アコーホテルズ
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アコーホテルズ (AccorHotels) はフランス・パリを本拠とし、世界規模で展開するホテルチェーン。CAC 40銘柄。
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概要
世界中90か国以上で3,500軒以上のホテルを展開している。その売上の内訳を他の大手ホテルチェーンと比較すると、他の大手ホテルチェーンは北米に集中しているのに対し、アコーホテルズはヨーロッパ市場で売上の大半を占めている。アコーホテルズは北米での力が比較的弱く、全売上の約20%に過ぎない。パリにあるアコーホテルズ・アリーナの命名権を持っている。
2015年12月、同業のFRHIホールディングスを買収すると発表した[1]。2016年7月に買収を完了し、新たにフェアモント・ホテル、ラッフルズ・ホテル、スイス・ホテルの3ブランドが加わることになった[2]。
主なブランド
- ソフィテル (Sofitel):最上級ホテル・リゾートブランド
- ソフィテル・SO(Sofitel SO):都市型リゾートホテル
- ソフィテル・レジェンズ(Sofitel Legends):歴史的なホテルに使用
- プルマン (Pullman):上級ホテルブランド
- Mギャラリー(MGallery):上級ブティックホテルブランド
- グラン・メルキュール (Grand Mercure):上級フルサービスホテルブランド。中国では「美爵酒店(Mei Jue)」ブランドと併用される。
- メルキュール (Mercure):中級ホテルブランドで、アコーホテルズ内最大の規模を持つ。
- ノボテル (Novotel):中級ホテルブランド。室内はモダンなインテリアで知られる。
- スイート・ノボテル:全室スイート・ホテル
- アダージョ:長期滞在型(アパルトマン)ホテル
- イビス (Ibis):エコノミー型ホテルブランド
フェアモント・ラッフルズ・ホテルズ・インターナショナル(FRHI)
"「フェアモント・ラッフルズ・ホテルズ・インターナショナル#ブランド」"
- フェアモント・ホテル(Fairmont Hotel):最上級ホテル・リゾートブランド
- ラッフルズ・ホテル(Raffles Hotels):最上級ホテル・リゾートブランド
- スイスホテル(Swissôtel):上級ホテルブランド
バジェットホテル(廉価ホテル)からラグジュアリーホテル(高級ホテル)まで、幅広いカテゴリーのブランドのホテルを持っているホテルチェーンは、アコーだけである。 以前、東京の六本木にあった「ホテルアイビス六本木」はアルファベットで「Ibis」と表記するがアコーホテルズとは無関係であった。
日本における展開
※FRHIのホテルについては、フェアモント・ラッフルズ・ホテルズ・インターナショナルを参照
メルキュール
- メルキュールホテル札幌
- メルキュールホテル銀座東京
- メルキュールホテル横須賀(旧横須賀プリンスホテル→ホテルトリニティ横須賀)
- ザ サイプレス メルキュールホテル名古屋(ナカモの関連会社のナカモサンルートによるフランチャイズ) - 2011年4月1日に、同じアコーホテルズブランドの「ソフィテル・ザ・サイプレス名古屋」から現名称に変更
- メルキュールホテル沖縄那覇
イビス
- イビススタイルズ札幌(旧 ベストウエスタンホテル札幌中島公園)
- イビス東京新宿(旧 スターホテル東京)
- イビススタイルズ京都ステーション(旧 ホテルビスタ京都[八条口])
- イビススタイルズ大阪(旧 ホテルメトロThe21)
開業予定のホテル
- イビス大阪梅田(2018年10月に開業予定)[3]
- プルマン東京田町(2018年秋に開業予定)[4]
- ノボテル沖縄那覇 (旧:沖縄都ホテル) 沖縄県那覇市、モルガン・スタンレーの関連会社が土地と建物を取得し、2018年1月22日に閉館後、改修をへて同年8月を目処に開業予定。沖縄県内では同じ那覇市にあるメルキュールホテル沖縄那覇に続き二軒目の同ホテルチェーンである。
- 名称未定(京都市東山区、Mギャラリーのブランドで2019年春に開業予定)[5]
チェーンを離脱したホテル
- ザ・ヨコハマ・ノボテル - アコーホテルズを離脱し、2006年3月15日に名称をホテルモントレ横浜に変更した。
- ソフィテル東京 - ホテル法華クラブが1994年にプレステージクラスの「ホテルCOSIMA」を開業させたが、同社の経営再建に伴い1999年にアコーへ移管され、名称をソフィテルへ改称した。2006年12月19日をもって営業を終了し、三井不動産レジデンシャルが取得した2007年に解体された。
- 三井ガーデンホテル銀座プレミア - 「ノボテル・アソシエートホテル」として提携。2009年9月30日をもって脱退。
- ホテルフォーミュラ1伊勢崎 - 2012年2月をもって閉館。セレクトホテルグループへ譲渡。現 ホテルセレクトイン伊勢崎。
- ホテルフォーミュラ1沼津 - 2012年2月をもって閉館。セレクトホテルグループへ譲渡。現 ホテルセレクトイン沼津。
- ノボテル札幌(ケン・コーポレーション関連会社の運営によるフランチャイズ)- 旧ホテルアーサー札幌。2016年4月1日に「プレミアホテル 中島公園 札幌」にリブランドし、アコーホテルズを脱退。
- ノボテル甲子園(泰明ハウジングの運営によるフランチャイズ。以前は白鹿グループの企業が運営していた) - 旧甲子園都ホテル。2017年9月20日に脱退し、翌9月21日からは「ホテルヒューイット甲子園」。
- メルキュールホテル成田(大清ホテルズの運営によるフランチャイズ。以前はソラーレホテルズアンドリゾーツが運営していた) - アコーホテルズとのフランチャイズ契約期間満了にともない、2018年7月1日に「ホテルウェルコ成田」へリブランド[6]
出典・脚注
- ↑ “アコー、ラッフルズなど3ブランド傘下に、親会社買収で”. トラベルビジョン (2015年12月16日). . 2016-1-1閲覧.
- ↑ “アコー、ラッフルズなど3ブランド買収、154軒を追加”. トラベルビジョン (2016年7月18日). . 2016-7-30閲覧.
- ↑ “「イビス大阪梅田」ホテル開発に関するお知らせ”. コスモスイニシア (2017年7月31日). . 2017-8-21閲覧.
- ↑ “(仮称)TGMM芝浦プロジェクト ホテル棟 出店者決定”. 三井不動産 (2017年5月16日). . 2017-5-28閲覧.
- ↑ “アコーホテルズグループとの業務委託契約締結に関するお知らせ”. ウェルス・マネジメント株式会社. . 2018-4-18閲覧.
- ↑ ホテル名称変更のお知らせ ホテルウェルコ成田
外部リンク
典拠レコード: