なにわ筋
提供: miniwiki
なにわ筋（なにわすじ）は、大阪市内を南北に走る道路の一つ。
大阪府道41号大阪伊丹線および都市計画道路加島天下茶屋線の一部にあたる。
概要
大阪市北区の大淀中一丁目交叉点（国道176号）から西成区潮路二丁目（岸里交差点から約150m西方、松虫通との合流地点）までの区間となっている。
戦災復興土地区画整理事業によって新設された南北幹線道路で、土佐堀1交差点から塩草2交差点までの都心部は片側3車線、それ以外は片側2車線となっている。都心部は御堂筋をモデルにつくられており、2本の分離帯で本線と側道に分かれる同じレイアウトだが、幅員が40mと御堂筋の24間（約43m）に比べてやや狭い。また、中央分離帯がないため本線右車線が右折専用となっている箇所が多いが、一方通行化以前の御堂筋のような大渋滞はまず起こらない。
長らく西成区北部の長橋交叉点を南端としていた。1996年以降西成区内で南伸工事がおこなわれ、2003年4月には、鶴見橋商店街を越え、西成区梅南二丁目付近（都市計画道路津守阿倍野線・西成区内での通称梅通りとの交点）まで暫定開通した。さらに2010年3月30日14時には、西成区梅南二丁目付近から同区潮路二丁目付近までの1.09kmが暫定2車線の対面通行で供用を開始[1]し、全線開通となった。2013年2月22日午前に、梅南2丁目付近～松虫通り岸里交差点までが、4車線化になる。
関西国際空港アクセスと絡んで、JR西日本関西本線、JR難波駅および南海汐見橋駅から発して西大橋駅で合流し、なにわ筋の地下を梅田方向へ向かう「地下鉄なにわ筋線」の構想がある。
通過する区
施設
北区（大淀）
福島区
- 福島
- ほたるまち
- 朝日放送（ABCホール）
- 堂島クロスウォーク
- 堂島リバーフォーラム
- The Tower Osaka
北区（中之島）
西区
浪速区
西成区
- もと西成青少年会館
- 鶴見橋商店街
- 大阪市立梅南津守小学校
- 天下茶屋、岸里
- 大阪市立岸里小学校
なにわ筋にある鉄道駅
- 福島駅 - JR西日本大阪環状線
- 福島駅 - 阪神電気鉄道本線
- 新福島駅 - JR西日本東西線
- 中之島駅 - 京阪中之島線
- 西大橋駅 - 大阪市高速電気軌道長堀鶴見緑地線
- 桜川駅 - 大阪市高速電気軌道千日前線・阪神電気鉄道阪神なんば線
- 芦原橋駅 - JR西日本大阪環状線
- 西天下茶屋駅 - 南海汐見橋線
- 岸里駅 - 大阪市高速電気軌道四つ橋線
交差する通
福島区
北区
- 中之島通 - 玉江橋南詰交叉点
西区
浪速区
西成区
脚注
- ↑ 大阪市建設局 (2010年3月26日). “都市計画道路「加島天下茶屋線」の対面通行開始のお知らせ”. 2010年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2010年4月5日閲覧.