瀬戸内海交通

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路線バス。主に島内ローカル路線で使用

瀬戸内海交通(せとないかいこうつう)とは、愛媛県大三島伯方島大島の3島に路線をもつバス会社。本社は愛媛県今治市大三島町宮浦5709番地。各島のローカル輸送のほか、今治桟橋今治駅 - 大三島間の急行バスを運行。

沿革

営業所(車庫)の所在地

  • 大三島営業所
    • 愛媛県今治市大三島町宮浦5709番地
  • 伯方営業所
    • 愛媛県今治市伯方町木浦甲4625番地
  • 大島営業所
    • 愛媛県今治市宮窪町宮窪2931番地1

路線

大三島

  • 宮浦港 - 宗方
  • 宮浦港 - 肥海(ひがい)
  • 宮浦港 - 井口港 - 大三島BS - 瀬戸 - 出走

伯方島

  • 木浦港 - 伯方島循環 - 木浦港(北回り・南回り)

大島

  • 下田水(しただみ)港 - 亀山 - 吉海支所前 - 宮窪(営業所) - 友浦
  • 下田水港 - 亀山 - 吉海支所前 - 宮窪(営業所) - 早川
  • 下田水港 - 椋名 - 吉海支所前 - 田浦

急行バス

  • 急行 大三島▶今治桟橋(平日・14往復、休日10往復。平日のみ運行する便もあれば土日休日のみ運行する便もある。季節運休便だった6時45分大三島発の便は2018年4月9日をもって廃止。)
    (大三島)宮浦港▶宮浦農協▶大山祇神社▶教善寺▶中央橋▶多々羅の里▶井口港▶大三島バスストップ上浦バスストップ▶(伯方島)伯方島バスストップ▶(大島)石文化運動公園▶吉海支所前▶亀山▶(今治方面)馬島バスストップ▶今治県病院(車内放送や大島便の表記は県立今治病院)▶今治駅前▶今治バスセンター今治桟橋(所要約68分、大人1180円、子供590円)
  • 急行 今治桟橋▶大三島(便数は上記の通り。バス停に違いが少しあるので別記させていただく)
    (今治方面)今治桟橋▶今治バスセンター▶今治駅前▶今治県病院▶馬島バスストップ▶(大島)亀山▶吉海支所前▶石文化運動公園前▶平原(2016年10月より、急行大三島行き及び大島~今治線のみで追加されたバス停)▶(伯方島)伯方島バスストップ▶(大三島)上浦バスストップ▶大三島バスストップ▶井口港▶多々羅の里▶中央橋▶教善寺▶大山祇神社▶宮浦農協▶宮浦港(所要約68分、大人1180円、子供590円)
  • 急行 伯方島▶下田水港▶今治桟橋(朝一番に1片道のみ運行。担当は大島営業所)
    伯方島バスストップ▶石文化運動公園▶吉海支所前▶亀山▶下田水港▶馬島▶今治県病院▶今治駅前▶今治バスセンター▶今治桟橋(所要約47分、大人860円、子供430円)
  • 急行 宮窪↔下田水港↔今治桟橋(平日・1日4往復+1片道、休日・1往復。また、便によっては下田水港を経由しない)
    大島営業所(急行では宮窪と名乗る)↔平原↔石文化運動公園↔吉海支所前↔亀山↔下田水港↔馬島↔今治県病院↔今治駅前↔今治バスセンター↔今治桟橋(所要約42分、大人820円、子供410円)

↓ここからはせとうちバス担当の便。

・特急 松山市駅↔今治↔大三島宮浦港 (毎日4往復)

「松山↔今治」と「大三島↔今治」の便の組み合わせにつき、一部停車停留所に違いがある。また、せとうちバス専用便のため、詳しくはせとうちバスのページや時刻表を確認願いたい。

下記はかなりおおまかな停留所の順。省いたバス停もあるので注意。

松山市駅↔大街道↔奥道後↔玉川支所↔馬越↔今治駅前↔今治バスセンター↔今治桟橋(ここで、運転手交代やトイレ休憩が入る。また、車両トラブルで乗り換えの際もここで行われる。)↔今治バスセンター(折り返しの都合上2回経由)↔今治県病院↔馬島↔吉海支所↔伯方島↔大三島宮浦港

特急便は下田水港・平原・大島営業所(宮窪)・多々羅の里・中央橋・教善寺・宮浦農協には停車しない[1]

  • 松山発着便はかつて伊予鉄バスも運行していた(撤退済)。また当初の菊間町経由から、現在は玉川経由に変更されている。
  • 特急 今治桟橋↔伯方島(12月31日を除く平日土曜日のみ朝1往復運行。主に旧貸切カラーのエアロバスを使用するが、特急車や高速車も使われることがある。)

伯方島バスストップ↔石文化運動公園↔吉海支所前↔亀山↔馬島↔今治県病院↔今治駅前↔今治バスセンター↔今治桟橋

  • 今治北IC - 大三島IC間はしまなみ海道経由。但し大島南IC - 大島北IC間は国道317号を走行する。
  • しまなみ海道経由のためシートベルトつきの車両であり、着用が強制される。瀬戸内運輸の特急バスも同様。
  • 瀬戸内運輸便と共に全席禁煙となっている。
  • 立ち席を認めていないので満席時は乗車拒否されることがある。補助席付きの車両は使用可となっている。

廃止された路線

  • 瀬戸田 - 宮浦港
    • 専用のハイデッカー車を導入したが開業当初から不振で廃止。現在この車輌は今治線に転用。
  • 宮浦港 - 盛港 - 忠海港 - 三原市広島県
    • 瀬戸田線同様開業当初から不振。なおこの路線は全国的にも珍しく、盛港 - 忠海港(広島県竹原市)間は、バス自体をフェリーに積み込み運行していた。
  • 木浦港 - 瀬戸浜循環 - 木浦港(北回り・南回り)
  • 木浦港 - 下田水港
  • 田浦 - 亀山 - 下田水港
  • 宮浦港 - 肥海 - 盛港
  • 宮浦港 - 森側 - 盛港(この路線の廃止により、盛方面のバスは無くなった)
  • 宮浦港 - 大三島BS - 伯方島BS - 下田水港
    • この路線は1988年の伯方・大島大橋開通後開設されて以来、約20年に渡り運行されてきたが、1999年来島海峡大橋開通で開設された、大三島 - 今治線に客足が流れ利用者が激減。減便を繰り返しつつ路線維持してきたが、今年度、国・愛媛県・今治市から補助を受けられる基準を満たす可能性が低く、今後輸送旅客数増加が見込めないため、2007年9月末をもって廃止された。

車両

いすゞ三菱ふそうの2メーカーを使用している。

  • 基本的に大三島-今治線では、観光バスタイプの車両が使われており、必ずふそう車である。
  • 大島(宮窪)―今治線では上記のバスに加え、希に西工製の大型一般路線車(ふそうシャーシの55車)が使われている。(大三島からの移籍に伴い、新たに方向幕を刷新した模様)
  • 2段窓の大型バスや中型バスは各島内のローカル便で使われている。
  • 中型バスはワンステップバスが主力である。
  • 大島ではローザが配置されており、狭い道を経由する便や夕方のスクールバスとして活躍。ほぼ毎日走っている主力車の1台
  • 2000年代初頭まで一般路線車でもサブエンジン式エアコンを採用することが多く、また四国では少数派の西工製ボディの車両を積極的に導入していた。
  • 2017年に三菱ふそう製最後となるエアロミディ ノンステップバスを1台導入。基本仕様はせとうちバスのワンステップバスと同様だが、今まで通り、車両サイド後部に社名を記入。
  • 同年に瀬戸内海交通(せとうちバスグループ全て含め)最後の昭和車となる三菱ふそう初代エアロバスP-MS7 (16-35車)が廃車となり、残りの初代エアロバスは2台となった。また、減便により街中で走っている姿をより見ることが出来なくなった。

また、廃車となった車両の代わりに阪神バスより三菱ふそうエアロクイーンKL-MS826Pを導入。同社初のせとうちバス外中古、初のスーパーハイデッカー急行車もさることながら、歴史ある一般路線色(島内バスと同じカラーリングで、車体デザインに合わせて塗装)を採用した大型車が久しぶりに同社に復活した。(かつては貸切車などにいた模様)

脚注

関連項目