DHCテレビジョン
DHCシアター カルチャー&エンターテイメント | |
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基本情報 | |
運営(番組供給)事業者 | 株式会社DHCシアター |
本社(本部) |
〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-2-5 共同通信会館ビル2F |
旧チャンネル名 | シアター・テレビジョン |
放送(配信)開始 | 1996年10月1日 |
放送(配信)終了 | 2017年3月31日 |
ジャンル | 娯楽・趣味 |
放送内容 | 情報番組・討論番組・演劇(以前はオペラ、ダンス、演劇、ミュージカル、お笑いなどの舞台中継) |
視聴可能世帯数 |
なし 2009年時点で80万世帯[1] |
スカパー!プレミアムサービス | |
放送事業者 | 株式会社スカパー・ブロードキャスティング |
チャンネル番号 | Ch.547(HD) |
視聴料金 | 月額540(税込)円[2] |
放送開始 | 2012年9月29日 |
放送終了 | 2017年3月31日 |
スカパー!プレミアムサービス(標準画質) | |
放送事業者 | 株式会社DHCシアター |
チャンネル番号 | Ch.262 |
視聴料金 | 月額500(税別)円 |
放送開始 | 1996年10月1日 |
放送終了 | 2014年5月31日 |
ディレクTV(放送終了) | |
放送事業者 | ワンダーウェーブ株式会社 |
チャンネル番号 | Ch.320 |
放送開始 | 1997年12月1日 |
放送終了 | 2000年9月30日 |
その他(再送信・配信) | |
eo光テレビ | 262 |
J:COM | 235 |
DHCテレビジョン(ディー・エイチ・シー・テレビジョン)は、インターネット動画配信と番組販売の事業を行う制作プロダクション。通称はDHCテレビ。2017年3月31日まではDHCシアターの通称で、日本のCS放送チャンネルを放送事業者として運営していた。
Contents
概要
1995年11月22日、当時の代表取締役社長であったセゾングループの元映画事業担当者で映画プロデューサーの山田英久が(旧)株式会社シアター・テレビジョン社を設立。1996年3月29日、委託放送業務の認定申請[3]。1996年10月1日から放送開始。 シアター・テレビジョンとして開局以降、日本初の「舞台」専門チャンネルとしてオペラ、ダンス、演劇、ミュージカル、お笑い等の舞台中継を国内物と海外物のソフトを半分ずつ取り扱っていく方針で扱ってきた[4]。 しかし、2000年12月26日、(旧)株式会社シアター・テレビジョンが民事再生手続開始決定を受け、事実上倒産[5]。後に、ネビュラプロジェクト・サントリー他の出資による新会社に放送事業を譲渡して経営再建に成功。代表が代わり、今井美和になる[6]。
2006年3月、日本ラッドの持分法適用会社となる[7][8][9]。2007年、日本ラッドの大塚が代表取締役に就任し、2008年10月10日付で元国会議員、弁護士である浜田卓二郎の妻で、実業家の浜田マキ子が取締役社長に就任[10]。2009年2月17日、日本ラッドを対象とする第三者割当増資を実施し、これにより日本ラッドの連結子会社となる[11]。
それに伴い、スカパー!へのチャンネルカテゴライズを「芸術」から「総合」へ変更し[12]、旧経営陣は退陣した[1]。2009年4月からは「シアター・テレビジョンはウイングを広げます」[13]とのキャッチコピーのもと、同年5月1日から編成を大幅に変え、芸術番組を削減し、保守派論客による時事番組やインタビュー番組、映画などを放送するようになった[14][注 1][15]。
また、編成の中で、放送収益強化の為、競艇中継への放送枠の販売や電波オークションなる放送枠のネットオークション販売を行った事もある。
