シアトル・タコマ国際空港
シアトル・タコマ国際空港(英: Seattle-Tacoma International Airport)はアメリカ合衆国ワシントン州シアトル市に位置する国際空港である。ここはワシントン州シータック市に位置することから(英: Sea-Tac Airport)と呼ばれる。
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概要
この空港はアラスカ航空のハブ空港であり、南北米、東アジア及びヨーロッパに至る多くの路線をサービスしている。ワシントン州道518及び99号線の交差点に位置し、ダウンタウンまでバスで30分程度である。またリンク・ライト・レールのセントラルリンク線がダウンタウンとの間を30分程度で結んでいる。2014年からはデルタ航空の太平洋地区のハブ空港となり、今後成田国際空港からハブ空港が入れ替わる可能性もある。
コンコースと就航路線
当空港は4つのコンコースのメインターミナルと2つのサテライトターミナルから成る。サテライトターミナルは地下にある3本のサテライト・トランジット・システム(日本語自動音声付き)を使ってメインターミナルと繋がっている。2009年12月にはシアトル市内及び近郊と空港がLRTで結ばれ新たな空港アクセスとなった。
シアトル・タコマ国際空港の国内線
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アクセス
シアトル・ライト・レール
サウンドトランジットによるシアトル・ライト・レールセントラルリンク線がシアトル市内とシアトル・タコマ国際空港を結んでいる。到着ゲートを出て、立体駐車場のフロアーにわたりそのまま左手に進むと駅がある。券売機は現金ならびにクレジットカードが使用可能。市中心部の主な駅まで$3.00である。[1] International District/Chinatown駅はバスレーン共用のトンネルであり、電車を降りてそのホームで待っているとバスがやってくるので乗り換えが便利である。2023年にはリンウッドまで延伸される。
事件及び災害
2000年1月31日、メキシコのPuerto Vallarta(プエルト・ヴァリャルタ)発 - サンフランシスコ経由 - シアトル/タコマ行きのアラスカ航空261便(機材:MD-80)はロスアンジェルス沖の太平洋上で、乗員・乗客全員が死亡する墜落事故を起こした。