ホンダエアポート
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ホンダエアポートは埼玉県にある軽飛行機専用の非公共用飛行場である。
概要
管理運営は本田航空が行っている。本社所在地は川島町。滑走路は桶川市の荒川河川敷、格納庫は土手を隔てて隣接した比企郡川島町にある。地元では俗に本田飛行場や、桶川飛行場、本田空港、川島の飛行場、飛行場と呼ぶが、どれも同じ場所を指している。
- 種類 非公共用飛行場 [1]
- 所在地 埼玉県比企郡川島町大字出丸下郷(本田航空本社ビル、格納庫) 同県桶川市川田谷(滑走路、ヘリスポット、エプロン)
- 面積 59ha
- スポット 43機分(うち約30機分が自家用機用)
- アクセス
沿革
戦前には陸軍が川田谷飛行場としてこの場所に飛行場を開設。熊谷陸軍飛行学校桶川分教場の演習施設として使用されていたが戦後には長らく荒れた状態で放置されていた。
ホンダが1962年に航空産業への参入を目指し本田航空を設立。1964年3月に航空事業のノウハウ収集と将来の実験を自由に行える場所として買収・整備してホンダエアポートとなった。本田航空が1967年2月に航空機使用事業免許取得し、1975年11月にヘリコプターの運航開始するなど事業を拡大するにしたがって多くの目的に供されるようになっていった。2003年4月には栃木県の消防防災ヘリコプター運航を受託した。
桶川市商工会では、空港を拡張し「埼玉空港」建設という構想がある[2]。
利用航空会社・団体
利用状況
- 本田航空による遊覧飛行、航空写真、航空測量、広告・宣伝飛行の機体の発着
- 埼玉県防災航空隊(3機)、栃木県消防防災航空隊(1機)の消防防災ヘリコプターの運航・整備など
- 飛行船の発着
- 東京スカイダイビングクラブの飛行機の運航・整備など
- 航空機の整備・駐機業務
- 自家用操縦士・事業用操縦士の訓練
- 法政大学の航空操縦学専修も実習で利用している。
その他
- 首都圏から近い位置にある非公共用飛行場であるため、バラエティやドラマなどテレビ番組や映画、CM、プロモーションビデオの撮影・ロケにしばしば使われる。
- TBS系のバラエティ『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』のTHE DETECTIVE STORY(探偵物語)では、自動車(赤いスカイライン)とヘリコプターのアクションシーンロケなどが行われた。
- 映画『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』に当飛行場が登場した。