お茶の水女子大学附属幼稚園
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テンプレート:日本の幼稚園 お茶の水女子大学附属幼稚園(おちゃのみずじょしだいがくふぞくようちえん, The Kindergarten Attached to Ochanomizu University)は、東京都文京区大塚二丁目にある国立幼稚園。日本で最初に設立された幼稚園[1]で、日本の幼児教育のさきがけとされる。
現在も保育・幼児教育分野での研究・教育が行われており、特に倉橋惣三の研究はよく知られる。
沿革
- 1876年(明治9年)
- 1884年(明治17年)9月 - 大暴風雨により園舎が破壊。食堂にて保育を続ける[2]。
- 1885年(明治18年)8月26日 - 東京師範学校女子部附属幼稚園と改称。
- 1886年(明治19年)
- 1890年(明治23年)3月24日 - 女子高等師範学校附属幼稚園と改称。
- 1892年(明治25年)9月16日 - 本園と分室(簡易幼稚園)を設置[2]。
- 1908年(明治41年)4月1日 - 東京女子高等師範学校附属幼稚園と改称。
- 1912年(明治45年)1月23日 - 本園を第1部、分室を第2部とする[2]。
- 1923年(大正12年)
- 1924年(大正13年)3月21日 - お茶の水に仮園舎を新築し、移転。
- 1932年(昭和7年)12月 - 現在地に移転[2]。
- 1945年(昭和20年)
- 1946年(昭和21年)4月 - 第1部(本園)、第2部(分室)の編成を廃止[2]。
- 1949年(昭和24年)4月 - 3年保育を再開[2]。
- 1952年(昭和27年)3月 - お茶の水女子大学文教育学部附属幼稚園と改称[2]。
- 1980年(昭和55年)4月 - 附属学校部が組織され、お茶の水女子大学附属幼稚園(現園名)と改称[2]。
- 2004年(平成16年)4月 - 国立大学法人化[2]。
- 2006年(平成18年)11月25日 - 創立130周年記念式典を挙行[3]。
- 2008年(平成20年)3月7日 - 園舎が登録有形文化財に登録[4]。
著名な出身者
- 永井荷風(小説家、1884年(明治17年)からほぼ1年間通園)
- 緒方四十郎(日本銀行元理事、日本開発銀行元副総裁)
- 江戸京子(ピアニスト)
- 戸田奈津子 (映画字幕翻訳、通訳)
- 奥田誠治(映画プロデューサー)
- 脊山麻理子(日本テレビ元アナウンサー)
- 悠仁親王(秋篠宮家第一王男子、今上天皇の皇孫)
その他
- お茶の水女子大学やその付属校では、附属幼稚園から附属高校まで内部進学で上がり、その上でさらにお茶の水女子大学を卒業した者を「お茶漬け」と称することがあった。
脚注
関連項目
- 東京女子高等師範学校 - 本園の旧制時代の沿革については当該項目参照。
- お茶の水女子大学
- 日本最古の一覧
- 東京都幼稚園一覧