、24日に首長会議 JRは鉄路断念提案へ - 岩手日報WebNews 2015年7月23日
- ↑ 記念スタンプ「逓信省告示第2461号」『官報』1935年9月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ↑ 大船渡線BRT、3月2日運行 気仙沼 - 盛駅間 - 岩手日報、2013年1月27日
- ↑ BRTへのICカード導入について (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース、2013年5月15日
- ↑ 大船渡線BRT 臨時駅・新駅の設置及び専用道の供用開始について (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース、2013年7月11日
- ↑ 冬季間における陸前高田市内BRTルート変更に伴う高田病院駅の一時的な移設について (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース、2013年12月2日
- ↑ 大船渡線BRT「奇跡の一本松」駅の常設化について (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース、2014年9月26日
- ↑ 大船渡線BRT「高田高校前」新駅設置および「陸前高田駅」の移設・駅舎新設について (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース、2014年10月24日
- ↑ 気仙沼線BRT・大船渡線BRTで「Suica」が使えるようになります! (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース、2014年12月19日
- ↑ 大船渡線BRT「大船渡魚市場前駅」開業のお知らせ (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース、2015年10月29日
- ↑ 大船渡線:バス高速輸送システムでの復旧決定 - 毎日新聞、2015年12月25日
- ↑ 大船渡線BRT「八幡大橋(東陵高校)駅」開業のお知らせ (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース、2016年12月20日
- ↑ 23.0 23.1 “大船渡線BRT、4月はダイヤ改正2回実施…新駅開業に対応”. Response. (株式会社イード). (2017年3月28日) . 2017閲覧.
- ↑ “大船渡線BRT「まちなか陸前高田駅」開業のお知らせ”. 東日本旅客鉄道盛岡支社 (2017年2月21日). . 2017-2-21閲覧.
- ↑ 大船渡線BRT「陸前高田駅」移転及び「栃ヶ沢公園駅」新設等のお知らせ (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース、2017年10月30日、2017年12月1日閲覧
- ↑ 大船渡線BRTの専用道延伸およびルート変更のお知らせ (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース、2018年7月23日
- ↑ ミヤコーバス鹿折金山線の「気仙沼駅前〜上鹿折駅前間」をBRTとして運行します (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース、2013年2月25日
- ↑ 探偵:竹山隆範・シャンプーハット DVD Vol.7 〜97歳のマジシャン編〜に収録。