スバル興業
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スバル興業株式会社(スバルこうぎょう)は、サービス業を主業務とする日本の会社である。本社は東京都千代田区にある。
概要
レジャー・外食事業(飲食店の経営、物品販売など)、道路・環境事業(高速道路の工事・舗装・保全など)、不動産事業(ビル・駐車場・倉庫の賃貸借)を主業務とする。夢の島マリーナ(ゆめのしま海の駅)と浦安マリーナの運営もおこなっている。当初は映画の興行を主業務としており、創業の起源である有楽町スバル座は同社唯一の映画館として経営が続けられている。
阪急阪神東宝グループに属する会社であり、自動車メーカーのSUBARUとは無関係である。
沿革
- 1946年2月 - 東京都麹町区に設立。
- 1947年3月15日 - 区の区域の変更(麹町区と神田区の合併)により、本店所在地が千代田区となる。
- 1949年5月 - 東京証券取引所、大阪証券取引所上場。
- 1950年2月 - 千代田区内で本店移転。
- 1956年12月 - 吉祥寺スバル座開館。
- 1961年4月 - 外食産業進出。
- 1963年12月 - 首都高速道路回数通行券販売業務開始。
- 1964年6月 - 道路の維持管理業務進出。
- 1966年4月 - 有楽町ビル内に本社移転。有楽町スバル座開館。
- 1970年5月 - 阪神高速道路回数通行券販売業務開始。
- 1985年7月 - 東京証券取引所・大阪証券取引所第1部指定替え。
- 2008年6月 - 同社に出版物の買取を要求したとして、総会屋が逮捕される[1]。
- 2013年7月 - 100%子会社の(株)太陽道路、(株)道路テックの2社を吸収合併。
- 2015年7月 - 直接の親会社であった東宝不動産株式会社が、当社株式を東宝株式会社へ現物配当し、東宝株式会社が直接の親会社となる。
株主優待
2011年6月30日開催の取締役会において、従来の株主優待券綴を廃止し、株主名が記載される6カ月毎更新の有楽町スバル座上映映画鑑賞「株主優待カード(リライトカード方式)」を導入することを決定。同年11月1日、新制度に移行した。これにより本人利用が厳密となり、株主優待の転売市場への有償譲渡が困難となった。