2014年5月1日付で、筆頭株主がDHCの代表取締役会長である吉田嘉明が取締役会長に就任[16]、本社フロアを日本ラッド社内の7階から現在の2階に移転[17]。
2015年1月1日、社名を株式会社シアター・テレビジョンから株式会社DHCシアターに社名変更した。それに伴い、同社のサテライトスタジオを生放送の対応が出来る様、放送ブースとサブルームの増改築[18][19][20][21]。同年4月1日付でチャンネル名称を「シアター・テレビジョン」から「DHCシアター」へ変更となり、CI、ロゴ等も変更した[注 2][22][23][24][25]。それに伴い、株主も吉田個人からDHCグループ傘下となった。
2016年4月1日、インターネットへの動画配信へリソースを注入するため、番組編成で日中のテレビ放送時間を停波する事を決定し、視聴料金の改定を実施[2]。
2017年3月31日をもって、スカパー!プレミアムサービス、プレミアムサービス光、eo光テレビでのテレビ放送サービスを終了し、テレビ局として閉局[26]。インターネット動画配信と番組販売の事業を継続し、2017年4月1日に企業名称を「DHCテレビジョン」に、ブランド名を「DHCテレビ」に変更した[27]。
2017年3月末迄、テレビ放送、動画配信していた『やらまいか〜真相はこうだ!〜』及び『日本らしい国づくり』を取締役社長であった濱田と同社元社員で、別会社及びスポンサー企業を見付け、DHCテレビに無断でYouTubeにて配信[28]し、かつ「やらまいか」の続編を匂わす説明をしていたため、取締役会にて2017年10月18日付で濱田を解任。後任に同社取締役である山田が就任した[29][30]。
主な番組
ストリーミング生配信
- 以下の番組はYouTube Live、ニコニコ生放送、AmebaFRESH!にて配信
- 現在
- 虎ノ門ニュース 8時入り! →真相深入り!虎ノ門ニュース
- エクストリーム昼休み →DHCキレイを磨く!エクストリームBeauty
- 過去
- 和の国の明日を造る
アップロード配信
放送事業者に対しての番販番組
- ☆:TOKYO MXで放送枠枠購入放送番組
★:一部地上波放送局での放送枠枠購入放送番組
△:FOXスポーツ&エンターテイメントでの放送枠枠購入放送番組
◎:テレビ東京での放送枠枠購入放送番組 - 現在
- ニュース女子★△
- エクストリーム昼休み → DHCキレイを磨く!エクストリームBeauty△
- 放言BARリークス〜酒と政治とおカネと女〜△
- 過去
- スカイ△はいく[注 3]◎
放送事業者として放送していた番組
- ☆:TOKYO MXでの放送枠枠購入していた放送番組
▲:FOXスポーツ&エンターテイメントで放送枠購入していた過去の放送番組
生放送
- 虎ノ門ニュース 8時入り! → 真相深入り!虎ノ門ニュース
- エクストリーム昼休み → DHCキレイを磨く!エクストリームBeauty
政治・教養
- ニュース女子 ☆▲
- 放言BARリークス〜酒と政治とおカネと女〜▲
- 佐々木伸、大久保涼香『中東ヘッドライン』
- 加瀬英明、村松えり『日本らしい国づくり』
- 武田邦彦『現代のコペルニクス』
- 渡部昇一×宮崎美子『書痴の楽園』▲
- 渡部昇一『平成の修身』
- 宮脇淳子『歴史とは何か』
- 宮脇淳子×福島香織『本当は日本が大好きな中国人』
- 加瀬英明×堤堯『つつみかくさず』
- 志方俊之『危機管理と日本の安全』
- 日下公人『日本出動』
- 馬渕睦夫『和の国の明日を造る』
- 佐々木伸 『中東メルトダウン』
- 高山正之 『変見の作りかた』
- 馬渕睦夫『世界を知れば日本がわかる』
- 辻毅の『地理散歩』
文化
- Quality HATAGO▲
- ゴードン・ラムゼイ 悪夢のキッチン
- ヴァルデマー・ヤヌシャックのバロック美術紀行
- リアリティ・ショー『女王メアリーの店舗再生物語』
- “しつけのカリスマ”ジョー・フロスト 子育て相談の旅(スーパーナニー)
- プロ野菜ニュース
- 長坂靖子『きれい物語』
- 2015 ミス・インターナショナル世界大会とその軌跡
- ミス・ワールド2014
- 平松玲 『すべての食はローマに通ず』
- 女の生き方▲
- 『音の教養』〜あなたのためのクラシック音楽〜
- 山田美彌子『未来への伝統』▲
- ダニエル・カールの英語 にっぽん昔話
- 『江戸千家〜家元の所作に学ぶ〜』
以前放送されていたレギュラー番組
- 武田邦彦 『福島原発シリーズ』
- 渡部昇一 『知的生活の準備』
- 三須啓仙 『興運のすすめ』
- 伊藤賀一 『天職』
- 小西千尋 さくらの女王ドキュメンタリー2014
- そのまま言うよ!やらまいか[注 4]
- 岩見隆夫 週刊 岩見隆夫『サンデー時評』
- 鈴木美勝 ひげ流 日本外政論
- 論を立てる(平沢勝栄・浅尾慶一郎・木内たかたね)
- 激動アジア〜500人のリーダーたち〜
- 松本健一/松本健一の思想旅行〜ライカ犬の夢〜
- 安倍晋三×黒岩祐治/晋ちゃん&黒ちゃんのシンクロナイストーク
- 黒岩祐治/黒岩祐治の人材発掘!〜国づくりは人づくり〜
- 杉田勝/FX先生[注 5]
- 石井至/石井至の為替哲学[注 6]
- ボートレース大村実況中継(無料放送、2012年4月より)
- ボートレース若松実況中継(無料放送、2013年4月より。大村開催日は17時から、非開催時は14時30分から)
- 中曽根康弘の新・定点観測(政治や社会問題に関して岩見隆夫との対談番組、月一回放送)
- 時代を創る(堤尭とゲストによる討論番組、毎週月曜日放送)
- 討論番組
- 平泉渉 世界のダイナミズム〜父が娘に語る千夜一夜〜
- ありのままの主張
- 子供向け番組『ノリノリタマゴ!』
- ストリングラフィ・アンサンブル『糸の森の音楽会』
- 親子で聞きたいギリシア神話
- 日本女子体育大学 ダンス・プロデュース研究部出演 ドキュメンタリーBongo Bongo,9 phases
- 尾米タケル之一座 小出裕章『絶対!!原子力戦隊スイシンジャー』
- やらまいか 〜真相はこうだ!〜
日本ラッド事業移転前の番組
- CaramelboxTV[注 7]
- CaramelboxPV[注 8]
- ステージNews シアター・ゴーズ・オン![注 9]
- What's up 宝塚[注 10]
- 踊りに行くぜ!!(全国各地で行う「踊りに行くぜ!!」プロジェクトの公演を放送、第1土曜日放送)
- Theater Info.Clips(舞台情報番組、毎週土曜日放送)
- テアトルプラトー(新進気鋭の劇団の舞台を放送、第2・第3・第4土曜日放送)
- 大人の時間(劇団 大人計画の舞台を放送、毎月1作品)
- 愛っぱ(小林愛司会の舞台情報番組)
- ホリプロお笑いスペシャルセレクト
脚注
注釈
- ↑ 資本関係変更に伴う突然の番組編成大幅変更した、大塚、濱田の対応に劇団キャラメルボックスやナイロン100℃主宰である、ケラリーノ・サンドロヴィッチは遺憾の意を発信していた
- ↑ また、2014年9月に株式会社TVTVTVから移籍入社した山田晃が同社取締役に就任
- ↑ 著作はテレビ東京とdentsuの共同名義
- ↑ 『やらまいか〜真相はこうだ!〜』に改題、番組構成変更
- ↑ 日本ラッドが主要株主時代のタイアップ番組
- ↑ 日本ラッドが主要株主時代のタイアップ番組
- ↑ 演劇集団キャラメルボックスの舞台中継。インターローカルTVを経て現在はホームドラマチャンネルで放送を行っている
- ↑ 演劇集団キャラメルボックスの公演情報番組
- ↑ 舞台情報番組、月二回放送。Theater Info.Clipsの後番組
- ↑ TAKARAZUKA SKY STAGEより番組販売
出典
- ↑ 1.0 1.1 “社長 浜田麻記子のインタビュー”. 日刊ゲンダイ (2009年6月19日). . 2016-1-29閲覧. 付け
- ↑ 2.0 2.1 “放送時間短縮のお知らせ ~スカパー!プレミアムサービス、eo光TVにて番組をご覧頂いている皆様へ~” (2016年3月23日). . 2016-4-10閲覧.
