夜空 (五木ひろしの曲)
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「夜空」(よぞら)は、1973年10月に発売された五木ひろしのシングルである。「あなたの灯」から4作ぶりのオリコンでのBEST10入りとなった。
解説
- 本曲は1973年12月に日本レコード大賞を受賞した。しかし同年末の『第24回NHK紅白歌合戦』では、同年には「ふるさと」の方がヒットしていたということでこちらが歌われ、「夜空」は披露されなかった。日本レコード大賞受賞曲が『NHK紅白歌合戦』で歌唱されなかったのは、この時が初めてであった。
- なお「夜空」は、五木のデビュー35周年記念として、1999年末の『第50回NHK紅白歌合戦』で紅白初披露された。さらに、2017年末の『第68回NHK紅白歌合戦』では、同年7月に79歳で他界した作曲家・平尾昌晃への追悼を込めて、紅白にて18年振り2回目の歌唱となった。
- 1986年8月中旬までのシングルの累計出荷枚数は81.0万枚(徳間ジャパン調べ)[1]で、同時点で五木のシングルとしては歴代5位のヒットとなっている(デュエット曲を除く)[1]。
- 本曲が発売された頃からハンドマイクが普及し、五木の特徴である「ボクシングの構えを模した振り付け」が行われるようになった。また台湾でもヒットしたが、同地では作曲者が平尾昌晃ではなく「日本国」とされている[2]。
- 2008年に米国出身の演歌歌手ジェロがアルバム『COVERS』でカバーしている。
- マレーシアでは張少林によって『情茫茫』のタイトルで客家語カバーされている。
収録曲
(全作詞:山口洋子、作曲:平尾昌晃、編曲:竜崎孝路)
- 夜空[3:01]
- テール・ランプ[3:37]