国道436号
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国道436号(こくどう436ごう)は、兵庫県姫路市から小豆島を経由して香川県高松市に至る一般国道である。
Contents
概要
本州と四国を結ぶ一般国道の一路線で、姫路市から瀬戸内海・播磨灘を海上区間として、瀬戸内海に浮かぶ小豆島を縦断しながら、対岸の高松市とを結ぶ。陸上区間の実延長は30.4 kmで、そのうち29 km強が小豆島にある。また、高松港から高松市内の終点までは国道30号との重用区間であるため、香川県内の単独区間(実延長区間)は、小豆島内で終結する[1]。海上区間は姫路港 - 小豆島の福田港および土庄港 - 高松港の2区間があり、それぞれフェリー路線が就航する。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[2]に基づく起終点および経過地は次のとおり
- 起点:姫路市(末広橋交差点国道250号交点)
- 終点:高松市(中新町交差点=国道11号上、国道30号終点、国道32号・国道193号・国道492号起点)
- 重要な経過地:香川県小豆郡内海町[注釈 1]、同郡土庄町
- 総延長 : 96.6 km(兵庫県 35.3 km、香川県 61.3 km)重用延長、未供用延長(海上区間)を含む[3][注釈 2]
- 重用延長 : 2.1 km(兵庫県 - km、香川県 2.1 km)[3][注釈 2]
- 未供用延長 : 64.1 km(兵庫県 34.0 km、香川県 30.1 km)[3][注釈 2]
- 実延長 : 30.4 km(兵庫県 1.3 km、香川県 29.1 km)[3][注釈 2]
- 指定区間:国道30号、国道11号と重複する区間[4]
- 本線(テンプレート:Googleマップ経路図)
歴史
路線状況
バイパス
- 橘バイパス(小豆島町橘 - 安田間 1.9km) : 2011年5月31日供用。2001年に着手。幅員約11メートル(トンネル部分は約10メートル)で、2車線と片側の歩道からなる。橘トンネル(654メートル)は香川県内6番目の長さ。橘峠付近は道幅が狭いうえに急カーブが続き、交通の難所とされていた。バイパスの完成で所要時間は約5分短縮[5]。
重複区間
海上区間
本州の兵庫県姫路港 - 小豆島の福田港と、小豆島の土庄港 - 四国の香川県高松港に海上区間が2区間があり、海上区間64 kmは総延長の6割以上を占める。この航路には、姫路 - 小豆島間に小豆島急行フェリー、小豆島 - 高松間に四国フェリーの路線が就航する[1]。
- 姫路市姫路港 - 小豆郡小豆島町福田港:小豆島急行フェリー(概ね2時間おき・7便。多客期増便あり)
- 小豆郡土庄町土庄港 - 高松市高松港:四国フェリー・小豆島急行フェリー(概ね1時間おき・15便、並行して高速船あり)
道の駅
- 小豆島オリーブ公園(小豆島町)
地理
通過する自治体
交差する道路
脚注
出典
注釈
参考文献
- 松波成行「国道436号」、『酷道をゆく』、イカロス出版、2008年3月20日、 89頁、 ISBN 978-4-86320-025-8。