- ↑ “電波監理審議会(第782回)議事要旨”. 総務省 郵政事業庁 (1996年4月16日). . 2016-1-27閲覧.
- ↑ 『放送』 二期出版
- ↑ “2000.12.26 シアターテレビジョンが倒産、民事再生へ”. 週刊StagePower編集部. . 2016-1-24閲覧.
- ↑ 多チャンネル時代に挑む 番組供給事業者 インタビュー/佐々木一朗 Vol.1 映像新聞社 2003年11月10日号
- ↑ “平成18年3月期 個別財務諸表の概要”. 日本ラッド (2006年5月22日). . 2016-1-25閲覧.
- ↑ “平成18年3月期 決算短信(連結)”. 日本ラッド (2006年5月22日). . 2016-1-25閲覧.
- ↑ “日本ラッド株式会社 企業プレゼン資料”. 日本ラッド (2007年9月6日). . 2016-1-25閲覧.
- ↑ “4月1日からシアターテレビジョン”. 浜田マキ子ジャーナル (2009年3月20日). . 2016-1-25閲覧.
- ↑ “平成21年3月期 決算短信”. 日本ラッド (2009年5月20日). . 2016-1-25閲覧.
- ↑ “シアターテレビジョン「CaramelBoxTV」、唐突に4月いっぱいで終了。 [製作総指揮としてのお知らせ。]”. 加藤昌史 (2009年5月21日). . 2016-1-24閲覧.
- ↑ 読売新聞 朝刊 2009年4月29日
- ↑ “シアターテレビジョン会社概要(Webアーカイブ)”. シアターテレビジョン (2009年7月24日). . 2016-1-24閲覧.
- ↑ “シアターテレビジョン「CaramelBoxTV」、唐突に4月いっぱいで終了。 [製作総指揮としてのお知らせ。]”. ケラリーノ・サンドロヴィッチblog 「日々是嫌日」 (2009年5月2日). . 2016-1-25閲覧.
- ↑ “シアター・テレビジョン新体制発足と本社移転のご挨拶” (プレスリリース), シアターテレビジョン, (2014年5月29日) . 2016-1-26閲覧.
- ↑ theatertvの投稿(659921964084693) - Facebook
- ↑ 100001634901670 - Facebook
- ↑ “2015・3・12 ゴーサインに歓声”. 濱田麻紀子のブログ (2015年3月12日). . 2016-1-25閲覧.
- ↑ “2015・3・13 DHCシアターがいよいよ動きだしました”. 濱田麻紀子のブログ (2015年3月13日). . 2016-1-25閲覧.
- ↑ theatertvの投稿(825751180835103) - Facebook
- ↑ “2014・9・18 ベストキッズ 松陰先生の言葉は「その8」”. 濱田麻紀子のブログ (2014年9月18日). . 2016-1-26閲覧.
- ↑ “会社概要”. シアター・テレビジョン (2014年12月24日). . 2016-1-25閲覧.
- ↑ “会社概要”. DHCシアター (2015年2月16日). . 2016-1-25閲覧.
- ↑ “香山リカ問題で謝罪のDHCプロデューサーとたかじん未亡人の関係…一緒にくまモンを”. リテラ (2015年5月10日). . 2016-1-25閲覧.
- ↑ “【スカパー!プレミアムサービス・プレミアムサービス光及びeo光テレビでの放映終了と今後のお知らせ】” (プレスリリース), DHCシアター, (2014年5月29日) . 2017-2-1閲覧.
- ↑ “【社名変更と今後のお知らせ】” (プレスリリース), DHCシアター, (2017年3月1日) . 2017-3-10閲覧.
- ↑ yaramaika360のツイート(922649290916347904)
- ↑ “お知らせ” (プレスリリース), DHCテレビジョン, (2017年10月24日) . 2017閲覧.
- ↑ “DHCシアターが浜田麻記子社長を解任 無断で「関連」番組を制作か”. 産経ニュース (2017年10月24日). . 2017閲覧.
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- DHCテレビ - 公式YouTubeチャンネル
- テンプレート:ニコニコチャンネル
- DHCテレビ - FRESH LIVE