阿波座
阿波座 | |
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— 町丁 — | |
国 | 日本 |
都道府県 | 大阪府 |
市町村 | 大阪市 |
区 | 西区 |
人口 (2017年(平成29年)9月30日現在) | |
- 計 | 614人 |
等時帯 | JST (UTC+9) |
郵便番号 | 550-0011 |
阿波座(あわざ)は、大阪府大阪市西区の地域名。または町名。現行行政地名は阿波座一丁目から二丁目まで。2017年9月30日現在の人口は614人、世帯数は492世帯[1]。郵便番号は〒550-0011。
地理
大阪市西区東部、下船場(西船場)のおおむね中央に位置する。東を西横堀川、西を百間堀川、南を立売堀川、北を阿波堀川、北西を薩摩堀川と、かつて流れていた堀川で囲まれた島のうち、立売堀川北岸と薩摩堀川以南を除く部分を指し、現在も汎称地名として使われている。現在これらの堀川は全て埋め立てられており、中央大通以北は西本町に、かつての阿波座三番町の筋から西は立売堀に含まれている。
現行行政地名は1978年(昭和53年)実施で、北で西本町、北東の道路上の一点で中央区船場中央、東で中央区久太郎町、南東で北久宝寺町、南から西にかけて立売堀と接する。西本町3丁目にOsaka Metro阿波座駅があるが、中央線のホームはかつての薩摩堀に所在し、千日前線のホームは一部靱にかかっており、本来の阿波座からは西へ離れている。なお、千日前線ホーム上の靱本町3交差点には、かつて大阪市電の茂左衛門橋電停があった。
歴史
地名の由来
ひとつは阿波国の商人たちが居住したとする説で、古くは海上交易における拠点とされ、四国や中国地方から特産物が多く流れこんだ。もうひとつは阿波屋西村太郎助の所領であったとする説で、現在の本町通靱本町1交差点付近に太郎助橋という橋が阿波堀川に架かっていた。
町名の変遷
江戸時代の町名は、権右衛門町(ごんえもんちょう)・奈良屋町・阿波町・衽町(おくみまち)・神田町・伊達町・箱屋町・豊島町(てしまちょう)・釘屋町・三右衛門町(さんえもんちょう)・讃岐屋町・帯屋町・日向町・古金町(ふるかねまち)・阿波橋町・阿波座鉄町(あわざてつまち)・中橋町・船坂町の18町で、薩摩堀川以西にも阿波堀町という町があった。
1872年(明治5年)に阿波堀通1~5丁目(5丁目は薩堀川以西)・阿波座裏町・阿波座上通(1~3丁目)・阿波座中通(1~2丁目)・阿波座下通(1~2丁目)・阿波座一番町・阿波座二番町・阿波座三番町・阿波座四番町に改編。1924年(大正15年)に阿波座裏町が奥美町に改称。1960年(昭和35年)に阿波堀通(1~3丁目)・阿波座北通(1~2丁目)・阿波座上通(1~4丁目)・阿波座中通(1~3丁目)・阿波座南通(1~3丁目)に改編され、阿波座三番町の筋から西が立売堀上通に含まれるようになり、1977年(昭和52年)には中央大通以北が西本町に含まれるようになった。1978年(昭和53年)に阿波座(1~2丁目)の現行行政地名を実施。