須美寿島
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須美寿島 | |
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座標 | 東経140度03分03秒北緯31.43889度 東経140.05083度 |
面積 | 0.03 km² |
海岸線長 | - km |
最高標高 | 136 m |
所在海域 | 太平洋(フィリピン海) |
所属国・地域 | 日本(東京都) |
地図 |
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須美寿島(すみすとう、すみすじま)は伊豆諸島の島。行政区画は東京都直轄。欧名はSmith Island。
地理
伊豆諸島の南部、八丈島からは南に約180km[1]、青ヶ島からは南に約110kmの太平洋上に位置する。ベヨネーズ列岩と鳥島の中間にあたる。周辺には本島(須美寿島)のほか、東小島や北小島、さらに数個の岩礁がある。本島は南北に長い突岩(カンラン石玄武岩)である。
島の北側には直径10kmの海中カルデラがあり、須美寿島はカルデラの南側の高まりの頂部である。このカルデラの形成は少なくとも約2万年前より古いと考えられている。須美寿島の北北東約7kmの外輪山上には、白根と呼ばれる水深7.7mの浅瀬があり、後カルデラ火山の一つとされている。
須美寿島は日本の領海外縁に位置し、東小島は日本の排他的経済水域の外縁を根拠づける離島となっている(東小島には一等三角点が設置されている)[1]。
東京都に属してはいるが、何処の町村に属しているかは未定の状態である。このため、都の行政出先機関である東京都総務局八丈支庁が管轄しており、本籍を置くことはできない。
航路上の重要な地点でもある。1990年代初頭に部分的な崩壊があり、島の形状がかなり変化した。周辺は好漁場のため、時おり釣り人などが島に上陸する。また、漁船が座礁することもある。
歴史
古くから漁船、帆船がよく座礁していた。
- 1870年(明治3年) - 須美寿島の北北東約9kmで海底噴火が発生し、新島(標高13m)が出現。それ以降数回噴火が発生している。
- 1974年(昭和49年) - 1977年(昭和52年)にかけて、海底火山による海水変色が発生した。
- 1991年(平成3年) - 11月、漁船の通報で、島の山頂付近北側が大きく崩壊したことがわかった。そのため、島の形状が変化した。
- 1992年(平成4年) - 地震によって洞窟部分が崩壊したという。
- 2016年(平成28年) - 須美寿島東方の東小島に一等三角点を設置[1]。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 “国土地理院広報第578号(2016年8月発行)”. 国土地理院. . 2016閲覧.
関連項目
外部リンク
- 須美寿島の空中写真 - 地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院)
- 須美寿島周辺の地図 - 地理院地図(国土地理院)
- 活火山情報・須美寿島 - 気象庁
- 海域火山データベース - 海上保安庁海洋情報部。画像あり
典拠レコード: