サンタナ (バンド)

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サンタナ
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンフランシスコ
ジャンル ラテン・ロック
ブルースロック
フュージョン
活動期間 1966年 -
レーベル コロムビア・レコード
ポリグラム
アリスタ・レコード
公式サイト www.santana.com

サンタナSantana)は、アメリカ合衆国ラテン・ロックバンドギタリストカルロス・サンタナ(Carlos Santana)を中心にしたグループである。

経歴

1966年サンフランシスコで結成されたサンタナ・ブルース・バンドが前身。その後サンタナと改名し、1969年コロムビア・レコードと契約してデビュー。それと同時期にウッドストック・フェスティバルに出演し、話題となる。セカンド・アルバム『天の守護神』(1970年)がビルボード誌のアルバム・チャートで1位を獲得。1971年のアルバム『サンタナIII』ではニール・ショーンが加入してツイン・ギター編成となるが、ジャズ・ロック色を強めたアルバム『キャラバンサライ』(1972年)発表後、大幅なメンバー・チェンジが起こる。新たにトム・コスター等が加入し、バンドを脱退したニールとグレッグ・ローリーは後にジャーニーを結成して、同じく世界的な成功を収めた。

1973年7月の大阪厚生年金会館での模様は、横尾忠則デザインのジャケットでも有名なライヴ盤『ロータスの伝説』(1974年)に収録された。

アルバム『ジーバップ!』(1981年)は、全米9位のヒット作となる。その後の作品はチャート・アクションは低迷するが、バンドはコンスタントに活動を継続。『フリーダム』(1987年)では、ジミ・ヘンドリックスとの共演で知られるドラマー、バディ・マイルスがボーカルを担当。

1998年ロックの殿堂入りを果たす。

1999年に発表したアルバム『スーパーナチュラル』は、バンドにとって28年ぶりの全米1位獲得を果たし、アメリカだけで1500万枚、全世界で3000万枚以上を売り上げるという大復活となる。同作は、グラミー賞史上最多の9部門を受賞し、収録曲「スムース (Smooth)」は、ビルボードのHOT 100で12週連続1位を獲得、バンドにとって初の全米1位シングルとなった。2002年には、アルバム『シャーマン』も全米1位を獲得。

2016年のアルバム『サンタナIV』は、『サンタナIII』に参加したメンバーのうち5人が再結集して制作された[1]

リーダーのカルロス・サンタナはソロ作品も発表しており、ジョン・マクラフリンハービー・ハンコック等のジャズフュージョンや、エアロスミススティーヴン・タイラーメタリカカーク・ハメットといったHR/HM系のミュージシャンとの共演も多い。

メンバー

デビュー時

過去のバンド・メンバー

ボーカリスト キーボーディスト ギタリスト
ベーシスト ドラマー パーカッショニスト
アザー・インストゥメンタル  
  • ジュールス・ブルサード(Jules Broussard): サクソフォーン 1974-75
  • マイルス・デイヴィス(Miles Davis): トランペット 1976
  • アレックス・ジャックマン(Alex Jackaman): トランペット 1993
  • オラン・コルトレーン(Oran Coltrane): サクソフォーン-1992
  • ラッセル・タブス(Russell Tubbs): フルート - 1978
 

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

ライヴ・アルバム

企画盤

  • Greatest Hits オリジナル・グレイテスト・ヒッツ (1974)
  • Viva Santana! ビバ・サンタナ (1988) - フィルモア出演20周年記念
  • Dance of the Rainbow Serpent ダンス・オブ・ザ・レインボー・サーペント (1995)
  • The Best Of Santana ザ・ベスト・オブ・サンタナ (1998) - デビュー30周年記念
  • The Best Of Santana VOL.2 ザ・ベスト・オブ・サンタナ VOL.2 (2000)
  • Fried Neckbones & Home Fries ザ・ビギニングス (2000)
  • The Essential エッセンシャル (2002) - SME Essential Series
  • The Birth Of Santana サンタナ紀元 (2002)
  • Ceremony - remixes & rarities セレモニー (2004)
  • Ultimate Santana ヴェリー・ベスト・オブ・サンタナ (2007)

カルロス・サンタナ ソロ・プロジェクト

  • Live! - Carlos Santana & Buddy Miles カルロス・サンタナ&バディ・マイルス!ライヴ! (1972)
  • Love,Devotion and Surrender - Carlos Santana & Mahavishnu John McLaughlin 魂の兄弟たち (1973)
  • Illuminations - Carlos Santana & Alice Coltrane 啓示   (1974)
  • Oneness,Silver Dreams - Golden Reality ワンネス (1979)
  • Swing Of Delight スイング・オブ・デライト (1980)
  • Havana Moon ハバナ・ムーン (1983)
  • Blues For Salvador サルバドールにブルースを (1987)
  • Santana Brothers サンタナ・ブラザース (1994)
  • Divine Light - Bill Laswell Remixed ディヴァイン・ライト:カルロス・サンタナRemix/ビル・ラズウェル (2001)

各国での公演

日本公演

7月25日 大阪、26日 東京
6月27日 福岡市九電記念体育館、28日 広島郵便貯金会館、30日,7月1日 名古屋市公会堂、2日,3日,4日 大阪厚生年金会館、5日 京都会館、6日,7日 日本武道館、10日,11日 北海道厚生年金会館
11月23日 金沢市民会館、25日 新潟県民会館、26日 秋田県民会館、29日,30日 北海道厚生年金会館、12月3日 横浜文化体育館、5日 名古屋市公会堂、6日 和歌山県民文化会館、7日,12日 大阪厚生年金会館、8日 渋谷公会堂、9日,10日 日本武道館、11日 京都会館、13日 広島県立体育館、14日 福岡九電記念体育館
2月20日,21日 日本武道館、22日 フェスティバルホール、25日,3月1日 大阪厚生年金会館、27日 京都会館、28日,29日 高松文化センター、2日 岡山県立体育館、3日 新日鐵大谷体育館、5日 熊本県立体育館、6日 福岡九電記念体育館、8日 広島県立体育館、9日 名古屋市公会堂、10日 横浜文化体育館、11日,12日 渋谷公会堂、13日 新潟県立体育館、15日 登別室蘭健保体育館、16日,17日 北海道厚生年金会館
10月16日 福岡九電記念体育館、18日 広島郵便貯金会館、19日 大阪厚生年金会館、20日 名古屋市公会堂、22日,23日 日本武道館、24日,25日 フェスティバルホール
8月2日 横浜スタジアム、3日 京都会館、4日 名古屋市公会堂、6日 フェスティバルホール、7日 福岡スポーツセンター
7月3日 横浜文化体育館、4日 浜松市民会館、6日,7日 フェスティバルホール、9日 名古屋市公会堂、10日 NHKホール、11日 宇都宮市文化会館、13日 群馬音楽センター、14日 千葉県文化会館、15日 中野サンプラザ、16日 日本武道館
6月1日 軽井沢プリンスホテル
5月15日,18日 フェスティバルホール、17日 福岡サンパレス、19日 名古屋市公会堂、21日 日本武道館、22日 神奈川県民ホール
4月20日 神奈川県民ホール、21日 川口リリア、22日 日本武道館、24日 神戸国際会館、25日 フェスティバルホール、26日 名古屋市民会館
4月22日,23日 東京国際フォーラム、24日 神奈川県民ホール、26日 愛知県勤労会館、27日 フェスティバルホール、28日 日本武道館
11月6日 フェスティバルホール、7日 名古屋センチュリーホール、8日 なんばHatch、10日,11日 日本武道館
7月22日 富士スピードウェイ、23日 泉大津フェニックス
3月12日 日本武道館、13日 東京国際フォーラム
4月22日 盛岡市民文化ホール、24日 大阪市中央体育館、25日 名古屋センチュリーホール、27日 日本武道館

米国公演

9月 カリフォルニア州グレン・ヘレン・リージョナル公園[4]

脚注

注釈

出典

外部リンク