180度経線
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経度180度線(けいど180どせん)は、グリニッジ天文台を通る本初子午線から東あるいは西へ180度の角度を成す経線である。東経および西経の双方に対して共通の経線である。本初子午線とともに大円を形成し、この大円により地球表面は東半球と西半球に分けられる。通過地点の大部分が太平洋の公海上にあるため、国際日付変更線を決定する基準になっている。180度線が通過する陸地はロシア、フィジーおよび南極大陸のみである。
180度経線は北極点から南極点に向かって以下の地点を通過する。
(特にこれといって接近しているわけではないが)180度線は以下の島々の中間も通過する。
熱帯低気圧
一定の強さを持つ熱帯低気圧のうち、太平洋上では180度経線より西側(東半球)にある場合台風、東側(西半球)にある場合ハリケーンと呼ばれる[1]。勢力の変化が特にない場合でも、この経線を超えて西側に来た場合は台風となり(越境台風)、逆に東側へ出て行った場合には台風でなくなる。