銀座一丁目駅
銀座一丁目駅(ぎんざいっちょうめえき)は、東京都中央区銀座一丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線の駅である。駅番号はY 19。
歴史
- 1974年(昭和49年)10月30日 - 開業。当初は終着駅であった。入場用×1基、出場用×1基の自動改札機が設置された。
- 1980年(昭和55年)3月27日 - 当駅 - 新富町間開業により中間駅となる。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化。当駅は東京メトロに継承。
駅構造
銀座柳通りの直下、中央通りから外堀通りの間に位置する。
地上の道幅に駅施設を収めるべく、単式ホーム1面1線の上下2層構造になっている。改札は地下2階にあり、1番線ホーム(新木場方面)は地下3階、2番線ホーム(和光市方面)は地下4階にある。いずれも進行方向の右側にホームが設置されている。地下2階から各のりばへの階段・エスカレーター・エレベーターは独立して設置しており、地下2階から2番線ホーム(地下4階)へは1番線ホーム(地下3階)を経なくても到達できる。同じ有楽町線の麹町駅と同種の構造であるが、当駅には、1番線ホームと2番線ホームを直接行き来できる階段がある点が異なる。
銀座線が当駅の上部を通過しているが駅は設置されていない。銀座線の銀座駅とは300m以上離れているが、中央通りに面した銀座駅松屋前A13出入口と銀座一丁目駅メルサ前9番出入口は200m足らずの距離である。また2番出入口から直結する東京高速道路下の建物(銀座インズ2・銀座インズ1)を経由することで、ほぼ屋根直下で銀座駅C9出入口まで移動することもできる。
西隣の有楽町駅も連絡通路はないが近接しており、有楽町駅D9出入口と銀座一丁目駅1番出入口は東京高速道路を挟んで70mほどの距離である。
開業当初から中野坂上駅、恵比寿駅とともに自動改札機を設置していた。開業当初の有楽町線では、全駅で磁気化券を発売し、終端駅である銀座一丁目駅と池袋駅の自動改札化に対応したが、他線区から持ち込まれる裏が白い乗車券(非磁気化券)を投入口に入れるトラブルも多発したため、数年で一旦撤去した。その後、1990年からの本格導入時に再設置された。また、2006年4月28日までは定期券売り場を設置していた。
のりば
番線 | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | Y 有楽町線 | 月島・新木場方面 | |
2 | 池袋・和光市・森林公園・飯能方面 | 和光市駅から 東武東上線へ直通(森林公園駅まで直通)、または 小竹向原駅から SI 西武池袋線へ直通(SI 西武有楽町線経由飯能駅まで直通) |
開業当時は当駅が終点であったが、ラッシュ時は1番線と2番線の交互に列車が発着し、それ以外の時間帯は1番線のみを使用していた。ただし、列車の転線は当駅ではなく、隣の有楽町駅東側にある両渡り線で行っていた。
利用状況
2017年度の1日平均乗降人員は38,754人であり[1]、東京メトロ全130駅中97位。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[3] |
1日平均 乗車人員[4] |
出典 |
---|---|---|---|
1992年(平成 | 4年)20,019 | [* 1] | |
1993年(平成 | 5年)19,408 | [* 2] | |
1994年(平成 | 6年)18,660 | [* 3] | |
1995年(平成 | 7年)18,309 | [* 4] | |
1996年(平成 | 8年)18,241 | [* 5] | |
1997年(平成 | 9年)18,044 | [* 6] | |
1998年(平成10年) | 18,145 | [* 7] | |
1999年(平成11年) | 17,410 | [* 8] | |
2000年(平成12年) | 17,337 | [* 9] | |
2001年(平成13年) | 17,392 | [* 10] | |
2002年(平成14年) | 17,268 | [* 11] | |
2003年(平成15年) | 35,051 | 17,158 | [* 12] |
2004年(平成16年) | 35,546 | 17,321 | [* 13] |
2005年(平成17年) | 36,425 | 17,616 | [* 14] |
2006年(平成18年) | 37,263 | 17,986 | [* 15] |
2007年(平成19年) | 37,502 | 18,415 | [* 16] |
2008年(平成20年) | 35,982 | 17,671 | [* 17] |
2009年(平成21年) | 35,099 | 17,299 | [* 18] |
2010年(平成22年) | 34,703 | 17,109 | [* 19] |
2011年(平成23年) | 33,658 | 16,556 | [* 20] |
2012年(平成24年) | 33,836 | 16,543 | [* 21] |
2013年(平成25年) | 34,332 | 16,825 | [* 22] |
2014年(平成26年) | 35,170 | 17,181 | [* 23] |
2015年(平成27年) | 36,708 | 17,948 | [* 24] |
2016年(平成28年) | 37,248 | 18,233 | [* 25] |
2017年(平成29年) | 38,754 |
駅周辺
- 東京駅 - 東日本旅客鉄道(JR東日本)東北新幹線・京葉線ほか、東海旅客鉄道(JR東海)東海道新幹線
- 有楽町駅 - 東京メトロ有楽町線、東日本旅客鉄道(JR東日本)山手線・京浜東北線
- 銀座駅 - 東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線
- 京橋駅 - 東京メトロ銀座線
- 銀座柳通り
- 国道15号(中央通り)
- 東京都道405号外濠環状線(外堀通り)
- 銀座通郵便局
- メルサGinza-2
- 伊東屋銀座本店
- 西銀座デパート
- 銀座インズ
- ホテル西洋銀座
- 八重洲富士屋ホテル
- ホテルモントレ銀座
- ホテルモントレ ラ・スールギンザ
- メルキュールホテル銀座東京
- 国際興業本社
- 警察博物館
- 東京交通会館
- 有楽町センタービル(有楽町マリオン)
- 有楽町イトシア
- 有楽町マルイ
- プランタン銀座
- 松屋銀座
- 銀座三越
- 銀座和光
ギャラリー
- Ginza-Itchome-Sta-Ginzadori-Gate.JPG
銀座通り方面改札(2017年2月11日)
- Ginza-Itchome-Sta-concourse.JPG
地下1階コンコース(2017年2月11日)
- Platfome at Ginza-itchome.JPG
2番線ホーム(2008年12月9日)
隣の駅
脚注
出典
- 東京都統計年鑑
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成28年)